01_150227事務連絡(集中取組期間)

事
務
連
絡
平 成 27 年 2 月 2 7 日
社会福祉法人日本保育協会
社会福祉法人全国社会福祉協議会全国保育協議会
公益社団法人全国私立保育園連盟
御中
厚生労働省雇用均等・児童家庭局保育課
「保育士就職促進対策集中取組月間」について
保育施策の推進については、日頃より格別の御尽力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、平成29年度末までの待機児童解消を目指し、現在、
「待機児童解消加速化プラン」
(以下「加速化プラン」という。)による保育の量の拡大を図るとともに、この確実な実施
に向けて、本年1月に「保育士確保プラン」を策定し、保育を支える保育士確保のための
様々な取組を進めて行くこととしています。
一方、加速化プランにより平成25年度は約7万人分の保育の受け皿を確保しましたが、
平成26年度はさらに約12万人分の保育の受け皿の拡大が見込まれており、また、保育
士の有効求人倍率は、全国平均で2.06倍(平成26年12月時点)となっており、特
に東京都においては5倍を超すなど、保育士確保が急務となっています。
このため、本年3月を「保育士就職促進対策集中取組月間」
(以下「集中取組月間」とい
う。)と位置付け、有効求人倍率が特に高い地域を重点として、保育士資格をお持ちであっ
て、現在、保育士として働いていない者(以下「潜在保育士等」という。)の掘り起こし及
び就職あっせんを強化し、潜在保育士等の就職促進を図ることとし、別紙のとおり、各都
道府県等あて依頼しました。
つきましては、下記の事項について、当該地域及びその隣接する地域に所在する貴団体
傘下の保育所等に広く周知いただきますとともに、有効求人倍率もご参考いただき、同様
に他の地域においても積極的な取組の実施について強力に働きかけていただきますようお
願い致します。
記
1
保育関係団体及び保育所等による潜在保育士等に対する働きかけ
保育関係団体が有するネットワークを活用し、又は各種会合の機会を捉え、潜在保育
士等に対し、
「保育士資格をお持ちの方へ」リーフレット(別紙の別添2)を配布する等
により、保育士確保が急務の課題である現状を説明し、保育士として就業することや、
保育士・保育所支援センターへの求職申込について働きかけを行っていただきたいこと。
また、必要となる保育士の確保ができている保育所等(当該地域に隣接する地域に所
在する保育所等を含む。)におかれては、当該保育所等で過去に勤務経験を有する潜在保
育士等に対しても、同様の働きかけを行っていただきたいこと。
働きかけの結果、就業の意向がみられた場合には、保育士・保育所支援センター又は
お近くのハローワークに求職登録するよう勧奨すること。
また、保育関係団体におかれては、団体として保育士掘り起こしの行動を積極的に検
討をいただきたいこと。
2
保育士・保育所支援センター又はハローワークへの相談
別紙のとおり、国及び地方公共団体が連携し、潜在保育士等の掘り起こし及び就職
あっせんの強化に取り組むこととしているので、保育士確保について保育士・保育所
支援センター又はお近くのハローワークに御相談いただきたいこと。
厚生労働省 雇用均等児童家庭局
保育課 保育士対策係
TEL :03-5253-1111(内線 7958)
FAX :03-3595-2674