平成26年度理科だより5

羽村市立栄小学校
平成27年3月9日
第5号
理数フロンティア委員会
日頃より、栄小学校の教育にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
理数フロンティア校として2年間取り組んできました。普段の授業ももちろんですが、理科的行
事も各学年で実施してきました。今回は、そういった取り組みについて紹介していきたいと思って
います。授業での学びを実際に体験することで、子供たちの理解が深まっていくと思います。
理科見学『多摩六都科学館』
先日4年生が、理科見学として多摩六都科学館
宇宙、自然、体など、様々なコーナーが
あり、体験しながら学びました。
に見学へ行ってきました。4年生で学習した星に
関しては、日本一と言われる六都科学館のプラネ
タリウムで復習しました。ホール内に映し出され
た満天の星空を見て、子供たちからは歓声があが
っていました。美しいものを見て、感動すること
ができるのは素晴らしいことですね。
プラネタリウムで鑑賞した後は、班ごとに館内
を周り、様々な体験をしてきました。宇宙のコー
ナーでは、物の重さが重力の関係で実際の重さと
違って感じるということを、実物を触ることで体
験していました。自然のコーナーでは、普段見る
ことの難しい、動物たちの様子を、模型を通して見ることができました。子供たちの表情からも、
学習しようとする気持ちが伝わってくる見学となりました。
東京学芸大学・科学実験教室
栄小学校では、東京学芸大学と連携して、6年
生を対象に科学実験教室を行っています。今回も、
学芸大学の教授と学生の皆さんが来校し、液体窒
素を用いた様々な実験を見せてくださいました。
液体窒素に入れたレタスやバナナは、あっという
間に凍ってしまいます。ソフトテニスのボールも、
弾まずに床でパリンと割れてしまいます。普段の
授業では扱うことの難しい液体窒素の実験は、子
供たちの興味をぐんと高めてくれました。こちら
も、実際に体験することで分かる、楽しむことが
できる素敵な時間となりました。東京学芸大学の皆さん、ありがとうございました。
液体窒素でレタスもカチカチに
ソフトテニスのボールもパリンと割れます
乗り入れ授業・二中校区の取り組み
小中一貫教育の取り組みとして、二中校区では
英語・数学・理科で乗り入れ授業を行っています。
今回は羽村二中の遠山先生に来ていただき、5年
生を対象に電磁石の授業を行ってくださいました。
電磁石の学習を始めた5年生。電磁石の仕組みを
使うとどんな物が作れるのか、そういったものが
日常のどういったところに使われているのかなど
を教えてくださいました。電磁石を使ったモータ
ーを作り、回転する様子を見て子供たちは関心を
深めていました。