施設経営情報 No.116

社会福祉法人 富山県社会福祉協議会
社会福祉施設経営相談室
TEL 076(432)6219
FAX 076(432)6532
平成 27 年 8 月 20 日 No.116
あせらない 急ぐ時ほど落ち着いて「STOP!転倒災害プロジェクト 2015」
プロジェクト実施期間は、12 月 31 日迄で、転倒災害は、どのような職場でも発生する可能性があり、転倒
の危険性は、働く全ての人が問題意識を持って原因を見つけ、対策をとることで減らすことができ、安全意識
を高め、安心して働ける職場環境の実現に向けプロジェクトが実施されています。
仕事中に転倒して 4 日以上仕事を休む方は、年間約 26,000 人、労働災害の型別死傷者で最も多く、特に高
齢の労働者が転倒した場合は重症化する割合が高く、転倒災害は年々増加しています。
(厚生労働省「労働者
死傷病報告」
“事故の型別死傷者数の推移”
)
また、日常生活でも、不慮の事故による死因の中でも、転倒・転落死は交通事故死を超えています。
(厚生
労働省「人口動態統計」
“死因別死亡者数の推移”
)
転倒災害は、①滑り、②つまずき、③踏み外しの大きく3種類に分けられ、転倒災害防止対策として、
【転倒災害防止対策のポイント】
(1)歩行場所に、台車等の障害物を放置しない。
(2)床面の水濡れ、油汚れ、粉等の汚れ等を取り除く。
(3)床面の凹凸、段差、突起物、継ぎ目等の解消。
設備管理面の対策
(整理、整頓、清掃、清潔の、4S)
(1)時間に余裕を持って行動する。
(2)滑りやすい場所では、小さな歩幅で歩行する。
(3)足元が見えにくい状態で作業しない。
転倒しにくい作業方法
(あせらない、急ぐ時ほど、落ち着いて)
(1)作業に適した靴の着用。
(2)職場の危険マップの作成による、危険情報の共有。
(3)転倒危険場所にステッカー等で注意喚起。
その他の対策
スペース
「転倒災害防止のためのチェックシート」
(厚生労働省 ␣ 転倒災害防止のためのチェックシートで検索下
さい)も活用いただき、転倒災害の防止に取組み下さい。
【詳細については、お近くの労働基準監督署にお問い合わせください】
社会福祉施設経営相談の利用状況
平成 27 年 6 月~平成 27 年 7 月
区分
種
別
6
7
施 設 経 営
3
相 施設利用者処遇
職 員 待 遇
2
談
会 計 ・ 税 務
7
8
項 安 全 ・ 衛 生
1
の
他
1
目 そ
合
計
11 11
累 計
7
4
25
1
3
40
区分
種
別
社会福祉協議会
利 児童福祉施設
老人福祉施設
用
障がい者施設
施
6
設 そ
2
11
の
合
他
計
1
6
2
7
5
6
累 計
1
2
22
12
11
3
40
区分
相
談
の
手
段
累計は 27 年度
種
別
6
7 累 計
文
書 6
9
25
電
話 4
2
11
来
所 1
3
訪
問
1
グループ相談
そ の 他
合
計
11 11
40
Q & A
Q
A
新社会福祉法人会計基準における
共同募金配分金等の処理
共同募金配分金は会計上どのように取
り扱われますか。
1.取扱いの明確化
共同募金配分金等については、従来そ
の取扱いが明確ではありませんでした
が、新基準では次のように取扱いが明確
になりました。
① 受配者指定寄附金
→寄附金として処理
受配者指定寄附金は、寄附者が共同募
金会を通じて社会福祉法人に寄附する
ものですので、従来どおり「寄附金」
として処理を行うこととします。
② 受配者指定寄附金以外の配分金
→補助金として処理(民間団体からの
助成金と同様の処理)
受配者指定寄附金以外の配分金は民間
助成金に近い性格を持つものであるこ
とから、民間団体の助成金と同様「補
助金」として処理を行うこととします。
2.会計処理
(1)受配者指定寄附金
① 施設整備及び設備整備に係る配分
金(資産の取得等に係る借入金の償還
に充てるものを含む)⇒「施設整備等
寄附金収益(収入)」に計上
② 経常的経費に係る配分金⇒「経常経
費寄附金収益(収入)」に計上
(2)受配者指定寄附金以外の配分金
① 施設整備及び設備整備に係る配分
金⇒「施設整備等補助金収益(収入)」
に計上
② 経常経費に係る配分金⇒各事業収
益(収入)ごとの(小区分)「補助金
事業収益(収入)」に計上
Q
A
異なる職種に配置転換する時は?
労働契約で定めていた労働者の職種を、
就職後に業務の都合で異なる職種に配置転
換するときは、どのような対応をしたらよ
いか?
労働契約が締結されると、労働者には
労働の義務が、使用者には業務命令権が
生じることになります。
労働契約で定めていた職種を変更す
る必要性が生じたときには、労働契約の
「従事すべき業務の内容」欄、就業規則
の条、項に、“業務の都合により異なる
職種に配置転換を行うことがある”など
の記載が必要になります。
また、労働契約締結時に職種を限定し
て採用しているときは、労働者の同意が
ないまま異なる職種への配置転換は、権
利の濫用となることもあり、慎重な対応
が求められます。
社会福祉法人・施設の経営・運営に関する
相談は、社会福祉施設経営相談室へ
施設利用者、法人運営、労務管理、会計・
税務等の様々な問題にお答えします。
TEL:076-432-6219
(月・火・木・金曜日 9:00~17:00)
FAX:076-432-6532
うごき
・ 9月12日(土)
地域協働わくわく子育て支援フォーラム
・ 9月17日(木)~18日(金)
第34回全国社会福祉法人経営者大会
・10月15日(木)
富山県老施協ビーチボール大会
・10月15日(木)~16日(金)
全国民生委員児童委員大会
・10月27日(火)
第27回富山県保育研究大会
・10月29日(木)
第64回富山県社会福祉大会
・10月30日(金)
民間社会福祉施設労務管理研修会(経営相談室)
・11月12日(木)
民間社会福祉施設経理事務研修会(経営相談室)
サンシップとやま
滋賀県大津市
富山県総合体育センター
富山市総合体育館、他
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富山県民会館ホール
サンシップとやま
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