福岡地域戦略推進協議会 観光部会 2014 年度 第 2 回「広域連携

福岡地域戦略推進協議会 観光部会
2014 年度 第 2 回「広域連携プロジェクト」議事録(完成稿)
日
時:2015 年 3 月 6 日(金) 10:00~11:30
場
所:電気ビル 共創館
カンファレンス B
次
1.
第
プロジェクトリーダー挨拶
吉田 宏幸 福岡市 経済観光文化局 観光コンベンション部 MICE 推進課長
2.
広域連携 PJ の進捗について
「福岡都市圏が連携した MICE 受入体制の整備」の進捗状況
3.
質疑
<吉田 PJ リーダー>
・ このプロジェクトは、だいぶ各論に入っており、ユニークベニューやエクスカーションの開発
を都市圏で実現するべく、太宰府市と宗像市でケーススタディをしていく。
・ 今回は、方向性を少し作りつつあり、皆さんでご議論いただきたい。
<JTB 九州>
(・資料に基づき状況報告)
<宗像市>
・ 宗像大社は世界遺産登録に向け努力している。宗像市単体で動きやすくもあるが、インフラ等
の関係で不自由な部分もあるので連携をしながら取組ませていただきたい。
・ 「宗像市100 人会議」は昨年初開催、現場は会場決めや夜のレセプション、間の移動をどうす
るのかで混乱したが、岡垣のぶどうの樹や、ユリックス等の複数の会場を連動する事で何とか
やれた。
・ 成功体験の蓄積が無いので、このようなプログラムの開発支援は非常にありがたい。また、宗
像大社単体では受入が難しいので、
「海の道むなかた館」等を活用しながら、規模やメニューの
充実をさせていきたい。
<太宰府市>
・ 太宰府天満宮で独自に文化的取組みは多数されており、先日尋ねたところ、かなり積極的な受
入、協力ができるとのお返事があり非常に嬉しく思っている。
・ 九州国立博物館も、ユニークベニューの取組みを積極的に考えていらしたので、市としても橋
渡しや地域の他団体への働きかけを、微力ではあるが協力して行きたい。
・ 太宰府市だけでは大きな取組みができないので、都市圏の連携、福岡市での大きな会議をし、
役割分担で太宰府の魅力を活用していただけたらと思っている。
<吉田 PJ リーダー>
・ 「宗像市 100 人会議」は宗像大社を直接使ったのか。
<宗像市>
・ 直接会場とはしていないが、オプションとして権宮司を通じ参拝は行っていただいた。
・ 行政と連携しての実績はあまりないが、ある企業では毎年50人規模で全国の管理職の方を呼
び、宗像大社を会場に研修を開催していると聞いている。
<コングレ>
・ 九州国立博物館はオープン当初は、積極的に色んなイベントで使いたいと仰っており、国内外
のパーティを数回開催し、閉館後のロビーにおいて着席スタイルで使わせていただいた。
・ 夜のライトアップした雰囲気での食事は趣がある。
・ レセプション準備の搬入搬出時に虫が館内に入ったりしないよう、搬入搬出に様々な制限があ
るなど利用条件が厳しいのだが、
開館 10 周年とこの PJ を契機に積極的に利用できたらと思う。
・ 受入に際し行政と民間でどのような協力体制が必要かをまとめることが重要。
<JR 九州>
・ 宗像市 100 人会議は今後もずっと続くのか、また元々のきっかけや、参加者の瞬間的に動く人
数や、宿泊はどこだったのか等を教えていただきたい。
<宗像市>
・ 運営は実行委員会形式、主に UBrainTV と宗像市で、ロジ周りは UBrain がメイン。宿泊は
VIP 含め一般参加者は玄海ロイヤルホテル、大学生数十人はグローバルアリーナ、移動はバス。
瞬間移動は 100 人で一気に移動。バスを複数台+ピストン。少なくとも5年は継続し、できれ
ばずっと開催したいと考えている。
・ UBrainTV という主に国連関係や学術系のコンテンツを蓄積し配信しているイギリスのベンチ
ャー企業と三重大学が繋がっており、次世代の育成も含めたこのようなコンテンツを開催した
いとなった際に、受け入れる土壌、自治体がなかなか無い中、宗像大社のご縁でアタックいた
だき、宗像市長も快諾し開催となった。
・ 初めての開催で、関係先が非常に多岐に渡り、UBrain もロジなどは専門外なので、一つ一つ
手作りで大学、会場、宿泊先とも連携していった。
・ その大変な先に気づきがあると思っている。実績を積んで行きたい。
<福岡銀行>
・ 外からどうやって福岡に来ていただくか。ベニューを揃えることで、周遊にも複数回来ていた
だくこと、また個人旅行に繋がるのでは。点から面になると良い。
<九州経済連合会>
・ 両市のユニークベニューの磨き上げの入口、そして協力体制が築き上げて行く、というところ
が成果として素晴らしい。この点と点を面に、どう広げていくかが。
・ プログラム開発は、市民も何らかの形の参加ができると良い。
・ 各企業も色々な施設を持っているので、プログラムの中に盛り込んで行きたい
<FDC 松田>
(既存施設のユニークな利用方法事例を紹介)
<ラブエフエム>
・ ユニークプログラム小さな事だが、ある時期のこの場所が素晴らしい等、年間を通じてネタを
どう集めて行くのか。それは地域の人と組まないと難しい。
<富士通>
・ 「道の駅むなかた」で新鮮な魚や野菜を見てもらい、それをお昼に食べる等、地域の産物をア
ピールするようなことが考えられないか。安心安全を含め、おもてなし。
<NEC>
・ プロジェクションマッピングは、色んなバリエーションができるのでは
・ 太宰府は四季折々、いつ行ってもいい。写真スポット、猿まわし、忍者や着付け(二日市に日
本舞踊の教室あり)文化的なところも繋いで行ければいい。
<西鉄>
・ 地元や住民の方と一緒にやることが、継続するには一番大事。
・ 駐車場の問題が解決しないと、大きな動きがとりにくい。
<コングレ>
・ 我々としても参考にさせていただきたいと思っている。
・ ユニークベニューは、是非キャパシティは組み込んでいただきたい。
・ プログラムは体験型だけではなく、パーティ後に夜間の拝観などでも十分で、様々な選択がで
きるようなものをまとめていただけると有り難い。
・ どこに、誰にお願いしたら良いのかまとめていただくと良い。
<MPF>
・ MPF でも MICE 総合ガイドを纏めている最中なので大変参考になった。
・ 本日ファムトリップで太宰府市や福岡市内、筑後方面に行く。福岡だけではなく広域で、海外
からのインセンティブや企業ミーティングの誘致のためのプロモーションを行う。
・ 宗像市さんとの連携を考え、トヨタの宮田工場を企業研修のフックに、宗像大社や蕎麦打ち体
験、大島での釣りやチームビルディング等も考えたので、次回はぜひ行いたい。
・ 海外の方は、福岡も太宰府も宗像も一緒なので、広域でまとまっていきたい。
・ 最近も夏休みに海外の学生等数百名規模の交流の打診があったが、その際どういうところとご
相談したらいいのか、情報がまとまっていると有り難い。
・ 観光だけではなく、チームビルディングや修学旅行等も含め、
「こういうこともできる」と総合
的に色々なものが載っていると活用しやすい。
<商工会議所>
・ 我々は観光がメインであり MICE に繋がり難いが、規模も色々あるので、各施設のキャパシテ
ィを調べることが大事なのでは。筥崎宮や香椎宮なども。
<吉田 PJ リーダー>
・ 勉強ばかりではなく、短期的な実践ができたらと思うので、宗像市さんの100 人会議や、太宰
府市さんの国博 10 周年、福岡市はライオンズに向けて組織拡充もあり、両地域を含めた都市圏
で具体的に検討するステージに入っていると思う。
・ 最後にご紹介で、3/21 ファッションウィーク福岡イベントの一環で、きらめき通りを歩行者天
国にし、パーティを行う。アジアのバイヤーを招聘し懇親会を行う。ご紹介まで。
・ 来週の観光部会では、今回のご意見を含め報告したい。本日はありがとうございました。
以上