資料3 統計からみた 御嵩町の現状 御嵩町総務部企画課 平成27年3月 (岐阜県環境生活部統計課資料を利用) 1 御嵩町の人口は減少が続いている 1995年:19,980人 → 2010年:18,824人(Δ1,156人) 15年間で1,156人の減少(人口の約6%) 総人口の推移(御嵩町) (人) 25,000 19,980 20,000 17,965 18,830 19,653 19,272 18,824 18,768 18,597 18,380 18,193 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 16,794 15,000 10,000 5,000 0 1980年 1985年 1990年 1995年 2000年 2005年 出典:総務省「国勢調査」,2011年以降は岐阜県「人口動態統計調査」 ※各年10月1日現在 2 0~14歳の子どもが減る一方、65歳以上の高齢者が増加。 15~64歳人口は2000年頃から減少が続いている。 1995年 2014年 増減数 0~14歳 3,684人 2,255人 ▲1,429人 15~64歳 13,113人 10,890人 ▲2,223人 65歳~ 3,183人 5,009人 1,826人 13,113 12,400 13,000 12,878 12,432 11,893 11,719 11,840 11,563 10,976 11,215 10,890 11,000 0~14歳 15~64歳 65歳以上 生産年齢人口(15~64歳) 9,000 7,000 高齢者人口(65歳~) 5,000 3,000 1,000 4,032 1,786 1980 4,144 2,102 1985 3,864 3,684 3,183 3,662 3,113 2,566 1990 1995 2000 4,159 2,634 2005 4,544 4,565 4,681 4,833 5,009 2,347 2,323 2,314 2,293 2,255 2010 2011 2012 2013 2014 年少人口(0~14歳) ※各年10月1日現在 3 H22国勢調査からみた人口ピラミッド 若い世代が少なく、中高年層に厚みのある年齢構造 団塊世代と団塊ジュニア世代が多い人口構造 今後、厚みのある中高年層が65歳以上となり、高齢者はさらに増加するとみられる。 人口に占める65歳以上人口の割合 1980年:10.6%(20位) → 2010年:24.2%(20位) 2010年人口ピラミッド(御嵩町) 100歳以上 95~99 90~94 85~89 80~84 75~79 70~74 65~69 60~64 55~59 50~54 45~49 40~44 35~39 30~34 25~29 20~24 15~19 10~14 5~ 9 0~ 4 1,000 総人口 0~14歳 15~64歳 65歳以上 女 男 人口(人) 構成比(%) 18,824 100.0 2,347 12.5 11,893 63.3 4,544 24.2 <岐阜県全体の人口構成> ・0 ~14歳:14.0% ・15~64歳:61.9% ・65歳以上:24.1% <構成比の県内順位> 500 出典:総務省「H22国勢調査」 0 500 1,000 (人) 0 ~14歳人口 34位 15~64歳人口 12位 65歳以上人口 20位 ※数値の大きい順 4 出生数が減少する一方、死亡数が増加する傾向。 H16年以降、死亡数が出生数を上回る自然減少が続いている 2014年と1981年を比較すると、出生数、死亡数が反転している。 2013年(H25)の自然動態では出生数138人、死亡数214人、△76人の自然減少 230 210 219 190 214 出生数 170 150 130 110 138 127 90 死亡数 出生数 死亡数 70 5 近年は県外への転出超過が多くみられる傾向。 H25の社会動態:転入 623人、転出 736人、113人の転出超過 県内・県外等別転入転出差の推移(御嵩町) (人) 500 県外等 400 県内 300 計 200 100 0 -100 -200 -300 -400 -500 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 出典:岐阜県人口動態統計調査 ※計、県外等には職権記載等を含む。 ※転入転出数は前年10月1日~同年9月30日の合計 (年) 6 かつて多くを占めた住宅事情を理由とする転入超過は大幅に縮小。 一方、結婚等を理由として転出超過が続く (人) 移動理由別転入転出差の推移(御嵩町) 600 不詳 その他 400 環境・利便等 200 住宅事情 結婚等 0 学業上 -200 職業上 計 -400 -600 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 出典:岐阜県人口動態統計調査(不詳=外国人+職権、環境・利便等=生活環境の利便+自然環境+交通の利便) (年) 7 職業上や結婚等を理由として20代を中心に転出超過。 一方、住宅事情では30代の転入超過がみられる 主な移動理由でみた世代別日本人の社会動態(御嵩町 H25) 職業上 (人) 30 男 女 転入超過 20 20 10 10 0 0 △ 10 △ 10 △ 20 転出超過 △ 30 0~9 10~19 20~29 30~39 40~49 50~59 60歳以 上 結婚・離婚・縁組 (人) 30 男 女 転入超過 転出超過 0~9 10~19 20~29 30~39 40~49 50~59 60歳以 上 住宅事情 (人) 30 10 10 0 0 △ 10 △ 10 △ 30 女 △ 30 20 転出超過 男 転入超過 △ 20 20 △ 20 学業上 (人) 30 男 女 転入超過 △ 20 転出超過 △ 30 0~9 10~19 20~29 30~39 40~49 50~59 60歳以 上 0~9 10~19 20~29 30~39 40~49 50~59 60歳以 上 出典:岐阜県「岐阜県人口動態統計調査結果」(平成25年) ※社会動態=転入者数-転出者数 8 参考:将来の人口の見通し(総人口の推移) (国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」平成25年3月) 御嵩町の人口(男女計) (人) 25,000 19,980 18,830 20,000 19,653 19,272 18,824 17,965 18,311 17,728 16,794 17,051 16,289 15,458 14,561 15,000 10,000 5,000 実績値 推計値 0 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030 2035 出典:国勢調査、2015年以降は国立社会保障・人口問題研究所「 日本の地域別将来推計人口」(平成25年3月推計) 2040 (年) 9 参考:将来の人口の見通し(年齢3区分別人口の推移) (国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」平成25年3月) 御嵩町の年齢3区分別人口(男女計) (人) 14,000 13,113 12,400 12,878 12,432 11,719 12,000 推計値 11,920 10,956 10,976 10,163 9,530 10,000 15歳未満 8,974 8,427 15~64歳 7,734 8,000 65歳以上 6,000 5,667 5,817 5,752 5,567 5,466 1,898 1,704 1,563 1,464 1,361 2025 2030 2035 2040 5,214 4,032 4,144 4,000 3,864 4,159 3,684 3,183 2,000 1,786 2,102 4,556 3,662 3,113 2,634 2,566 2,348 2,141 0 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 (年) 出典:国勢調査、2015年以降は国立社会保障・人口問題研究所「 日本の地域別将来推計人口」(平成25年3月推計) 注)2010年の年齢3区分別人口は、年齢不詳を按分した人口。 10 一般世帯数が増加する一方、 1世帯当たり人員数は減少 核家族、単独世帯が増加 単独世帯は1985以降の25年間で2.6倍に。 平均世帯人員:3.9人(1985年)→2.9人(2010年 県内20位) 家族類型別一般世帯数の推移 (御嵩町) (世帯) 3世代同居世帯 963世帯 一般世帯数のうち 15.2% 県内29位 7,000 6,326 5,648 6,000 5,813 5,960 1,327 5,000 5,000 4,000 4,653 1,588 1,543 1,424 1,575 1,542 その他 3,861 3,000 2,000 2,672 3,364 3,558 696 712 核家族世帯 3,729 単独世帯 2,942 1,000 0 439 483 1985 1990 1995 2000 出典:総務省「国勢調査」 注:一般世帯は、病院、社会福祉施設などで生活する人を除いたもの。 807 2005 1,138 2010 (年) 11 高齢の夫婦のみ世帯や高齢単身世帯が大きく増加 1985年以降の25年間で高齢夫婦のみ世帯は4倍、高齢単身世帯は3.4倍に増加。 高齢夫婦・高齢単身世帯数の推移(御嵩町) (世帯) 1,200 1,000 高齢夫婦のみ世帯を 夫婦とも65歳以上の夫婦のみ世帯数に限ってみると 2010年:577世帯 一般世帯総数に占める割合 9.1%(県内20位) 723 800 高齢夫婦のみ 世帯 615 高齢単身世帯 600 499 364 400 注:高齢夫婦は夫65歳以上、 妻60歳以上の夫婦のみ世帯 248 200 高齢単身は65歳以上 461 180 136 172 1985 1990 232 268 1995 2000 353 0 2005 2010 (年) 12 12 出典:総務省「国勢調査」 御嵩町の総生産は553億円 1人当たり市町村民所得は2,626千円 総生産は県(名目71,236億円)の0.8%、岐阜県内30位 1人当たり市町村民所得は県(2,657千円)の98.9%、県内16位 ※1人当たり所得には企業所得等を含み、市町村全体の経済水準を示すもの 市町村内総生産と増減率(成長率)の推移 (御嵩町) 総生産 (億円) 678 700 684 30.0 638 601 582 600 558 500 481 3.9 20.0 553 533 500 (%) 増減率 504 12.8 12.7 0.8 10.0 4.3 1.0 5.6 400 0.0 -5.0 300 -10.0 -6.7 -12.6 200 -20.0 100 -30.0 0 -40.0 2001 2002 2003 2004 2005 出典:岐阜県統計課「平成23年度岐阜県の市町村民経済計算」 2006 2007 2008 2009 2010 2011 13 (年度) 第2次産業が49%、第3次産業が50%を占める産業構造 製造業、サービス業の割合が高い 市町村内総生産の経済活動別構成比 農林漁業 0.7 鉱業 0.1 ( 御嵩町 ) 金融・保険業 2.5 2001 (H13) 運輸・通信 3.5 電気・ガス・水道, 3.6 製造業 29.9 建設業 10.2 卸売・小売業 4.8 サービス業 19.0 その他 12.3 不動産業 13.3 金融・保険業 1.9 電気・ガス・水道, 1.9 製造業 43.1 2011 (H23) 建設業 卸売・小売業 6.0 4.1 不動産業 12.2 運輸・通信 3.2 サービス業 15.7 その他 11.4 鉱業 0.0 農林漁業 0.5 0 10 20 30 40 50 60 70 出典:岐阜県統計課 「平成23年度 岐阜県の市町村民経済計算」 注:(1) 「不動産業」には、持ち家の帰属家賃を含んでいる。 (2) 「運輸・通信」は、H13は「運輸・通信業」、H23は「運輸業」と「情報通信業」の合計。 (3) 「その他」は、政府サービス生産者と、対家計民間非営利サービス生産者の合計。なお、輸入品に課される税・関税等も含めている。 80 100 (%) 90 14 産業別の従業者数は、製造業が44.2%と最も多くを占める。 次いで卸売・小売業が16.1%と多い。 H24(2012) 教育,学習支援 0.8 産業別従業者数の構成比(御嵩町) サービス業(他に分 その他 1.8 類されないもの), 2.4 医療、福祉 7.7 (単位:%) 建設業 6.4 生活関連サービス業, 娯楽業, 8.8 宿泊業,飲食サービ ス業, 9.4 製造業 44.2 金融・保険業, 0.7 卸売・小売業, 16.1 運輸業,郵便業, 1.5 出典:総務省「平成24年-経済センサス活動調査」 注)事業内容等が不詳の事業所を除く。公務を除く。 情報通信業, 0.2 その他=農林漁業+鉱業 +電気・ガス・熱供給・水道業 +不動産業,物品賃貸業 +学術研究,専門・技術サービス業 +複合サービス業 15 産業別従業者でみると、全国と比べ、 製造業の特化係数が高いことが特徴 産業別事業所数、従業者数(H24)-経済センサス活動調査 事業所数 総数 農林漁業 鉱業 建設業 製造業 電気・ガス・熱供給・水道業 情報通信業 運輸業,郵便業 卸売・小売業 金融・保険業 不動産業,物品賃貸業 学術研究,専門・技術サービス業 宿泊業,飲食サービス業 生活関連サービス業,娯楽業 教育,学習支援業 医療、福祉 複合サービス事業 サービス業(他に分類されないもの) 676 1 1 96 100 0 1 13 175 6 20 13 69 69 26 40 7 39 出典:総務省「平成24年-経済センサス活動調査」 注)事業内容等が不詳の事業所を除く。公務を除く。 従業者数 (人) 7,215 5 1 465 3,189 0 14 106 1,162 48 31 32 680 637 57 559 59 170 産業別従業者数の 構成比による特化係数 構成比 全国=1.00 100.0 1.00 0.1 0.11 0.0 0.36 6.4 0.93 44.2 2.67 0.0 0.00 0.2 0.07 1.5 0.25 16.1 0.77 0.7 0.23 0.4 0.16 0.4 0.15 9.4 0.97 8.8 1.94 0.8 0.26 7.7 0.70 0.8 1.33 2.4 0.29 県=1.00 1.00 0.09 0.19 0.89 1.77 0.00 0.24 0.33 0.80 0.26 0.27 0.21 0.96 1.68 0.35 0.77 0.99 0.37 16 H24年の出荷額は約1100億円 製造業製造品出荷額等の推移 (億円) 1,200 御嵩町(製造業製品出荷額) (従業者規模4人以上) 平成24年<県内 14位> 16 1,095 1,106 1,062 1,049 14 977 1,000 915 858 800 12 758 10 668 612 600 535 561 559 8 455 389 400 6 380 4 200 2 0 0 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24(年) 出典:経済産業省「工業統計」、H23のみ総務省「経済センサス活動調査」。 17 製造業の従業者数は、H24年は増加。 製造業従業者数の推移 (人) 御嵩町(製造業従業者数) (従業者規模4人以上) 4,500 3,899 4,000 3,498 3,500 2,953 3,000 2,598 2,500 2,291 3,104 3,683 3,568 3,403 3,485 3,244 2,659 2,432 2,033 1,973 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 (年) 2,000 1,945 1,500 1,000 500 0 出典:経済産業省「工業統計」、H23のみ総務省「経済センサス活動調査」。 18 輸送用機械器具が約1/3を占める。次いでプラスチック製 品が20.8%、電子部品・デバイスが15.3%を占める。 製造品出荷額等の業種構成< 御嵩町 > その他 20.7% 窯業・土石製品 7.5% 平成24年 製造品出荷額等 合計 輸送用機械 35.7% 1106億円 電子部品・デバイス 15.3% プラスチック製品 20.8% 出典:県統計課「平成24年工業統計」(4人以上) 注:一般機械=はん用機械器具+生産用機械器具+業務用機械器具 事業所数が少ないため製造品出荷額が秘匿となっている業種は「その他」に含む。 19
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