宮城県警察における障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応要領を定 める訓令(案)に対する意見の募集結果について 平成28年3月2日 宮城県警察において、平成27年12月22日から平成28年1月21日までの間、 「宮城県警察における障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応要領を定める 訓令(案)」に対する意見の募集を行ったところ、2件(5項目)の御意見を頂きま した。 頂いた御意見に対する宮城県警察の考え方は下記のとおりです。 また、頂いた御意見を踏まえ、宮城県警察において検討した結果、「宮城県警察に おける障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応要領を定める訓令」を別紙の とおり修正することとしました。 記 番号 1 2 3 4 意見の要旨 宮城県警察の考え方 警察庁における障害を理由とする 御意見を踏まえ、警察庁の訓令が十 差別の解消の推進に関する対応要領 分反映されるよう修正します。 を定める訓令(警察庁訓令第19号) が、十分に反映されていない。 第5条第1項中の「障害者に対し 御意見を踏まえ、同内容を削除し、 て合理的配慮の提供がなされるよう 第5条第1項を次のとおり修正します。 環境の整備を図らなければならな 「職員のうち、警察本部の部及び仙台 い」について、内閣府の対応要領で 市警察部に置かれた課等の長、警察学 は、パブコメ後は、誤解を招かない 校長並びに警察署長の職にある者(以 ように削除されている。 下「所属長」という。)は、前2条に掲 げる事項に関し、障害を理由とする差 別の解消を推進するため、次の事項に 掲げ る事 項を実 施しな ければ な らな い。」 別紙の第4の2中の「その都度の 御意見を踏まえ、別紙「第4 合理 合理的配慮の提供ではなく、後述す 的配慮の基本的な考え方」中、2を次 る環境の整備を考慮に入れることに のとおり修正します。 より」について、内閣府の対応要領 「(略)…その都度の合理的配慮の提供 では 、「その都度の合理的配慮とは とは別に、後述する環境の整備を考慮 別に、後述する…(略)」と変更さ に入れることにより、…(略)」 れている。 別紙の第6の2中の「要約筆記」、 頂いた御意見のうち、 「不随意の発声」 同第6の3中の「不随意の発声」な については、内閣府に対して寄せられ どは、評価する記述である。 た意見を参考に警察庁で検討した結果、 -1- 5 内閣府の対応要領にある「災害や 事故が発生した際、館内放送で避難 情報等の緊急情報を聞くことが難し い聴覚障害者に対し、電光掲示板、 手書きのボード等を用いて、分かり やすく案内し誘導を図る 。」の記述 のような内容があればと思う。 -2- 「発作」と変更されたことから、同内 容に変更します。 御意見を踏まえ、別紙「第6 合理 的配慮の具体例」中「合理的配慮に当 たり得る物理的環境への配慮の具体例」 に次の具体例を追加します。 「⑺ 災害や事故が発生した際、館内 放送で避難情報等の緊急情報を聞くこ とが難しい聴覚障害者に対し、電光掲 示板、手書きのボード等を用いて、分 かりやすく案内し誘導を図る。」
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