平成28年度「ふじえだ教師塾」 実施要項 Ⅰ 目的 教職に就きたいという希望を持っている人に、人を育てるという職業のすばらしさと 大切さを伝え、教職に就くことの誇りと気概を育てる。 ・人として目的をもって生きていくことの大切さを伝え、強い信念をもった人間の育 成を図る。 ・藤枝市がめざす教育・授業についての理解をもつ。 ・若手の教員や講師の授業力や学級経営力を高める。 Ⅱ 内容 塾生は、 「大学生・院生」 「臨時講師及び社会人」 「教職2・3年目教員(含む割愛者)」 「30歳代の教員」とし、基本的には「全体指導(講話)」と「個別指導(学校訪問指導)」 とする。具体的なことは、それぞれの塾生に応じた内容を以下の通り実施していく。 Ⅲ 各構成別概略 1 大学生を対象にした教師塾 (1) 対象 静岡県で教員(栄養・養護教諭を除く公立小・中学校教諭)になりたい希 望を持っている大学生及び大学院生20名位。 (2) 目的 教職に対する夢を膨らめ、藤枝市で教員になりたい思いを育む。また、人 としての生き方を考え、教育観や教職観を育む。 (3) 研修内容 ① 教職の魅力を知る研修(全体) 夜間 ・教育長や教職経験者、現役の教員による体験談などの講話を中心とする。 ② こころざしを持った生き方を考える講話(全体) 夜間または土曜日 ・社会人として、教師としてあるべき姿についての講話 ③ 藤枝の教育についての講話と小中学校の参観(全体) 土曜日 ・参観は高洲南小研究会及び塾生の授業参観 参観は平日昼間 ④ 教職専門演習(全体) 夜間または土曜日 ・教育法規や教育課題など実践に役立つ演習を行う ・教師としての基本的な教育観・子ども観・指導観を学ぶ(「教育は人なり」他) ⑤ 授業づくり講座(全体)・・・・・・授業研究講座(担当) 夜間または土曜日 ・よい授業の DVD を見ながら指導の大切な部分をつかむ. ・指導案の作成と模擬授業の実践 (4) 実施日・時間 ・夜間または土曜日に開催(小中学校の参観は平日) ・夜間は、午後7時∼9時とする。土曜日は午前9時∼12時または午後 1 時半 ∼午後 4 時半とする。 (5) 実施期間 ①前期は、平成 28 年4月∼平成 29 年8月までとする。 ②後期は、平成 28 年 10 月∼開始する。 (6) 入塾方法 ①願書は、ホームページを活用するか直接、学校教育課へ問い合わせる。 ②本人からの「希望」による申し込みとする。 【前期】 募集期間は、特に定めない。随時受け付ける。 【後期】 ・募集期間は設けず随時受け付ける. ・塾生が決定したら本人に通知し、10月中旬に入塾式を行う。 ※入塾希望者多数の場合は、書類選考する場合がある。 (市内在住・出身者優先) (7)費用 無料 2 臨時講師・社会人を対象とした教師塾 (1) 対象 現在臨時講師として小中学校に勤務している人か、一般社会人で静岡県内 で教員(公立小・中学校教諭)になりたいという希望を持っている人。 臨時講師20名位 一般社会人10名位 (2) 目的 教職に対する夢を膨らめ、藤枝市で教員になりたい思いを育む。 人としての生き方を考え、教育観や教職観を育む。 ※臨時講師としての授業力や学級経営力の向上を図る。 (3) 研修内容 ① 教職の魅力を知る研修(全体) 夜間 ・教育委員や教職経験者、現役の教員による体験談などの講話を中心とする。 ② こころざしを持った生き方を考える講話(全体) 夜間 -1- ・社会人として、教師としてあるべき姿についての講話 ③ 授業づくり講座(全体) 夜間 ・よい授業の DVD を見ながら指導の大切な部分をつかむ. ・自校の塾生の合同参観(希望)と指導員からの指導を受ける。 ④ 藤枝の教育についての講話(全体) 夜間 ・「授業で人を育てる」についての講話 ・藤枝市の教育施策を知る。 ⑤ 教職専門演習(全体)・・(担当) 夜間または土曜日 ・教育法規や教育課題など実践に役立つ演習を行う ・教師としての基本的な教育観・子ども観・指導観を学ぶ(「教育は人なり」他) ⑥ 授業力や学級経営力を向上させるための研修(年間 3 回の学校訪問) 平日 (4) 実施日 夜間または土曜日に開催(授業力向上研修は平日) (5) 実施期間 平成 28 年 4 月∼平成 29 年3月までとする。 (6) 入塾方法 ①本人からの申し込みとする。 【臨時講師】 ・校長より講師に紹介する。 ・実施要項や願書を校長に送付するので校長は、内容を臨時講師に紹介する。 【社会人】 ・広報「ふじえだ」や市のホームページで教師塾の要項・願書(様式)を確認する。 ・募集期間は設けず随時受け付ける。但し、入塾希望者多数の場合は、書類選考 する場合がある。その場合は、市内小中学校に勤務する者や市内在住・出身者 を優先する。 ・願書は、ホームページを活用するか直接学校教育課へ問い合わせる。 (7)費用 無料 3 藤枝市勤務の教職2年目3年目及び割愛新採者教員の教師塾 (1) 対象 ・教職2年目、3年目の教諭で二年間(3年目は一年間)の悉皆研修とする。 ・割愛新採者は 28 年度採用者であり、一年間の研修とする ・対象者は別紙名簿に記載 ※悉皆研修・・該当者全員が必ず参加しなければならない研修 ※割愛者・・・他県で教員をしていて,今回本県に新規採用された者 (2) 目的 教職についての意識を高め、教育観・授業観を深める。 人としての生き方を考え、公務員としての意識を高める。 授業力や学級経営力の向上を図る。 (3) 研修内容 ① 藤枝の教育についての研修 平日 ・教職経験者や校長会役員、現役の教員による講話 ② こころざしを持った生き方を考える講話 平日 ・社会人として、教師としてあるべき姿についての講話 ③ 授業力や学級経営力を向上させるための研修・・学校訪問 平日 ・訪問は、原則年間3回とする。(3 年目及び割愛者と中学教員は年 2 回) ・3 年目は、年間3回のうち1回は、全体会とし全員で代表者の授業を参観し 指導員の指導を受ける。 ④ 教職の魅力を感じる研修(講話) 平日 ・授業の楽しさと教職の魅力についての講話 (4) 実施日 平日とする(出張) (5) 実施期間 平成 28 年5月∼平成 29 年3月までとする。 4 30歳代(前後を含む)を対象とした教師塾 (1) 対象 30歳前後の教員 20名程度 ①初めて藤枝市に勤務する教員とする(校長と相談のうえ決定する) ②学校からの希望推薦を尊重する。 (2) 目的 ・教職についての意識を高め、教育観・授業観を深める。 ・人としての生き方を考え、公務員としての意識を高める。 ・授業力や学級経営力の向上を図る。 ・中堅教員としての自覚を促す。 (3) 研修内容 ① 藤枝の教育についての研修 平日 ・教職経験者や校長会役員、現役の教員による講話 ② こころざしを持った生き方を考える講話 平日 ・社会人として、教師としてあるべき姿についての講話 ③ 授業力や学級経営力を向上させるための研修(市教員研修とは別に実施) 平日 -2- ・年間2回の訪問とし、そのうち 1 回は、指導員の指導を受ける。 ④ 教職の魅力を感じる研修(講話) ・授業の楽しさと教職の魅力についての講話 (4) 実施日 平日(出張)とする。 (5) 実施期間 平成 28 年5月∼平成 29 年3月までとする。 平日 Ⅳ 年間計画 月 4 5 6 7 8 9 大学生・院生 説明会 15 金 入塾・開講式 23 土 生き方講話① 教職専門演習① 7 土 教職専門演習② 21 土 教職専門演習③ 26 木 教職専門演習④ 4 土 教職専門演習⑤ 9 木 教職専門演習⑥ 18 土 教職専門演習⑦ 23 木 教職専門演習⑧ 2 土 学校参観 昼 授業づくり講座 21 木 教職の魅力講座 30 土 藤枝の教育・閉講式 臨時講師・社会人 説明会 15 金 入塾・開講式 23 土 生き方講話① 教職専門演習① 7 土 教職専門演習② 21 土 教職専門演習③ 25 水 教職専門演習④ 4 土 教職専門演習⑤ 8 水 教職専門演習⑥ 18 土 教職専門演習⑦ 22 水 教職専門演習⑧ 2 土 訪問指導 2年目3年目 30歳代 開 講 式 17 火 生き方講話 訪問指導 開講式 19 木 生き方講話 訪問指導 訪問指導 訪問指導 訪問指導 授業づくり講座① 13 水 教職の魅力講座 30 土 藤枝の教育 訪問指導 藤枝の教育 3 水 1 次合格者への指導(予定) (6 土:午前・10 水:夜間・13 土:午前) 訪問指導 生き方講話② 教職の魅力 午後 訪問指導 訪問指導 21 水 入塾・開講式 15 土 訪問指導(3 年目) 訪問指導 (全体 1 回含む) 訪問指導 生き方講話① 授業づくり講座② 19 水 藤枝の教育・ 教職専門演習① 29 土 教職の魅力 午後 教職専門演習② 12 土 訪問指導 訪問指導 訪問指導 11 学校参観 22 火 教職員専門演習⑨ 16 水 教職専門演習③ 26 土 教職専門演習④ 3 土 訪問指導 12 訪問指導 訪問指導 教職の魅力 17 土 教職の魅力 17 土 授業づくり講座 14 土 授業づくり講座③ 18 水 1 訪問指導 訪問指導 教職専門演習⑤ 28 土 訪問指導 教職専門演習⑥ 4 土 2 訪問指導 訪問指導 訪問指導 教職専門演習⑦ 18 土 藤枝の教育 4 土 生き方講話③閉講式 まとめ まとめ 3 2木 3金 生き方講話② 閉講式 1 水 閉講式 閉講式 ↑ 土曜日は午後・夜間は木曜日 ↑土曜日は午前・夜間は水曜日 Ⅴ 会場について (1) 講話などの全体研修は、岡部公民館内の藤枝市教育研修センターとする。 (2) 学校訪問での事後研修場所は各校にご用意いただく。 10 Ⅵ 学校訪問計画 (1) 学校訪問の内容は、基本的に以下の通りとする。 ①午前の場合:第2校時「授業参観」、第3校時「事後指導」 午後の場合:第5校時(授業参観」、第6校時「事後指導」 訪問日は、各校や塾生の希望日の中から決める。なお、年度途中で希望日の変更が ある場合は、その都度、相談協議し別日を決める。 ② 授業参観(1時間)・・・A4版半分の略案の用意し、実施 3 日前には市教委に提 出する。(校内研修用指導案でも可) ③ 事後の感想や自己課題・次回の課題をまとめ、2 週間以内に市教委に提出する。 -3-
© Copyright 2024 ExpyDoc