WEC イスタンブール大会(2016 年) 論 文 募 集 要 項

一般社団法人日本動力協会
2015.8.20
WEC イスタンブール大会(2016 年)
論
文
募
集 要 項
2016 年 10 月 10 日(月)から 13 日(木)の間、 新たな地平線を目指して ~エネルギーの未来と革新
~(Embracing New Frontiers) をテーマに、トルコのイスタンブールにて開催される世界エネルギー会
議(WEC)第 23 回大会の論文募集要項は以下の通りです。
論文募集要項(概要)
(1)日程
論文受付開始
2015 年 10 月 1 日
論文提出締切
2016 年 2 月 28 日
論文選考結果発表
2016 年 5 月 15 日
表彰論文発表
2016 年 7 月 1 日
論文プレゼンテーション*
2016 年 10 月 10~13 日
*採択された論文は、専門家フォーラム会場にて口頭発表できる。
また、全論文は USB で参加者に配布される。
(2)ガイドライン
<総論>
・論文は、既刊のいかなる文献とも異なる内容のものであること。
・論文は、論文募集期間中において、他のいかなる会議・論文誌に対しても併願してはならない。
・論文は、英語表記とし、全体で 15 頁を超えない長さであること。
<レイアウト>
・A4 国際標準サイズとし、上下左右 2.54 センチの余白を持たせ、段組みはしないこと。
・ 本 文 は 、 11 ポ イ ン ト の Arial ま た は Times New Roman の フ ォ ン ト で 、 行 間 を つ め て
(single-spaced)書くこと。脚注は、9 ポイントとする。
<構成>(全体で 15 頁以下)
① カバー(1 頁):題・著者・関連事項
・提出、選考、発表、発表後の全段階における問合せ責任者を明示すること。
・全共著者について、住所・メールアドレス・電話/ファックス番号(国別コード・市外局番)を明記
すること。
② 要旨(1 頁):主な発見・成果・キーワード
・論文の目的・対象範囲・主要ポイントおよび結論について、1 頁の要旨をまとめ、論文に付加する
こと。
・3~5 のキーワードをあげること。
③ 本文(10 頁以下)
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・図/表は、本文中の適切な場所に、表題と通し番号をつけて掲載すること。
・脚注は、通し番号を上付きの数字でふって文中に示すこと。
④ 結論およびそれに関連して予想される影響(1~2 頁)
⑤ 参考資料
・引用した全ての文献は、論文の後に参考資料リストとして、明示すること。
⑥付録
・付録はできるだけ避け、本文中に含めること。不可避な場合は、論文末尾に記載すること。
<提出ガイドライン>
・2015 年 10 月 1 日より、オンライン提出の受け付けを開始する。
・PDF フォーマットで提出のこと。
・著者は、提出後、必要な追加質問に答えなければならない。
<問合せ先>
Ms. Emily Melton
[email protected]
Mr. Kemal Kiran
[email protected]
大会公式サイト
http://wec2016istanbul.org.tr
<論文テーマ>
WEC の 4 つの主要活動分野に関連するテーマについて、執筆すること。
① エネルギーシナリオ
重大な不確実性や意志決定のポイントについての理解を深め、将来の方向性を描くのに役立つ総
合的なエネルギーシナリオがあれば良いのでは?
② エネルギー資源と技術
エネルギー資源と革新的技術についてのポイントとは?
特に以下について着目したい。
(資源例)
石炭、石油、バイオマス、廃棄物、泥炭、地熱、CCUS、ガス、ウラン/原子力、水力、海洋、風力、
太陽、エネルギー貯蔵、エネルギー効率向上、
自動車の電動化
③ エネルギー政策トリレンマ
トリレンマはエネルギーの 3 つの目標(①エネルギー安全保障、②社会的公正(アクセスと入手可
能な価格であること)、③環境影響緩和(地域汚染と気候変動))への達成度合いを評価するため
の 21 世紀の政策枠組みである。
エネルギートリレンマに取り組むことは、並々ならぬ環境、社会そして経済面でのチャレンジであり、
政府のみならず、民間企業や社会による国および国際的な行動を必要とする。
(テーマ例)
〇エネルギートリレンマ指標
持続可能なエネルギーシステムの構築に向けた各国の取り組みを比較するための既存の評
価方法は、どのように改善すれば良いか?
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既存の指標は、以下を参照のこと。
http://www.worldenergy.org/data/trilemma-index/
〇市場設計
現在の市場設計は、エネルギーの供給や技術の変化を反映していないので、エネルギー企
業には、現在提供しているサービスを補うための新しいモデルが必要である。転換期にあるエ
ネルギー分野の新たな現実を反映した革新的な市場設計とはどんなもの?
〇地域間連系
エネルギー資源は世界中に不均一に賦存しており、国境を越えて連系されていることは稀で
ある。しかし、政策や規制は国境によって(国別に)定められたままになっている。
地域間連系に対する主な障害はどのようにすれば、取り除くことができるのか、そして、トリレン
マ利益を確実にするための条件はどのように作りだすことができるのか?
④ エネルギーインフラ強靭化のための融資
強靭化は、優秀な経営者達が、変化しているリスクや世界経済の不確実性に対応するための
概念として構築される。
強靭化を考えるに当たっては、エネルギーシステムがいかなる突然かつ想定外のイベントにも
対応できることを保証するため、不確実性の予測を市場やインフラの設計に織り込むことが必
要。
強靭化の概念をエネルギーに関する意思決定に織り込むことは、世界中で重要度が増してお
り、エネルギートリレンマ目標達成に必須のことでもある。
(テーマ例)
〇異常気象
異常気象に関連するリスクは、より強靭なエネルギーインフラの開発支援に向けた投資決定の
ための技術的/経済的評価の中にどのように織り込むことができるのか?
エネルギー分野を横断して、新たな常態(New Normal)に向かう最良の戦略は何か?
〇エネルギー/水/食糧の連鎖
3 つの領域の相互依存性に対処し、将来の利用を維持するための現実的な解決策は?
〇サイバーアタック
サイバー強靭性の好事例から我々は何を学び、今日の相互接続可能性に対応するには、エ
ネルギー産業はどのようなタイプの変化が求められているか?
我々は、サイバーリスクを運用上のリスクから経営上の課題としてどのように変えていくのか?ト
ップは、何を知り、将来のとてつもない妨害行為にシステムが備えるには何ができるであろう
か?
論文募集要項の全文(英文)は、下記ホームページをご参照ください。
http://www.wec2016istanbul.org.tr/call-for-papers/
イスタンブール大会への論文投稿についてのご質問等は、世界エネルギー会議国内委員会事務局である
日本動力協会事務局にお問い合わせください。
TEL03-3502-1261
E-mail:[email protected]
以 上
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