一般社団法人 J ミルク 平成 27 年 9 月 2 日 平成 27 年度 酪農乳業みらいセミナー 開催要領 1. 目的 酪農乳業においては、これまで経験したことのない構造変化に直面し、大きな転換 期を迎えているところである。酪農家戸数や飼養頭数の減少など生産基盤の弱体化や これに起因するバター不足などこれまでにない課題を解決していく必要がある。 J ミルクにおいては、ミルクの総合的な価値を訴求するため「乳の学術連合」と連 携し、医療・栄養・経済・食文化・教育等の研究者による研究の推進や情報収集を実施し ているところである。 この様な状況を踏まえ、乳の学術連合の研究者から、将来の牛乳乳製品の産業・食 品としての価値を発信することにより、酪農乳業関係者と日本の酪農生産や牛乳乳製 品の「みらい」について考え、見つめ直す機会を創出することを目的とする。 2. 日時・開催場所 会場 日時 開催場所 平成 27 年 10 月 29 日(木) ベルサール日本橋 4F RoomC+D 東京 13:30~16:45 中央区日本橋 2-7-1 東京日本橋タワー 平成 27 年 11 月 20 日(金) TKP 三宮会議室(井門三宮ビル 11F) 神戸 13:30~16:45 神戸市中央区磯上 8-3-10 平成 27 年 11 月 27 日(金) ホテルニューオータニ熊本 2F おしどり 熊本 13:30~16:45 熊本市西区春日 1-13-1 平成 27 年 12 月 18 日(金) ACU(アキュ) 1606 大研修室 札幌 13:30~16:45 札幌市中央区北 4 西 5 アスティ 45 16F (詳細は別紙プログラムをご参照ください) 定員 130 名 80 名 80 名 80 名 3. 講演内容・講師 1) 東京・熊本会場 (1) 演題:「日本農業の持続可能性と酪農乳業の役割」 講師:名古屋大学大学院 教授 生源寺眞一 先生 (2) 演題: 「ヒトにとって牛乳はどのような食品なのか?~食品科学からみた牛乳 の特別な意義~」 講師:東北大学大学院 教授 齋藤忠夫 先生 2) 神戸・札幌会場 (1) 演題:「人類にとってのミルク利用の意義~その起源と発達~」 講師:帯広畜産大学 准教授 平田昌弘 先生 (2) 演題:「日本人の栄養問題~その歴史的変遷と牛乳乳製品が果たしてきた 役割~」 講師:神奈川県立保健福祉大学 学長 中村丁次 先生 1 4. 参加費 無料(交通費は各自負担) 5. 参加対象者 ① 酪農乳業関連者(生産者団体・酪農家・乳業者・牛乳販売店・畜産関係者等) ② 行政関係者 ③ J ミルクサポートメンバー(乳の学術連合・栄養関係者・学校関係者等) ④ メディア (各会場 80~130 名程度) 6. 参加申込 別紙「平成 27 年度酪農乳業みらいセミナー 参加申込書」を FAX(03-6226-6354) または、メール([email protected])までお送りください。 7. 申込締め切り 東京会場 10 月 16 日(金) 神戸・熊本会場 11 月 13 日(金) 札幌会場 12 月 4 日(金) 8. 本セミナーのお問い合わせ先 一般社団法人 J ミルク 広報グループ 関 芳和 TEL03-6226-6351 FAX03-6226-6354 E-mail [email protected] 2 平成 27 年度酪農乳業みらいセミナー プログラム 開催地 東京会場 神戸会場 会場 ベルサール日本橋 4F RoomC+D TKP 三宮会議室 住所 中央区日本橋 2-7-1 東京日本橋タワー 神戸市中央区磯上 8-3-10 井門三宮ビル 11F 熊本市西区春日 1-13-1 札幌市中央区北 4 西 5 アスティ 45 16F 開催日 平成 27 年 10 月 29 日(木) 平成 27 年 11 月 20 日(金) 平成 27 年 11 月 27 日(金) 平成 27 年 12 月 18 日(金) 演題「人類にとってのミル 演題「日本農業の持続可能 演題「日本農業の持続可能 ク利用の意義~その起源 性と酪農乳業の役割」 性と酪農乳業の役割」 と発達~」 講師:名古屋大学大学院 講師:名古屋大学大学院 講師:帯広畜産大学 教授 生源寺眞一 先生 教授 生源寺眞一 先生 准教授 平田昌弘 先生 演題「人類にとってのミル ク利用の意義~その起源 と発達~」 講師:帯広畜産大学 准教授 平田昌弘 先生 演題「日本人の栄養問題 演題「日本人の栄養問題 開催場所 日 程 13:00~13:30 受 付 13:30 開 会 13:30~13:35 講演 1 (75 分) 14:50~15:00 質疑応答 15:00~15:10 休憩 講演 2 (75 分) 16:25~16:35 質疑応答 16:35~16:45 活動紹介 16:45 札幌会場 ホテルニューオータニ熊本 ACU(アキュ) 1606 大研修室 2F おしどり 挨拶 13:35~14:50 15:10~16:25 熊本会場 閉 演題「ヒトにとって牛乳は どのような食品なのか? ~食品科学からみた牛乳 の特別な意義~」 講師:東北大学大学院 教授 齋藤忠夫 先生 ~その歴史的変遷と牛 乳乳製品が果たしてき た役割~」 講師:神奈川県立保健福祉 大学 学長 中村丁次 先生 会 3 演題「ヒトにとって牛乳は どのような食品なのか? ~食品科学からみた牛乳 の特別な意義~」 講師:東北大学大学院 教授 齋藤忠夫 先生 ~その歴史的変遷と牛 乳乳製品が果たしてき た役割~」 講師:神奈川県立保健福祉 大学 学長 中村丁次 先生 主な講演内容と講師のご略歴 (東京会場・熊本会場) 生源寺 眞一 先生(名古屋大学大学院 生命農学研究科 教授) 演題「日本農業の持続可能性と酪農乳業の役割」 主な講演内容 世界の食料生産の現状と課題 持続可能な食糧生産のために、世界で、そして日本で、酪農部門はどのような可能 性をもっているのか 今後の日本の酪農乳業に期待すること ご略歴 1951 年愛知県生まれ。東京大学農学部農業経済学科卒業。農林水産省農事試験場研究員、北 海道農業試験場研究員を経て、1987 年東京大学農学部助教授。1996 年に同教授。2011 年 4 月か ら名古屋大学大学院生命農学研究科教授。現在に、至る。これまでに東京大学大学院農学生命科学 研究科長・農学部長、日本フードシステム学会会長、農村計画学会会長、食料・農業・農村政策 審議会委員(企画部会長・主要食糧部会長・畜産部会長など)、国土審議会委員などを務める。 現在、日本学術会議会員、公益財団法人生協総合研究所理事長。近年の著書に『農業再建』岩波 書店、 『農業がわかると、社会のしくみが見えてくる』家の光協会、 『日本農業の真実』筑摩書房 などがある。乳の社会文化ネットワーク副代表幹事 齋藤 忠夫 先生(東北大学大学院農学研究科 教授) 演題「ヒトにとって牛乳はどのような食品なのか? ~食品科学からみた牛乳の特別な意義~」 主な講演内容 ミルクの他の食品にない食品科学的な特徴 ヒトが牛乳を飲める理由 何故、牛乳はカルシウム吸収が良いのか? 牛乳乳製品の多様な価値と、特に注目し訴求すべき機能 ご略歴 1975 年 東北大学農学部畜産学科卒。同年に協同乳業㈱勤務。1982 年、東北大学大学院農学 研究科博士課程修了(農学博士) 。1987 年 米国ブランダイス大学生化学部博士研究員。1989 年 東北福祉大学社会福祉学部産業福祉学科専任講師。1989 年に東北大学大学院農学研究科助教授・ 准教授、2001 年より現職(現在、総長特別補佐・企画担当兼任)。専門は、畜産物利用学および 応用微生物学、とくに有用乳酸菌やビフィズス菌を用いた機能性ヨーグルトに関する研究。日本 酪農科学会賞(1998) 日本畜産学会賞(2002) 日本学術振興会(JSPS)第1回科学研究費優秀 審査員賞(2008) 国際酪農連盟日本国内委員会(JIDF)第3回光岡賞(2012)。アジア乳酸菌学会連合 (AFSLAB)会長 日本酪農科学会(JDSA)会長 牛乳乳製品健康科学会議会員 4 主な講演内容と講師のご略歴 (神戸会場・札幌会場) 平田 昌弘 先生(帯広畜産大学地域環境学研究部門 准教授) 演題「人類にとってのミルク利用の意義~その起源と発達~」 主な講演内容 搾乳の起源と意義 食糧獲得におけるミルク利用の意義(もしミルク利用を発見しなかったら人類はど のように進化したか?) 日本におけるミルクの位置づけ ご略歴 1991 年東北大学農学部畜産学科卒。1993 年東京大学大学院農学系研究科修士課程修了。京都 大学博士(農学) 。1993 年 シリアに在る国際乾燥地農業研究センター(ICARDA)準研究員。2000 年 京都大学東南アジア研究センター研究員。2004 年より現職。専門は、牧野生態学、文化人類 学。研究業績として「デーリィマンからのご馳走」(デーリィマン社・2015 近刊)、「人とミルク の 1 万年」(岩波書店) 、 「ユーラシア乳文化論」 (岩波書店)、「牧畜の本質と特徴―生業構造の民 族学的視点から―」大沼克彦編著『ユーラシア乾燥地域の農耕民と牧畜民』(六一書房)。三島海 雲記念財団・ 「世界の発酵乳」論文賞(2008) 、日本沙漠学会・学術論文賞(2009) 。日本酪農科 学会・学会賞(2012)。乳の社会文化ネットワーク会員 中村 丁次 先生(神奈川県立保健福祉大学学長) 演題「日本人の栄養問題~その歴史的変遷と牛乳乳製品が果たしてきた役割~」 主な講演内容 現在の栄養問題 栄養問題を解決するための牛乳乳製品の位置づけ これから牛乳乳製品が世代ごとにどのように活用されるべきか ご略歴 1972 年 徳島大学医学部栄養学科卒。新宿医院、聖マリアンナ医科大学病院栄養部勤務を経て、 1985 年 医学博士(東京大学医学部)1987 年 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院栄養部副部 長、同大学病院栄養部部長を経て、2003 年 神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科学科 長/ 教授、2008 年聖マリアンナ医科大学内分泌代謝内科客員教授、2011 年 神奈川県立保健福 祉大学学長、現在に至る。日本栄養士会名誉会長、日本栄養学教育学会理事長、日本臨床栄養学 会副理事長、日本臨床栄養協会理事評議員、日本食育学会理事、日本保健医療福祉連携教育学会 理事、日本健康科学学会理事、日本臨床生理学会評議員、厚生労働省・日本人の長寿を支える『健 康な食事』のあり方に関する検討会座長他。牛乳乳製品健康科学会議副代表幹事 5 平成 J ミルク 広報グループ 関 年 月 日 あて(FAX 03-6226-6354) 平成 27 年度酪農乳業みらいセミナー 参加申込書 参加会場 いずれかに○をご記入ください 東京 神戸 熊本 札幌 【10 月 29 日(木)】 【11 月 20 日(金)】 【11 月 27 日(金)】 【12 月 18 日(金)】 お申込ご担当者 事業者名 所属 役職 お名前 E-mail TEL 参加者 所属部署 役職 お名前 ※複数の会場に参加される場合は、会場毎にお申込いただきますようお願いいたします。 ※各会場とも定員に達した場合のみ、ご担当者様にご連絡いたします。 ※申し込みの締め切りは、東京会場 10 月 16 日(金) 神戸・熊本会場 11 月 13 日(金) 札 幌会場 12 月 4 日(金)です。期日までに FAX またはメールにてご連絡をお願いいたし ます。 w 6
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