No.117 号(2016 年 3・4 月号) 長野県高齢者生活協同組合 かがやき ニュース 高齢者生協が目指す介護とは、病気やケガなどで介護や支援が必要になっても住み慣れた場 所で暮らし続けたいと思う人たちを様々なサービスや支援体制で支え続けることです。県内 10 ヶ所の介護事業所ではそれぞれの特色を活かしながら、ご本人やご家族の望む生活が実現 できるように、一緒に考え介護サービスを提供しています。介護保険制度が改定されても必要 に応じて組合員の皆さんを介護・福祉面から支えられるように尽力していきます。 本部・北信地域センター 長野県長野市南長池 761-3 (本部)TEL 026-263-2386 (北信)TEL 026-217-3601 中信地域センター 東信地域センター 松本市本庄 2-3-18 TEL 0263-50-8439 佐久市下越 612-1 TEL 0267-78-5070 1 南信地域センター 飯田市知久町4丁目 1203-2 高田ビル 2 階 TEL 0265-23-1109 専務理事・新井厚美 〇 才〜 才までの利用料を原則2 割とする 〇軽度者(要介護2までの方)の生 活援助(ヘルパー) 、福祉用具のレ ンタル、住宅改修は原則自己負担 とする。デイサービスは市町村の 地域支援事業に移行する。 〇金融資産の保有状況を把握し、施 設の利用負担を考える。 (マイナン バー活用) 65 74 実質的に中重度(要介護3以上) でないと介護保険の給付が受けられ ないことになります。 では、 「要介護3」の状態はどんな 状態でしょう とが自力では出来なくなります。 排泄、入浴、着替え、食事につい ての全てに介助が必要な状態です。 理解力も低下し、認知症に伴う問題 行動も目立つようになります。 本当に重度にならなければ介護保 険が使えなくなるのです。 一方、医療も在宅医療を手厚くし、 入院の為のベットを減らすなど在宅 への流れが一層推し進められていま す。大きい病院に紹介状なしで診察 してもらうと5000円以上の初診 料が取られるのもその一環です。 昔のように自宅で家族に囲まれな がら最後を迎えるのは叶わないもの の、漠然と最後の時を介護施設か病 院で迎えるのではないかという考え を私も持っていました。しかし、 「基 本は在宅、時々入院」が現実になっ てきました。在宅は自宅だけではな く、方々で建ち始めた有料老人ホー ムやサービス付高齢者住宅を視野に 置いています。お金があれば手厚い 介護、なければ… 介護保険から外れる要支援や要介 護2までの軽度の方々はどうなるの でしょう。国は「自助・互助でお願 いします」と言っています。家族や 親族、地域の支え合いでなんとかし てほしいと言う事です。高度成長・ 大都市集中などの政策で地域のコ ミュニティを破壊させたのはいった い誰でしょう。今更という感じです。 地域包括ケアシステムとは、医療・ 介護費用抑制の終局的システムです。 私たち高齢協は設立当時から「ひ とりぼっちにならない、しない。元 気な高齢者は人と地域のお役に立と う」を合言葉に、誰もが人間らしく 安心して暮らせる地域の実現を求め て活動してきました。今こそ、高齢 協の出番です。 〇組合員同士の支え合い、地域の支 え合いを通じて、支えられる側か ら支える存在になる。 〇介護保険から切り離される方々の サービスを創出し、安心して暮ら せる状況を作り出す。 〇事業は 時間、365日の介護。 重度の方にも対応できる準備を 行うと共に配食や他の事業も含 めた総合力でひとりひとりを支 え続ける。 〇「高齢者が長生きして良かったと 言える社会」の実現を国や行政に 対して求める運動を声高らかに繰 り広げる。 私たちの組織はまだ小さいですが、 多くの方々の願いを背負っています。 2 これからの介護の行方と 私たちの取り組み 重度の介護を必要とする状態です。 これまで普通に出来ていた身だしな みや居室の掃除などが出来なくなり、 立ち上がったり歩いたりといったこ 24 制限が検討されています。 財務省の審議会では、以下のこと が論議されています。 昨年4月に介護保険制度 改定が行われ、これにより 「地域包括ケアシステム」と いうなんとなく良さそうな 名前のものに大きく舵がき られました。 では、その実態は?介護保 険制度導入時に言われた「介 護の社会化」は何処かに行き、 介護保険は本当に重度になら ないと使えない制度になろう としています。今回の改定で は、一定以上収入がある方の 利用料2割負担となり、施設 入所の方で収入がない方も預 金があれば減免の処置がなく なりました。施設入所は原則 要介護3以上の方に限定。ま た、要支援の方々の訪問介護 とデイサービスが20 16 年度から段階的に介護保険 から市町村の事業へ移行さ れ、ボランティアを中心とし た運営に変わっていきます。 2018年度からは更に利用 言いたい 4 ライブ活動(家庭で余った食品 を持ち寄り、必要な方々に配る 活動)を中心に生活困窮者問題 に取組みます。 〇事業分野では NPOかがやきを中心に新たな 「仕事」を創造し、高齢者の社会 参加を促進します。 介護事業では県内 ヶ所の小規 模多機能型居宅介護事業所を核 に、 今 後 の 変 化 に 対 応 で き る ( 時間365日)事業を作り上 げます。 公共サービス事業は利用者満足 の施設運営から、地域支援事業 の要となる施設を目指します。 配食事業は弁当の提供・安否確 認だけではない、新たな生活支 援サービスを開始します。 全ての事業所がその地域の福祉 拠点になることを目標に一歩踏 み出します。 〇財務体質の強化を図るとともに、 一 定 規 模 に 達 し た 法 人 と し て、 リスク管理を意識し、組織内の 管理・運営体制を強化します。 〇活動や事業を支える職員集団の 力量をあげるため、 「学び」を中 心にした運営を目指し、ひとり ひとりが成長できる組織を目指 します。(専務理事・新井厚美) 公 告 第 回通常総代会を2016 年6月 日(土)長野市で開催し ます。 ついては、総代の選挙について 以下の通り公告します。 〇総代定数 総代総数 110 東信地域 名 北信地域 名 中信地域 名 6名 南 信 地 域 22 66 16 選挙管理委員会 山崎快郎・羽入田弘恵・吉池千鶴・ 小泉政文・米本玲子 3 18 〇立候補期間 2 0 1 6 年 4 月 1 日( 金 ) 〜 4月 日(金) 立候補される方は本部選挙管理 員会事務局に「総代立候補用紙」 委 をご請求下さい。 〇選挙日 2016年4月 日(月) 18 24 25 15 • • • • • 事業剰余▲ 225千円 (NPOと合算すると 11,986千円)となり、 依然厳しい状態が続いています。 〇この間取組んだ署名活動の結果です。 介護保険制度の改善・介護従事者の 処遇改善を求める署名 287筆 給付型奨学金の導入、拡充、 教育費負担軽減を求める署名 355筆 TPP交渉大筋合意撤回、批准・調印を しないことを求める署名 278筆 〇2016年度高齢協全体方針、体制図を決めました。 〇秋の生協強化月間のまとめを確認しました。 〇県生協連総会代議員に市川理事長を選出し、 理事候補に新井専務を推薦します。 〇介護保険外のヘルパーサービス(かがやきサ ポート)を実施します。 〇12月までの財務・事業状況を確認しました。 事業高 377,853千円 (NPOと合算すると520,189千円) 2016年度高齢協活動方針 医 療・ 介 護 や 年 金、 生 活 保 護 な どの社会保障の後退が進んでいま す。特に格差の拡大と貧困の増大 は見過ごすことのできない事態で す。昨年の戦争法案の成立や沖縄 辺野古基地建設など平和を巡る情 勢も私たちの願いとはかけ離れた 方向へ進もうとしています。そし て憲法改正の動き。これらは根っ このところで繋がっています。 私たちの願いは「誰も が住み慣 れた地域で、互いに支え合いつつ、 自立を保持し、文化を伝え、高め、 協同の心を育み、世代を超えてと もに安心して暮らせる」そんな慎 ましい願いです。その願いを実現 する為にも「学び」と「仕事起こし」 を中心に据えた活動を進めます。 〇組織・運動分野では それぞれの地域に即した居場所・ 集う場づくりを、地域の人々と 共に作ります。 現在行われている倶楽部やサロ ン、 講 習 会、 バ ス ハ イ ク な ど の 多様な組合員活動をさらに拡げ ます。 日本国憲法、平和行進、沖縄辺 野 古 な ど、 「学 ぶ こ と 」 を 柱 に、 年間を通じて平和問題に取り組 みます。 多くの方が参加できるフードド • • • • 理事会報告 (2016 年 1 月 30 日) 65 24 北信 晴れの日の「おせち」に 挑戦して つくしの里 薄桃色の風呂敷に包まれた赤 地 に 金 の 蒔 絵 の 二 段 重。 壱 の 重 に は、 黒 豆、 田 作 り、 数 の 子、 き ん と ん、 紅 白 な ま す 等。 弐 の 重 に は 煮 物、 伊 達 巻、 昆 布 巻 等。 つくしの里が今回手がけた「ザ・ おせち」です。 「 お せ ち 」 は、 歳 神 様 を お 迎 え し、 新 し い 一 年 の 始 ま り を 感 謝 し喜ぶ場に供する日本の大切な 行 事 食 の 一 つ で す。 昔 な が ら の 形式はもとより縁起の良い食材 と料理に込められた願いや祈り を子や孫に伝える伝統食でもあ るのです。 時代が変わり食習慣や家族形 態が変化してきているからこそ 「型」に拘ったものを忘れ去って は い け な い と 思 い ま す。 和 食 が 世界中から注目されているにも かかわらず簡便化され乱れてい る 私 た ち 日 本 人 の 食 生 活。 宅 配 弁当として日常の食の提供は当 然 な が ら、 こ う い う 伝 統 継 承 も 忘れてはならない任務かもしれ ません。 ご利用いただいた皆さんから は「 懐 か し い 味 で し た。 お 正 月 ら し く 華 や い だ 気 分 に な っ た。 価 格 が 手 頃 で よ か っ た。 色 々 な 味 が 楽 し め た 」 な ど、 予 想 以 上 の嬉しい声が届きました。 厨 房 ス タ ッ フ に と っ て も、 通 常業務とは違う年の瀬の気忙し いなかでの緊張する仕事でした が、 ハ レ の 日 の お 膳 を 整 え る 貴 重な学びの機会となりました。 ま ず は、 最 初 の 一 歩 を 踏 み 出 し ま し た。 こ れ か ら 改 善 す べ き と こ ろ、 新 た な 工 夫 を 要 す る と ころなど多くの気付きが得られ ま し た。 ホ テ ル、 デ パ ー ト、 料 亭などの豪華食材満載のもので は な く、 ご く 家 庭 的 な お せ ち を 手ごろに味わっていただけるよ う次回も頑張ります。 (北信・石坂京子) 4 東信 365日、無差別・平等の地域包括 ケアシステムをめざすことを呼びか けられました。 シンポジウムでは、 「区民が主人 … わ が 集 落 が や っ て き た こ と、 公 やっていること」御代田町児玉地区 社協会長・土屋昌良氏、 「在宅で安 心な医療と生活を支える」佐久病院 地域ケア科師長・高見沢広恵氏、 「空 き家活用で楽しい行き場」臼田えん がわぼっこ・湯浅道夫代表、 「介護 予防と生きがいづくりを模索して」 高齢協・横山孝子理事より、実践報 告をしていただきました。 参加者からは「地域で介護の問題 重視していかないと将来厳しい状 を 況になると思った」 「お話を聞いて 国の介護切り捨てに腹が立った」「地 域内の各地で力を出し合って取り組 んでいる姿が参考になり励みになっ た。感動した」 「何かできそうに思 えた」などの感想が寄せられました。 参加者のお一人は、この講演会で高 齢協を知り、 「素晴らしい組織です ね」とさっそく組合員になっていた だきました。今後も続けてほしいと の声も多く聞かれており、来年以降 もさらに充実した取り組みを行おう と、反省会をかねた「実行委員会」 で話し合いました。 (理事・渡辺一信) 晴れやかなお正月を 「ザ・おせち」が飾ります 地域内各地の取り組みに感動 みんなで考える機会になりました 「第2回介護保険講演会開催」 1月 日、東信地域センター主催 「第2回介護保険講演会」を開催 の し、大変な冷え込みの中、 名の皆 様に参加していただきました。 今回のテーマは「介護保険の改 と地域づくり」 定 。誰もが無関心で はいられない、これからの在宅生 活・ 介 護 予 防、 地 域 の 在 り 方 に つ いて、みんなで考えようと呼びか けました。 基調講演では、協立福祉会の塩原 治氏に「介護保険と地域の役割が 秀 こう変わります」と題して話をし ていただきました。 「社会保障・税 の一体改革」と介護制度改革の全 体像と流れについて触れられたあ と、 4 つ の 切 り 捨てがスタート し困難が現実化 し て い く こ と、 日常生活支援総 合事業の開始に よ っ て、 新 た な 展開の可能性が あることを強調 さ れ、 時間 23 19 23 5 多職種協働で地域づくり 地域ケア会議立ち上げ研修会 す。今後はそうした地域特性を活 かしながら、この地域ならではの 仕組みづくり考えていく必要があ ることを学べた研修会でした。 そして、この地域で活動する私 た ち 高 齢 協 が、〝ど ん な 関 わ り が でき、どんなお役立ちの取り組み ができるのか〞を考え直すきっか けともなりました。介護保険サー ビスを提供する一事業者としてだ けではなく、地域の方々と共に町 づくりを進められる存在になって こそ、初めて高齢協の活動意義が 出るのだと思います。そんな存在 になれるように、これからも地域 との関わりを積極的に進めていき ます。 (南信・前畠修史) か が やき インフォメーション 『第 回ひなまつり展』 開催のお知らせ 日時:2016年3月 日〜 日 場所:長野県高齢者生協 東信地域センター ☎ 0267―78―5070 毎年恒例となった『ひなまつり 』を今年も開催します。 展 皆さんのお越しをお待ちしており ます。 12 南信 17 5 31 中信 22 楽しみながら 交流を深めました 催を検討することになりました。 その後、懇談会に出席され、地 元下金井地区で、活動をされてい る 赤 羽 さ ん の 提 案 を 受 け、「椿 の 会 」(高 齢 者 倶 楽 部 ) と「芽 ぶ き の 会 」 で 一 緒 に 計 画、「新 春 ボ ラ ンティア関係者懇談会」を1月 日(日)に「デイサービス晴の家」 で 名の参加で取組みました。自 己紹介の中で困りごとや日々の過 ごし方など伺い、介護保険制度の 改正についてミニ学習、聞き入っ ているうちに、香りが漂ってきた お汁粉(赤羽さん手作り)と持ち 寄りの漬物などでその後は会食交 流。 歌 あ り、 ビ ン ゴ ゲ ー ム あ り、 ワイワイ盛り上がり、今後も高齢 者の楽しいおしゃべりの場、交流 の場づくりとして一緒に取り組ん で い こ う と い う こ と に な り、 大 きな一歩を 踏み出すこ とになりま し た。 次 回 は「 お 花 見 の集い」と な り そ う。 (中信・大 久保萬里) 下伊那郡南部地区の「地域ケア 会 議 立 ち 上 げ 研 修 会 」(1 月 日 開催)に参加しました。この研修 会は、地域で生活する高齢者が安 心して暮らせるように、さまざま な機関・団体をはじめ、高齢者自 身を含めた地域住民が参加協力 し、主体的に支えあう地域づくり について一緒に考え、まちづくり につなげることを目的に開催され たものです。 研 修 会 に は 約 1 4 0 名 が 集 い、 参加者は医療系や介護系の専門職 だ け で な く、 行 政、 社 協、 警 察、 消防、郵便局、銀行、農協、民生 委員と多岐に渡っており、まさに 〝地 域 と 多 職 種 協 働 〞 に よ り 高 齢 者の在宅生活を支える仕組みづく りを考える機会となりました。 下伊那郡南部地区は、下條村・ 阿南町・売木村・天龍村・泰阜村 の5町村で構成されており、合わ せて 万 千名弱の人々が山間に 暮らす町村です。都市部のように 多くの人々が暮らす地域ではあり ませんが、地域には顔と顔が見え るお付き合いがあり、横のつなが りが作りやすい土地柄でもありま 1 「晴の家」と地域の第一歩が はじまった! 昨 年 月、 「晴 の 家 」 で 町 内 の 方々をお招きし、初めて地域懇談 会を行いました。町会長、 民生委員、 地域包括支援センターの方、晴の 家管理者、高齢協中信地区理事な ど9名の参加で懇談しました。 初めに風間センター長が、近隣 地域にお住まいの方々とのつなが りを深め、地域の課題や困りごと を共有化させていただく為に、定 期的な懇談会の機会を設けていき たいこと、「支えあい活動」や「生 きがいづくり」、「介護予防の学習 活動」など、地域の福祉事業所と して活用いただきながら、地域に 役立つ役割を担いたいという趣旨 を報告しました。その後、晴の家 の活動状況報告、介護保険改正・ 地域支援事業についての話を内田 介護事業部長が行いました。参加 された地域の方は、今後進められ る総合支援事業、市町村事業に対 する情報も承知されておらず、地 域での今後の対応等を心配されて いました。 今後は必要に応じて懇談会の開 11 訪問介護事業所(ホームヘルパーステーション) 利用者さんが可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、訪問介護員(ホーム ヘルパー)が利用者さんの居宅を訪問して、入浴、排せつ、食事等の介護や調理、洗濯、掃除等の 家事を行うサービスです。 【かがやき福祉センター長野】 〈長野市南長池 761-3 電話:026-263-2383〉 【かがやき福祉センター中信】 〈松本市本庄 2 丁目 3-18 電話:0263-31-8200〉 松本市の中心に位置し、眼前には薄川が流れ、春は より良いサービスの提供をめざし、毎月ヘルパーの 研修・会議を開催。ときには専門講師による学習会も 満開の桜並木、夏には花火大会で賑わう場所です。 行うなど、ヘルパー一人一人のスキルアップを重ねて 利用者さんの中には、お花の先生や日本画や俳句・ います。利用者さんの誕生日には、手作り小物をプレ 短歌、手芸などで作品を残したり現在も続けている方 ゼントし、たいへん喜ばれています。今春、日常生活 もいます。小林さん(元教員)もそのひとりで、陶芸 の中でちょっとした困りごとに対応できる介護保険対 に精通し活躍され、日々穏やかに生活されています。 象 外 生 活 支 援「か が や き サ 私たちは多くの利用者さんの生 ポート」をスタート !! 活を介護保険、障害者福祉サービ これからも「その人らしい ス、かがやきサポート(有償)で 生活」をしっかり支えます。 支えていきます。 小規模多機能型居宅介護事業所 介護が必要になっても、住み慣れた自宅や地域で暮らし続けられる よう、顔馴染みのスタッフにより「通い・訪問・泊まり」のサービス が柔軟に利用ができる、在宅生活を支えるサービスです。 【たわわ善光寺下】 〈長野市三輪 7 丁目 7-6 電話:026-238-6511〉 【四季のベンチ】 〈佐久市下越 612-1 電話:0267-78-5666〉 小海線沿いで、西側に稲荷山と“コスモタワー”を望み、 たわわは今日も☀です。たわわに実るりんごのように、 北側には浅間山が見渡せる絶景のもと、 「おはようございます。 穏やかで豊かな時を過ごしていただきたいと思い名付け 今日もお願いねー。 」と明るい声で利用者さんが来所。お茶の た「たわわ善光寺下」 。善光寺さんから東にちょっと下っ 後は「さあさあ、何する?」と積極的な声が聞かれます。そん た所にあります。家庭的な雰囲気の中で、それぞれが出 な活気ある声が毎日のように聞こえる「四季のベンチ」です。 来る事を共に行いながらワイワイ賑やかに毎日を過ごし 職員はそんな利用者さんから元気をもらい、多くのことを学 ています。 24時間年中無休。コンビニのような便利さで、 びます。 「いい所だなあ」を思ってもらえる親しみある事業所 軽い物忘れの方から重度になった を目指し、地域の皆様に感謝し 方まで、住み慣れた地域自宅での つつ、また、より深く理解して 生活が送れるようにスタッフも楽 もらえるように活動を続けます。 しみながらお手伝いしています。 丁目 5-14 電話:0263-24-3318〉 〈下條村陽皐 719-1 電話:0260-27-3586〉 【みんなの家下條】 日も増えて来ました。 「かがやきの家笹部」 下條村のお年寄りはとても明るく元気です。そんな皆さんに支えら ら奥さん、今日も元気で行き会えて嬉し れながら、色々な行事や活動にも参加しています。少しずつ利用相談 拶。 「お姉ちゃん、 ここはこうするのよ!」 も増え、事業所の評判も上がってきたかな(?) 。介護保険サービスは がたくさんあります。そんな会話を聞い もちろん、サロン活動の「懐かしい歌とおしゃべりの りします。 会」や下條村の委託で二次介護予防事業や家族向け介 二の我が 護教室も行っています。下條村の良さを大切に、地域 うなお付 の皆さんに信頼される「みんなの家下條」になれるよ 。 うに、一歩ずつを大切に歩みたいと思います。 6 長野県高齢者生協介護事業所紹介 居宅介護支援事業所(ケアマネジャーがいる事業所) ケアマネジャー(介護支援専門員)がケアプランを作成したり、在宅生活の様々な相 談に応じるサービスです。要介護状態になっても住みなれた地域で自分らしく暮らせる ように支援しています。 【福祉相談センターかがやき】 【社会福祉相談センターたんぽぽ】 〈長野市南長池 761-3 電話 026-263-2397〉 〈松本市本庄 2 丁目 3-18 電話 0263-31-8210〉 自分の意思に基づき、自分らしく、快適で生 主任ケアマネジャーを含む 5 人体制で頑張って き生きとした生活が送れるように介護相談やケ います。地域の行事にも積極的に参加することで、 アプラン作成を行っています。また、「介護何で 地域の皆さんとの交流も深まり、地域との関係づ も相談」や「介護者のつどい」を定期的に開催 くりも進んでいます。 して、地域の困りごと相談 24 時間 365 日、連絡が取 の窓口としても活動してい れる体制です。介護のことで ます。どうぞお気軽にご相 お困りのことなど、小さなこ 談下さい。 とでもお気軽にご相談下さい。 通所介護事業所(デイサービスセンター) デイサービスセンターに通い、食事や入浴などの日常生活 上の支援や生活機能向上のための機能訓練などが受けられる サービスです。利用者さん同士の交流も楽しみのひとつです。 長野市 【かがやきデイサービスセンター南長池】 〈長野市南長池 761-3 電話:026-263-2414〉 佐久市 広いフロア内を活用しての機能訓練や、美 味しい食事が評判です。床ずれが治った方や 松本市 排泄がスムーズになった方など、嬉しい改善 も聞かれます。利用者さん一人ひとりの思い を尊重し、押し付けにならない介護を大切に 下條村 しています。そして、もっともっと多くの利 用者さんのお役にたてるように、これからも 事業所の良さを PR していきます。 はる 【デイサービス晴の家】 〈松本市笹部 1 【かがやきの家笹部】 〈松本市里山辺 1401 電話:0263-39-7336〉 家庭的な雰囲気、手作りの食事、ひとりずつ入れるお風呂など、利 用者さんの生活スタイルを尊重した、 小規模ならではの良さがあります。 「やすらぎがあり、我が家にいるよう」と嬉しい声をいただきます。 これからも地域に開かれた事業所とし 少しずつ暖かな日差しが感じられる日 には今日も笑顔の花が咲きます。 「あら いわやぁ♪」と利用者さん同士がご挨拶 とスタッフは利用者さんに教わることが ていると寒さも吹き飛び、心がほっこり て、いっそう皆様のお役に立てるよう 「かがやきの家笹部」が皆にとって第二 「ひとりぼっちにならない、しない、元 家になるように、スタッフは家族のよう 気な高齢者はより元気に!」を実践し き合いを大切にお手伝いをしています。 ていきます。 7 「私からの伝言」 過去から学んで現在があるはず 戦争は絶対やっちゃなんねえ 昼 夜、 よ く ま あ、 敵 の 攻 撃 に 合 わなんだよ。 台湾の最北の先端にあるキー ル ン 港 に 着 い た の は、 日 本 を 離 れ て 十 日 ほ ど だ っ た か。 こ こ で は戦闘がなかったかわりにノミ や 蚊、 シ ラ ミ に 襲 わ れ て ね。 朝 起きると白いふんどしが真っ赤 だ。 寝 て い る 間 に 痒 く て 潰 し た シ ラ ミ の 血 だ よ。 蚊 に 刺 さ れ て マラリアも患ったよ。 こ の こ ろ、 す で に 海 は 敵 さ ん に 制 圧 さ れ て て、 日 本 軍 は 兵 を 南方に送る能力を失っていただ ね。 私 ら の 南 方 行 き は 変 更 に な り、キールンの沖合いにあるシャ リ ョ ウ 島 の 要 塞 に 配 属 さ れ た。 私 は 通 信 兵 に な っ た が、 通 信 の 訓 練 は 名 ば か り で、 も っ ぱ ら 防 空 壕 堀 り に 明 け 暮 れ て い た ね。 このときに支給されたのがさっ き み せ た 軍 服 だ に。 あ の 大 き な 靴 は、 は き っ こ な し だ っ た だ。 作業用に地下足袋が配られたん でね。 (第三回) 転ばぬ先の杖 第二回 〜未支給年金の存在をお忘れなく〜 8 丸山 博 氏 長野県浅科村 大正 年 (現・佐久市)生まれ 出 港 し て 八 日 目 の 夕 方、 朝 鮮 海峡を渡ってちょうど福建省 と台湾の中間ぐらいのところ で、 ド ス ン と い う す ご い 音 が し た。 そ の と き 私 は、 運 よ く 空 気 のいい最上段の一番前に座って い た ん で、 急 い で 飛 び 降 り 縄 ば し ご を 登 っ て 甲 板 に 出 た ん だ。 そこで見たのは周囲の輸送船団 が次々に沈んでいく光景だった で す。 船 団 は、 足 の 速 い 海 軍 の 海防艦が周囲をぐるぐる回って 守 っ て い た が、 そ れ を 破 っ て 敵 の潜水艦が浮上し魚雷攻撃をし か け て い る。 海 防 艦 は 敵 艦 を 攻 撃したくても味方に当るからと 砲 撃 で き な い で し ょ う。 沈 ま な かったのは私の乗った大化丸だ けだったね。 ど う に か 逃 げ お お せ た が、 こ んどは台湾の沿岸に座礁してし ま っ た。 自 力 で 脱 出 す る ま で 一 公的年金は「請求が必要 」「後払い」と い う 特 徴 が あ り ま す。 い く ら も ら え る 権 利が発生しても請求しないと受け取れま 敗戦を知らせる放送に寂しさこみ上げ せ ん。 ま た、 年 金 は 基 本 的 に 偶 数 月(年 軍隊につきものの制裁で恐 6回)に2ヶ月分が支払われます。「後払 か っ た の は、 帯 革 ピ ン タ だ な。 い 」 と い う の は、 例 え ば 4 月 に 払 わ れ る そ れ は な、 バ ン ト の 帯 が 首 に 巻 のが2・3月分の年金となることからそう き付き最後にバックルの金具が 表 現 さ れ ま す。 一 見 何 で も な い 特 徴 で す あ ご を 直 撃 す る つ う も ん で ね。 が、 こ の こ と が 思 わ ぬ 影 響 を 引 き 起 こ す ことがあります。 初年兵は古株の兵の格好の餌食 請 求 に 関 し て は、 忘 れ て い て も 時 効 だ か ら、 ち ょ っ と し た ミ ス で 制 の5 年 ま で は さ か の ぼ っ て 請 求 が で き ま 裁 さ れ た。 も っ と も こ の 頃 に な す。 で も 請 求 す る 前 に 受 け 取 る 本 人 が 亡 ると制裁は禁じられていたんで くなってしまった場合どうなるのでしょ ピ ン タ は 少 な く な っ て い た が、 う。 例 え ば 才 で 受 け 取 る 権 利 が あ る の 新手の目立たない制裁があった に請求せずに 才で亡くなったとします。 この場合でも2年間分は受け取る権利は だ よ。 そ れ は、 帽 子 の つ ば を つ あ り ま す。 で も 受 け 取 る 人 が い な い と い ま み 顔 を 固 定 し て お い て、 鼻 を う 状 態 な の で す。 あ る い は、 既 に 年 金 を 根元から押し上げるというもん 受取っている方が4月に亡くなったとし だ。 痛 い の な ん の っ て …… 私 ら ます。受取る権利は4月分まであるけど、 新 兵 は、 防 空 壕 堀 か ら 帰 る と 6月の支給月には受け取る人がいないの 真っ先に先輩の前にかがんで地 で す。 こ う し た 払 い 遺 し た 年 金 の こ と を 下 足 袋 を 脱 が し、 ゲ ー ト ル を ほ 「未支給年金」と言います。 この未支給年金に関しては請求すれば どいてきれいに丸めたもんだ 受け取れますが、 本人がいない以上遺族 よ。 そ う し な い と そ の 制 裁 が が 請 求 で き ま す。 こ れ は 遺 族 年 金 と は 違 (つづく) 待ってるだ。 うので、別の請求手続きが必要です。また、 この未支給年金は障害年金や遺族年金を ※表現は原文のまま掲載 受取っていた方が亡くなった場合にも発 生 し ま す。 身 内 に 万 が 一 の こ と が あ っ た とき、 「未支給年金」の存在をお忘れなく。 65 67 13 けるとむせずに飲み込むことがで きるわ」 娘さんは経験を重ねるうちにこん なことを学んで私たちに教えてくれ ました。 「昨日はね、母の好きなうな重を 取って食べさせたの。初めにまずう な 重 を 母 に 見 せ て、 そ れ か ら ミ キ サーにかけるの。美味しそうに食べ たわよ」 そんな娘さんの愛情ある介護を受 けてYさんは丸々としていて色艶の 良いこと。とても 才には見えませ ん。私たちは二度と肺炎を起こさせ ずに口から食べ物を食べさせたいと の娘さんの願いを大切にするため、 毎日訪問して一日一回、肺や気管支 に溜まった痰をきれいに吸引してい ます。そんな双方の努力の効果あっ てか、ここ1年一度も熱を出してい ません。 保育園の園長さんをしていたとい うYさん。卒園式や入園式には、娘 さんはYさんに盛装させて、車椅子 に乗せてその園の式に参加させてい るとのこと。こんな重度の方を大丈 夫かしらと思ってしまう私たちです が、そんな時のYさんは目が輝いて いるそうです。 素敵な母娘にいつまでもこんな状 態が続いてほしいと思わずにはいら れません。 92 かがやきインフォメーション 受講生募 集 「介護職員実務者研修」 介護福祉士に向けてステップアップ! 受講期間:平成 年4月 日〜 月 日 通信での受講期間: 4月 日〜7 月 日 通学での受講期間: 8月1日〜 月 日 の間(全 回) 通学会場:長野・佐久・飯田会場 募集定員: 名(各会場 名定員) 申し込み締切日:4月 日 10 24 31 24 問い合わせ:℡ 026 217 3601 (長野県高齢者生協・人材育成事業部) 10 10 - 受講期間: 平成 年5 月 日〜7 月 日 e ラーニングでの研修: ( 0 時 間) 5 月 日 〜7 月 日 研 修 : 集合 ( 5 時間) 福祉用具に関する専門性の更なる向上を! 「福祉用具プランナー研修」 - 日 〜6 月 日・ 合 研 修 会 場:おかや総合福祉センター 集 募集定員: 名 申し込み締切日:4月1日 問い合わせ:℡ 0265 23 1109 (長野県高齢者生協・南信地域センター) 7 月 日〜7 月 日(全8日) 6月 16 13 14 48 16 25 14 - 「介護予防指導士資格取得講座」 - 介護予防の知識と技能を習得! 受講期間:平成 年9月 、 、 日 研修会場:篠ノ井市民会館(長野市篠ノ井) 募集定員: 名 28 22 23 24 問い合わせ:℡ 03 5977 8066 (特 定 非 営 利 活 動 法 人 日 本 介 護 予 防 協 会) - - ★ケースから学ぶこと い つ の 頃 か ら で し ょ う か。 気がつくと病院に入院されて い る 方 も、 自 宅 で 療 養 さ れ て い る 方 も「胃 ろ う 」 で 栄 養 を取っている方がとても目に つ く よ う に な り ま し た。 口 か ら食べさせる工夫や努力もな く、 安 易 に 胃 ろ う の 設 置 に し て し ま う 傾 向 が、 最 近 よ う や く問題になってきました。 「胃 ろ う 」 に よ る 摂 取 は、 口 か ら 物 を 食 べ る こ と に 比 べ、 免 疫 力 が 低 下 す る と の 事 で す。 物 を 口 に 入 れ る と、 い ろ ん な 酵 素 の 入 っ た 唾 液 が 出 ま す。 そ のこと自体が免疫力を高める の で す。 新 し い 介 護 保 険 や 医 療 保 険 に、 口 か ら 物 を 食 べ さ せ る 工 夫 や 努 力 に 対 し、 一 定 の評価がされるようになりま した。 た と え 流 動 物 で あ れ、 自 然 の食べ物を口から入れてい る Y さ ん は、 胃 ろ う の 方 に 比 べて皮膚がとても良い状態で す。 ち な み に、 パ ー キ ン ソ ン 病は医療保険で訪問看護を毎 日 複 数 回 利 用 で き ま す。 医 療 保険は高額療養費制度があり ますので毎日訪問看護を利用 しても一定額で済みます。 13 22 . 92 第5話「口から食べる効能」(南信・今村洋子) 「 今 日 は ね 。母 の 誕 生 日 だ か ら 、 ケーキを買ってきて食べさせた のよ」 「えっ!」目が点になりました。 「えへへ、もちろんミキサーに掛 けてドロドロにしたけどね。母は美 味しそうだったわよ」 「ふぅー」 もう目を動かすこと意外は何もで きず、流動物しか喉を通らない、重 度のパーキンソン病のYさん〔 歳〕 を介護されているのは実の娘さん。 独特の価値観と方法で介護されてい て、いつも驚かされたり、学ばされ たりしています。 3 年 前、 嚥 下 障 害 に よ る 誤 嚥 性 肺炎で1年に3 回も入院されまし た。 そ の 度 に 胃 ろ う の 設 置 を 病 院 から薦められていました。しかし、 娘 さ ん は「も う 少 し 口 か ら 食 べ さ せたい。もう少し待ってください」 と言っていつもそのままで退院さ せてきました。 「母はお腹が空いて、食べ物を欲 しがっている時にあげるとうまく飲 み込むわね」 「おサジだと舌の先にしか食物を 入れてあげられないから、この大き な注射器を使って舌の奥まで食べ物 を入れると、上手に飲み込むわね」 「飲み込むタイミングを見て、顎 を 押 さ え て、 頭 を ち ょ っ と 前 に 傾 45 52 40 40 9 !! 25 25 15 20 28 28 . 洋子さんのゆうゆう介護塾 正解者:18 名 当選者(3 名) :小林さん、速水さん、山岸さん ※「真田丸」毎週楽しみですね おめでとうございます。クオカード500円と万座温泉入浴券 1 枚をお送りします。 1 2 3 4 6 5 7 E 〈前号の答え合わせ〉 F 8 9 10 1 11 12 13 D 15 16 17 C 18 カ シ ブ ン ジ ム F 10 キ E 22 ウ チ 8 リ 19 ウ カ ダ C イ 17 カ 20 ク タ ラ G ト ユ ジ 16 ズ 5 ツ イ キ ヨ 4 11 リ ツ 15 3 7 13 サ A ド A イ 12 14 ク カ 9 18 19 ユ D タ B 14 2 21 ナ B ちょっと 難易度アップ! 6 シ 読者コーナー 前号のクロスワード正解「サナダユキムラ」でした。 ン 〈タテのカギ〉 〈ヨコのカギ〉 ①「小箱」を意味するラテン語に由来する、何かを詰めておくための容器 ①通称「赤い惑星」。人類の移住計画も聞かれます。 ②陶器の一種で、基本成分が金属酸化物を高温で熱処理 ④力強く立ち向かっていく精神力。〇〇〇を持って挑もう! することによって焼き固めた物質 ⑥熱や圧力などによって可塑性を示し、任意のカタチに加 ③人が腰を掛け座る際に身体を支えるために用いる器具 工・成型できる高分子物質の総称 ④グローブをつけて、手や足を使って戦う格闘技。〇〇〇ボクシング。 ⑧ヒグラシ、アブラ、クマ、ミンミンの後に続く名前の昆虫は? ⑤学術研究、展示、鑑賞を目的とした動物標本作成技術の一種。 ⑨目を覚ますこと、覚めること。 「昏睡状態から〇〇〇〇する」 ⑦地中の土砂や岩石の隙間・割れ目になどに存在する水のこと。 ⑩物の最も上の部分のこと。登山で〇〇〇〇から見る景色は最高だ。 ⑪容姿・容貌のこと。 ⑬木材を薄く平たい形に加工したもの。 ⑫美術館や白壁づくりの建物が並ぶ美観地区が有名な岡山県にある市 ⑭犯罪を意味する言葉で犯罪映画を〇〇〇〇映画、犯罪小説を〇〇〇〇ノヴェルという。 ⑮石鹸の残り香の様に甘い香りの香水 ⑰材料に油や調味料などをつけずに直火焼きにすること。 ⑯満蒙開拓平和記念館のある長野県南部の村。 ⑲生活、経済、福祉・・・今後益々都市部と地方の差が深刻になってきそうです。 ⑱宿無しの状態でフラフラすること。〇〇ぐれる 応募方法 ・ ヒントから□に文字を入れて、A ~ Fまでのアルファベットを順番に並べ替えて、言葉を完成させてください。応募い ただいた正解者の中から抽選で 3 名の方にクオカード 500 円と万座温泉日進館の無料入浴券 1 枚をプレゼントします。 ☆答え、氏名、住所、日常の出来事やニュースのご意見・感想などを記入して、郵便、FAX 又はメールに てご応募ください。お待ちしています。 宛先 : 〒 381-0024 長野県長野市南長池 761-3 長野県高齢者生活協同組合「クロスワード」係 FAX:026-263-2385 メール :[email protected] 締切日 : 4月 22 日(金)必着 ニュースと一緒に「戦争 法の廃止を求める統一署 名」をお配りしています。 昨年9月に強行採決で 成 立 し た「 平 和 安 全 保 障 関連法」は憲法9条が禁 じている国際紛争解決の ための武力行使を可能と す る も の で、 憲 法 違 反 は 明らかです。 生活協同組合の原点は 「 平 和 」 で す。 立 憲 主 義 を 堅 持 し、 憲 法 9 条 を 守 る た め に、 多 く の 方 の 署 名 活動への参加をお願いし ます。 署名して頂いた用紙は お近くの高齢協の事業所 に お 持 ち 頂 く か、 郵 送 で お送り下さい。 署名の取り組みは4月 日まで行います。 ぜ ひ、 ま わ り の 方 に も お勧めしてください。 「戦争法の廃止を求める統一署名」のお願い 22 10 でお雛さまを作って川に流し、子供 たちの健康を願う伝統行事です。 かがやきひろば松代で普段活動す る、折り紙の自主グループ「花かご の会」の皆さんがボランティアの中 心。地域の保育園・幼稚園・児童セ ンター等で流し雛の折り方も教え伝 えながら交流をしています。 かがやきひろば松代でも、来られ た皆さんに呼びかけ、流し雛の参加 者にプレゼントをする「ミニおひな さま」を折り紙で作っていただきま した。いろいろな表情をみせてくれ る素敵なおひなさまが、たくさんで きあがりました。 当日は地域の皆さんと一緒に、子 どもたちの成長と幸せを流し雛に託 したいと思います。 編集後記 「3・ 」未曾有の大災害から5年。 被災地では時の経過とともに日常を 取り戻した人がいる反面、復興への 遠い道程半ばの方も多く、特に福島 第一原発周辺では避難指示解除の後 も住民の帰還が進んでいません。私 たちは東日本大震災から何を学んだ のでしょうか?犠牲になった方々の 無念に報いる意味でも今一度「3・ 」 を考えたいと思います。 しかし 「地 震や津波の自然災害」と「原発事故」 を同じ括りで考えることに違和感を 感じるのは私だけでしょうか。(前畠) 11 11 読者からの投稿 ページに掲載) きな被害を受けているが、原因は天 災と言えども、大きな災難を生んで いるのは人間の手抜き工事や判断ミ スによる場合が多い。反省をしなけ れば…。 (Kさん) ◆私は昭和二年四月生まれ、米寿を 過ぎた。幼・小・中学校時代の十八 年間は、戦争時代で過酷な戦時社会 生活時代を送った。中学五年十八歳 のときは勤労動員され、敵国米空軍 B 爆撃機の無差別絨毯爆撃下で、 軍用戦闘機製作に従事した。敗戦後、 青・壮・老七十年間は戦争皆無、社 会環境・衣食住完備満ちたり幸福な 生活を送り老後を迎え、日々の生活 を充実して送らして頂いている。思 うにこれは、 『天皇主権・軍国主義・ 基本的人権制限』の「大日本帝国憲 法」が廃止され、 『国民主権・平和主 義(戦争放棄・再軍備禁止) ・基本的 人権尊重確立』を理念とした「日本 国憲法」が制定されその下で政治が 執行されているからだと思う。 『日本 国憲法』の『改定』はともかく『改悪』 は断固反対である。 (老いの一言) ★ペンネームでの投稿もお待ちして います。 (写真は 作品紹介 29 毎年3月に行われている「松代で ひなまつり」のイベントの中のひと つに〝流し雛〞があります。折り紙 11 読者の皆さんからの投稿を一部ご紹介します。 求めます。 (Yさん) ◆日本地図で川越市の北西隣を探し ました。今回は電子辞書にたよるこ となく地図だけで完成させました。 脳トレにクロスワードのある新聞、 冊子を見つけると、他の用事そっち のけで挑戦しています。 (Kさん) ◆ センチの大雪で半日雪かきに追 われました。もうヘトヘトです。 (Sさん) ◆やっと介護職に就いて1年になり ました時給も今月から 円上がりま す。先日、一緒に受講した仲間達と 会いました。みな、いろいろな事を 乗り越えて頑張っている様子をみて、 力をもらいました。3ヶ月間ですが、 一緒に頑張った仲間はいいなァ…と 思いました。 (Yさん) ◆この頃寒いためか利用者さんの腰 痛が増えてきました。皆さんお体を 大切に。 (Kさん) ◆いつも 楽 しく読ませていただいて います。情報がいっぱい詰まってい てタメになります。 (Mさん) ◆高齢者の生きずら い 世の中になっ たと日々感じています。余生を高望 みせず、平和に生きられるよう、自 分に出来ることは努力していきたい と思います。 (Mさん) ◆軽井沢のバ スの事故には同じ年頃 の子をもつ親として胸が痛みました。 毎日を大切に生きたいと改めて思い ました。ごめいふくをお祈り申し上 (Mさん) げます。 ◆中国・台湾などでは地震などで大 12 沢山の投稿ありがとうございます。 ◆暖かい冬が続くと思っていたら今 度は大雪。屋根から落ちてきた雪の ため外に出られなくなります。国・ 地球規模で暖かい冬、南岸低気圧に よる大雪、エルニーニョによるこの 現象は地球環境がおかしくなったた めでしょうか。何とかしなければい けませんね。 (Tさん) ◆暖冬だと油断していたらこの寒波 と雪…。インフルエンザもはやり始め たようですし、気をつけたいですね。 ◆小学2年生の孫が「おばあちゃん アベさん好き?嫌い?」 「僕は嫌いだ よ。だって僕たちに戦争をやらせよ うとしているもん」アベさんに聞か (Hさん) せてあげたいです。 ◆毎週日曜日の真田丸を楽しみにし ています。長野が注目され発展する といいですね。 (Iさん) ◆サロン活動の「百人一首」に参加 しました。講師の先生の説明がよく 楽しかったです。古典を味わうこと ができ視野が広がりました。デイサー ビスの人達、幼児の参加もあり、何 人にも人を大切にしなければならな (Sさん) いと再認識しました ◆桜枝町にカフェ倶 楽部が出来たの ですね。 ふだんあまり外出しないので、 ぜひ行ってみたいです。 (Uさん) ◆介護従事者の確保、処遇の改善を 33 10 「地域包括ケアシステム」 市民が主役の 楽しい居場所 ( 上 ) えんがわぼっこ代表 湯浅 道夫 ~「えんがわぼっこ」(佐久市臼田)の活動~ 発足の経過 昔はどの家にも縁側があり、気軽に寄ってお茶を飲みながら様々なことを語り合い、地域 の絆が育まれてきました。現在縁側はほとんど無くなり、地域の絆も弱まりつつあります。 そこで、昔の縁側に変わるような場所が出来ないものかと仲間と一年間準備をし、上手い具 合に空き部屋も借りられるようになりました。2014 年 4 月「えんがわぼっこ」(ぼっこは日 向ぼっこ)の名称にて佐久市臼田で居場所を開始。毎回平均 15 人が参加し賑わっています。 どういう内容か 毎週日曜午前 9 時~ 11 時半(12 月~ 3 月は午前 9 時半~ 11 時半)に行う。休みは盆・ 年末年始。 参加費 1 回 200 円。最初、若月俊一先生考案の「農民体操」と NHK「ラジオ体操」で心 身ともにほぐす。笑いヨガも適宜入れる。仏の道徳家セバスチャン・シャンフォールは、 「毎 日の中で一番ムダに過ごした日は、笑わなかった日である」と述べています。笑いは人生に 潤いを運ぶ。笑うと自分も他人も笑顔になり気持ちよくなります。えんがわぼっこは、初参 加の人も温かく包み込むので笑いが絶えず楽しいひとときです。この楽しいことが重要です。 もう一つは多彩な内容を学び、 学ぶことでより豊かになります。楽しさと学びが車の両輪です。 H27 年 ・吉田さんより “ 気功 ” を教わろう ・えんがわ “ 歌声喫茶 ” で楽しく歌おう 4 月 ・吉永小百合主演「北のカナリアたち」上映 ・NHK「認知症予防世界最前線」を学ぶ ・1周年記念佐々木都さん講演と話し合い ・ちょっとした工夫で生活を豊かにしよう 5月 ・八千穂原生林と白駒の池ハイキング ・健康運動指導士山口さんより歩く意義と実践 ・転ばぬ先の介護予防を学ぶ ・他人の痛みが分かるとは? 6月 ・ハープ演奏を聴きこころ豊かに ・ストレスとどう向き合っていますか どう運営しているか ♪誰が生徒か先生か 誰が生徒か先生か みんなで元気に遊んでる♪ この歌のようにあ る時は先生役に、ある時は生徒役になってみんなで楽しく高め合います。保健師・看護師・ 教師・お花やお茶の講師などもいるが、何よりも長年生きてきた人は資格に関わらず優れた 人ばかりで誰でも指導者になれる。時には、地域に在住する研究者・有資格者、演奏家や文 化サークルなどにも依頼。この人たちも地域の財産で喜んで参加してくださっており、地域 全体が “ めだかの学校 ” のように楽しく高め合い支えあう関係になっていかれればよいなぁ と思っています。 市民 12 人が運営委員となり、毎月運営会議を開き前月の振り返りと翌月テーマを決め、 地元新聞店発行「かわら版」にて地域住民に伝えられます。 (組合員) 長野高齢協組合員数 (平成28年 2 月末現在) 全 体 3, 791人 北 信 2, 273人 中 信 761人 東 信 561人 南 信 185人 その他 11人 12
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