先輩の仕事内容や就職エピソードから見つける就活のヒント。 思いやりと気配りを心掛け、 自分に「何ができるか」 を見極め、 ガス事業で社会に貢献したい。 い 今回の先輩は と う だ い す け 伊藤 大輔さん 西部ガス株式会社 住宅エネルギー本部 法人流通開発部 法人開発グループ 2011年 商学部経営学科卒業 Profile 九州国際大学付属高等学校出身。大学ではサークルの幹 事やアルバイトを経験し、思いやりと気配りの大切さを知る。 西部ガス株式会社に入社後は佐世保支店に４年間勤務し、 現在は福岡で法人営業を担当する。 アルバイトから、仕事の厳しさや やりがいを学んだ学生時代 した状況で社員と協力して仕事をすることに られません。現場に関わる人を尊重し感謝を やりがいを感じましたし、また働くことの厳し しながら、ガスの良さを広めていく。周りの人 さや責任の重さを学生のうちに経験できたこ への思いやりと気配りを胸に、これからも人と 大学時代は愛球会というバレーボールサー とは、就職活動を始める上でとても役に立っ 協力して仕事を作っていきます。 クルに所属し、幹事を務めました。週に２回の たと思います。 活動や仲間と行動を共にする中で、さまざま 仕事は一人ではできない。 業務を通して人と協力する 大切さを実感 な考え方の人をまとめる難しさや、人を理解す るために広い視野を持つことの大切さを学ん だように思います。 「自分には何ができるか」の 視点を持ち、 未来を切り開いてほしい 明るい社風と社員の人柄の良さ。それが私 大学２年次からはテレビ局の報道部でア 入社後に配属された佐世保支店では、一般 の、会社を選ぶ基準でした。業務内容に興味 ルバイトを始めました。報道番組は生放送な 家庭への営業に始まり、ガスの利用促進を目 を持って会社を志望しても、必ずしもその業務 ので、何か緊急事態が起こると準備していた 的とした料理教室の運営、食育活動の企画な に就けるとは限りません。それよりも、社風が ニュースの内容が差し替えられてしまいます。 どさまざまな業務を経験しました。中でも企画 自分に合っていれば、どんな仕事でもうまくい 毎日が本当に緊張の連続でした。そんな緊迫 から運営までに携わったガスフェアでは、チー くのではないかと思ったのです。 ムという大きな組織で自分の思いを伝えるこ 仕事において大切なのは、 「何をしたいか」 とに苦労しながらも、多くの人の協力で売上 ではなく「何ができるか」だと思います。与え げに結びつけることができ、今までにはない られた課題に対し自分に何ができるか。そして 達成感を味わいました。 自分にできることをどれだけ作れるか。そう考 どんな仕事も自分一人ではできない。仕事 えることで、職業選択の視野も広がるのでは を続ける中であらためて実感しています。現在 ないでしょうか。考え方一つで将来は変わりま は営業活動の一環として販売推進のイベント す。大学でいろいろなことを経験し、もっと柔 も企画しますが、家電量販店の担当者や販売 軟で広い視野を持って、皆さんの未来を切り ヘルパーさんの協力無しには何の成果も挙げ 開いてください。 思いやりと気配り 後輩への メッセージ 仕事は自分一人ではできません。 そこで仕事を円滑に進めるためにも、 自分がどう働 きかけたら周りにスムーズに動いてもらえるかなど、常に相手への配慮を心掛けてい ます。アルバイトやサークル活動を通して気付き、 また仕事をしていく上で改めて大切 なことだと実感しています。 17
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