直播情報 第 1 号 1 平 成 23 年 4 月 22 日 射水市農業技術者協議会 本田準備 土の硬さの適正範囲 ほ場は均平に ・ 代かきは、播種の 3~4 日前(壌土から埴壌土)、 2~3 日前(砂壌土から壌土)が目安。 ・ 練りすぎないように注意しながら、均平に仕上げる。 ・ 少ない水で代かきし、わら等を土中に確実にすき込む。 ・ 播種時の土壌の硬さは、ゴルフボールを地表1mの高さから落と したとき、ボールが地表から0~1cm 程度に埋まるくらいにする。 2 ~ 播種および施肥 (1)播種量 播種量は、10a あたり乾籾で 2.7 kg程度 《目標苗立本数60本/㎡の目安 - 苗立率70%として》 1m間播種粒数 25~26粒程度→1m間苗立本数 18 本程度 播種量・施肥量は、ほ場 で実際に落下量を確認 して下さい。 < 目詰まりにも注意! > (2)播種深度 播種深度は、土中5~10mm程度を確保する。 (倒伏防止や鳥害回避のため、表面まきにならないように注意する。) (3)基肥(コシヒカリ) 適正基肥量を厳守。LPss直播コシヒカリ:(粘質土)27kg/10a 以下、(砂質土)30kg/10a 以下 ※大豆跡や緑肥跡、地力の高いほ場の基肥量は減肥する。 (大豆跡や緑肥跡での直播は極力行わない) 3 播種後の田干し ・ 田干しは約7日間が目安。なお播種後 3~4 日で田に亀裂が入る時は、一旦入水して再び干す(2段干し)。 ・ 直播機でできた溝を排水口と連結させる。また、入水時までに溝掘機で額縁排水溝を設置する。 4 出芽後の水管理 ・ 入水は朝夕に行い、日中は止水にして、浅水管理で分げつの発生を促進する。 ・ わいているほ場や表層剥離が発生しているほ場は、暖かい日に軽い田干しを行う。 5 鳥害対策 水管理対策 6 (被害を受ける前に水糸等をほ場に張る) スズメ:出芽時から食害が始まる。速やかに入水する。 カモ :被害が見られる場合は直ちに落水する。 雑草対策(稲と、ノビエの葉令に注意!) 除草剤の効果を高め、 水田外への薬剤の流 亡を防ぐため、散布後 7日間は落水しない 作業が終わったら、生産履歴とGAPチェックシートを記入しましょう。 【お問合わせは JAいみず野本店第 2 事務所営農施設課 TEL52-6805 高岡農林振興センター射水班 TEL26-8478 まで】
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