地域医療連携業務委託に係る契約書

地域医療連携業務委託に係る契約書
群馬県立心臓血管センター 院長 大島茂(以下「甲」という。
)と
(以
下「乙」という。)とは、甲の地域医療連携業務について以下のとおり契約する。
(目的)
第1条 甲は、地域医療連携に係る業務(以下「委託業務」という。
)を乙に委託し、乙
はこれを受託する。
2 乙は、甲の施設内において、業務委託仕様書に記している地域医療連携業務を実施
するものとする。
(委託期間等)
第2条 本契約による有効期間及び委託期間は、平成28年4月1日から平成29年3月
31日までとする。
(委託料)
第3条 平成28年4月1日~平成29年3月31日に係る委託料は、月額
円
(うち、消費税額及び地方消費税額
円)とする。
2 委託業務履行のための交通費は前項委託料に含めるものとする。
3 委託業務履行のため、甲により調達された物品(印刷物、機材、備品、消耗品)の
費用及び郵送費等の活動経費は、甲が負担するものとする。
(委託料の請求及び支払)
第4条 乙は、前月分を毎月7日までに、業務実施報告書を添えて甲に委託料の支払請求
をするものとし、甲は請求のあった日から30日以内に、乙が指定する銀行口座に振
り込んで支払うものとする。尚、振込に必要な費用は、甲の負担とする。
(乙指定銀行口座)
口座番号
口座名義
(委託業務履行のための甲の協力)
第5条 甲は、乙が委託業務を履行するため次の各号に掲げる事項について協力する。
(1) 甲の地域医療連携室内に乙のための作業スペースの確保
(2) 乙の申請に基づく、甲が所有する資料、機材及びソフトウェアの貸与又は使
用許可
(3) 名札、名刺の作成
(4) インターネット及び電話通信回線の使用
(5) その他地域医療連携業務に係る必要な事項
2 前項第2号に規定する甲が所有する機材及びソフトウエアの貸与又は使用に関して
は、次のことを遵守する。
(1) 貸与または使用は、原則として、甲の勤務時間内とする。ただし、業務の都
合により必要な場合には、それ以外の時間についても、事前に甲の許可を受け
た場合は認めることとする。
(2) 乙及び乙の従業員は、使用等に当たり善良な管理者の義務を負うものとし、
故意若しくは重大な過失によって、甲又は第三者に損害を与えた場合には、そ
の損害を賠償しなければならない。
(契約の履行)
第6条 甲及び乙は、委託業務の完成には甲乙両者の共同作業が不可欠であることを十
分に認識し、相互に本契約に定める役割を果たさなければならない。
2 甲及び乙は、委託業務の履行に必要な場合、互いに資料の開示、業務状況の確認等
を求めることができる。
3 乙は、事前に甲の承認を得た場合に限り、委託業務の一部を第三者に再委託するこ
とができるものとする。なお、この場合には、乙の責任において当該第三者に本契約
に定める事項のすべてを遵守させなければならない。
(契約の変更)
第7条 本契約の成立後、甲又は乙から本契約に定めた事項に関して変更の申し入れが
あった場合は、甲又は乙は、当該変更内容及びその可否について協議するものとする。
2 前項の協議の結果、変更内容が委託料、契約期間その他の契約条件に影響を及ぼす
ものであると甲乙両者が判断した場合は、書面により変更契約を締結するものとする。
3 第1項の協議が整わない場合には、乙は、当該申し入れ前の契約に定めた事項にし
たがって委託業務を履行するものとする。
(著作権の帰属)
第8条 本契約による委託業務の履行により乙から甲に納入された成果物に関する全て
の著作権(著作権法第 27 条及び第 28 条に規定する権利を含む)は、甲に帰属する。
(守秘義務)
第9条 乙は、委託業務の処理上知り得た秘密を第三者に漏らしてはならない。本契約
が終了し、又は解除された後においても同様とする。なお、個人情報の取扱について
は別記『個人情報取扱特記事項』に従うものとする。
(契約の解除)
第10条 甲は、乙が次の各号のいずれかに該当したと認めたときは契約を解除するこ
とができる。
(1) 乙の責めに期すべき事由により、契約の履行期限内に契約を履行する見込み
がないとき。
(2) 正当な理由がないのに契約の履行に着手すべき時期を過ぎても着手しないと
き。
(3) 契約の履行について不正の行為があったとき。
(4) 甲の書面による承認を受けずに、契約によって生じる権利又は義務を第三者
に譲渡し、又は承継させたとき。ただし、信用保証協会及び中小企業信用保険
法施行令(昭和25年政令第350号)第1条の2に規定する金融機関に対し
て売掛債権を譲渡するときは、この限りでない。
(5) 乙が組織又は集団の威力を背景に集団的又は常習的に暴力的不法行為を行う
恐れがある団体の関係者または暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有し
ているもの(以下「暴力団員等」という)であると判明したとき。
(6) 本契約に係る下請契約、業務の再委託契約、資材等の購入契約等(以下「下
請契約等」という)の相手方が暴力団員等であることを知ったにもかかわらず
下請契約等を解除しなかったとき。
(7) その他この契約書の条項に違反したとき。
2 甲は、前項の規定により契約を解除したときは、乙に対し違約金として契約金額の
100 分の 10 に相当する額の支払いを求めることができる。
3 甲は、第1項の規定によりこの契約を解除したときは、乙に損害が生じてもその責
を負わないものとする。
(談合等不正行為があった場合の解除等)
第11条 甲は、乙が次の各号のいずれかに該当したと認めたときは契約を解除するこ
とができる。
(1) この契約に関し、乙が私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律第 3
条又は第 8 条第 1 項第 1 号に違反したことにより、公正取引委員会が乙に対し
て行う同法第 7 条第 1 項又は第 2 項の規定による排除措置命令(排除措置命令
がなされなかった場合は、
同法第 7 条の 2 第 1 項の規定による課徴金納付命令)
又は同法第 85 条第 1 項の規定による抗告訴訟について請求棄却又は訴え却下
の判決が確定したとき。
(2) この契約に関し、乙(法人にあっては、その役員又は使用人)が刑法第 96
条の 6 又は私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律第 89 条第 1 項若
しくは第 95 条第 1 項第 1 号に規定する刑が確定したとき。
2 乙は、前項各号のいずれかに該当したときは、甲が契約を解除するか否かにかかわ
らず、甲の請求に基づき契約金額の 100 分の 20 に相当する額を違約金として甲の指定
する期間内に支払わなければならない。
3 乙が第 1 項各号に該当することにより甲に損害が生じた場合、当該損害が前項の規
定する違約金を超えなお存在する場合には、甲はその超過額を併せて乙に請求するこ
とができるものとする。
4 前条第 3 項の規定は、第 1 項の規定による解除の場合に準用する。
(違約金等の遅延利息)
第12条 乙が、第 11 条第 2 項並びに第 12 条第 2 項及び第 3 項に規定する金額を甲の
指定する期間内に支払わないときは、乙は、当該期間を経過した日から支払いをする
日までの日数に応じ、年 5%の割合で計算した額の遅延利息を甲に支払わなければな
らない。
(危険負担等)
第13条
第 11 条及び第 12 条の規定に基づき、この契約が解除されたことにより、乙
が委託業務の全部又は一部を完了することができない場合は、甲は当該部分について
の委託料の支払義務を免れるものとし、乙は甲に対しその損失の補償を請求すること
はできない。
(損害賠償)
第14条 乙の従事者が委託業務の実施に際して甲に損害を与えたときは、乙は、その
損害を賠償する責めを負うものとする。委託業務の実施により第三者に損害を与えた
ときも、同様とする。
(権利義務の譲渡の禁止)
第15条 乙は甲の承認を得ないで、この契約に係る権利又は義務を他人に譲渡し、若
しくは抵当に供し、又は請け負わせてはならない。
(業務従事者の災害に対する措置)
第16条 甲は委託業務の履行に関して生じた乙及び乙の従業員の災害について、何ら
責任を負わない。
(乙の法令上の責任)
第17条 乙は、乙の従業員に対する労働基準法(昭和22年法律第49号)
・職業安定
法(昭和22年法律第141号)・最低賃金法(昭和34年法律第137号)
・労働安
全衛生法(昭和47年法律第 57 号)
、及び、雇用保険法(昭和47年法律第116号)
その他労務に関する一切の責任を負わなければならない。
(報告義務)
第18条 甲は、第4条のほか、必要と認めた場合に乙に対して委託業務の実施状況に
ついて報告を求めることができる。
(監査等)
第19条 甲又は甲が委託した者が委託業務の実施状況に関して乙に対する監査等を実
施する場合には、乙は、関係書類を提出するなど監査の実施に協力するものとする。
(暴力団等による不当介入があった場合の届出義務)
第20条 乙は、乙又は本契約に係る下請契約等の相手方が暴力団員等から不当介入(不
当要求又は納品等への妨害)を受けた場合は、その旨について、遅滞なく甲への報告
及び警察への届出を行わなければならない。
(疑義の決定)
第21条 この契約に関し疑義のあるとき、又は、この契約に定めのない事項について
は、甲乙協議のうえ決定するものとする。
(合意管轄)
第22条 本契約に関連して甲乙間に紛争が生じた場合、甲の所在地を管轄する裁判所
を第一審の専属的管轄裁判所とする。
上記契約の締結を証するため、契約書2通を作成し、両者記名押印のうえ、各自その1
通を保有するものとする。
平成28年4月1日
甲
乙
前橋市亀泉町甲3-12
群馬県立心臓血管センター
院長 大島 茂