平成27年度 水質検査計画

徳
島
平成27年度
市
水
水
質
道
検
局
査
計
画
第十浄水場
水質検査計画目次
1
基本的な方針
2
水道事業の概要
3
水源の状況並びに水質状況
4
検査地点、水質検査方法、水質検査項目及び検査頻度
(1) 検査地点
(2) 水質検査方法
(3) 水質検査項目及び検査頻度
① 水質基準項目
② 水質管理目標設定項目
③ 独自に検査する項目
④ 臨時の水質検査に関する事項
5
水質検査の委託について
6
水質検査計画及び検査結果の公表
7
水質検査の精度と信頼性保証
は
じ
め
に
徳島市水道局では、水源から蛇口まで適切な水質管理を行い、水道法第4条に基づく水質基準を
遵守することを基本に、お客様に安全でおいしい水を飲んでいただくために、定期的に水質検査を
行っています。
平成15年5月の水質基準に関する省令改正に伴い、毎事業年度の開始前に水質検査計画を策定
して公表しています。また、平成27年4月1日より水質基準に関する省令の一部改正で、水質基
準51項目のうち、2項目(ジクロロ酢酸、トリクロロ酢酸)の基準値が変更されて施行されます。
これらのことから「平成27年度水質検査計画」を策定しましたので公表します。この計画に従っ
て水質検査を行い、その結果を公表するとともに、きめ細かい水質管理を実施してより一層安全で
安定した水の供給に努めます。
1
基本的な方針
水道水が水質基準に適合し、安全であることを保証するために、以下の方針で水質検査を行い
ます。
(1) 検査地点
水道法で義務づけられている水道水の検査を給水栓(蛇口の水)で行います。更に、浄水場
の入口(原水)と出口(浄水)で検査を行います。
(2) 水質検査項目
検査項目は水道法による水質基準項目{水質検査表(1)参照}と水質管理上留意すべきと
されている水質管理目標設定項目{水質検査表(2)参照}及び本市独自の項目とします。
(3) 検査頻度
水道法及び本市の過去の検査結果などに基づいて、項目に応じて頻度を設定し検査を実施し
ます。法令に基づく毎日検査は、色及び濁り並びに消毒の残留効果を1日1回以上行います。
水質基準項目は、おおむね月1回以上行うこととされている項目については月1回、その他の
項目については、おおむね3か月に1回行います。
2
水道事業の概要
(1) 主要統計(平成26年3月31日現在)
行政区域内人口
256,949人
給
水
人
口
235,945人
給
水
戸
数
123,918戸
一日最大配水量
99,788m3
一日平均配水量
89,970m3
一人一日平均配水量
381L
(2) 浄水施設の概要
本市は浄水場が1か所で、給水量の95%を吉野川水系の第十浄水場から給水しています。
残り5%は吉野川支流鮎喰川水系の地下水を塩素消毒し給水しています。
第1水源
第2水源
第3水源
第4水源
第5水源
第6水源
第7水源
主要水系
吉野川
鮎喰川
鮎喰川
吉野川
吉野川
吉野川
吉野川
所 在 地
※1
※2
※3
※1
※1
※1
※1
水源種別
地下水
地下水
地下水
伏流水
地下水
表流水
地下水
西の丸系統
佐古系統
第3水源
西の丸系統
応神系統
法花谷系統
西の丸系統
系統
法花谷系統
佐古系統
応神系統
法花谷系統
国府系統
佐古系統
主要
送水系統
法花谷系統
国府系統
浄水能力
(m3/日)
(5,000)
2,000
3,000
15,000
予備水源
99,000
15,000
(雑用水4,950を含む)
接触ろ過式
浄水処理方式
40,000
接触ろ過式
薬品沈殿
(有圧)鉄
塩素消毒
塩素消毒
(有圧)鉄
塩素消毒
急速ろ過
塩素消毒
・マンガン
のみ
のみ
・マンガン
のみ
塩素消毒
のみ
除去
除去
塩素消毒
塩素消毒
浄水処理
次亜塩素酸
次亜塩素
次亜塩素
次亜塩素酸
次亜塩素
ポリ塩化アルミ
次亜塩素酸
使用薬品
ナトリウム
酸ナトリ
酸ナトリ
ナトリウム
酸ナトリ
ニウム
ナトリウム
ウム
ウム
ウム
水酸化ナトリウ
凝集剤
アルカリ剤
消毒剤
ム
次亜塩素酸ナト
リウム
◎ポリシリカ鉄
◎粉末活性炭
所在地 ※1 : 名西郡石井町藍畑字第十262番の4 (第十浄水場)
※2 : 徳島市南佐古六番町3番1 (佐古配水場)
※3 : 徳島市庄町一丁目76番2 (第3水源)
◎印 : ポリシリカ鉄(PSI)及び粉末活性炭については試験運用です。
3
水源の状況並びに水質状況
◎第1水源
第十浄水場内に創設時竣工した地下水です。昭和33年頃からマンガン濃度が増
加したため、金属イオン封鎖剤の注入及びアルカリ処理等を行い対応しましたが、
後に鉄バクテリアや微小生物の異常発生をきたし、昭和49年4月から取水を停止
しました。第4水源に設置した水質改善装置を通すことにより良好な水質が得られ
るようになったため、現在は予備水源として運用しています。
◎第2水源
佐古配水場内に第1期拡張時竣工した鮎喰川系地下水です。年間を通じて水温、
水質ともに安定し、適度なミネラル分を含有する水です。
◎第3水源
蔵本公園内にある市街地の鮎喰川系地下水です。年間を通じて水温、水質ともに
安定し、適度なミネラル分を含有する水です。水源上流域の一部で有機塩素系溶剤
の汚染が判明し、当水源も微量の有機塩素系溶剤が検出されていますが、水質基準
値以下であり安全性に問題はありません。水質検査による継続的な監視を行うと共
に、平成8年5月からは取水量の抑制を行い水質管理に努めています。
◎第4水源
吉野川第十堰上流500m付近の河川敷にある井戸で、地下10~15m付近の
砂礫層から取水しています。年間を通じて安定した水量を取水できる本市の主力水
源の一つです。平成7年頃から一部の井戸でマンガン濃度の上昇が認められたため、
平成9年11月に水質改善装置を設置しました。また、クリプトスポリジウム等原
虫対策として高感度濁度計を設置し、濁度の連続監視を行っています。平成26年
5月に一部の井戸からカビ臭物質(2-メチルイソボルネオール)が基準値以下では
ありますが検出されたため、水質監視の強化に努めています。
◎第5水源
第十浄水場内地下35mの地下水です。年間を通じて水温、水質ともに安定し、
適度なミネラル分を含有する水です。
◎第6水源
吉野川第十堰上流2km付近で取水している比較的清浄で水量に恵まれた表流水で、
第4期拡張事業により2系浄水処理施設が完成し、本市の主要水源となっておりま
す。河川水位低下時には、異臭味対策として粉末活性炭を注入し良好な水質の確保
に努めています。また、クリプトスポリジウム等原虫対策として高感度濁度計を設
置し、ろ過水濁度の連続監視を行っています。
◎第7水源
第十浄水場内地下40mの地下水です。年間を通じて水温、水質ともに安定し、
適度なミネラル分を含有する水です。
4
検査地点、水質検査方法、水質検査項目及び検査頻度
(1) 検査地点【地図(1)(2) 参照】
◎ 浄水施設出口
送水系統別に5か所行います。
(検査項目: 水質基準項目
No.1~51)
西の丸系統
→ 第十浄水場(第1・4・7水源浄水)
法花谷系統
→ 第十浄水場(第1・4・6・7水源浄水)
応神系統・国府系統
→ 第十浄水場(第5・6水源浄水)
佐古系統
→ 佐古配水場(第2・5・6水源浄水)
第3水源系統
→ 第3水源 (第3水源浄水)
◎ 代表給水栓(蛇口)
配水ブロック別に8か所行います。
(検査項目:水質基準項目 No.1~51)
西の丸ブロック(西の丸系統)
→ 城東小学校
多家良ブロック(法花谷系統)
→ 宮井小学校
法花谷ブロック(法花谷系統)
→ 津田小学校
しらさぎ台ブロック(法花谷系統) → しらさぎ台集会所
一宮ブロック(法花谷系統)
→ 上八万小学校
国府ブロック(国府系統)
→ 不動小学校
応神ブロック(応神系統)
→ 応神小学校
佐古ブロック(佐古・第3水源系統)→ 佐古小学校
◎ 調査給水栓(蛇口)
上記検査場所のほかに5か所行います。
(検査項目: 水質基準項目 No.1~3,5~9,11~13,21,32~39,46~51)
法花谷配水池
→
新町小学校
一宮配水池(高区)
→
入田小学校
国府配水池
→
北井上小学校
応神配水系統
→
川内南小学校
第3水源系統
→
徳島市西消防署
◎ 施設給水栓 浄水処理水質管理地点及び配水池の後に検査地点のないところで行います。
(検査項目: 水質基準項目 No.1~3,5~9,11~13,21,32~39,46~51)
第十浄水場(第6水源1系浄水、第6水源2系浄水、第1・4水源浄水)
眉山配水池、北山配水池、南丁配水池、城南台ポンプ所、中津山配水池、
大久保配水池
◎ 委託による毎日検査場所 (色,濁り,残留塩素測定)
地図(3) 参照(内3か所は自動水質測定装置により測定)
◎ 浄水施設入口(原水)各水源別に7か所行います。
(検査項目:水質基準項目 No.1~20,32~47,49~51)
第1水源・第2水源・第3水源・第4水源・第5水源・第6水源・第7水源
(2)水質検査方法
水質検査は、浄水課水質検査室で自己検査します。
水質基準項目については「水質基準に関する省令の規定に基づき厚生労働大臣が定める方
法」により検査し、水質管理目標設定項目及びその他の項目については厚生労働省課長通知、
上水試験方法(日本水道協会)等により行います。
(3)水質検査項目及び検査頻度
① 水質基準項目
{水質検査表(3)参照}
(ア)給水栓(蛇口)
給水栓における水質基準項目の検査は、従来全国一律に義務づけられていましたが、地
域性を考慮し、各水道事業体の状況に応じ検査頻度を減じることができるようなりました。
法令では、検査頻度を減じる要件として過去3年間の検査結果によることとされています。
本市では、法令で定められた頻度(原則年4回)を基本とし、以下の方針に基づき検査
頻度を決定することとします。なお、色及び濁り並びに塩素消毒の残留効果については、
市内14箇所で1日1回以上行います。
(a) 過去の検査結果が基準値の10分の1以下である項目については、法令では3年に1
回まで減じることができますが、年4回の検査とし、一部項目については月1回の検査
とします。
(b) 過去の検査結果が基準値の5分の1以下である項目については、法令では1年に1回
まで減じることができますが、年4回の検査とし、一部項目については月1回の検査と
します。
(c) 過去の検査結果で最高値が基準値の2分の1を超える項目は、月1回の検査とします。
(d) 新規項目及び測定法が大幅に変更になった項目については、過去の検査結果により頻
度を減じることができる場合でも、年4回の検査とします。
(e) 上流域に汚染源等の要因があり、監視が必要な項目は月1回の検査とします。
(f) 浄水場使用薬品及び水道資機材に要因があるもので、監視が必要な項目は、過去の検
査結果により頻度を減じることができる場合でも、年4回の検査とします。
(イ)原水及び施設浄水
原水及び施設浄水の水質検査も、適切な水質管理を行う上で重要ですので、給水栓にお
ける検査頻度を基本に、必要性及び過去3年間の検出状況を考慮して実施します。
② 水質管理目標設定項目
水質管理目標設定項目は、水質管理上留意すべきものとされており、採水場所は給水栓を
原則とします。しかし、水道施設の構造を考慮して、施設浄水と給水栓の水質が同じと判断
することができる場合は、施設浄水で検査を実施します。
(ア)検査頻度は年1回とします。ただし、今後の検査結果により検査頻度を変更します。
(イ)農薬類は、使用実態や時期等を考慮して、全ての項目を検査する予定です。
③ 独自に検査する項目
独自に行う検査項目は、トリハロメタン生成能,総リン(T‐P),総窒素(T‐N),
生物化学的酸素要求量(BOD),紫外線吸光度,クロロフィルa,嫌気性芽胞菌,クリプ
トスポリジウム・ジアルジア等原虫及び河川表流水の生物調査であり、水質管理の必要性に
応じた頻度で行います。
④ 臨時の水質検査に関する事項
(ア)水源の水質が著しく悪化したとき。
(イ)水源に異常があったとき。
(ウ)水源付近・給水区域及びその周辺において消化器系感染症が流行しているとき。
(エ)浄水過程において異常があったとき。
(オ)送配水管の大規模な工事、その他水道施設が著しく汚染されたおそれがあるとき。
(カ)お客様から水道水質の苦情検査依頼があったとき。
(キ)その他、特に検査が必要と認められるとき。
5
水質検査の委託について
次の検査項目は委託で検査します。
(1) クリプトスポリジウム,ジアルジア等原虫検査
(2) 河川表流水の生物調査
(3) 浄水処理発生土の分析
(4) 特定施設としての排水の水質検査において、自己検査不可能項目
(5) 色,濁り,残留塩素測定
(6) 水質管理目標設定項目中において、自己検査不可能項目
6
水質検査計画及び検査結果の公表
水質検査計画は、毎事業年度の開始前に策定し水道局のホームページに掲載します。主要な検
査結果は水道局ホームページや徳島市の水道だよりに掲載するとともに、より詳しいデータは本
市水道事業年報により閲覧できます。なお、水質検査計画については毎年見直しを行い、状況に
応じそのつど改正するものとします。
策定
公表
ご意見
集約
水質検査計画策定の流れ
7
水質検査の精度と信頼性保証
水質検査の結果は、水道水の安全性を保証する基礎となるもので、その測定値は正確で信頼性
の高いことが求められます。原則として基準値及び目標値の1/10の定量下限を確保し、各項
目の測定方法および測定機器の管理に関する標準操作手順書の整備により、検査結果に差がない
ように努めています。さらに、厚生労働省及び徳島県生活衛生課主催による外部精度管理に参加
し、検査の精度と信頼性を保証するため技術の向上に努めます。
▲金属物質検査用
誘導結合プラズマ質量分析計
8
▲カビ臭物質等検査用
ガスクロマトグラフ質量分析計
関係機関との連携
水道水の安全性を守るために、関係機関との連携に努めます。
(1) 水源の保全、水源での水質異常への対応
水源の保全、水源での水質異常への対応のため、国および徳島県の関係機関、吉野川水系
から取水する水道事業体等との情報連絡、情報交換に関する連携に努めます。
(2) 給水栓までの水質を守るための対応
安全で良質な水道水を全ての給水栓に届けるために、徳島県や徳島市の関係機関との連携
に努めます。
主な機関
徳島河川国道事務所河川管理課
徳島県県民環境部環境管理課
厚生労働省健康局水道課
徳島県危機管理部県民くらし安全局安全衛生課
徳島保健所
徳島市危機管理課
石井町水道課
お客様により安心し快適に水道水をご利用していただくため、定期的に水質検査を行ってい
ます。本年度も平成26年度に引き続き水質検査計画を公表いたしますのでこの計画について
のお客様のご意見をお寄せください。
お客様からのご意見は、今後の水質検査計画にあたり、参考とさせていただきます。
問い合わせ先
徳島市水道局 浄水課 水質検査室
〒779-3214
徳島県名西郡石井町藍畑字第十262番の4
TEL:(088)674-1334
FAX:(088)674-2860
E-mail:info@suido.tokushima.tokushima.jp
地図(1)
配水ブロック図
応神ブロック
国府ブロック
西の丸ブロック
佐古ブロック
一宮低区ブロック
法花谷ブロック
一宮高区ブロック
しらさぎ台ブロック
多家良ブロック
地図(2)
定期検査地点
は、給水区域
JR吉成駅
名田橋
四国三郎橋
11
吉野川橋
吉野川大橋
JR蔵本駅
阿波しらさぎ大橋
JR佐古駅
JR鮎喰駅
JR徳島駅
JR府中駅
192
眉山
JR阿波富田駅
JR二軒屋駅
55
JR文化の森駅
438
JR地蔵橋駅
配水ブロック別給水栓検査地点
浄水施設出口検査地点
調査給水栓及び施設給水栓検査地点
注)その他、各水源原水についても検査を実施
地図(3)
毎日検査地点
⑥
③
⑩
⑫
⑤
①
②
⑪
⑦
④
⑬
⑨
⑭
⑧
○ 毎日検査項目検査地点
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
徳島市下助任4丁目 ⑪ 〃 国府町和田
〃 佐古五番町 ⑫ 〃 川内町鈴江南
〃 川内町大松 ⑬ 〃 入田町大久
〃 末広1丁目 ⑭ 〃 大原町東千代ヶ丸
〃 北矢三町3丁目 〃 応神町吉成 ⑫~⑭は自動水質測定装置
〃 南仲之町2丁目
〃 丈六町休場
〃 上八万町西山
〃 国府町竜王
水質検査表(1) 水質基準項目
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
水質基準項目
一般細菌
大腸菌
カドミウム及びその化合物
水銀及びその化合物
セレン及びその化合物
鉛及びその化合物
ヒ素及びその化合物
六価クロム化合物
亜硝酸態窒素
シアン化物イオン及び塩化シアン
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素
フッ素及びその化合物
ホウ素及びその化合物
四塩化炭素
1,4-ジオキサン
シス-1,2-ジクロロエチレン及び
トランス-1,2-ジクロロエチレン
ジクロロメタン
テトラクロロエチレン
トリクロロエチレン
ベンゼン
塩素酸
クロロ酢酸
クロロホルム
ジクロロ酢酸
ジブロモクロロメタン
臭素酸
総トリハロメタン
トリクロロ酢酸
ブロモジクロロメタン
ブロモホルム
ホルムアルデヒド
亜鉛及びその化合物
アルミニウム及びその化合物
鉄及びその化合物
銅及びその化合物
ナトリウム及びその化合物
マンガン及びその化合物
塩化物イオン
カルシウム、マグネシウム等(硬度)
蒸発残留物
陰イオン界面活性剤
ジェオスミン
2-メチルイソボルネオール
非イオン界面活性剤
フェノール類
有機物(全有機炭素(TOC)の量)
pH値
味
臭気
色度
濁度
水質検査項目
色
濁り
消毒の残留効果(残留塩素)
基準値
100 個/mL以下
検出されないこと
0.003 ㎎/L以下
0.0005 ㎎/L以下
0.01 ㎎/L以下
0.01 ㎎/L以下
0.01 ㎎/L以下
0.05 ㎎/L以下
0.04 ㎎/L以下
0.01 ㎎/L以下
10 ㎎/L以下
0.8 ㎎/L以下
1.0 ㎎/L以下
0.002 ㎎/L以下
0.05 ㎎/L以下
備 考
病原生物による汚染の指標
無機物/重金属
0.04 ㎎/L以下
0.02 ㎎/L以下
0.01 ㎎/L以下
0.01 ㎎/L以下
0.01 ㎎/L以下
0.6 ㎎/L以下
0.02 ㎎/L以下
0.06 ㎎/L以下
0.03 ㎎/L以下
0.1 ㎎/L以下
0.01 ㎎/L以下
0.1 ㎎/L以下
0.03 ㎎/L以下
0.03 ㎎/L以下
0.09 ㎎/L以下
0.08 ㎎/L以下
1.0 ㎎/L以下
0.2 ㎎/L以下
0.3 ㎎/L以下
1.0 ㎎/L以下
200 ㎎/L以下
0.05 ㎎/L以下
200 ㎎/L以下
300 ㎎/L以下
500 ㎎/L以下
0.2 ㎎/L以下
0.00001 ㎎/L以下
0.00001 ㎎/L以下
0.02 ㎎/L以下
0.005 ㎎/L以下
3 ㎎/L以下
5.8 以上 8.6 以下
異常でないこと
異常でないこと
5 度以下
2 度以下
評価
異常なし
異常なし
異常なし
一般有機物
消毒副生成物
着色
味
着色
味
発泡
かび臭
発泡
臭気
味
基本的性状
法令に基づく毎日検査項目
水質検査表(2)水質管理目標設定項目
No
1
2
3
5
8
9
10
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
項
目
アンチモン及びその化合物
ウラン及びその化合物
ニッケル及びその化合物
1,2-ジクロロエタン
トルエン
フタル酸ジ(2-エチルヘキシル)
亜塩素酸
二酸化塩素 (注 1 )
ジクロロアセトニトリル
抱水クロラール
農薬類
残留塩素
カルシウム、マグネシウム等(硬度)
マンガン及びその化合物
遊離炭酸
1,1,1-トリクロロエタン
メチル-t-ブチルエーテル
有機物等(過マンガン酸カリウム消費量)
臭気強度(TON)
蒸発残留物
濁度
pH値
腐食性(ランゲリア指数)
従属栄養細菌
1,1-ジクロロエチレン
アルミニウム及びその化合物
目標値
0.02 mg/L以下
0.002 mg/L以下(暫定)
0.02 mg/L以下
0.004 mg/L以下
0.4 mg/L以下
0.08 mg/L以下
0.6 mg/L以下
0.6 mg/L以下
0.01 mg/L以下(暫定)
0.02 mg/L以下(暫定)
1 以下 (注 2 )
1 mg/L以下
10 ~ 100 mg/L
0.01 mg/L以下
20 mg/L以下
0.3 mg/L以下
0.02 mg/L以下
3 mg/L以下
3 以下
30 ~ 200 mg/L
1 度以下
7.5 程度
-1 ~ 0
2000 個/mL以下
0.1 mg/L以下
0.1 mg/L以下
備
考
無機物/重金属
一般有機物
消毒副生成物
農薬
臭気
味
着色
味
臭気
一般有機物質
味
臭気
味
基本的性状
腐食
水道施設の健全
性の指標
一般有機物質
着色
(注 1 )徳島市水道局では消毒剤に二酸化塩素を使用していないのでこの項目は省略します。
(注 2 )別に定められている農薬類について、検出値と目標値の比を合計した値。
水質検査表(3)水質基準項目と検査頻度
No.
水質基準項目
法令に基づく検査頻度(給水栓)
基本検査頻度
検査省略頻度
検査計画頻度(回/年)
給水栓(浄水)
浄水場出口(浄水)
水源(原水)
12
12
12
12
12
12
12
1
一般細菌
2
大腸菌
3
カドミウム及びその化合物
12
12
4
水銀及びその化合物
4
4
4
5
セレン及びその化合物
12
12
12
6
鉛及びその化合物
12
12
12
7
ヒ素及びその化合物
12
12
12
8
六価クロム化合物
12
12
12
12
月 1 回
年 4 回
月 1 回
3年1回 (*1)
9
亜硝酸態窒素
年 4 回
年1回 (*2)
12
12
10
シアン化物イオン及び塩化シアン
年 4 回
年 4 回
4
4
4
11
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素
年1回 (*2)
12
12
12
12
フッ素及びその化合物
12
12
12
13
ホウ素及びその化合物
12
12
12
14
四塩化炭素
4
4
4
15
1,4-ジオキサン
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
4
16
年 4 回
3年1回 (*1)
シス-1,2-ジクロロエチレン及び
トランス-1,2-ジクロロエチレン
3年1回 (*1)
年 4 回
17
ジクロロメタン
18
テトラクロロエチレン
19
トリクロロエチレン
20
ベンゼン
21
塩素酸
12
12
-
22
クロロ酢酸
4
4
-
23
クロロホルム
4
4
-
24
ジクロロ酢酸
4
4
-
25
ジブロモクロロメタン
4
4
-
26
臭素酸
4
4
-
27
総トリハロメタン
4
4
-
28
トリクロロ酢酸
4
4
-
29
ブロモジクロロメタン
4
4
-
30
ブロモホルム
4
4
-
31
ホルムアルデヒド
4
4
-
32
亜鉛及びその化合物
3年1回 (*1)
12
12
12
33
アルミニウム及びその化合物
年 4 回
12
12
12
34
鉄及びその化合物
月 1 回
12
12
12
35
銅及びその化合物
12
12
12
36
ナトリウム及びその化合物
12
12
12
37
マンガン及びその化合物
年1回 (*2)
12
12
12
38
塩化物イオン
月 1 回
12
12
12
39
カルシウム、マグネシウム等(硬度)
12
12
12
40
蒸発残留物
4
4
4
41
陰イオン界面活性剤
4
4
4
42
ジェオスミン
43
2-メチルイソボルネオール
44
非イオン界面活性剤
45
フェノール類
4
4
4
46
有機物(全有機炭素(TOC)の量)
12
12
12
47
pH値
12
12
12
48
味
12
12
-
49
臭気
12
12
12
50
色度
12
365
12
51
濁度
12
365
12
365 (*4)
365
-
365 (*4)
365
-
365 (*4)
365
-
年 4 回
3年1回 (*1)
年 4 回
年 4 回
年 4 回
3年1回 (*1)
月 1 回
年 4 回
年 4 回
3年1回 (*1)
発生時期に月1回 発生時期に月1回
年 4 回
月 1 回
年1回 (*2)
3年1回 (*1)
月 1 回
色
濁り
日 1 回
消毒の残留効果(残留塩素)
備考 ①検査省略頻度 : これまでの検査結果から省略可能となる頻度
②*1は、基準値の1/10以下で原水等の変動による汚染のおそれがない場合
③*2は、基準値の1/5以下で原水等の変動による汚染のおそれがない場合
日 1 回
発生時期に月1回 発生時期に月1回 発生時期に月1回
以上
以上
以上
4
4
4
④*3は、送・配水管内で濃度が上昇しないことが確認されている水質項目です。
⑤ は水道法に基づき、水質検査を省略できない項目です。
⑥*4の水質検査は、11名のモニタ-及び3か所の自動水質測定装置により行います。