こちら - 江東楓の会

社会福祉法人
江東楓の会
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編
発
行
集
所
社会福祉法人江東楓の会
江東区南砂1-6-9
平成27年 6月 22日 第28号
編集責任者
理事長 夏梅 照子
TEL 5617-3750 FAX 5617-3752
理事長よりごあいさつ
理事長 夏梅 照子
今年の春はあっという間に過ぎていきなり真夏の陽気となり、体調の管理が大変だったと思います
が皆様におかれましてはご健勝にてお過ごしのことと存じ上げます。
日頃より皆様には江東楓の会の事業運営へ多大なるご支援とご協力を賜り厚く御礼申し上げま
す。
新年度に入り早2ヶ月が過ぎました。新入所者の皆さんもすっかり施設にも慣れてお元気で通所さ
れ、一昨日執り行われた施設のお祭りでは楽しい一日を過すことが出来たようです。これからも利用
者の皆さんに安全で安心して頂ける支援の提供に向け、職員一人ひとりが更なるスキルアップを目
指すため、職員研修に力を入れていく所存です。
昨年10月からスタートした指定特定相談支援事業が、今年度4月より亀戸福祉園内に事業展開し
2ヶ所の事業所が出来ました。障害福祉サービス等を利用する皆様のより良いサービス等利用計画
作成のために専門員を置き、対応に当たっているところです。ご本人や家族の高齢化など当方人の
抱いている問題は沢山ありますが、親の会の皆さんと連携を密にして問題解決に当たって行きたい
と思います。今年度も変わらぬご支援とご協力を宜しくお願い致します。
1
「第 13 回かめ亀カーニバル 終了!!」
江東区亀戸福祉園 支援員 宝 可奈子
今年度最初の行事、「第 13 回かめ亀カーニバル」が6月6日(土)に無事に終了しました。
今年度は、新たな取り組みとして、当園利用者が色付けをした、“かめ”の絵をTシャツにプリントし
ました。カラフルな色合いが当園の雰囲気を表している素敵なTシャツに仕上がりました!
今年度も毎年恒例のサンバに来ていただき、大盛況でした。また、和太鼓のパフォーマンスは、
二部制で行っていただきました。和太鼓の響きは、身体全体に響き渡り、当園利用者も五感で楽し
むことが出来ていました。模擬店コーナーでは、から揚げの販売を行い、みんな大好きなから揚げ
は、大人気でした。かめ亀カーニバルに向けて、職員、利用者一丸となって準備を行ってきた結果、
大成功に終わりました!
みなさん、ご協力ありがとうございました。
今後の予定としましては、7月に災害時を想定した延長支援を予定しています。また、9月には宿
泊旅行 in 伊香保を予定しています。
「近況報告」
ワークセンターつばさ 支援係長 渡邊 卓也
4月に、第三あすなろ作業所より異動してきた私が、今回のつばさの近況報告となります。今年度
は江東特別支援学校より 2 名の入所者を迎え、39 名でスタートしましたが、吉報として 5 月に 1 名が
一般企業への就職が決まりました。また、職員は私を含め 5 名の新しい職員が加入しました。
つばさでは、昼休みに毎日散歩を行っていますが、隅田川沿いを歩く参加者の表情が穏やかで、
雑談を踏まえた笑顔が良く見られる取り組みだと感じます。私の 2 ヶ月としては、作業の納品やお煎
餅の販売・または外出等で運転をする機会が増え、佐賀町周辺の街並みがやっとわかり始めました。
利用者の皆さんとも様々なお話をしながら信頼関係を構築中です。
つばさの風物詩となっている、玄関先の緑のカーテンを設置。今年は、例年通りの「ゴーヤ・朝顔
・風船かずら」に加え、私の家庭菜園の知識から「インゲン」を植えました。毎日の成長を皆で楽しん
でいるところです!
2
「第16回サン3フェスティバル」
第三あすなろ作業所 支援係長 安藤 修
「わぁ~凄い雨、明日晴れるかな~?!」
と、お祭り前日の雨の中での会場設営をしていた利用者・職員全員が空を見上げてつぶやきました。
そして、5月30日(土)“第16回サン3フェスティバル”は、朝から快晴となり昨日の天気が嘘のように、
夏日を感じさせる暑い陽気でした。
開場時間前から、バザー会場への長蛇の列が道路の方まで続くほど、会場の熱気を感じました。
そして、祭りがスタート!恒例の猿回しやリフティング、パントマイム、ビンゴ大会と、ステージは太陽
の暑さと皆さんの笑顔の熱さで盛り上がりました。また、模擬店や食堂での販売も、完売が続出する
程の大盛況でした。
小さいお子様から、お年寄りの方々まで沢山の地域の方々のご来場、誠にありがとうございました。
そして、ご協力いただいた大勢のボランティアの方々、関係機関の皆様、ご家族の方々には感謝申
し上げます。ありがとうございました。
これから梅雨の時期、体調管理には十分気を付けて過ごしていきたいと思います。
「新年度を迎えて」
若竹作業所 支援係長 原 隆典
この4月で若竹作業所に勤務をして3年目を迎えることができました。
これまでの2年間の経験を活かして、よりよい支援を進めていけるように努めていきたい
と思います。
さて、若竹作業所では、4月より本館・分室の職員配置の見直しなどにより、慌ただしい
スタートを切りましたが、2カ月が経ち、利用者の方々も職員もリズムがつかめてきたよう
に感じています。
5月には還暦を迎えた利用者の方のお祝いの会を開きました。主役のご本人は、講師の方
のご厚意により、ピンク色の着物を着つけていただき、主賓席に。仲間からのお祝いの言葉
等を笑顔で聞いていました。とても和やかな雰囲気でお祝いすることができました。
また、7月にはバスハイクを予定しており、今年度最初の全体行事となるため、担当職員
を中心にみなさんに楽しんでいただけるように検討を進めているところです。
これからもよりよい施設運営となるように努めていきたいと考えております。今後ともご
支援のほど、よろしくお願いいたします。
3
「近況報告」
高齢障害者通所施設さくら 支援係長 桑島 直之
高齢障害者通所施設さくら・さくら分室が社会福祉法人江東楓の会の一員となって早くも1年が過
ぎました。この1年の間に色々なことがありました。入所施設へ移行された方や、永遠の別れとなっ
てしまった方などの悲しい別れもありました。そんな別れだけでなく、新年度となり新たに本館、分室
それぞれ1名ずつ新しい仲間が加わるという新たな出逢いという嬉しい出来事もありました。
本館に新たに加わった方は一般就労を長くされており、久しぶりの施設生活を本館で過されてい
ます。本館での色々な活動に積極的に取り組まれ、良い笑顔を見せて下さっています。一方、分室
に新たに加わった方は分室としては特別支援学校を卒業されて直接、施設に入られたはじめての
利用者の方です。元気いっぱいに販売などを行って下さっていて若いフレッシュな風を分室に吹き
込んで下さっています。2名の新規利用者の方を加えて平成27年度のさくら・さくら分室はスタート
しています。
「新年度を迎えて」
楓の会ヘルパーセンター サービス提供責任者 萩原 洋
この 4 月より、前任のサービス提供責任者山口より職責を引き継ぎました萩原です。
以前は居宅介護員として、ガイドヘルプや入浴介助・通院介助といったサービスに従事してきまし
た。今までと違い大きな責任を感じつつ、サービス提供責任者としてより質の高いサービスの提供を
目指して、頑張って参ります。
昨年度ヘルパーセンターは、ヘルパー募集に悪戦苦闘してきました。
若干ではありますが、土日に動いて頂くヘルパーさんに来てもらうことができました。これからも必
要とされる事業所であるためには、まだまだ足りないヘルパーさんの募集に奮闘していきたいと思
います。
これからも楓の会ヘルパーセンターを宜しくお願い致します。
4
「ふた文字」
グループホームかえで ユニットかえで 世話人 稲葉 靖子
街並みの街路樹も緑濃く、初夏を思わせる様になって参りました。かえで寮も平成17年4月13日6
名の寮生が入寮され、10年目に入りました。8年間は悪戦苦闘の中で時が経ちましたが、現在は大
分落ち着いて参りました。ご家族の皆様のご理解、協力、そして管理者の皆様からのアドバイス等頂
き、とても良い状況で生活出来ている事に感謝しています。
「かえで寮」では昨年10月、3泊4日で広島に旅行を致しました。企画の中で一番神経を使った
のは、新幹線の中での席の組み合わせ、宿泊先での部屋割りでした。東京駅で時間を掛け皆で駅
弁を選んだり、平和公園では余りの暑さに町のお店に飛び込み、皆で半袖 T シャツを買ったり、宿
泊先での利用者さんと一緒の部屋で寝たり・・・と時間をゆったり取りながら充分に楽しむ事が出来ま
した。その中で今迄知り得なかった利用者さんの新発見もありました。これはとても大きな成果でし
た。以前、研修で利用者さんと行動を共にすることが大事だと、その時の講師が言われていた事の
意味が実感できました。その成果は、今とても役立っています。日々の生活の中では、バタバタとし
て一日が過ぎてしまいます。
時間の余裕、心の余裕の大事な事は分かっているつもりですが、これがなかなか出来そうで出来
ません。今年、そしてその後も (余裕) の二文字を時折思い出しながら支援が出来れば日々が、も
っと、もっと潤えるのではないかと考えています。旅行から得た、小さな、大事な(余裕)と言う二文字
でした。
どうぞ今後共、ご家族の皆様のご理解、ご協力、そして管理者の皆様からのご指導を宜しくお願
いいたします。
5
第 10 期楓の会後援会収支報告
下記のとおり第 10 期楓の会後援会の収支報告を致しました。
収入の部
前期繰越
30,050
後援会会費
688,000
受取利息
60
718,110
支出の部
振込手数料
7,620
振込用紙印字サービ
ス
1,102
郵送代・会報発送代
44,933
総会飲食代
15,000
収支差額
68,655
649,455
これを次のように処分します。
楓の会への寄付金
619,000
次期繰越金
30,455
6
楓の会平成 26 年度決算報告
楓の会の理事会が開催され、26 年度決算が承認されました。
貸借対照表
資産の部
単位千円
金額
負債の部
金額
流動資産
181,293
流動負債
97,103
基本財産
10,000
固定負債
24,330
その他の固定資産
106,812
負債の部合計
121,433
純資産の部
基本金
20,500
その他の積立金
53,947
国庫補助金特別積立金
5,613
次期繰越活動収支差額
96,610
純資産の部合計
資産の部合計
298,105
負債及び純資産の部合計
資金収支計算書
176,672
298,105
事業活動計算書
単位千円
単位千円
事業活動収入
676,771
サービス活動収益
664,093
事業活動支出
654,732
サービス活動費用
664,414
差引事業活動収支差額
22,039
差引サービス活動収支差額
△ 321
施設整備等収入
420
サービス活動外収益
12,670
施設整備等支出
1,349
サービス活動外費用
6,438
6,232
差引施設整備等収支差額
△ 929
差引サービス活動外収支差額
その他の活動収入
23,845
特別増減収益
420
その他の活動支出
46,595
特別増減費用
420
△
差引その他の活動収支差額
当期収支差額
22,750
△ 1,640
差引特別増減収支差額
当期活動収支差額
0
5,911
前期末資金支払残高
94,207
前期繰越活動収支差額
110,694
当期末資金支払残高
92,567
その他の積立金取崩額
23,000
その他の積立金積立額
43,000
次期繰越活動収支差額
96,610
※26 年度より新会計基準
※なお千円以下記載省略のため差異あり
7
※平成27年度 後援会会員名簿は、個人名掲載となりますので、HP では省略させていただ
きます。ご了承ください。
ご寄付
ご寄付をたまわり誠にありがとうございました。(第25号からつづく)
○藤田 友子様
○匿名希望1名様
厚く御礼申し上げます。
ご寄付いただいたものは、法人の事業に使わせていただいております。
後援会会長交代のお知らせ
長らく後援会会長を務められてきました橋本 勇様が一身上の都合で勇退され、新たに楓の会前
事務局長である森川 昭様が後援会会長に就任されました。就任のご挨拶は次号に載せさせてい
ただきます。
編集後記
今号は平成27年度における最初の会報ということで、それぞれの近況報告を掲載させていただ
きました。
女子サッカーの W 杯が開催されています。なでしこジャパンの活躍に励まされながら、この“不快
指数”の高いこの季節を元気いっぱいに乗り切って行きたいですね。
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