3月定例市議会 市長所信

『第5次阿南市総合計画 「後期基本計画」』
3月定例市議会 市長所信
市の中で初めて
3月議会が3月3日から 日までの 日間の日程で開催されました。
開会日には、議案審議に先立ち、当面する市政の重要課題について、市長から所信
が表明されます。今議会で表明された主な内容については、次のとおりです。
とについては、四国
の取組です。
紙面の都合上、抜粋して要旨
部分のみ掲載しています。全文
をご覧になりたい方は、市ホー
ムページをご覧ください。
また、後日作成されます市議
会会議録は市立図書館等で閲覧
することができます。
この賞は、阿南市出身の作家、北條
民雄の生誕100周年を記念し、ハン
セン病や人権問題に対する理解を深め、
北條民雄の作品や業績を顧みることを
願って、合併 周年記念事業として創
設したものですが、2月 日に応募期
間を終了したところ、全国から 編の
応募をいただきました。
今後は、選考委員に作品の選考をし
ていただき、受賞者の発表は本年 月
号の「広報あなん」に掲載し、来年1
月には文化会館で授賞式を行う予定で
す。
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阿南市クリーンピュア
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引き続き施設の適正な管理運営に努め、
設備機器の長寿命化を図りながら、当
「阿南市クリーンピュア」での運転を
継続したいと考えています。
そのため、平成 年4月から平成
年3月までの 年間の運転期間延長の
申入れを、本年1月に熊谷地区へ、2
月には吉井地区、上大野地区にお願い
し、今後も引き続き隣接周辺地域、関
係 団 体 等 へ の 申 入 れ を 速 や か に 行 い、
ご理解を得たいと考えています。
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北條民雄文学賞
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これまで、協力隊の受入予定団体と
連携して、都市部での地域おこし協力
隊募集会や移住・交流フェア等を通じ
て隊員の募集活動を展開し、2月には
現地説明会ならびに個人面接を実施し
ました。
その結果、加茂谷地区で愛知県在住
の男性1人と兵庫県在住の女性1人
が、椿地区では大阪府在住の男性1人
が協力隊員としてそれぞれ内定してい
ます。
今後、受入団体とさらに連携を密に
しながら、隊員が4月からスムーズに
活動を開始できるよう、受け入れ態勢
を整えていきたいと考えています。
地域おこし協力隊の導入
て、延床面積は約1094平方メート
ルで、見能林公民館津乃峰分館、消防
団見能林分団第2班詰所、学童保育を
備えた複合施設となっています。
災害時には1次避難所および2次避
難所となることから、備蓄倉庫や自家
発電設備を配置するとともに、直接4
階 屋 上 へ 避 難 で き る 屋 外 階 段 を 有 し、
津波避難ビルとしての機能を備えてい
ます。
ま た、 平 時 は 生 涯 学 習 の 場 と し て、
地 域 住 民 の 教 養 の 向 上、 健 康 の 増 進、
生活文化の振興、社会福祉の増進や防
災まちづくりの拠点として、各種研修
や集会等に大いにご利用いただけるも
のと期待しています。
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画」を積極的に推し進め、基本構想に
掲げた本市の将来像である「ひと、ま
ち、心をつなぐ笑顔の光流都市」の実
現を図っていきます。
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当施設は、市民生活の環境保全と公
衆衛生の向上を図るため、関係地元委
員会、協議会、関係団体等のご理解を
いただき、平成 年3月に完成し、同
年4月から運転を開始しました。本年
3月をもって 年が経過しますが、こ
れまで毎年の設備機器の点検補修と適
切な運営を行い、機器類、施設および
放流水の水質は常に良好に保たれてい
ます。
しかしながら、地元等とお約束して
います 年の運転期間は、平成 年3
月までで、期限まで残り3年余りとな
り ま し た。 も っ と も、「 阿 南 市 ク リ ー
ンピュア」は、し尿処理施設として市
民生活に必要不可欠な施設であるとと
もに、災害時の避難場所にも指定され
ている重要な施設でもあります。こう
したことから、今後、平成 年4月以
降 の 使 用 に つ い て、 関 係 地 元 委 員 会 、
協議会、関係団体等のご理解をいただ
くことが最重要ですが、本市としては、
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こどもの医療費助成制度
の拡充
本市では、平成 年4月から、中学
校修了までの子どもを医療費助成の対
象としていますが、このたび、次代の
阿南市を担う子どもたちが、家庭の経
済状況等にかかわりなく安心して医療
機関等で治療が受けられることや、子
育て支援や少子化対策充実の声が高ま
すうせい
るなかで、時代の趨勢や子育て家庭へ
の支援策を総合的に勘案した結果、平
成 年7月から、助成対象年齢を 歳
に達する日以後の最初の3月 日まで
に拡大したく、今議会に条例の一部改
正を提案しました。
この改正によって、新たに対象とな
るのは約2300人で、必要な経費は
年間約4300万円増加するものと見
込んでいます。
なお、子育てにやさしい事業としま
して、対象年齢を 歳まで拡大するこ
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本市は、平成 年3月に『第5次阿
南 市 総 合 計 画「 し あ わ せ 阿 南 2 0 2
0」
』 を 策 定 し ま し た。 こ の 計 画 は、
地域の特性、市民の皆さまのニーズな
どを踏まえ、計画的、持続的な行政運
営を推進するための指針として、平成
年度から 年間の基本的なまちづく
りの方向を示す「基本構想」と、5年
間の具体的な施策の展開を示す「前期
基本計画」で構成されています。
「前期基本計画」の期間が平
今 回、
成 年度で終了することを受け、平成
年度から平成 年度までの「後期基
本計画」の策定に取り組みました。
策定にあたっては、前期基本計画の
検証と、この5年間に生じた社会情勢
の 変 化 を 反 映 さ せ、
「 あ な ん〔 地 域 好
循環〕総合戦略」と一体的に作業を進
めてきました。
また、4期目に向けて私が掲げまし
た「阿南に住む幸せを次世代へ」を理
念とする、6つの柱からなる の公約
についても、すべて本計画に反映して
い ま す。 今 後 は、 こ の「 後 期 基 本 計
「阿南医療センター」施設等
の整備に伴う財 政 支 援
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を控除した額とし、 億円を限度とし
AMA
(阿南・室戸・安芸)
地
ます。
域連携による広域観光施策
なお、JA徳島厚生連の半永久的な
財産となる用地取得費は、補助金の交
昨年、観光庁が外国人旅行者向けに
付対象外経費とします。
設定しました全国7つの広域観光ルー
トの一つであるスピリチュアルな島
また、補助金の交付方法等は、本市
の財政負担の軽減を図ることや、県が 「 四 国 遍 路 」 が 注 目 を 集 め、 外 国 人 の
医療センターへの補助金交付期間を3
遍路が増えています。
年程度と示していることなどから、平
AMA地域は四国遍路のなかでも特
成 年度から平成 年度までの3年間
に、 弘 法 大 師 修 行 の 地 と し て 知 ら れ、
とし、平成 年度については、県の平
外国人が興味を示す文化遺産や物語も
成 年9月補正予算額と同額の 億円
多く残っていることから、先月、本市
を当初予算に計上し、残りの 億円に
に お い て「 A M A の 国 づ く り 観 光 会
ついては、平成 年度、平成 年度に
議」を開催し、四国在住の外国人の方
債務負担を設定したいと思います。
を講師にインバウンド事業での可能性
「 医 療 セ ン タ ー」 の 診 療
と課題について意見交換を行いまし
あ わ せ て、
体制をはじめ、地域医療の連携や本市
た。都市部と比べて四国東南部は外国
へ の 支 援 体 制、 交 付 条 件 等 を 定 め た
語表記の案内も少なく、情報発信力も
「医療センターの補助金に関する協定
弱 い こ と か ら、 ま ず は W E B サ イ ト
書」と「医療センター開院後の新たな 「 あ ま ナ ビ 」 内 に 外 国 人 目 線 で 作 成 さ
協力・支援関係を構築するための協議
れた外国語ブログを開設し、訪日外国
機関設置に関する協定書」をJA徳島
人 向 け の サ イ ト と 連 携 を と り な が ら、
厚生連と締結します。さらには、JA
四 国 東 南 部・ A M A 地 域 へ の 誘 客 を
徳島厚生連に詳細な補助金交付申請書
図っていきたいと考えています。
な ど を 提 出 さ せ る た め に「 医 療 セ ン
ター施設等整備事業補助金交付規則」
津乃峰総合センター
を策定します。
今後も、本市は、医療センターが市
平成 年9月から阿南市津乃峰町長
民の命と健康を守るために、高度専門
浜に建設を進めてきました津乃峰総合
医療をはじめ救急医療、災害医療、周
センターが完成し、2月 日に落成式
産期医療などの多様な機能に対応でき
を執り行い、3月1日から運用を開始
る医療体制を構築していただけるよ
しました。
う、引き続き要望・提言をしていきま
セ ン タ ー は、 鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 造、
す。
一部鉄骨鉄筋コンクリート造の4階建
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徳島県厚生農業協同組合連合会が施
設等の整備・運営をします「阿南医療
センター」は、現在、実施設計業務を
進めていて、今年度には、いよいよ建
築工事に取り掛かることになります。
また、2月 日には、JA徳島中央
会会長ならびに県南部のJA組合長同
席のもと、JA徳島厚生連から医療セ
ンターの施設等の整備に当たっての財
政支援の要望がありました。
本市が将来にわたって安心できる地
域医療体制の確立を図るためには、医
療センターの整備は何としても進めて
いかなければならない最重要事項であ
ると認識しています。
こうしたことも考慮しながら、医療
センターへの補助金の交付額や交付方
法等については、本市の財政状況を見
極めるとともに、国・県の補助金の動
向やJA厚生連の新病院に他市が財政
支援をしている全国の事例なども参考
にしながら、総合的に検討を重ね決め
させていただきました。
まず、交付額については、医療セン
ター「基本計画」の概算整備事業費の
額をもとに、建築工事費、設計費、医
療機器などの整備費、開設準備費を補
助金の交付対象経費区分とし、その区
分ごとの実支出額に応じて交付すると
ともに、補助金の総額はJA徳島厚生
連の自己資金および他の補助金等の額
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