敷鉄板清掃用 防塵ローダースイーパーユニットの開発 <審査会補足資料> 株式会社 Will−E 根本 英希 防塵ローダースイーパーユニット開発の背景 • • • 土木建設工事現場において、車両走行を円滑にする為、敷き鋼板の 敷き設が組み込まれている。 敷き設 敷き鋼板は、日常管理清掃として人力清掃で行われているが、非常に 経費がかかり、清掃時に運行車両の危険性が伴う。 本対象機械の開発は、上記問題点(敷き鋼板経費削減又清掃作業員 工事現場の粉塵環境対策として、 の危険回避)を解決すると同時に、 工事現場の粉塵環境対策 の危険回避)を解決 これからの現場仮設管理時の環境配慮として必要不可欠な作業機械 として利用ニーズがある。 既存の市販ロードスィーパは、 未整地路面の現場(仮説道路等)使用は困難。 1)敷き設されている鋼板のサイズに合うものがない。 2)既存のロードスィーパは、整地された路面を清掃する目的で開発されて いるため、工事現場という特殊な環境下で使えるものがない。 装置外観イメージ図 ダストセパレータ 吸引装置 (ブロアー) 吸引ダクト ダストボックスー ダストカバー 本装置の特徴 ①土砂等は回収・未回収の選択方式 – 土木建設現場の仮設道路用では土砂等を回収せず、農作物等 の周辺環境に影響を与えるホコリのみを回収し、土捨回送のな い装置とする。舗装道路用として用いるときは、土砂等を回収で きるようにする。 ②無散水清掃方式 – 散水することなく、ホコリを防止することができる防塵又は吸塵機 能を有する装置とする。すなわち、冬季(北国の)に対応できる無 散水の清掃装置 ③汎用ユニット化 – 既存の建設機械に取付け可能な形態とし、ユニットとして汎用性 を有する装置 ④汎用品活用によるコストダウン – 汎用品の組み合わせ(ブラシ、ポンプ等々)による安価な商品 ⑤操作性改善 – 土木建設業の実態にあった操作性を有する装置 回収・未回収の選択方式 回転方向変更により 回収・未回収方式を両立 進行方向 無回収方式 回収方式 防塵システム図 ブロアーで吸引 ダスト吸入口 回収ダスト処理案 (遠心分離) (フィルター) 分離済みダスト は排出 システム概要(従来システム比) ブラシ 上面図 側面図 1)ブラシ部にカバー装着 2)カバー内にダスト吸入口設置 3)ブロアーにて吸引 4)遠心分離機能でダスト分離 5)ダスト分離後の空気をフィルターで浄化 6)分離されたダストは堆積させリードバルブ を通じて排出口より外部へ排出
© Copyright 2024 ExpyDoc