bestofcoffee_082-083

Coffee
Lecture
LOCALITY
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c t u r
e
L e
ここが コーヒーベ ルトです!
インドネシア
ハ ワイ
グァテマラ
赤道をはさんだ北緯 23 度 27 分
から南緯 23 度 27 分の年平均気
温が 20 ℃を超える熱帯・亜熱
帯地域。コーヒーの樹は、この
エリアでないと健全な生育が保
てないといわれる
重厚感あふれるどっしりとした
苦みが特徴的。酸味のある豆だ
が、深い焙煎で酸味を苦みに変
えて楽しむことが多い。穏やか
な風味も味わえる
甘い香りと苦みが少なくマイル
ドな酸味の「ハワイコナ」が有
名な産地。柑橘系の果実の酸味
も特徴的。南西部のコナ地区で
のみ栽培されている
酸味が持ち味。どんな淹れ方を
してもゆらぎが少なく、安定し
て味のベースが崩れにくい特徴
をもつ。標高の高い地域では、
酸味やコクが豊かなコーヒーが
収穫可能
世 界 中 のコーヒー 豆 、産 地 によって 味 は 変 わります!
Lecture :
世界 60 以上の国でつくられているコーヒー豆。実はコーヒーの樹は亜熱帯
性の植物のため、つくられる地域が限られている。産地によって、異なる味
の特性を学んでみよう。
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ジャマイカ
「コーヒーの王様」といわれる
ブルーマウンテンが日本では有
名。そのほかの豆は総じてなめ
らかな口当たり。水はけのよい
急斜面に農園が多い
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ル ワンダ
タンザ ニ ア
ケニア
エチオピ ア
コスタリカ
パ ナマ
コロンビ ア
ブラジル
なめらかな口あたりで質のよい
酸味と甘みを楽しめる。香りが
高く、澄んだ香りが特徴だ。ル
ワンダの輸出高第 1 位はコーヒ
ーという“コーヒー大国”
すっきりとした酸味が持ち味。
酸味、コク、香りともに優れて
おり、バランスがいい。日本で
はかつて「キリマンジャロ」と
いう名で親しまれた
キレがあり、後味はすっきり。
酸味、甘み、コクはすべて強い
がバランスがよい。きわめて質
のよい豆が多くスペシャルティ
コーヒーには欠かせない産地
特徴的な香りをもつ。イルガチ
ェフ地区の豆はピーチやアプリ
コットのようなフルーティな香
りが人気。全人口の約 20 %が
コーヒー産業に携わる
上品なコクと香りが特徴。標高
1200 ∼ 1700m の 高 地 で 栽 培
されており、コーヒー豆として
のグレードは高め。中南米では
最も早く栽培をはじめた国
良質な香りをもち、味わいも上
品。味のバランスがよく、ほの
かに酸味がある。比較的肉が薄
く火の通りがよい。高級品種で
ある「ゲイシャ」の産地
甘みが強く、しっかりとしたボ
ディ、まろやかな酸味が特徴的。
生産地の土地の多様性を反映し
て、味わいにも幅がある。世界
第 3 位の生産量
酸味が少なく、ナッツのような
風味の豆が多い。バランスのよ
いものが多くブレンドのベース
にも使われる。生産量、輸出量
ともに世界一を誇る
監修:上吉原和典
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