環境活動レポート - 日本システム開発株式会社

環境活動レポート
日本システム開発株式会社
45期(2014年7月1日~2015年6月30日)
2015年9月8日
NSKエコプロジェクト
(1)組織の概要
会社名
設立
資本金
代表者
社員数
事業内容
事業所
ホームページ
事業所データ
日本システム開発株式会社
1971年(昭和46年)5月
1億円
代表取締役 亀井 政之
120名 (2015年6月末現在)
ソフトウェアの開発販売、旅行業ソリューション
東京都稲城市矢野口1766番地1 NSKビル
電話 042-378-9411 FAX 042-378-9416
http://www.nsk.co.jp/
本館地下1階、地上5階、別館地上2階 床面積:1602.02(m2)
(2)対象範囲
認証 登録番号:0000875
登録範囲 全社
レポート対象期間 平成26年7月1日~平成27年6月30日(当社45期)
レポート発行日 平成27年9月8日
(3)NSKの環境理念と環境方針
2010年7月1日
【環境理念】 日本システム開発株式会社 代表取締役 亀井 政之
当社は、「地球資源が有限であることを認識し、環境の保全に永続的に配慮していく」ことを
重要経営課題のひとつとし、事業活動と地球環境の調和を目指して、全社員が環境問題に
積極的に取り組み、この取り組みを継続的に改善していくことで、社会の安全と発展に
貢献し社会的責任を果たします。
2011年7月29日
【環境方針】
日本システム開発株式会社 代表取締役 亀井 政之
1.全社員は、資源およびエネルギーの有限性を深く認識し、節約およびリサイクルに
積極的に取り組み、環境負荷低減と環境汚染の予防に努めます。
2.環境マネージメントシステムを構築し、環境目的・環境目標を具体的に設定し、
運用、評価、見直しを実施して、継続的な改善に努めます。
3.環境教育・周知活動を推進し、社員の環境意識の向上を図るとともに、環境方針を
社外に公開します。
4.事業活動にあたって、法規制、条例およびその他の要求事項を遵守します。
5.当社の事業活動が生物多様性に与える影響を充分把握し、生物多様性の損失を防ぐ
「自然共生社会」の実現に向けて取り組みます。
6.業務遂行における資源削減、エコ素材推奨を推進します。
2/9
(4)中長期 環境目標
NSKエコプロジェクト 中期(3年)の活動計画
2014年8月5日
承認:代表取締役:亀井政之
作成:環境管理責任者:田部智
●46期(2015年度)への中期目標
●具体的な施策案
前提: 43期以降、売り上げが回復しており、44期以降も売り上げ・人員増を見込んでいる。
44期はWindowsXPのサポート切れに伴う、PCの廃棄(約80台)を見込んでいる。
46期は事務所移転を予定している。
1)電力使用量は、売上・人員増に伴う総作業時間の増加から毎年3%程度の電力使用量増を見込んでいる。
屋上の緑化、玄関のグリーンカーテン設置、エアコンの小まめな温度設定、昼休みの電気の消灯などで、省エネに努める。
2)廃棄物については、WindowsXP PCの廃棄、事務所移転による廃棄物増を見込んでいる。
ペーパーレス化とゴミの分別の徹底を意識し、一般廃棄物削減に努めていく。
3)排水についても、毎年4%程度の使用量増加を見込んでいる。引き続き節水の啓蒙活動を行う。
4)その他の環境負荷については、日々の環境活動を確実に実践することで、総量での現状維持もしくは微減を目標とする。
5)創立記念式典でのエコ啓蒙プレゼンは今後も続けていく。
6)社員の環境活動への参加について支援をしていく。
(5)45期 環境目標
1.環境負荷の低減と環境汚染の予防
・電力 166411kw (前期比3%減だが、4名の人員増加を見込み、結果前期と同数)
・一般廃棄物 1,340kg
・産業廃棄物 225kg
・循環資源ゴミ 2,372kg
・物品購入 グリーン購入法に沿った商品を優先購入。(70%以上)
・排水 718㎥
・グリーン購入 購入比率70%以上
・作業時間 前期と同等。(無駄な残業をなくす)
3/9
2.教育・啓蒙・広報
・全社向け環境セミナーの開催
・全社員にむけての説明会開催
・NSKカード(グリーンカード)の作成と携帯着用の推進
・環境目標の掲示と活動結果の報告
3.法令遵守
4.生物多様性への配慮
(6)45期環境活動計画
4/9
(7)45期環境活動の実績
(8)45期環境目標の実績
・電力 ・一般廃棄物 ・産業廃棄物 ・循環資源ゴミ ・物品購入 ・排水 ・作業時間 目標:166,411kwh → 実績:157,646kwh (-5.2%)
目標:1,340kg → 実績:1,240kg (-7.5%) 目標達成
目標:225kg → 実績:90kg (-60%) 目標達成
目標:2,372kg → 実績:1,810kg (-23.7%) 目標達成
グリーン購入法に沿った商品を優先購入
目標:グリーン購入比率 70%以上 < 実績 71.5%
目標:718kl → 実績:622kl (-13.4%) 目標達成
44期の月間平均作業時間(1人当たり)173.24h
→ 45期の月間平均作業時間(1人当たり)171.51h(-1%)
5/9
目標達成
目標達成
目標達成
目標達成
目標達成
目標達成
(9)45期環境活動計画の取組結果とその評価、次年度の取組内容
(10)各取組状況(電力使用量、排水量、廃棄物、グリーン購入)の3年間の推移
【電力・排水・廃棄物のCo2排出量の3年間の推移】
■電力のCo2実排出係数・・・0.509kg-co2/kwh(平成24年電気事業者別排出係数 日本テクノ株式会社)
■水道のCo2実排出係数・・・0.58kg/㎥
■稲城市のゴミ焼却Co2実排出係数・・・0.39kg/1kg
■産業廃棄物(粉砕・圧縮梱包処分)と、循環資源ゴミは、Co2換算から除く。
6/9
【電力使用量】
【廃棄物】
一般廃棄物は、3年間、大きな変化は見られない。
産業廃棄物については、新宿事務所が多摩に統合された44期が高い。
44期は、個人情報保護やセキュリティ意識の高まりとともに、機密文書処分が増えたが、
45期は、社内や客先納品等のペーパーレス化が進み、循環資源ゴミは減少傾向にある。
7/9
【グリーン購入】
備品は、大塚商会とアスクルから購入している。
【次年度の取組内容】
46期においても、電気・排水・ゴミ・グリーン購入を中心に、Co2の排出の低減をめざしていくが、
12月に移転するため、データの継続が難しく、2016年1月~6月は、具体的数値目標は設定しない。
移転に伴い、廃棄物の増加が見込まれるが、適切に分別し、法令順守して廃棄する。
1.環境負荷の低減と環境汚染の予防
・電力 前半目標:67656kwh、後半目標は移転のため数値設定なし
・一般廃棄物 1200kg以内 ・産業廃棄物 5000kg以内 移転のため増加予定
・循環資源ゴミ
3000kg以内
・物品購入 グリーン購入法に沿った商品を優先購入。(70%以上)
・排水 前半目標:267㎥、 後半はテナント単位の把握不可の為、数値目標なし ・作業時間 45期の作業時間と同等
2.教育・啓蒙・広報
・全社向け環境セミナーの開催
・全社員にむけての説明会開催
・NSKカード(グリーンカード)の作成と携帯着用の推進
・環境目標の掲示と活動結果の報告
3.法令遵守
4.生物多様性への配慮
5.本業においての環境保全への配慮と貢献
(11)環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果並びに違反、起訴等の有無
環境関連法規の遵守については、社内監査を適正に行っており、違反、訴訟等はありません。
関係当局よりの違反等の指摘も過去3年間ありません。 8/9
2015年9月4日
代表取締役 亀井政之
環境管理責任者 田部 智
(12)代表者による全体評価と見直しの結果
1)電力消費量は前期を大きく下回った。(前期の94.7%)
理由として今期の総作業時間が前期に比べ大幅に減少(前期の93.5%)したことが考えられる。
総作業時間が減った主な要因として、労務管理を徹底したことが挙げられる。
(休日振替、代休取得の監視・管理を徹底)
2)排水量も前期の86.6%と大幅に削減できている。
理由としては、前項と同様に総作業時間の減少によるものと考えられる。
3)廃棄物については、一般、循環、産廃、全てが、目標排出量内に収まっており、
中でも循環資源ゴミの排出は、前期の70%程度と、少なかった。
ペーパーレス化により、紙による機密文書保存が年々減少しているためと考えられる。
4)生物多様性については、例年、当社の創立記念式典で全社員に向け教育・啓蒙している。
今期はノーベル平和賞受賞のワンガリ・マータイさん「mottainaiが地球を救う」を上映した。
5)46期は11月か12月に事務所移転を予定しており、引越しに伴う
ゴミの排出量増加を見込んでいる。
引越し後は、新事務所において、今後どのようなエコ活動が実行できるか検討していきたい。
屋上緑化 じゃがいもの収穫
2015/6/23
9/9