第38回研修会のエチケット・マナーQ&A(H26.12.4) No. Q & A Q01 バンカー内でクラブを落としてしまった。自己申告で2打罰とした。その時落と したクラブ以外で打てば無罰と言われた。 A ハザードの状態のテストやライの改善にならなければハザード内にクラブを置 くことができる。落としたことがテストやライの改善に当たらなければ無罰であ る。 Q02 A Q03 パッティンググリーン上で同伴プレーヤーに要求されないにも関わらず『ボール マーカーをずらしましょうか』と聞くのはアドバイスに当たるか? A 規則7(練習)にも規則裁定集にも上記例がアドバイスに当たるかどうかの記載 はないが、『アドバイス』は(a)プレー上の決断(b)クラブの選択(c)ストローク の方法に影響を与えるような助言や示唆を言うので、上記の例もアドバイスに当 たる可能性があり得るので避けた方が良いと思われる。 A Q05 A 規則13-4 例外1-b ホールアウトしたグリーンで練習は可能か? ゴルフ場のローカルルールでホール間の練習禁止が記載されていなければ可能 である。ちなみに大甕コースとグランドスラムCCには禁止記載がないので可能 である。日立ゴルフクラブではローカルルール⓾に禁止記載がある。 規則では下記のようになっている。 ラウンド中はホールとホールの間で練習を行ってはならないが、例外として次の 場所やその近くではパッティングやチッピングの練習をすることは可能である。 ① 最後にプレーしたホール(今ホールアウトしたグリーン、最終18ホール目 のグリーンのことを指すのではない)のパッティンググリーン ② 練習パッティンググリーン ③ そのラウンドの次のホールのティーインググラウンド 但し委員会(ローカルルール等)では最後にプレーしたホールのパッティンググ リーン上やその近くでの練習や球を転がすことを禁止することができるとある。 日立ゴルフクラブのローカルルールで禁止されているのはこの記載に基づいた ものと思われる。 Q04 関係規則 裁定例 規則7-2 誤球を2回続けて打った後に『自分の球ではない』ことに気が付いた。罰打は2 回×2打罰=4打罰か? 2打罰である。規則には『競技者が誤球に対して1又は複数のストロークをした 場合、2打の罰を受ける』とある。従って2回連続誤球を打った場合も2打罰で ある。 また誤球で打ったストローク数はスコアーに入れない。正球を打つか、正球が 見つからない場合は関係する規則に基づいて処置しなければならない。次のティ ーインググラウンドからストロークする前に誤りを訂正しなかった場合(ラウン ドの最終ホールでは、パッティンググリーンを離れる前に誤りを訂正する意思を 宣言しない場合)競技失格となる。 バンカーショットでバックスイング時にバンカーの側壁部分の砂に触れてしま ったが、そのままストロークした。この場合の罰打は? 2打罰である。研修会当日、バックスイングで砂に触れてもそのまま打ってしま えば無罰と回答したが、これは誤りでした。 正解は『ストローク前にクラブがバンカー内の地面に触れた時点で、プレーヤー は規則13-4b違反となり、2打罰を受ける』 規則 15-3b 規則 13-4b 裁定集 13-4/34 13-4/31 注 6 意 勧 告 他人のパットのラインを踏まないよう注意すべきとの忠告があった。球からホー ルまではもちろんのこと、ホールの延長線上も踏まないように注意すべきであ る。万一故意にパットの線を踏んだとみなされた場合、2打の罰を受ける。(裁 定集1-2/1) 戻る 裁定集 1-2/1
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