研修 2015 1 H27.4.3 第1号 研修テーマ ※ 研修部 持ち物(教育課程の冊子) 「他者との関わり合いを大切にし、より質の高い学びを追究する」 生徒一人一人の学びを保障し、かかわり合い、支え合える集団を育成することによ って、学ぶことが楽しいと実感できる学校を創造していきたいという願いから、この テーマを設定した。 2 今年度の取り組み (1) 付けたい力を明確にし、付けたい力を身に付けさせるための効果的な手だてを 考える。 ① 学習指導要領の目標や内容を明確に押さえて授業を行う。 ② 本時の目標(学習課題=つけたい力)を生徒に提示する。 (2) 教師の的確な「見取り」と、適切な「関わり」 ① 子どもの学習経験や理解度、生活背景や人間関係等を考慮しながら教材研究 をする。つまり、子どもの実態の十分な把握を行った上で学習課題を設定した り、学習形態の工夫をする。 ② 授業の中で、子どもの表れや思いに耳を傾け、感じ取り、その理由を読み解 く。 ・見守る・頷く・驚く・共感する等の反応 …… 子どもを支える ・繰り返す・切り返す・意図的な指名を試みる・板書する・資料を提示する ・補助発問をする等 …… 様々な方法で子どもと関わる ③ 子どもの学びを見取る 子ども自らが学習内容の理解を確かめる場(振り返りの場)を設定する。 ・授業における振り返りの場 1時間の授業を振り返る、数時間の授業を振り返る (付けたい力に沿って、教科の用語やキーワード、等の条件を与えて) ・単元の節目や週末「練習問題・テスト」 教師 …個別の支援 子ども…結果から学習計画を立てる(家庭学習の充実) (3) 学習形態の工夫による協働的な学び ・ひとりぼっちをつくらない。(授業で子ども一人ひとりの学びを保障する。) ・どんな子どもとでも学習できる子どもを育てる。 ・どんな子どもとでも学習できる環境を整える。 教師の仕事は「聴く・つなぐ・もどす・ケアする」 ① 授業の形態は原則コの字型座席とし、生徒同士が聴き合え(近くの人にすぐ に聴ける、遠くの人の発言を聞きやすい)、教師がすぐに介入できる形をつく る。 ② 必要に応じてグループやペアでのかかわり合い活動を意図的に入れ、学習形 態の工夫をする。 (グループ学習は男女混合の4人が良い。5人には以上にはしない。市松模様、 黒板に背を向けて座らない。) グループ学習はあくまでも本時の目標を達成するための手だてである -1- * 生徒のグループ 生徒 のグループ分 のグループ 分 けについて 生徒のグループ分けには様々な考え方があるが、きちんと学習が行えるグル ープでなければならない。他者とコミュニケーションを取ったり、違う価値観 を認めて人の心を育てるという研修の目的や、どんな子どもとでも学習できる 子どもを育てるといったねらいからは、くじ引きで決めたり、同じグループに なった人とは同じにならないグループを作るといった方法があるが、人間関係 や生徒指導上の問題がある場合は、配慮をする必要がある。 3.研修日と公開授業計画 公開授業の予定(ライブ研修) 月 内容 1年部 2年部 4月 授業研修 6月 授業研修 7/ 1 小中合同研修 8/ 4 夏季研修1 一斉研の授業案検討 8/11 夏季研修2 特別支援教育研修 9月 授業研修 10 月 授業研修 11/11 一斉研(特活) ◎ 青山宜正 授業研修 ◎ 20 渡邉英士 2月 3/2 研修のまとめ 管理主事訪問 市教委訪問 3年部 ◎ 15 牧田一樹 ( ◎ ) 鈴木雪乃 ◎9 ◎ 10 次廣哲也 紅林恵子 ◎(鈴木真一、 アンディ) 水元湧士 時田 大村亜由美 ◎有賀佳衣 8/ 5 小中合同研修 茂 小穴明久 ◎ 15 岡正泰 佐野嘉昭 ◎髙木堅太郎 前島 真理 平成 27 年度の反省・来年度への課題 7月 10 日 月 日( ) 教科( ) 授業者( ) ・ライブ研修…月に1回、水曜日に行う。1人1公開授業。◎は全員で授業を参観し、 その日に全員で事後研修を行う。公開授業のクラスだけ残し、他は下校 する。 ・一斉研の特別活動は、1,2年各1講座ずつ公開授業を行う。また、夏季研修で授業 案の検討を行う。 ・道徳研修は、1つの授業案について学年で検討し、全クラスで行い研修を積む。 ・管理主事、市教委訪問の前は教科部会で指導案検討を行う。 小中合同研修について 小中合同研修 について 7 月 1 日 ( 水 ) 小中合同研修会( 小中合同研修会 ( 須津中) 須津中 ) ・各学年1講座ずつ公開しライブ研修を行う。小学校の先生も3グループに分かれてい ただき、授業参観と事後研修を行う。 -2-
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