平成27年10月23日(金) 多摩市立連光寺小学校長 阿 閉 暢 子 3日(土)の学校公開と全校防災授業にはたくさんのご参観・ご参加をいただき、ありがとうござい ました。低学年は校内の安全な場所探し、3年は消防団の消防車、4年は防災倉庫、5年は煙体験と初 期消火、6年はAEDと応急処置。この学年毎の取り組みが定着して4年目 となり、子供たちの経験値(?)も毎年一つずつアップしています。小学校で 東日本大震災を経験したのは今年の6年生だけとなりました(当時小1)が、 大切な教訓を忘れないよう、これからも防災教育に取り組んでいきます。 防災授業に協力いただいた5つの自治会の皆様にも、心より感謝申し上げ ます。 ≪1年 読書の秋≫ 10月の読書旬間が今日で終わりました。学年毎に異なる内容の読書ノー トを一人ひとりが持って、読書に取り組んできました。ひらがなを勉強して から半年経った1年生ですが、この頃では、自分で本を選ぶことや一人で静 かに読書することが、すっかり身についてきました。読書ノートの「読書の 記録」のページに、50冊を超える本の記録を書いている子がいるのには、ビックリです(1年は2学 期から記録を始めました) 。「私が好きなのは、このシリーズ!」と、シリーズものを読み始めている子 もたくさんいます。 全校通して、10月の未読書率は0%!! 「読書は心の栄養」という言葉もあります。本を手に取るこ とを習慣化し、これからも読書を楽しんでほしいと思っています。 ≪2年 音読劇≫ 国語でアーノルド・ローベル作「がまくんとかえるくん」の学習をしている2年生。班ごとに、登場 人物やナレーターとして役割分担をして、音読劇の練習を始めました。 がまくんが「お手紙を待つ」という動作は前半でも後半でも同じですが、心は悲しい気持ちから幸せ な気持ちへと大きく変わります。その辺りの難しさが面白さでもありますが、 練習の中で、友だちと相談したり高め合ったりしながら、素敵な音読劇にして くれることと思います。 この経験が、11月の学芸会にも随所に生かされることでしょう。もうすぐ、 各ご家庭に招待状が届くと思います。どうぞ、お楽しみに!! ≪3年 鉄棒≫ 体育の時間に鉄棒に取り組んでいた3年生。先生の指示通り、しっかり自分 の身体を支持しながら動くことができているので感心しました。両手で体を支 え、自分の身体を遠くへ着地することは、いろいろな技の基本になります。 体の軽い中学年くらいまでに、鉄棒やマットなどの器械運動に慣れ親しむと、 上達しやすくなるといわれています。中学年では、補助具を使いながら逆上がりや膝掛け振り上がりを して、自分の身体を支持する時のコツを覚えていきます。高学年でしっかり逆上がりや膝掛け上がりが できるよう、中学年のうちに、たくさん鉄棒に取り組んでほしいと思います。 ≪4年 パントマイム≫ 21日は全校演劇鑑賞教室で、汎マイム工房さんの道化師芝居を見まし た。殆ど言葉はありませんが、言葉が無いからこそ体で表現する方法が満載。 「アレは学芸会で使える!」と思った中高学年の子も多かったようです。 全校鑑賞に先だって、実は1学期に4年生だけが、汎マイム工房の方にパ ントマイムを教わりました。そして鑑賞教室の中では、その成果を披露してくれました。「壁チーム!」 「綱チーム!」 「ジャグリングチーム!」と呼ばれて、その度にたくさんの4年生が前でその技を見せて くれました。壁と綱の時は、確かに見えないものが見えてくるように思え、人の演技力の素晴らしさを 改めて感じました。きっと学芸会でも、素晴らしい演技を見せてくれることと思います。 ≪5年 目指せ 買い物名人≫ 近年、消費者教育の重要性が謳われています。クレジットカードの広がり と共に、お金が無くても欲しい物が手に入りやすくなった今の時代には、消 費者としての自覚を十分持つことが必要になるという背景があるようです。 家庭科では「目指そう 買い物名人」の単元で、自分の周りの「お金」につ いて改めて考えます。失敗例も含めて振り返りながら、賢い消費者として「目的に合った計画的な買い 物」について意識を高めます。学習後は、毎月のお小遣いやお年玉の無駄遣いも減っていくのでは?!! 授業中、 「おうちのお金は何に使っている?」の問いに「学校に来させてもらっている」という意見が 真っ先に出たのには驚きました。やっぱり連小の子は素敵です。 ≪6年 I padを使って≫ 2学期から配置されたI padは、あちこちの学年でひっぱりだこです。今のところ、殆どの学年が、 校外学習時にカメラとして利用し、自分が見てきたことを友だちに伝える際に使っています。 6年生は、情報交換ツールとして利用する練習を少しずつ始めました。一人ひとりが自分で作った資 料を先生に送信し、先生に指名された子は、自分の作った情報について画面を操作 しながらみんなに説明します。子供たちがどんどん扱いに慣れていく様子を見なが ら、タブレット端末を使った授業の大きな可能性を感じるとともに、私たち教員も 勉強しなくてはいけないことを痛感しています。 情報モラルもしっかり押さえながら、情報化社会を生き抜く力を育てていきます。
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