1 実践の概要 テーマ 外部指導者 地震に備えて:身のまわりの危険因子(地震が発生した際にどこが危険か?)を探る 秋田大学地域創生センター 実施日時 11月13日(金) 実施場所 矢島中学校 参 加 者 矢島教育学習課職員 矢島中学校職員 2 准教授 鎌滝 孝信 氏 15時00分から16時30分まで 4名 14名 矢島保育園保育士 矢島高校職員 7名 矢島小学校職員 13名 15名 実践内容 講 演 1「地震に備えて:身のまわりの危険因子(地震が発生した際にど こが危険か?)を探る」 ・過去の地震とその被害について ・秋田県における防災意識について ・被害を少なくし、命を守るために 必要なことについて 演 習 2「自宅の防災マップを考える」 ・グループでの話合い 自宅(現在住んでいるところ)にいるときに震度6~7という 強い揺れを伴った地震が発生するという事象を考えて自宅の防災 マップを考える。自宅内の安全箇所・危険箇所を想像し、危険な 箇所は改善策を考える。 地震の発生時期および時刻は、夏の昼、夜および冬の昼、夜な どあらゆる時間帯を想定する。 1.昼間、書斎(夕食後の時間) 2.キッチン(夕食の準備の時間) 3.寝室(就寝時) 4.それぞれの部屋から玄関までの避難ルート ・・・・・今回は、冬の夜のケースを想定 パワーポイントでの資料提示 3 インド洋大津波など過去の震災の被害からの事例 ・正しい対応で、助かる命もある 4 秋田県の各校の防災意識についてのアンケートより ・東日本大震災について覚えていない児童も増えている。 ・大人の意識を高めることが必要である。 5 自分の命を自分で守るためにできること ・正しい知識 ・正しく備える ・正しくイメージする ・正しく対処するなど 6 防災マップづくりのために ・パッと起きてすぐに逃げることはできないので 7 5~7人のグループ編成 演習のテーマに沿っての話し合いと室内配置検討・自宅内の安全 箇所と危険箇所について・危険箇所の改善策について ・それぞれの部屋から玄関まで の避難ルートについてなど 8 質疑応答や感想発表 まとめ 3 参加者の感想 職 4 員 職場や学校だけでなく、自宅の防災について考えたり、自宅の防災マ ップを作ったりすることの必要性を感じた。特に雪が積もり、冬囲いな どを行うこれからのシーズンには、避難経路を考えておくことは、自分 で自分の命を守ることに繋がると改めて考えさせられた。 本日の参加者だけではなく、児童やその保護者を啓発し、防災意識を 風化させないよう、家庭や地域ぐるみで取り組んでいくことが大切だと 感じた。 秋田大学の鎌滝准教授を始め、防災教育外部指導者派遣に御尽力くだ さった県教育庁、秋田大学地域創生センターの皆様に感謝申し上げます。 成果と課題 成 果 矢島地域で教育に携わる職員が校種を超えて地域の防災を考える機 会となり、今後に活かせる大変有意義な研修になった。
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