吉富町創業支援事業企画運営業務特記仕様書１．業務の名称吉富町創業支援事業企画運営業務２．業務の概要本町は、大分県中津市（人口 85 千人）の中心地域に隣接し、本町を含む周辺一帯が生活圏となっている。この地域の消費需要の供給を担う店舗、事業者の創業について支援措置を講ずることにより、町内への集積を促進し、町内産業の活性化を図る。具体的には、商業用地等として土地利用の可能性を秘めたＪＲ吉富駅周辺用地におけるチャレンジショップ事業を中心に、「自家製○○をちょっと売ってみたい」といった方から「店舗や事務所を構えて本格的に起業したい」といった方まで、幅広い創業希望者の掘り起こしや、町や商工会が行う創業支援事業の広報活動を行うことにより、駅前における賑わいの創出や、創業希望者の創業の実現に向けた支援を行う。３．委託期間契約締結日から平成２８年３月２５日４．業務内容創業希望段階から創業の初期段階まで、各段階に対応した創業支援を実施する。主な業務内容は次のとおりとするが、その他必要と認められる事項については、受託者の提案に基づき、協議により定める。なお、別添業務一覧も参照すること。（１）創業支援準備・町の現状把握・町産業振興に携わる関係者との連携（行政・商工会・商業者等）・潜在的な創業希望者の掘り起こし（町の魅力や現状を詳しく伝えること）（２）創業支援事業 ①創業希望者を対象としたチャレンジショップの設置・運営・JR 吉富駅前用地（既存店舗無し）に、創業希望者が一定期間出店できる環境を整備し実施すること。具体的には、コンテナを利用した事業所・店舗を２軒以上設置することとするが、受託者にてコンテナ以外の良案がある場合はこの限りでない。なお、使用したコンテナ等は業務契約終了後町に帰属するものとする。・電気・水道の仮設工事及び事業開始後の光熱水費の負担については、町にて行う。・出店者の募集については町内外において広く行うが、将来的に吉富町において創業を希望される方を優先的に選定するものとする。業種は問わないが、営業にあたって許可が必要な業種については出店者の責任で手続きを行わせること。・受託者は、委託契約開始日から３０日以内にチャレンジショップを開店できるよう準備を進めること。ただし、町においてやむを得ない事情があると認めた場合は、この限りではない。・受託者は、出店者に対し創業計画案の作成を促すこと。作成にあたっては、受託者においてアドバイスを行うほか、商工会職員の指導を受けるよう促すこと。・受託者は、出店者の状況を確認し必要なアドバイスを週１回程度電話や面談にて行うほか、創業に向けた具体的・効果的な支援を行うこと。また、月１回程度出店者と面談のうえ経営相談を行うこと。その他、随時出店者からの相談を受付できる体制を構築し、必要に応じて商工会とも連携を図ること。・店舗は、原則週４日以上かつ１日あたり６時間以上開所すること。なお、各出店者の営業時間は、前記の範囲内であれば別途設定可とする。・駅前用地の商業地としての可能性調査を兼ねるため、おおよその来店者数・客層などの報告を行うこと。 ②チャレンジショップ募集専用広報資材作成ポスター（カラーＡ２版）１００枚チラシ（カラーＡ４版片面）２，０００枚（３）町や商工会が行う創業支援事業全般に関する広報資材作成（イメージポスター）ポスター（カラーＡ２版）１００枚チラシ（カラーＡ４版片面）２，０００枚（４）報告書の作成、提出調査内容、実施内容等について取りまとめ、委託契約期間終了日までに報告書として提出する。５.その他（１）打合せ協議業務の円滑な進行を図るため、常時、本町担当職員と緊密な連絡関係を構築し、打ち合せ後は記録簿を作成し、相互に確認すること。（２）管理責任者の配置委託業務履行に係る技術上の管理を司る管理責任者を定め、業務の全般にわたり、業務管理を行うものとする。（３）秘密の保持受託者は、業務上知り得た秘密を第三者に漏らしてはならない。業務終了後も同様とする。（４）損害賠償受託者が業務の実施に伴い、第三者に損害を及ぼしたときは、受託者がその損害を賠償しなければならない。（５）疑義この契約に定めのない事項については、必要に応じて発注者と受託者とが協議して定める。６.参考資料 JR 吉富駅前図面、町全域マップ（別添）業務一覧表業務名備考 ①運営方針等の協議、コンセプト設計・業務全体の企画立案・統一コンセプト、方針、規約等の作成等・運営体制の構築、図示・企画全般にわたる協議 ②出店希望者の募集・チャレンジショップ事業周知用の広報資材作成・町内外における広域的な広報活動広報資材ﾎﾟｽﾀｰ(ｶﾗｰ A2 版) 100 枚ﾁﾗｼ(ｶﾗｰ A4 版片面) ・商工会等と連携した潜在的な創業希望者の掘り起こし 2,000 枚 ③出店者の選考・調整・出店希望者の応募受付・出店者の選考（書類・面談等）・出店に関する具体的な調整 ④仮設店舗（コンテナ）等の設置・仮設店舗の設置 ※事業終了後は町に帰属・店舗内の機材整備（調理設備、椅子・テーブル等）仮設店舗ｺﾝﾃﾅ 12ft 程度、2 台以上・店舗の看板、案内板等の設置 ⑤出店者の店舗運営サポート・週１回程度の電話・面談によるアドバイス・月１回程度の面談による経営相談 ⑥出店者の本格的創業に向けたサポート・創業計画案の作成支援、商工会との情報共有・創業に向けた具体的・効果的な支援 ⑦町や商工会における創業支援事業 PR 資材作成・創業支援事業、支援体制全般を紹介する広報資材の作成広報資材ﾎﾟｽﾀｰ(ｶﾗｰ A2 版) ・町内外における広域的な広報活動ﾁﾗｼ(ｶﾗｰ A4 版片面) 2,000 枚 ⑧報告書の作成、次年度以降に向けた事業運営内容の検討・本事業実施にあたっての報告書の作成、課題の整理・駅前地区における商業用地の可能性検討のための資料作成・次年度以降の事業展開についての協議検討 100 枚