2015 年(平成27年)9月30日掲載 「今日のストレス 明日の病気 ~発作性心房細動~」 (前略)「心臓の内部には心房という部屋があり、こ この『洞結節(どうけっせつ)』という部分が規則的に 発する電気信号で心臓は動いています。ところが、 心房のあちこちで不規則に電気信号を出すことがあ り、これで心臓の動きが乱れるのが心房細動です」と 解説するのは、大森赤十字病院心臓血管外科部長 の田鎖治医師。 頻脈(ひんみゃく)の他にも脈が飛ぶ、あるいは胸 の痛みなどの症状を示すこともあるという。田鎖医師 によると、「初めのうちは自然に治まっていても、繰り 返すうちに電気ショックなどの医療処置をしないと止 まらなくなることもある。放置すれば失神や心不全、 脳塞栓(そくせん)を引き起こすリスクも…」というか ら、甘く見るのは危険だ。 原因は、ストレス、飲酒、過労、睡眠不足などさま ざまで…(後略)。 【記事本文より抜粋】 大森赤十字病院
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