2016 年度教師海外研修 募集要項 写真提供/JICA 海外研修先:ブラジル連邦共和国 海外研修期間:2016 年 7 月 23 日(土)~8 月 5 日(金) 対象:神奈川県および山梨県の教員 応募締切:2016 年 5 月 6 日(金)必着 主 催 :独立行政法人国際協力機構 横浜国際センター(JICA 横浜) 後 援 :文部科学省、外務省、神奈川県教育委員会、山梨県教育委員会、横浜市教育委員会、 川崎市教育委員会、相模原市教育委員会 (予定) 海外研修先:ブラジル連邦共和国 海外研修期間:2016 年 7 月 23 日(土)~8 月 5 日(金) 【研修の目的】 教師海外研修は、国際理解教育や開発教育に熱心に取り組んでいる神奈川県と山梨県の教員や教 育委員会指導主事の皆さん(以下、教育関係者)を対象に、開発途上国における国際協力の現場を実 際に体感することを通じて、途上国の現状や開発課題について考え、その経験を学校現場で活かしてもら うことを目的としたプログラムです。 研修は、開発途上国の社会・教育事情や開発途上国で実施されている様々な国際協力活動を視察 する海外研修と、海外研修の前後に行う国内研修(事前/事後)の2つのプログラムから構成されます。 国際理解教育や開発教育、開発途上国の諸問題に関心を持ち、教育実践を行っていく熱意を有した教 育関係者の皆さんの参加をお待ちしております。 ~教師海外研修の 1 年間のながれ~ 6 月~7 月 9 月~12 月 派遣国の基礎知識、健康/ 6 月~7 月 76 がつ月 安全管理、教材研究の方法 参加者各自が工夫を凝 月 76 がつ らし、学校現場で国際 月 理解教育の実践を行い などを学び、海外研修と帰国 後の授業実践のための準備 ます。 を行います。 7 月下旬~8 月上旬 1 月上旬 76 がつ月 JICA プロジェクトサイト・JICA 開発教育教員セミナー(応 ボランティア活動現場・現地 用編)に参加し、国際理解 の学校の視察や、現地マーケ 教育/開発教育の実践的 ットで教材研究のための素材 収集等を行います。 8 月中旬 ブラジルでの海外研修全体 を振り返りつつ、そこで得た 体験や資料を基に、教材作 りにチャレンジします。 写真は、201 写真は、2015 年度(タンザニア)の様子 な知識や技能を身につけま す。 2 月上旬 ブラジルでの海外研修の様 子やそこで得られた学びや 感動を活かして作成した教 材を掲示しながら、各校で 実践した授業について報告 します。 【研修日程】注)海外研修の日程は諸事情により前後する場合がありますので、ご了承下さい。 研修名 場所 日程 事前① 国 内 研 修 ( 事 前 ) 2016 年 6 月 18 日(土) 2016 年 6 月 25 日(土) 事前② JICA 事前③ ※ 開発教育教員セミナー(基礎編) 横浜 2016 年 7 月 9 日(土) 内容等 ・本研修概要・派遣国・視察先の説明 ・海外研修準備(渡航手続き、健康/安 全管理、素材収集の方法) ・前回参加教員との交流 ・開発教育のワークショップの体験 ・教材研究の方法 2016 年 7 月 16 日(土) 事前④ ※ JICA 横浜で宿泊 2016 年 7 月 17 日(日) 海外 研修 海外研修 事後① 国 内 研 修 ( 事 後 ) 事後② (実践授業) 事後③ ブラ ジル 2016 年 7 月 23 日(土)~8 月 5 日(金) JICA 2016 年 8 月 20 日(土) 横浜 所属先 2016 年 9 月~2016 年 12 月 JICA 2017 年 1 月 7 日(土)~8 日(日) 横浜 ※ 開発教育教員セミナー(応用編) 事後④ JICA (報告会) 横浜 ・開発途上国の現場体験 ・教材研究のための素材収集 ・研修先で得た素材の整理 ・教材・授業案作成のワークショップ ・各所属先における授業実践等 ・開発教育のワークショップの体験 ・参考事例発表 ・教材研究の方法 2017 年 2 月 4 日(土)もしくは 5 日(日) ・実践授業の報告発表会 ※よこはま国際フォーラム 2017 【応募資格】次の条件をすべて満たす方 ① 神奈川県および山梨県内の小学校・中学校・高等学校等に勤務する教員(公私問わず)、教育委員会の職 員であること。 ② 授業もしくはクラブ活動等で国際理解教育・開発教育を実践されている方、もしくは、帰国後、本研修の 経験を実践に活かせる方。 ③ 本研修の趣旨・目的を十分理解し、国内で実施される事前事後の研修、海外研修および報告会の全日程に 参加可能であること。 ④ 原則として、応募締切り時、満 50 歳以下であること。 ⑤ 所属校の校長の推薦があること。 ⑥ 海外研修に際し、健康上の支障がない方(既往症や治療中の疾病、傷病がある場合、応募前に主治医と十 分協議すること。場合によっては、医師の診断書を提出していただくことがあります) 。 ⑦ 教材づくり等、他の研修参加者と協働して研修に取り組めること。 ⑧ 今後、JICA が実施するエッセイコンテスト等の開発教育支援事業に積極的に参加、協力可能なこと。 ⑨ 過去に、本研修、JICA ボランティア、JICA 専門家、ODA 民間モニター、国際協力レポーター等、JICA か ら海外に派遣された経験のないこと。 【参加費用】 参加者の個人負担と JICA の負担は下記のとおりです。 個人負担経費 国内研修 ・食費 (JICA 横浜での ・パスポート取得にかかる費用 研修、報告会) ・予防接種代(必要に応じて) ・その他個人的費用 海外研修 食費※1 ・ 宿泊費※1 ・ 追加保険の加入費用 ・ その他個人的費用 ・ JICA 負担経費 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ JICA 横浜での宿泊費(朝食費用含む) 査証代 海外旅行傷害保険加入費 自宅最寄駅・バス停から JICA 横浜までの往 復交通費(経済路線) 往復渡航費※2 自宅最寄り駅・バス停から羽田空港もしく は成田空港までの往復交通費(JICA 規定に よる路線) 羽田空港もしくは、成田空港および海外で の空港使用税 現地視察に必要な費用(車両傭上など) ※1 現地での食費と宿泊費(10 日分)は合わせて、13 万円程度とお考え下さい。尚、金額はあくまで目安で すので、変動する可能性があることをあらかじめご了承ください。 ※2 海外研修に係る宿泊施設および往復航空便は、安全面等を考慮し JICA で手配決定します。 【募集人数】 10 名程度(※応募書類および面接にもとづき選考を行います。 ) 【応募方法および応募締切】 所定の応募用紙に必要事項をもれなくご記入の上、JICA 横浜「教師海外研修係」宛に郵送ください。 2016 年 5 月 6 日(金)必着。 お送りいただきました応募用紙及び写真は返却いたしませんので、予めご了承ください。 なお、応募用紙は JICA 横浜のホームページからもダウンロードできます。 http://www.jica.go.jp/yokohama/enterprise/kaihatsu/kaigaikenshu/index.html 【選考方法】 一次選考(書類審査)と二次選考(面接審査)に基づいて候補者を選抜します。 ① 5 月中旬:一次選考(書類審査)結果通知予定 ② 5 月 23 日(月)または 24 日(火) (予定)のいずれか:二次選考(面接)実施予定(日時は当方から指 定)※山梨県の教員の方は、山梨県甲府市内で実施予定(日時は別途調整します) ③ 6 月上旬:二次選考(面接)結果通知予定 ※合否に関する照会は一切お答えできません。 【注意事項】 ①年次休暇・研修(職専免)等研修中の服務の扱いは所属先の判断によりますので、ご自身でご確認ください。 ②本事業は研修であり、JICA における労災保険等の適用はありません。 ③所属先の業務出張扱いにて参加される場合は、各所属先の責任において、参加期間中の業務上災害に対する 補償措置を行ってください。尚、JICA は出張命令依頼書等の発出を行いません。 ④研修の対象者として決定された場合においても、他の参加者の妨げになると判断された方、また、定められ た活動に参加できない方については、国内研修中、海外研修中を問わず、研修対象者としての資格を失うこ とがあります。研修中に研修対象者としての資格を失った場合、キャンセル料等(交通費、旅費、保険料等) は、当該者の全額負担となります。特に海外研修中においては、帰路の旅費も当該者の負担となりますので 御了承ください。 【報告書の提出等】 ① 帰国後は 2 週間以内に海外研修報告書(所定様式:A4・4 頁程度)を提出していただきます。 ② 実践授業を JICA 横浜のスタッフが参観させて頂きますので、予めご承知ください。 ③ 授業またはその他の教育活動での実践を報告書(所定様式:A4・10 頁以内)にまとめ、帰国後 5 ヶ月以内に 提出していただきます。また、2 月初旬に実施予定の報告会で実践授業の報告発表をしていただくととも に、すべての事例をホームページに掲載し、一般公開いたしますので、予めご了解願います。 ④ 2004~2015 年度の実践報告書はで次のサイトからご覧いただけます。 http://www.jica.go.jp/yokohama/enterprise/kaihatsu/kaigaikenshu/index.html 【過去の参加者の声】 ・現地に行けば何か「答え」を得ることができるのだろう、と思っていました。しかし、たくさんの ヒトに出会い、さまざまなものを見たり聞いたりすればするほど、あれもこれもと考えることが増え ていきました。「どうしたものか」と、もやもやすることも多いですが、そのもやもやを晴らそうと もがいている時間や一緒に考える仲間が増えたこと、増え続けていること…とても幸せなことだと改 めて感じます。これからが楽しみです。 ・タンザニアに行って経験したことすべてが新鮮で、教師として、人間として引き出しが増えました。 国内外の研修の中で、知識や授業にする方法だけではなく、仲間が増えたことも大きな財産になりま した。学校の現場でも生徒にタンザニアだけでなくアフリカ全体について考える機会を多くつくるこ とができました。今後も仲間とともに学び続けていきたいと思うようになりました。 ・これほどまでに『わからなくなる』研修は初めてでした!今までに見たことのない世界を自分の目 で見て、課題に対する答えがどんどん見えなくなる。自問自答と終わりなき探究の旅へ是非一歩踏み 出してみてください。 ・研修を通して、今までよりさらに開発教育に興味を持つことができました。一緒に参加した仲間と 共に教材研究や現地でのプログラムを考えることができ、とても勉強になりました。現地では、この 研修でしか経験できない”人との関わり”が多く、そこで体験したこと・知ったことは、日本に戻っ てから自分の経験として授業に生かすことができました。これからも子どもたちの興味を引き出す授 業を作っていきたいです。 ・海外旅行が好きで、今までも各国の文化や遺産を見て学んできました。しかし、旅行と教師海外研 修は違いました。どこに行くかではなく、何より人との出会いが財産です。人と関わり、思いを伝え 合う。そこで感じることが自分にとっても子どもたちにとって必ず大きな学びとなるはずです。 【お申込み・お問合せ先】 独立行政法人国際協力機構 横浜国際センター(JICA 横浜) 市民参加協力課 教師海外研修担当 住所:〒231-0001 横浜市中区新港 2-3-1 Tel:045-663-3220(直通), Fax:045-663-3265, E-mail:[email protected]
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