イエローレシートキャンペーンでのご協力に感謝します 定例

コットン栽培農家さんを紹介します 第1回 福島裕さん(66歳)
福島さんが住んでいる地区はいわき市四倉町上柳生字中山。目の前には雄
大な阿武隈山系が広がり、
「中山高原」と福島さんが命名した風光明媚な地域
です。40年前には傾斜地を生かして桃、梨、杏などの果樹栽培が盛んに行わ
れ活気に溢れていたといいます。高齢化の中で農地は荒れ放題に。手つかずの
森は猪やハクビシンなど野生動物の住処となり、農作物の被害も多くなってい
るとのこと。現在8世帯22人、内65歳以上の高齢者が13人。まさに限界集落
といった感じです。
福島さんは60歳まで農業とは無縁の仕事をしてきましたが、定年を機に⑴
家族が食べるだけの自給自足の農業⑵少し収入を得るための農業⑶趣味とし
て取り組める農業、この3項目を目標に無理せず楽しみながら取り組む農業を
したいと考えていました。
そんな中オーガニックコットン栽培
にめぐり合ったのです。東京からバス
を貸し切って農業支援に来られる方
達の姿に感動。今後積極的に受け入
れをし、地域にコミュニティーの場を
つくりたいと意欲を燃やしています。
「先ずは75歳までに道筋を作りたい
んです」と希望に胸膨らますお顔は
若々しく青年のようでした。
双葉郡広野町で古着回収まもなくスタート
先頃、事務局に双葉郡
広野町の町会議 員さんから
「常磐支所の玄関先に設置
してある古着 のリサイクル
ボックスを見たんだが広野
町でもやってみたいが‥‥」
との電話が入りました。その
議員さんは3月定例議会の
一般質問で「町の目立つ場
所に古着のリサイクルボックスを設置し、リサイクルを図るべきではないか」と
質問されました。これに対し遠藤町長さんからは「繊維類の古着などは大事な
有効資源なので、リサイクル出来ることを広報誌やホームページ等でわかりや
すく周知し、リサイクルボックスの設置に向け、前向きに検討します」との答弁
がありました。
(ひろの議会だよりから抜粋)
本会としても一刻も早く役場や公民館などに設置して、町民の方々のご協力
を頂きたいと考えております。
広野町はご存じの通り原発事故後全町民が避難しましたが、現在はインフ
ラの整備も進み約半数近い方々が町に戻っています。
「ふたば未来学園高校」
が開校するなど力強い復興へと歩みを進めているだけに、古着リサイクルの機
運が広がっていくことを期待したいと思います。
イエローレシートキャンペーンでのご協力に感謝します
研修受入れでベイブづくりが人気
一年を通し本会への研修受入れや援農体験の申込みが続いていますが、最
近多いのがコットンベイブ作り教室の開催要請です。3月2日さいたま市大宮区
のふれあい福祉センターで開催された「コットンベイブ製作教室」には本会か
ら3名のスタッフが臨みました。いわきの復興の現状と課題などの概要説明の
後、早速ベイブ作り。出来上がるや「可愛いナー」との男性の呟きに会場は笑
いと和やかな雰囲気に包まれました。
皆さんは、数年前からさいたま市を中心に有機栽培による蕎麦の栽培に取
り組んでいたことから、震災後「チーム農援隊」を結成。毎年11月にはボランテ
ィアでいわきに来られて蕎麦の振る舞いを続けて下さったことから交流が続
いています。
次に4月18日小名浜復興支援ボランティアセンターに警視庁交通少年団の
小学生25名が来所。震災の話のあとベイブ作りに挑戦。皆さんとても行儀が
良く懸命に取り組む姿は微笑ましいものでした。この後、福島県警本部を表敬
訪問するということで、大型バスの前後を2台のパトカーが警護する物々しい光
景でしたが、姿が見えなくなるまで手を振る姿が印象的でした。
27年度定期総会開催のお知らせ
●日 時 平成27年6月19日(金) 午前11時∼
●会 場 ザ・ピープル事務局
(タウンモール リスポ内)
私たちの活動を会員として支えて下さい。
会費納入をよろしくお願い致します。
会費:活動会費(実際に活動に参加される方と、会報の講読という
形で支援してくださる方) 2,000円/年
賛助会員(資金的な面から支えて下さる方と法人・団体会員)
10,000円/年
郵便振替(02110−0−24908)でお送りください。
4月18日イオンいわき店で2014年度「イオン幸せの黄色いレシートキャンペ
ーン」に参加している13団体に対し、イオンカードの贈呈式が行われました。こ
の席上、本会では60,200円の寄付を頂戴することが出来ました。
毎月11日に開催されるキャンペーンには、本会で一番若いメンバーの2人が
積極的に店頭に立ち、来店される方々に買い上げレシートによる募金の呼びか
けを行ってきました。
「私達が頑張った甲斐あって出た結果なので、ピープルの
活動を皆さんに訴え続け頑張ります」と何とも頼もしい宣言をしてくれました。
今回の寄付金は広報活動時の経費として生かしたいと思います。毎月11日に行
われるキャンペーンでは、是非ピープルへ投函し応援してください。
福島県綿花栽培研究会が初会合
3月21日福島県農業センターに、県内で綿花の栽培に携わる団体やグループが
初めて一堂に会しました。
最初に震災後、東北コットンプロジェクトで指導にあたった奈良タビオ(株)の
島田さんから事例発表の講演を頂きました。震災後、県内で10団体を超える方
たちが綿花栽培に取り組んでいることが分かりとても心強い思いがしました。
人の手作業だけで取り組むコットン栽培の難しさ、大変さ。虫捕獲の体験や
水やりの失敗談等次々と発表されました。県内でコットン栽培者が増えている現
状の中、こうした会合を今後何度か開催し、将来農家の収入増とビジネスに繋が
る方向を目指すべきであるとの意見も出されました。又オーガニックコットンを栽
培する先進的県であることを、全国に発信していくべきではとの意見が出されま
した。
今後いわきでも、一部アップランド種(洋綿)の栽培にもチャレンジし、
リース
作品作りに活用してみたいと思います。
定例バザーがスタート
ピープル主催のフリーマーケットが4月から11月までの8ヵ月間ヨークタウンア
クロスプラザ大原の南側駐車場で開催されます。
リサイクル品や日用雑貨、山野
草など50店のフリーマーケットが出店します。掘り出し物を見つけることが出来
ますので是非お越しください。
なおフリーマーケット側の駐車場に㈱高良さんのトラックが駐車しています。
有効資源の回収(古着・古紙・使える食器・靴・カバン・小型家電等)も行ってい
ますのでお持込みください。
●年間開催日
■4月26日・5月24日・ 6月28日・7月26日
■8月23日・9月27日・10月25日・11月22日
(毎月第4日曜日 9時∼15時)