大麦・小麦栽培管理情報 排水対策号

大麦・小麦栽培管理情報
排水対策号
平 成 2 8 年 2 月
高岡市農業協同組合
高岡農林振興センター
~排水の徹底により生育を確保し、品質・収量の向上を図ろう!~
ほ場を点検し、崩れた溝を補修するなど、排水対策の徹底に努めましょう。
これから麦は急激に生育します。健全な根を育成し、良好な生育を得るこ
とが、硝子率の低減(品質向上)と収量の確保につながります。
今年は積雪が平年より少なく、葉色が淡いほ場もありますが、基 肥一発
肥料を施用したほ場では追肥は不要です。
1.排水の徹底 ~ほ場を点検し、排水溝を補修しましょう~
×溝が崩れ、
水 が溜 まって
いる
点検項目
①溝が崩れて排水溝が狭くなって
いませんか?
②水吐尻が高く、溝に水が溜まって
×水 尻を
掘 り下 げて
いない
いませんか?
③排水溝(縦溝)と排水溝(横溝)
の連結は十分ですか?
・ 水が溜まっているところには補助排水溝を設置しましょう。
2.麦跡ほ場の適正管理について
・大麦収穫後は積極的に大豆を作付しましょう。
・カメムシの増殖を抑えるため、大麦収穫後すみやかに雑草管理をし
ましょう。