スペシャルオリンピックス日本 理事長 有森裕子 人が、生き生きとその人らしく生きる上で、あらゆる機会が与えられることがとても大切だと考えていますが、障害のある人 は中々そうした「機会」自体を十分に得られない、ということがあります。 私は、あらゆる障害のある人にマラソン大会に参加する機会を提供するという、ぽっかぽかランナーズの活動に賛同しま す。障害のあるランナーと伴走ランナーの参加促進や、伴走ランナーの育成、そして障害のあるランナーと伴走ランナーの相 互の交流の促進は、あらゆる人にスポーツの機会を提供するという意義のみならず、更には地域社会で多様な人々が互い に尊重し合うソーシャルインクルージョン(包み込む社会)の推進にも寄与するのではないでしょうか。 ぽっかぽかランナーズを応援そして参加してください。 福岡大学医学部小児科教授 福岡大学てんかん分子病態研究所所長 廣瀬伸一 てんかんがなぜ起こるのかという病態を解明して、画期的な治療薬開発をしようと日々研究を続けています。「ぽっかぽかラ ンナーズ」の活動には、とても励まされます。私も研究がうまくいかなかったり、辛くなったりしてくじけそうな時もありますが、 ゴール目指して走り続けようと思えます。「ぽっかぽかランナーズ」と一緒に走っているつもりで、わたしも研究成果で「ぽっ かぽかランナーズ」の活動を応援したいと思います。 しらさかクリニック院長 白坂幸義 てんかんという病気をもっていると、一般の方、あるいは医療関係者よりからも誤解されて、いろんな活動が制限されること はよく経験します。てんかんを含めていろんな障害を持った方が、その障害を意識せずにいろんな活動に参加できることが 理想です。 誤解によって制 限されていること、たとえばサッカーとか武道とか、もありますが、マラソンのように長期間、単独でいろいろな場所に行く場 合には、やはりサポートする人が必要です。今、マラソンブームなのでしょうか、私の周りにもマラソンをする人が多くいます しらさかクリニック医師 中津久美 私も7,8年前からマラソンを始めた市民ランナーで、毎年いくつかの大会に参加しています。 長く続けている理由として、大 会での沿道からの温かい応援や、ゴールした時の達成感がやみつきになっているからだと思います。 あらゆる障害のある人にマラソン大会に参加する機会を提供するという、ぽっかぽかランナーズの活動は、このマラソンの 楽しさを多くの方にさらに広げることができる活動だと思い、賛同させていただきました。今走っていない方も是非走り始めて ください! プロップ・ステーション理事長 竹中ナミ プロップ・ステーションは23年前から「すべての人が持てる力を発揮し、支え合うことのできるユニバーサル社会の実現」をめ ざし、多くのチャレンジドとともに活動を推進してきました。ぽっかぽかランナーズ」が目指される「誰もが参加し、楽しむこと が出来るマラソン大会」は、まさにスポーツの分野でそれを実現するものだと思います。 私がプロップ・ステーションの活動を続けていられるのは、重症心身障害の娘マキから「社会は色んなスピードで生きる人た ちで構成されていて、どの人も尊い!!」と、心底学んだことからです。 そういう意味で「ぽっかぽかランナーズ」の活動が「林さんご夫妻ときよくん」というご家族によって生まれたことに心から敬意 を表すると共に、共感する人たちの輪が、大きく大きく広がって行くことを切望しています。 関西学院大学教授 野村宗則 最近、駅や空港のトイレが広くて使いやすい所が増えてきました。これは「ユニバーサルデザイン」に基づく発想で、公共施 設を中心に普及しているそうです。マラソン大会は多くの都市で開催されていますが、誰でも参加できる「ユニバーサルデザ イン」型の大会も、これから重視されると思います。 聖くんが幼い頃に、田舎のまっすぐな道をクルマの窓を開けて走ったことがあります。その時、「うゎおぅ~」と大きな声で喜 んでくれました。自然の空気を胸いっぱいに吸い込んだ素直な気持ちで、同乗していたみんなも思わず一緒に叫びました。 ぽっかぽかランナーズ、きっと歓喜の声があがると信じています。心も体も「ぽっかぽか」になることを祈りつつ。 大阪学院大学教授 村上 睦 「NPO法人ぽっかぽかランナーズ」設立は、可能性へのあくなきチャレンジ! このチャレンジは、不可能を可能とすること への挑戦でもあります。 私たちはやってみもしないで、はなから無理とあきらめてしまうことが多いものです。 障害がある が故に、夢でしかなかったマラソンへの参加。 より多くの方があきらめることなく、そのすばらしさを体験できるように応援し ていこうではありませんか! できないと言う前に、やってみようというこの前向きの姿勢がこれからの社会を明るいものとしてくれるでしょう。 関西大学教授 菅田 一 毎年楽しみにしております「ぽっかぽかコンサート」が2014年1月に10回目の開催を迎え、惜しまれながらも終了となります。 が、「ランナーズ」設立のお話をお聞きし、これまでマラソンとはほとんど縁がなかった自分も伴走ランナーとして“ステージ” に立ってみようと思いました。コンサートのファンの皆様方、ご興味をお持ちの皆様方のご参加を心からお待ちしておりま す。 慶応大学教授 宮垣 元 ぽっかぽかランナーズの構想を聞いたとき、私は障がいを持つ人を誰かが支えるという姿ではなく、マラソンを通して、多様 な人がともに成長し理解し合う可能性を感じました。そこでは、様々な障がいを持つ人たちと伴走ランナーたちが「一緒に走 る」ことが大事なのです。もちろん、「一緒に走る」のはランナーだけではありません。この活動を色々な形で支えることも、と もに走る参加者に違いありません。多くのチャレンジがあると思います。しかし、そこに挑む価値があるプロジェクトではない でしょうか? ぜひ一緒に走るランナーになってください。 株式会社パラオ 代表取締役 宮里康和 (100キロマラソン世界一位) みんなに生きる勇気を与えてくれるきよくん!練習会に参加してポカランメンバーと楽しく汗を流そう!! オペラ歌手 福住恭子 福岡大学スポーツ科学部教授 田中宏暁 川崎医院院長 川崎 淳 女優 石井めぐみ 立石ともや
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