別紙1 本庁舎洗面環境維持業務仕様書 本仕様書は、下関市(以下「甲」という。)が委託する本庁舎洗面環境維持業務の 仕様を定めるものであり、受託者(以下「乙」という。)は、本仕様書に基づき、甲と 協議のうえ、業務を誠実に実施するものとする。 1.業務の目的 トイレの大小便器の洗浄、脱臭、排水管のスケールによる詰まりの予防、トイレ 空間の悪臭除去及び二次感染予防により、安全で衛生的なトイレ環境の維持・管理 を図ることを目的とする。 2.委託期間 平成28年4月1日から平成29年3月31日まで 3.業務場所 下関市南部町1番1号 下関市役所本庁舎 4.業務対象 下関市役所本庁舎内 トイレ 設置場所及び個数は、別紙2のとおりとする。 5.業務項目 (1)便器洗浄装置の設置及び維持管理 (2)消臭芳香装置の設置及び維持管理 6.仕様 (1)便器洗浄装置 ア.洗浄装置は、衛生器具に対し必要十分な薬剤の供給が可能な容量を確保して おり、衛生陶器内部に概ね行渡る洗浄、消臭効果を有すること。 イ.薬剤は、水質、水温等の変化に影響されない液体を使用すること。また、使 用回数に対応した品質、性能を有すること。 ウ.薬剤は中性のものを使用すること。(厳守) エ.衛生器具のトラップにおいて洗浄水の薬剤濃度は、大腸菌、黄色ブドウ球菌 等の菌に対し発育阻止に必要な数値を有すること。 オ.薬剤の点検交換及び洗浄装置の機能点検周期は、原則年6回以上とすること。 (2)消臭芳香装置 ア.消臭、芳香能力を有していること。 イ.電源装置内蔵型の自動式であり、消臭と芳香の時間的間隔を設置スペース、 使用頻度で調整できる機能を装備していること。 ウ.薬剤及び芳香剤等の点検交換周期は、原則年6回以上とすること。 7.報告書の提出について (1)保守点検及び交換業務の実施の都度、乙は点検報告書を作成し、甲に報告す ること。 (2)業務期間終了時、業務完了報告書(作業写真添付)を提出すること。なお、 写真については、新館における排水管状況の確認として、初回点検時及び最終 点検時に排水管内等をファイバースコープで撮影したものを含み、撮影箇所に ついては甲の指示する場所とする。 8.その他 (1)保守点検、交換業務の実施に当たっては、業務計画、業務日程等について甲 と充分な打合せを行い実施すること。 (2)業務責任者について、乙は契約締結後直ちに甲に書面にて届け出ること。 (3)装置の故障等、緊急事態が発生した場合には、乙は直ちに専門技術者を派遣 し必要な処置を行うこと。 (4)作業者は、作業時において社員証を携帯し、自社の制服(作業服)を着用す ること。 (5)契約終了後は速やかに装置を取外し、原状復帰を行うこと。 (6)業務遂行に関し疑義が生じた場合には、甲、乙双方協議の上、実施すること。
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