九州内の奏功事例集

九州内の住宅用火災警報器奏功事例
場
所
出火
出火原因
時間
佐
賀
県
09 鍋のかけ
時頃 忘れ
鹿
児
島
県
12 鍋のかけ
時頃 忘れ
長
崎
県
02
時頃
佐
賀
県
21 鍋のかけ
時頃 忘れ
福
岡
県
09 鍋のかけ
時頃 忘れ
福
岡
県
12 鍋のかけ
時頃 忘れ
福
岡
県
テーブル
タップが
10
劣化・断
時頃
線等によ
り発火
大
分
県
09 鍋のかけ
時頃 忘れ
不明
概要
70歳代の女性が、ガスコンロに鍋を掛け牛乳を温めている途中で、8
0歳代の夫と庭で草取りを行なった。
自宅台所に取り付けている住宅用火災警報器の煙感知器(ワイヤレス
式)が作動し、夫が「火事です。火事です。」という警報音に気づき、
台所へ行ったところ、鍋から煙が出ていたためコンロの火を止め隣の家
に119番通報をお願いしに行ったもの。
1世帯2人(80歳代女性・50歳代男性)が居住する専用住宅の台
所で,80歳代女性が料理を温めるためにフライパンに材料を入れて,
ガスコンロに火を点けたが,いつのまにかそのことを忘れてしまったも
の。
時間の経過とともに,料理が炭化し発煙したもので,住宅用火災警報
器の警報音と部屋に充満した煙を確認したが,状況を把握できず狼狽
し,隣人に助けを求めた。
駆けつけた隣人がガスコンロの火を消し,火災には至らなかった。
なお,隣人の妻が消防署に119番通報した。
一人暮らし、男性(60歳代)が夜中に2階寝室で就寝中階段の住宅
用火災警報器の音で目覚め、煙の中、階段を下りると1階居間(6畳)
のコタツ部分が炎に包まれて延焼中であった。
バケツに水道水を2杯かけたが消火できず、隣家に駆け込み、隣人が
屋外からガラス窓を割り、そこから消火器を差し入れ放射し消火した。
本事案は、一人暮らし高齢者宅(80才代)にて事案発生、火元確認
後危険性はなかったが緊急通報装置で連絡したもの。
現場到着時、台所の窓及び勝手口が開放されており、煙等は認められな
い。
ガステーブル(LPG)に鍋を掛け煮物を作っていたが、30分程度
放置したままの状態(換気扇未使用)で、台所南隣の居間(閉戸)にて
テレビを観ていたら、住宅用火災警報器が発報する。居間の戸を開ける
と台所に煙が充満していた為、換気を実施し消防署へ連絡したとのこ
と。
尚、消火隊が台所を調査するも焼損などはない。
台所のガスコンロに味噌汁の小鍋を掛けたままお寺に出かけ、留守を
していたもので、通りがかりの住民が住宅用火災報知器のブザー音に気
付き、玄関が施錠されていたので台所の窓から入りコンロの火を止め
た。進入時、屋内は白煙が充満していたが火炎は無く、鍋の中が黒焦げ
で、住宅用火災報知器すべてが鳴り響いていたもの。
主婦(80歳代)が、ガスコンロに鍋をかけ火をつけたまま隣の部屋
でテレビを見ていると、階段に設置の住宅用火災警報器が鳴りだしたの
で119番通報した。
そして敷地内に住む大家さんに知らせ、二人で家に戻ると、ガスコン
ロの上の鍋が空炊きになっていたためガスコンロの火を止めた。室内は
煙が充満していたが、すぐに火を止めることができたため火災には至ら
なかった。
3人暮らしの住宅(世帯主夫妻、長男)にて妻が、寝室のコンセントに
テーブルタップを差し込み掃除機を使用、電源を切り他の部屋にいると
ブザーのような音が聞こえた。住宅が道路に面しているため、外からの
音と思い、窓の外を確認しようとすると、隣の寝室から住宅用火災警報
器の音声が「火事です。火事です。」と鳴っていた。あわてて寝室へ入
ると天井に設置してある警報器が発報して鳴っていた。部屋の中を見渡
すが、燃えているものはなく、とっさにテーブルタップを引き抜いて確
認するとコードの被覆の一部分が破れ、中が黒く焦げたような状態に
なっていた。煙などはあわてていて確認していない。
テーブルタップを見分すると、スパークしたような痕跡があり、住宅
への延焼なし。
関係者は調理の目的で直径20cm位のフライパンに少量の油を入れコ
ンロに掛けたが、そのまま電話で話し込んでしまう。結果、異常過熱さ
れた油から多量の煙が発生し住宅火災警報器が発報する。それに気付い
た関係者は、すぐにコンロの火を止め火災には至らなかった。なお、住
宅用火災警報器が鳴動したこともあり、関係者は消防へ通報した。