2015.冬号(Vol.14

広報誌「道しるべ」
社会福祉法人
2015年 冬号 (Vol.14)
新たな年、
新たな歴史。
2015年の新年を飾る
すまいるデイサービスセンターの壁画アート
初心忘るべからず。
今年の岩本理事長の年頭の言葉は「初心」でした。
回の年男の時は、みずうみに入社し3年目になる頃で
この言葉は、特別養護老人ホームうぐいす苑の前庭
した。現在と比べると様々な面で劣っていたと思い
にある「げんき地蔵」の側面に、法人設立当初から
ますが、今よりまじめに向上心を持って業務に従事
刻まれている言葉です。社会福祉法人みずうみは、
していたと思います。改めて今年の言葉「初心」を
今年7月19日に満30周年を迎えますが、改めてこの
胸に刻み、1年間頑張っていきたいと思います。それ
言葉を深くかみしめるため選ばれたそうです。
では今年1年何卒よろしくお願い致します。
「初心忘るべからず」という言葉があります。初
めて何かをやろうと思った時のまじめな心を忘れて
はいけないという意味です。何かを長くやっている
と、慣れてきて初めのまじめさが薄れ、なまけ心が
起きたり、 自分が優れていると思い込み、やってい
ることに満足するようになりやすいですが、 そうい
う気持ちをいましめる意味があるようです。初心の
まじめさを長く続けるのは少し難しいかもしれませ
んが、物事の完成度を高める為には、大切な心構え
ではないかと思います。
私事になりますが、今年(未年)は年男です。前
法人本部 事業支援室 室長
永島 有
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社会福祉法人
理事長
新年のあいさつ
2015年 冬号 (Vol.14)
あさひ乃苑収穫祭!
「初心」
(初心忘るべからず、上天は欺き難し)
去る11月8日(土) あさひ乃苑駐車場にて、開苑して初め
て「収穫祭」を開催しました。なんといっても、目玉は
この言葉は法人設立当初より
釜炊きご飯のおにぎり!地元古志町産のはくちょう米に
特養うぐいす苑の前庭にある
島根町の藻塩を釜で炊き込んだご飯を地域のボランティ
「げんき地蔵」の側面に刻まれている言葉です。
アの皆さんが握って下さり、農園で収穫された野菜の
社会福祉法人みずうみは
入った味噌汁を添えて600食を無料で振る舞いました。
今年7月19日に満30周年を迎えますが、
香ばしさの中に懐かしさもある、あったかーいおにぎり
この機会に改めてこの言葉を深くかみしめたいものです。
でした。他にも四ツ葉園さんのパン、地元のお蕎麦や野
菜、松江農林高校さんのジャム、ハローさんのおでん、
平成27年 1月元旦
理事長
岩本 久人
トムソーヤ牧場さんの移動動物園などたくさんの催しで
盛り上がりました。
制作順調!みんなで作っています。新しい採用パンフ!
みずうみではこれまで、職員採用のた
めの独自の職員募集広報物がありませ
んでした。しかし、熱意のある若い人
たちや、長く頑張りたいベテランの方
に、この職場をもっと良く知ってもら
うために、職員募集のためのパンフ
レットを新しく作成することになりま
した。現在、各部署で頑張る職員に協
力してもらいながら、鋭意制作進行中
です。ここでは、撮影の様子を皆さん
にご紹介したいと思います。あなたの
知っている職員はいますか?
みずうみ
ギャラリー
皆さんの
素敵な作品を
ご紹介します。
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社会福祉法人
2015年 冬号 (Vol.14)
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はくちょう米や『あさひ農園』の野菜で、皆様をおもてなし!
大正琴やフォークダンス、カラオケなど地元の皆さんの
演芸や職員の出し物も来場者の方々にご覧いただきまし
た。あさひ乃苑の農園では、大根、カブ、白菜、ブロッ
コリーなどたくさんの野菜が収穫できるようになりまし
た。日頃お世話いただいている古志町のボランティアの
皆さんありがとうございます。祭り当日、農園の名前を
募集し「あさひ農園」と決まりました!たくさんのあさ
事務長による、大根の収穫で、あさひ乃
苑収穫祭スタートです!!
あさひ乃苑あるかまどを使って、炊き立
てのご飯、味噌汁を作り、無料で配布い
たしました。写真はかまどの様子です。
あさひ乃苑職員による北島三郎の『祭
り』。あさひ乃苑風にアレンジした替え
歌が素晴らしかったです。
みずうみの西城秀樹による、『ヤングマ
ン』は大盛り上がりでした。
ひを浴びてこれからもど
んどん実っていくことで
しょう。
みずうみの地
域貢献活動に
ご協力してい
ただいた方に
証明書を発行
しました!
みずうみ職員によるよさこい踊り、いき
いき祭りに続き、あさひ乃収穫祭でも披
露です。
編集スタッフの協力助っ人現る!
箱上さんは、小学生の頃に世界中の情勢を
さて、箱上さんの現場での仕事ぶりはどう
伝えるカメラマンを夢見ていたようだ。今
でしょうか。仕事仲間に現場での姿を聞い
でも休日には、カメラを握って風景写真を
てみた。「利用者様との関わり方などを真
撮っているらしい。そういうことだったの
剣に考えていて、積極的に意見を交わして
か。愛の告白ではなく、道しるべカメラマ
いる。現状に満足せず、常に新しいことに
ンのポジションを狙っているという挑戦状
挑戦する姿勢がみられる。」と。チーフと
だったわけだ。なんと箱上さんは、色々な
して責任を持ち、法人の基本理念も頭に置
「編集協力スタッフ募集中!」の案内に気
店のことも詳しく、松江のラズ○と言われ
いて日々の業務に当たっていることがよく
付いてくれた方がどれだけいたでしょうか。
るほどのようだ。情報収集ができて写真も
わかる。おっちょこちょいなところは目を
「仕事の話じゃないんですけど…。」と、
撮れるなら、編集協力スタッフとしてキラ
つぶろう。
愛を告白するかのように広報部員Bに近づ
リと光る場面が期待できそうですね。(そ
世界規模ではないが、編集協力スタッフと
き「道しるべの編集に関わりたくて…。」
んなわけで特派員第1号が決まりそう
してみずうみの様子を面白く楽しく地域に
と話してくれたのは、シリウス苑介護士の
だ!)
発信できるよう頑張ってほしい。
箱上雅子さん
(シリウス苑・介護士)
箱上チーフ(30歳)だった。
島根県作業療法士会主催の作品展で
来場者投票により入選!
今回紹介させていただくのは、すまいる苑ご利
用者の加賀秋子様が、リハビリの一環として始
めた貼り絵作品です。色紙を丁寧に同じ大きさ
形にそろえてちぎり、配色良く貼り付け、とて
も91歳の方が作ったとは思えない素晴らしい作
品です。
★みずうみギャラリーでは
あなたの作品をお待ちしています。
広報誌「道しるべ」
社会福祉法人
トピックス①:第2回
地域福祉まちづくり研修会
2015年 冬号 (Vol.14)
11月
22日
あさひ乃苑地域交流ホールで開催
言葉に、会場の皆さんが心打たれ
「理事長の言葉」から
ふりかえる、みずうみの10年②
された「第2回
地域福祉まちづ
る場面も・・・。実際に認知症の方
2007年「絆」&2008年「温にして理」
くり研修会」。認知症ケアの専門
が書かれたという、垂れ幕の筆の
家である看護師の石橋典子様をお
書も見せていただきました。それ
迎えして、「移りゆく命を舞いな
はそれは、見事なものでした。
がら」のテーマで、70人の来場者
また、松江市の社会福祉協議会の
■2007年の言葉は「絆」。加速する高
齢化社会に対応するために、行政に頼
らない地域ぐるみの福祉サービスを実
現する。そのために必要なのは、地域
の人々との連携=「絆」が不可欠だと
の想いを込めたキーワードでした。
がお話を聞くことができました。
雨川様より、「見守りネットワー
「認知症の方の溢れる思いに気づ
ク事業」の案内をしていただき、
いてほしい」という石橋様の熱い
登録の協力を呼びかけました。
■2008年の言葉は「温にして理」。組
織として、温もりやいたわり、思いや
りの心と、しっかりとした理論に基づ
く判断、その二つをバランスよく実現
していこう!という健全な組織づくり
への提言でした。
石橋典子さんプロフィール
昭和21年生まれ。愛知県出身。愛知県心身障がい者コロ
ニー等を経て、島根県立湖陵病院精神科病棟に15年間勤
務。同病院附属の精神科デイケアを経験。平成16年「痴
<地域の情報の募集について>
呆を生きる私たちの会」を設立し、認知症の理解とケアの
道しるべ編集部では、地域のみなさまからの情報を募集しています。地
発展に尽力。講演活動、教育研究・大学の講師を務める。
域で起こった良いことやイベントなど、「道しるべ」に載せたい情報が
ありましたら、下記メールアドレスまでご連絡ください。「道しるべ」
トピックス②:ソフトボール試合結果
10月
11月
の参考にさせていただきたいと思います。みなさまからの情報をお待ち
しておりますので、よろしくお願いいたします。
<連絡メールアドレス>[email protected]
■10/25~26<中国一般男子選手権>(広島県尾道市)
編集長:山本宛
【ベスト8】
1回戦
VS 鳥取ドリームスエルフィスS・C 9-2 で ○
準々決勝 VS
ムロオプリンス
3-10 で
●
■11/30<松江市総合選手権大会>(松江市島根町)
ンクがあっても大丈夫です。まずは、お電話にてご相談ください。
【優勝】
電話 0852-27-3443
1回戦
VS NTTソフトボール同好会
準決勝
VS 宍道体協ホープス
決
VS マリシクラブ
勝
「職員募集」
みずうみの職場で資格をいかして働いてみませんか。経験問いません。ブラ
5-0
法人本部
武田まで
○看護師(正規)特別養護老人ホームすまいる苑で
で
○
12-0 で
○
高齢者の体調管理等を行います。
9-1 で
○
○保育士(正規または臨時)みずうみ保育園で乳幼児保育を行います。
編集後記
早いものでこの「道しるべ」が創刊されてから5年目
締め切りを先延ばしにすることは
を迎えます。縁あって創刊号から編集に携わらせていた
常習ですが(笑)。これからも、
だいています。月並みですが、あっという間の4年間で
私自身もっともっと楽しみながら、
した。地域の皆様に何かを発信したいという思いで参加
この「道しるべ」で皆さんの笑顔
しました。創る側、読む側、双方の目線を考えながら
にたどり着けることを願っていま
やってきたつもりです。編集会議の度に、採用にならな
す(^0^) (担当:福間)
いアイデアを出し合うのが楽しく、いつの間にかやみつ
きになりました。結果的に創る楽しさを失わずに来られ
た気がします。苦労をした思い出はほとんどありません。
社会福祉法人みずうみ広報誌
「道しるべ」2015年冬号(通巻第14号)
発行日:2015年2月7日 発行人:社会福祉法人みずうみ
Tel.0852-27-3443/Fax.27-4301 URL http://mizuumi.jp
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