個人情報の保護にかかる特記事項 １ 秘密保持義務 受託者は、この契約の履行により直接または間接的に知り得た個人情報を第三者に漏らしてはならない。また 契約期間満了後も同様とする。 ２ 処理施設、処理日程及び作業担当者の通知 受託者は、この契約にかかる電算処理施設、処理日程及び作業担当者を区に通知しなければならない。 ３ 再委託の原則禁止 受託者は、この契約による事務を第三者に委託してはならない。ただし、緊急その他のやむを得ない事情によ り第三者に委託する必要がある場合は、あらかじめ書面により区の承認を得ることで再委託することができる。 ４ 目的外使用および外部提供の禁止 受託者は、個人情報を区の指示する目的以外に使用してはならない。 また、第三者に提供してはならない。 ５ 複写及び複製の禁止 受託者は、個人情報の全部または一部を区の許可なく複写及び複製してはならない。また許可をうけた場合 は、業務終了後に複写及び複製した個人情報を消去するか再生ができない状態にしなければならない。 ６ 返還義務 受託者は、この契約が終了又は区が請求した際は、速やかに個人情報を区に返還しなければならない。 ７ 保管 受託者は、個人情報の保護および管理について、善良な管理者の注意をもってあたり、個人情報の消滅、毀 損等の事故を防止しなければならない。 ８ 搬送 受託者は、個人情報が記録された磁気ファイル等を搬送する際は、専用ケースに収納し施錠する等の事故防 止措置を講じなければならない。 ９ 立ち入り検査および調査 区は、個人情報の管理状況について、随時立ち入り検査又は調査をし、受託者に対して必要な報告を求め、 又は委託業者の処理に関して指示を与えることができる。 １０ 事故報告 受託者は、事故が発生したときには、直ちに区に対して通知するとともに、遅延なくその状況を書面をもって報 告し、その原因および発生数量を区に報告し、その処理について区と協議することとする。 １１ 賠償責任 受託者が各条項に違反し、区に損害を与えた場合は、受託者はその損害を賠償しなければならない。 １２ 罰則 正当な理由がないのに、個人の秘密に属する事項が記録された中野区個人情報の保護に関する条例（平成２ 年中野区条例第２号。以下「条例」という。）第２条第２号に係る個人情報ファイルを提供したときは、条例第４３条 の規定に基づき、次の各号に掲げるとおり刑に処せられる。 (1) 受託業務に従事している者又は従事していた者 ２年以下の懲役又は１００万円以下の罰金 (2) 業務を受託した法人（法人でない団体で代表者又は管理人の定めのあるものを含む。以下同じ）又は人 １００万円以下の罰金 受託業務に関して知り得た保有個人情報を自己若しくは第三者の不正な利益を図る目的で提供し、又は盗用 したときは、条例第４４条の規定に基づき、次の各号に掲げるとおり刑に処せられる。 (1) 受託業務に従事している者又は従事していた者 １年以下の懲役又は５０万円以下の罰金 (2) 業務を受託した法人又は人 ５０万円以下の罰金
© Copyright 2024 ExpyDoc
