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平成26年度 夏期休業前全校集会講話(26.7.24)
北海道興部高等学校長
「初心忘るべからず」
明日から24日間の夏期休業に入ります。講習、部活動、合宿や大会、ボランティア活動等様々な活
動が予定されていますが、けがなく、またしっかり準備して臨んでください。
1学期が終了するこの節目に皆さんには、初心に立ち返ることをしてほしいと思います。高校に入学
した時、2年生、3年生に進級した時に、胸に刻んだ思いを振り返ってみてください。
能楽の大成者である世阿弥の有名なことば「初心忘るべからず」は皆さんもご存じでしょう。この言
葉は、「物事を始めた頃の気持ちを忘れるな」「新しい世界に入ったころに立てた目標や夢を常に思い
だそう」ぐらいの意味で使っていますが、実はもともとは、「何かを始めた時、自分が未熟だったこと
を忘れてはいけない」という意味でした。つまり、上達して気がゆるむことを戒めたことばです。この
言葉は、実際のところ3行あります。
是非とも初心忘るべからず
時々の初心忘るべからず
老後の初心忘るべからず
となっています。すなわち、どんなにうまくなっても、一生涯この初心を忘れないことが重要であると
いうことです。
夏休みに入るこの時期に、そして2学期が始まる時期に、もう一度自分の所期の目標や夢を心に刻み
ましょう。皆さんが、自分の目標に向かって日々頑張る姿を想像しながら、そしてともに頑張るために、
校長先生は、夏休みに次のことを目標にして頑張ります。
1.休業中に、100kmのランニングを目指す
2.毎日1時間以上、英語を勉強する。
みんなに負けないよう、有言実行で頑張ります。それでは、皆さんよい夏休みを。