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2015 年7月17日(金)発行
・更なる成長を目指して
・45 日間をどう過ごすか
・1学期を振り返って・福祉体験 他
更なる成長を目指して
1学年主任 榮永 昌宏
ある日の体育の時間、体育祭の学年種目の練習をしている子どもたちの姿を見て、不思議な気持ちになりました。数ヶ月
前までランドセルを背負って小学校に通っていた子どもがこんなに成長するのか と感じたからです。
学年種目の「ムカデ競争」の勝利を目指し、作戦を立てている姿、リーダーが大きな声で号令をかけ合っている姿、失敗
しても励まし合っている姿など体育の授業の一面の中にも、着実に一歩、一歩成長している姿が見られます。
学年キーワードは「常識」
、
「協力」
、
「思いやり」です。
「常識」には服装面の身なりも含まれます。初めて制服を着ることに戸惑いもあったかと思いますが、制服を上手に着こ
なせるようになり中学生らしい姿になってきました。しかし、改善が必要とされる場面も見られます。身なりは人それぞれ
の価値観があり個性でもあるという考え方もあります。けれど、中学校では制服をどのように着たらいいのか、考えられる
ようになってもらいたいと思います。
「常識的な服装=入試での面接時での服装」という共通認識を持ち、生活していくことが大切です。
「協力」が必要な場面は学校生活のなかに数多くあります。特に清学祭は合唱の部や体育の部ともに仲間との協力が重要
です。行事を通してみんなで一つの目標に向かっていくことの素晴らしさを感じてもらいたいと思います。
「思いやり」は相手の立場になり物事を考えられることと言ってもよいでしょう。
残念ながら今学期は相手の気持ちを考えられない言動が目立ち「いじめ」もありまし
た。
「いじめ」
を受ける側の気持ちやその子を愛している家族のことを考えられれば
「い
じめ」は起きません。
冷静に物事を考える力や想像力を身につけていくことが今の時期は必要だと思います。
この中学3年間で子どもたちは大きく成長します。大人への階段を登っていく大切
な時期です。中学校生活はまだ始まったばかりですが、これからの大きな成長を目指
し、希望ある学校生活を送ってもらいたいと思います。
学期末OT7月13日(月)
○夏休みの課題について
提出日が始業式のものと、2学期最初の授業のものがあります。別に配付した「夏休み課題一覧表」をよく確認し、計画
的に課題に取り組みましょう。
また、自由課題にも積極的に挑戦しましょう。自由課題についても、別に一覧表を配布しています。
○補習について
すでに通知してありますが、次の日程で数学と英語の補習を予定しています。有効に活用し、夏休みの課題に役立てて下
さい。
日時:7月22日(水)~24日(金)9:00~10:30 場所:LL教室
次回 全員が登校するのは、9月1日(火)の始業式です。夏休み45日間というまとまった時間を目標を持って過ごし、
普段できないことにたくさん挑戦しましょう。夏休み明けにひと回り成長した皆さんに会えることを楽しみにしています。
の主な予定
・始業式、集団下校訓練 ………
1日(火)諸活動停止
・諸経費集金 ……………………
4日(金)
・清学祭合唱部門 ……………… 26日(土)市民会館
・26日の代休 ………………… 28日(月)
〈持ち物〉
通知票、各教科課題、自由課題、筆記用
具、体操着、上履き、体育館履き、雑巾、
「私の夏休み」
、防災ずきん
※朝練なし、清掃あり
服部 芳彬(生活指導担当)
7月18日から45日間という長い夏休みに入ります。夏休みの予定はもう立てていますか?夏休みは、みんなにと
って「特別な時間」です。家族で旅行へ行ったり、様々なイベントに参加したりと、普段できないことをたくさん経験
することができます。
しかし、毎日を楽しく過ごすために果たすべきことがあります。それは「責任」です。外出する時には保護者に行き
先などを伝える、友達と夜遅くまで遊ばないなど社会の「ルール」や「マナー」をしっかりと守りましょう。また、勉
強することも忘れてはいけません。夏休みの課題も出ています。これらのことを日々意識して、充実した夏休みを過ご
してください。
7月8日(水)の学年集会では、1学期を
振り返り、クラスの様子や取り組みについ
て各クラスの代表者が話をしました。
1 組は、はじめとても静かでみんな緊張していました。ですが少
しずつ仲が深まり、クラスの中でもにぎやかになっていき、笑いが
絶えないのは良いところですが、授業のけじめやタイム着席がおろ
そかになってしまうことがありました。
そんな時に学代のキャンペーンがスタートしましたが、キャンペ
ーン中は学代の人だけでなく、班長やいろんな人が呼びかけを行い、
みんなが少しずつタイム着席や私語を意識できるようになったと思
います。
2 学期はキャンペーンに限らず、私語をしないことやタイム着席
を心がけ、清学祭のムカデで息を合わせてできるようにしたり、合
唱の部ではソプラノ、アルト、男声パートをきれいなハーモニーが
出せるよう協力していきたいです。
(1組 松下 友香)
私は、1学期勉強と部活を両立できるようにがんばりまし
た。勉強面では、中間テスト、期末テストの時計画通りにや
ると、目標点を越えることができたので、良かったです。で
も、ここで満足せずに、また目標を持って取り組めるように
したいです。
部活では、先輩がたくさんのことを分かりやすく教えてく
れたので、良い練習ができました。また、同学年の人たちと
も、協力しながら練習できたと思います。
そして、2学期には、清学祭があります。初めてで不安が
たくさんあるけれど同じチームの人と助け合いながらでき
たらいいなと思います。
2学期もいろんな行事が両立できるようにしたいです。
(2組 成美 絵里菜)
一笑仲
学顔間
年で全
信員
じが
合
え
る
絆
を
胸
に
学代が中心となり、1年生全員で決めた目標です。
学年朝会でお披露目しました。7月1日(水)
1-3のいいところは、ほとんどの人が楽しく学校生
活を送れているところです。
ですが、はしゃぎすぎてしまい、掃除や授業に良い態
度で取り組めないことが、1-3の直すべきところで
す。だから今からでも休み時間と、授業や掃除の時間と
の態度の切り替えに気をつけていきたいです。
(3組 高 士博)
このクラスはうるさくなったり、落ち着かなかった
り、手紙を授業中に投げあったりなどの悪い点がありま
す。
僕には手紙を授業で投げることなどはとても低レベル
に思えます。その人達は手紙が取れないと周りの人に取
らせるなど、周りの人がとても迷惑になっています。そ
れはその人が自分のことを優先しているからだと思い
ます。
そんなこのクラスでも良いことはあります。最近で
は、お互い注意するなどのいいムードができています。
このクラスは、明るくみんな元気で良いと思います。
4組は4月に比べてだいぶ授業に落ち着きがあるよ
うになってきたと思います。それは一人一人の意識が変
わってきたからだと思います。だから、この意識や常識
をもっている人を増やし、クラスの中で注意を高め、学
年一番の明るく真面目で常識を持った最高のクラスに
していきたいです。
(4組 坂下 弥咲)
1年5組の1学期を振り返って思ったことは、とにかく明るく元
気だということです。明るいので男女仲良く、笑いと笑顔が絶えな
い1学期でした。また、タイム着席などの声かけが少しずつ増えて
くるなど、小さな事から少しずつ5組のがんばりが見えてくるよう
になりました。
もうすぐ1学期が終わってしまいますが、この1学期で5組は少
しずつ成長していると思います。でもまだ、足りないところや直し
ていく課題が過ごしていく中で思い当たります。
例えば、明るく元気なところは5組のいいところでもありますが、
度が過ぎてしまうことがあります。そして、授業中の私語、タイム
着席などの意識が減ってきて、そのような点が目立つようになって
います。
だから、次の2学期には今の一学期よりよくなるようにしたいと
思います。そのために、一人一人が意識できるようになることを目
指していきたいです。
(5組 原薗 美帆)
1学期最後の学年朝会。
学代が企画した「私は誰でしょうクイ
ズ」を楽しみました。7月15日(水)
1学期の1-6を振り返ってみて、良かったのは、
「明るい」や「お
もしろい」などの点です。悪かった点は「私語が多い」や「タイム着席
ができていない」
、
「先生への暴言がひどい」などです。
「明るい」はい
いことなのですが、
それが授業で行き過ぎてしまうと悪いことになって
しまいます。
私はみんながタイム着席などをして静かで私語がなく、
先生をしっか
りリスペクトする授業を目指していきたいです。それに向けて、クラス
の一人一人ができることは、
まず一人一人が意識をしてタイム着席をす
る、タイム着席ができなかった人にも注意をする、そのようなことをし
て、少しずつ目標に近づいていきたいです。
そして、
2学期の清学祭合唱の部ではみんなで協力して練習をしてい
き、大きな声で歌いたいと思います。
(6組 遠藤 和音)
昼休みの「歌声活動」
。歌声委員が中心となり、
学年合唱の練習をしています。
朝練の時間や、昼休みを活用して行っている
清学祭に向けてのクラス練習の様子。
1学期を振り返って、時間があっという間に過ぎていったということが
一番印象に残っています。特に、1 週間がとても早く感じました。そのよ
うに思うのも、中学校に入学してから以前の小学校での生活よりもやるこ
とが増え、忙しくなったからだと思います。例えば、部活動がスタートし、
下校する時間も遅くなったことや、定期テストにもしっかりと備えなくて
はならないからです。また、私は広報委員に所属していて、学級の皆さん
に楽しんでもらえるような新聞を作成してきましたが、期限内での作成は
とても苦労しました。
そのような1学期を過ごす中で私は、
「時間」がとても大切だと改めて
感じました。ですから、やるときは集中し、少ない時間の中でも内容は濃
いものにするといった「時間の有効活用」を心がけて来学期の生活を送り
たいと思います。
身近なところではタイム着席です。時間通りに始められなければ、授業
の時間が減ります。そうすると、当然授業の時間が減ります。私語につい
ても同じ事がいえます。その積み重ねでテスト範囲の内容が終わらず、授
業の進むスピードも速くなり、結果理解ができていない余裕のない状況で
テストを迎えるというふうに、自分に返ってきます。
これを踏まえ、これからも時間を大切にしながら楽しい中学校生活を送
っていきたいです。
(7組 天明 優晴)
原 和則(総合学習担当)
私たちがふだん何でもないと感じている「段差」や「階段」等、体にハンディーのある方からすると、とんでもない障
害になっていると耳にすることがよくあります。
そこで、1年生の1学期に「ハンディーのある方」が社会生活を送る上でどのような苦労を感じ、それを克服している
かについて事前に学び、6月19日(金)の「福祉体験」を通して「ハンディーを持った」とき、社会生活を送っていく
上で、どのようにしたら誰でもが生活しやすい社会をつくっていくことができるかを知り、周りに提言していく場を設け
ました。
そして、各クラスで各自が体験したことを新聞にまとめ、その内容を発表しました。その上で、各クラスから数点が選
ばれ今月10日(金)
、
「福祉体験学年発表会」が行われました。
なお、各自がまとめた「新聞」は各クラス廊下に掲示されていますのでご覧下さい。
2学期の総合学習は、
「若あゆ」に向けての活動になります。
車椅子体験
災害ボランティア体験
誘導体験
二人一組に分かれて車椅子に乗
り、校内のどこがバリアフリーに
なっていないか探しました。
発表者:菊地 久麗菜(3組)
震災時の一時避難所での活動(救援
物資の配布や給水)のお話を聞きま
した。また、三角巾を使った応急処
置の仕方を学びました。
発表者:齋藤 唯(1組)
西川 久美子(5組)
アイマスクをして目の不自由な方にな
ったつもりで、校内をまわりました。
発表者
:マックエルヒニー クラウディア(2組)
スポーツ体験
音だけを頼りに行ブラインドテニス
を体験しました。
発表者:天利直人(7組)
録音体験
発音練習や「広報相模原」の一部
記事の録音を体験しました。
発表者:萩原 遥人(3組)
パソコンボランティア体験
ヘッドホンを使用したパソコン操
作や、ブラインドタッチを体験し
ました。
要約筆記体験
盲ろう体験
手話と、講話を聞きその内容を筆記
する「要約筆記」を体験しました。
アイマスクやヘッドホンをつけ、
視
覚障がいと聴覚障がいのある方の
生活を体験をしました。
高齢者疑似体験
視覚、聴覚、筋力
が低下した高齢者
の生活をアイマス
クや手袋を装着
し、体験しました。
発表者:
田川 竣大(2組)
降矢 悠太(6組)
点字体験
「点字機」を使って実際に点字で名前
などを打ちました。
発表者:浜野 文里(1組)
福岡 武流(4組)
田 敬香(7組)
発表会司会:
大津 七海(1組)立野 由莉亜(4組)