グローバルナレッジの研修ご活用事例 「明日からできる」ダイバーシティトレーニング 情報システム子会社のB社様に対して、AMAのファシリテーショントレーニングをカスタマイズし、 約60名のリーダーとマネジャーが一堂に会した半日のワークショップを提供しました。 背景と課題 B社では、高い生産性を年齢や性別、家族構成など多様な背景 を持つ社員が協働する中、働き方の変革や生産性の向上を目指 していた。ダイバーシティ推進の専任チームがリーダークラス の啓蒙を続けているが、理解は進んでも行動の変化や組織力の 向上に直結していなかった。 ポイント トレーニングを通じて、日ごろ会議をともにするような近しい 社員の間にも多様性が存在することに気づき、配慮するととも に、適切な行動を実践できるまで演習で繰り返し練習した。約 2時間で5つ以上の演習を盛り込み、アウトプット主体のワー クショップとして実施した。 成果 ミーティングという日常で実践の機会が多いテーマを取り上げ たことで、課題の発見や解決に現実感を持って、ダイバーシ ティについて考えることができた。今後は、意識の醸成や啓蒙 にとどまらず、実践的トレーニングを採り入れて、【生産性の 向上】という本来の目的を達成することを目指す。 目の前の見えざる「ダイバーシティ」 概念を学んでも、行動できない B社様では、多様化するメンバーの中でもプロジェ クトで生産性を向上するために、専任チームが著名な 講演者を招いたセミナーや勉強会を開催するなど「ダ イバーシティ」の推進に取り組んできました。 しかし、基本概念は理解されても、行動には大きな 変化が見られずにいます。 行動変容を促すため、より身近にダイバーシティを とらえて実践できるワークショップのテーマを考え、 「リーダーシップ」や「マネジメント」、「コミュニ ケーション」などの候補の中から、「ファシリテー ション」を選択しました。ファシリテーターが会議参 加者の多様性を認め、各人の意見を尊重して会議を進 め、生産性を向上することが目的です。 そこで、リーダー、マネージャークラスの対象者約 60名に対し、ファシリテーションスキルを学ぶワーク ショップを提供しました。ファシリテーションスキル を現場で使うことが「ダイバーシティ」につながって いるという講師の動機付け、多数の演習を織り交ぜる ことで「明日からできる」スキルを持ち帰っていただ きました。 コード HSC0125R これまでの専任チームの取り組みで、受講者の「ダ イバーシティ」に関する理解度は高かったものの、 「外国人と業務で関わる機会はほとんどない」「女性 社員も増えているし、社内のダイバーシティ推進は他 社より進んでいるはず」など遠い存在として位置づけ られ、多くの受講者が自ら主体的にアクションを起こ す必要性を感じていなかったようです。今回のワーク ショップを通じて年齢や性別、家族構成やライフスタ イルなど、多様性はすぐ身近に存在しているというこ とに目を向けられるようになりました。 今回の結果を受けて専任チームでは、ダイバーシ テ ィ 促 進 を、社 員 へ の【メ ッ セ ー ジ ン グ】か ら【実 践】へ移行し、具体的な行動に移すためのスキルを修 得するトレーニングを継続的に受講することをご検討 いただいています。 ▼受講者のコメント 「ファシリテーションとは、会議の運営スキル ではなくリーダーシップをとること」 「リーダーシップをとるためには多様性を認める ことが必要」 コース名 グローバルミーティングファシリテーション グローバルナレッジネットワーク株式会社 日数 価格(税抜) 1日 ¥60,000
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