第29期 関西NGO大学 第5回講座 近年急速にヘイトスピーチへの関心が高まっている日本。とはいえ、 わかりやすい路上の罵倒表現のみが取りざたされ、「ヘイト・スピー チの何が問題なのか」についての理解はなかなか広まりません。 諸外国では社会全体のために差別を止めようと法規制が行われて いますが、その背景にある多文化主義とはどのようなものでしょうか。 ヘイトスピーチが起きている日本社会の「差別」のとらえ方を、歴史 的に、また意識調査結果などをもとに読み解きます。 1月23日(土)19:00~24日(日)15:00 2016年 【会場】小林聖心女子学院ロザリオヒル 1泊2日 *部分参加可 金明秀さん 【発題者】 (関西学院大学教授) 【スケジュール】 1月23日(土)1日目 18:30~ 受付開始 19:00~ セッション1 日本社会の「差別」のとらえ方 ~歴史的経緯、諸外国との比較~ 21:30~ 交流会 参加者・ゲスト・スタッフの交流の場(自由参加) 1月24日(日)2日目 8:00~ 朝食 9:00~ セッション2 排外主義を支える土壌を読み解く 12:00 昼食 13:00~ セッション3 NGO大学グループワーク 15:00 ふりかえり 終了 金明秀(Myungsoo KIM)さんプロフィール 1968年生まれ。関西学院大学教授。専門は計量社 会学。量的データの統計解析を通じて社会階層論( 民族的階層化)と社会意識論(ナショナリズム、差別 意識)に取り組んでいる。 主な研究に「日本における排外主義の規定要因 ――社会意識論のフレームを用いて」(『フォーラム 現代社会学』第14号、2015年6月)、「特別永住資格 は『在日特権』か」(電子ジャーナル シノドス、2014年 10月)、「東日本大震災と外国人――マイノリティの 解放をめぐる認識の衝突」(荻野昌弘、蘭信三編著『 3.11以前の社会学──阪神・淡路大震災から東日 本大震災へ』生活書院、2014年)、等。 【会場地図】 【参加費】受講料6,000円、宿泊・施設利用料5,500円(1泊、朝・昼食費含む) ※1/23(土)のみの参加は、2,500円
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