「三好市人口ビジョン(案) 」 「三好市まち・ひと・しごと創生総合戦略(案) 」に対する意見並びに回答について パブリックコメントで挙げられた3件の意見への対応について、以下のとおり回答いたします。 No 意見内容(原文) 回答 1 サテライトオフィスの誘致、すなわち職場を一気に呼ぶのではなく、 提言として受け止めさせていただきます。 その前段階で「情報技術系研修施設」を設置する。 今後、サテライトオフィス誘致や企業誘致を進めるうえで、必要 具体的なモデルとしては、船井電機跡地にインターネット設備や情報 性のニーズ等が生じた場合は、既存施設等を活用した整備を検討 技術系設備を整えた公の研修施設(企業利用、大学・専門学校利用、市 してまいります。 民利用も可能)を建て、全国(近ければ四国内や岡山県でも)各地の企 業、大学、専門学校に「研修施設」として場所を提供し、利用してもら うものである。イメージとしては滋賀県の全国市町村国際文化研修所 や、徳島市内の自治研修センターのICT特化型である。 新たな施設を建設するハードルが高ければ、サンライズの改修時に上 記施設整備を行い提供しても構わないし、三好市内に点在する空き家 や、 土台はまだ利用できるがほぼ無人になっている公共施設の改築で確 保しても構わない。 研修は一週間から一ヶ月規模で行わせるので、 周辺空き家を研修宿舎 としてかなり格安で宿泊場所を提供することも必要となる。 2 ① 人口移動が大きい市町村とその理由の推測、男女別の産業別産業人 提言として受け止めさせていただきます。 口の分析において、勤務地域や他地域との移住条件面比較などの分 三好市人口ビジョンを策定する過程においては、産業別就労人 析をお願いいたします。 口をはじめ、転入者・転出者の分析等、一定の分析を行っており ② 人口減少による財政への影響において、今後の商業低下の分析をお ます。 願いしたします。 2040年の目標人口が達成できるよう、毎年事業評価を実施 公共施設維持への影響において、今後の生活道路の維持管理分析を し、様々な分析結果を踏まえ事業を実施していきます。 お願いしたします。 まちづくりには市民の参画が不可欠だと考えます。総合戦略の ③ 街づくりを進めて行く上では市民の参加が不可欠ですので、重点プ なかでも地域づくりに関する戦略目標Ⅳ「安心なくらしを守り、 ロジェクトの具体的事業は、市民の意見も取り入れて検討をお願い 地域をつなぐ三好」において、市民や多様な団体が主体的に地域 いたします。 づくりを進めることとしておりますので、官民が連携した地域づ くりを進めます。 3 ① 市の盛衰に関わるこの重大懸案は、市民の周知結集のため「公聴会」 「市民集会」を開き、 「市議会」を経て決定すべきと提言する。 提言として受け止めさせていただきます。 市は、地方版総合戦略を策定するにあたり、市民ヒアリングや 「産・官・学・金・労・言」などの幅広い分野の方々の意見を聞 き策定いたしました。 また、市報を通して「シリーズ地方創生」と題し策定までの進 捗状況の説明と意見を頂くための啓発活動を実施してきました。 市議会に対しましても定期的な説明を実施するなど、広く意見を 頂いて策定を進めてまいりました。 ② 地方衰退の原因は、歴代政府が、国際貿易における収支バランスの ため、輸出産業優先と引き換えに、輸入面で第1次産業にその犠牲 を押し付けたことにある。そして、ダメ押しともいうべきTPP推 進で、地方衰退に拍車をかけている市の総合戦略に欠落している文 言で「国の責任」の挿入を提言する。 三好市の人口動向を見ると、急激な人口減少により過疎化が進 んでいるのは確かです。そうした中、総合戦略の役割は、これま での政策の責任追及ではなく、今後の人口減少を和らげるため、 官民が連携して仕事づくり、人の流れ、結婚・出産・子育て、ま ちづくりの観点から、前向きな事業の企画・展開であると考えて おります。 ③ 国の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の内容・形式によって、 地方版総合戦略の策定にあたり、まち・ひと・しごと創生法の 過去を含む「再生」でなく「創生」なる語を不用意にチリバメ使用 第10条に基づき、三好市では国及び県の策定する総合戦略を考 している。 「創生」から「再生」への置換を提言する。 慮するとともに、地域の実情にあった三好市まち・ひと・しごと 創生総合戦略の策定を進めてきました。 また、将来にわたって活力ある地域社会を維持していくために は、 「仕事づくり」 「人の流れ」 「結婚・出産・子育て」 「まちづく り」の機会を創出することが重要であることから「創生」の言葉 が適していると考えます。 パブリックコメント後において、 「三好市人口ビジョン」 「三好市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の変更点について ○三好市人口ビジョンについて変更点は無し ○三好市まち・ひと・しごと創生総合戦略については次のとおりです。 変更前 ① 7ページ 雇用の場の創出 (具体的事業) ○地域おこし企業人交流プログラム(先行型) ② 7ページ 雇用の場の創出 (具体的事業) ○企業立地奨励金(先行型) ③ 7ページ 重要業績評価指標(KPI) ○空き店舗等活用件数年間2件 ④ 7ページ 重要業績評価指標(KPI) ○UIJターン者就職者数2件(先行型) 変更後 ① 8ページ 地域ブランドづくり(具体的事業) ○地域おこし企業人交流プログラム(先行型) ② 7ページ 雇用の場の創出(具体的事業) ○企業立地促進事業(先行型) ③ 7ページ 重要業績評価指標(KPI) ○空き店舗等活用件数年間4件 ④ 7ページ 重要業績評価指標(KPI) ○UIJターン者就職者数年間2件(先行型) ⑤ 7ページ 重要業績評価指標(KPI) ○合同企業説明会による就職者数年間5人 ⑤ 7ページ 重要業績評価指標(KPI) ○高校新卒者市内企業就職者5年間で80人 ⑥ 7ページ 地域資源を活かしたモノづくりの推進(具体的 ⑥7ページ 地域資源を活かしたモノづくりの推進(具体的 事業) 事業) ○特産品生産奨励補助金(先行型) ○特産品生産奨励事業(先行型) ⑦ 7ページ 重要業績評価指標(KPI) ○特産品販売額7,000千円(先行型) ⑧ 8ページ 重要業績評価指標(KPI) ○空家バンク登録件数平成28年度までに50件を確保 ⑦ 7ページ 重要業績評価指標(KPI) ○特産品の生産量を5年間で20%増加 ⑧ 8ページ 重要業績評価指標(KPI) ○空家バンク述べ登録件数平成31年度までに50件 し、翌年度以降50件を維持 ⑨ 9ページ 安心して出産・子育てができる環境整備 ⑨ 9ページ 安心して出産・子育てができる環境整備 (具体的事業) (具体的事業) ○保育対策促進事業 ○延長保育事業 ⑩ 9ページ 安心して出産・子育てができる環境整備 (具体的事業) ⑩ 9ページ 安心して出産・子育てができる環境整備 (具体的事業) ○乳児家庭保育支援給付金を追加 ⑪ 9ページ 重要業績評価指標(KPI) ⑪ 9ページ 重要業績評価指標(KPI) ○延長保育年間延べ利用者数300人 ○延長保育年間延べ利用者数700人 ⑫ 9ページ 重要業績評価指標(KPI) ⑫ 9ページ 重要業績評価指標(KPI) ○セミナー開催に対する参加企業数年間10社 ⑬ 10ページ 重要業績評価指標(KPI) ○集落で生活を営むうえで、移動販売事業者を必要と答え ○セミナー開催に対する参加企業数年間30社 ⑬ 10ページ 重要業績評価指標(KPI) ○集落支援包括事業メニュー活用件数年間220件 た市民の人数20人(先行型) ⑭ 10ページ 重要業績評価指標(KPI) ○辺地タクシーを活用することにより集落で暮らし続ける ことが可能となった者5人(先行型) ⑭ 10ページ 重要業績評価指標(KPI) ○辺地タクシー述べ利用者数年間370人 ⑮11ページ 重要業績評価指標(KPI) ○固定資産管理システム完全稼働率100% ○公共施設の再配置計画策定率100% ⑮11ページ 重要業績評価指標(KPI) ○公共施設等総合管理計画に基づき公共施設の総延床面積 を平成27年度より5年間で8%削減
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