第 5 号

~『正義』・『勇気』・『土根性』~
山
~知識を求め
中
情操を豊かにし
山中根性一筋に
平成27年6月8日
魂
平成27年度第5号
進んで実践する生徒~
新潟市立山の下中学校
平成 27 年度 壮行会
平成 27 年5月 25 日
平成 27 年度第 56 回新潟市中学校体育大会が5月 28・29 日の陸上競技を皮切りに、6月
2・3日には男子バレーボールが、その他の種目は6月9・10 日に市内各会場で実施され
ます。
校長激励のことばから
3年生にとっては最後の大きな大会で、この上位大会を最終目標に定め練習に励んできた人も
多いことだと思います。敗退してしまえば引退とういう厳しい現実はありますが、果敢に挑み必
ず勝利をつかんでください。勝利をつかむ要諦を3つ話します。
1
これまでの練習で培ってきた「力」を信じてください。どんなに緊張した場面でも「体
が覚えています。」「体が反応してくれます。」このことを信じて試合に臨んでください。
2
一緒にやってきた仲間を信じてください。特にピンチの時こそ互いに声を掛け合い乗り
越えてください。また、プレーに一流、二流があるように応援にも一流、二流があります。
山中らしい一流の応援を繰り広げ勝
利を引き寄せてほしいです。
3
ユニフォームに染められた「山の
下中学校」の文字、重いですよ!
常に山中生徒の自覚をもち、正々堂
々と、持ち前のさわやかさを発揮し
てください。
各部からの決意表明の後、生徒会長激
励の言葉、選手宣誓、激励応援があり、
目標の実現を誓い合いました。
応援団長 鈴木 絢斗さん
-1-
太鼓担当 飯島 恭平さん
~ 『正 義』・『 勇気』・『 土 根性』 ~
山
中
魂
平成27年6月8日
新潟市中学校体育大会兼第 46 回新潟地区中学校総合体育大会予選会
<速
報>
陸上競技
(5月28・29日
五十公野陸上競技場)
入賞者
2 年 1 0 0 m 女 子 1位
宮下
野野花
12"95
共 通 女 子 2 0 0 m 1位
宮下
野野花
26"92
共 通 女 子 走 幅 跳 6位
本間
星捺
4m48cm
共 通 女 子 4 ×1 00 m R 2位
山の下中学校
53"43
1 年 女 子 走 幅 跳 6位
堀川
瀬里奈
3m86cm
共 通 男 子 走 高 跳 8位
本間
皓眞
1m45cm
共通男子四種競技 7位
真島
大輔
1094点
共 通 男 子 8 0 0 m 8位
小池
凌太
2'15"36
<速
報>
2 年 100m 決勝
バレーボール部男子
トップを走る宮下さん
(6月2・3日
中之口体育館)
対 早 通 中2-0
対 下 山 中
1-2
対 鳥屋野中2-0
対 内 野 中
2-0
結果 3位
地区大会出場
大会会場(6月9・10日)
水泳競技
西海岸公園市営プール
バスケットボール男子
1 日目:鳥屋野総合体育館
2 日目:同会場か東総合スポセン
バスケットボール女子
1 日目:北地区スポーツセンター
2 日目:東総合スポセンか鳥屋野
総合体育館
サッカー
新潟市立山の下中学校グラウンド
軟式野球
2 日目:中地区球場 (第 1・3 試合)
新体操
西総合スポーツセンター
バレーボール女子
1 日目:横越総合体育館
2 日目:新潟市立横越中学校体育館
ソフトテニス(男女)
新潟市庭球場
卓球(男女)
豊栄総合体育館
剣道
1 日目:新潟市立葛塚中学校体育館
応援よろしくお願いいたします!
美術部3年生の作品(山中新聞より)
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~ 『正 義』・『 勇気』・『 土 根性』 ~
にいがたデジコングランプリ2014
地域デジタルコンテンツ
山
中
魂
平成27年6月8日
テーマ部門/ジュニアの部【グランプリ】
総務大臣奨励賞
「笹団子を作ろう!」
コンピュータ部
山口
楓
さん
情報通信分野で今後活躍が期待される個人
や団体に贈られる「地域デジタルコンテンツ」
総務大臣激励賞に、3年山口楓さんが選ばれ
ました。本県の名産、笹団子の作り方を分か
りやすく説明するアニメが評価されました。
(5月30日付新潟日報に記事が掲載されまし
た。)
6月1日に東京帝国ホテルで表彰があり、
約三千人が出席したパーティー会場で、高市
早苗総務大臣から直接授与されました。
なお、受賞作品は、「 にいがたデジタルコ
ンテンツ推進協議会」のホームページから閲
覧できます。
JRC登録式
5月25日 生徒朝会
JRC委員長 八雲 慎之助
この山の下中学校は、青少年赤十字(略してJR
C)に加盟しています。青少年赤十字は、命の大切
さを理解し、人間の尊厳を守る心、つまり、人の痛
みが分かり、人を思いやることができる心をもった
青少年の育成を目的としています。
日本中のJRCに加盟している学校は「気づき、
考え、実行すること」を求められています。
つまり、私たちが自分たちで「どうすれば周りの
人に喜んでもらえるか」「どうすれば悲しい思いをし
ている人、厳しい環境で生きていかなければならない人たちを助けることができるか」を
考えて、実行しなければなりません。今日はその団体に加盟する大切な会です。
皆さんは、ボランティア活動というと被災地の人、障害のある人を助けることをすぐ思
い浮かべると思います。ですが、まずは家族、友達、先生、地域の方々に何かをして喜ん
でもらえるよう行動していきましょう。JRC委員会は全校生徒で取り組める活動を企画
します。全校生徒で一致団結し、少しでも多くの人のためになるように一生懸命活動しま
しょう。
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~ 『正 義』・『 勇気』・『 土 根性』 ~
山
中
魂
雑 感 記
平成27年6月8日
大 場
雅 夫
6月は、がむしゃらに頑張った4・5月の疲れが出てくる時期です。この頃、子ども
達は様々な要求をして、心の安定を求めてきます。保護者(父親・母親)として、また、
教師としてどのように接すればよいのでしょうか。優しく接することも大切です。しか
し、それだけでは子どもは育たないのでは?
先日、絵本の紹介の記事を目にしました。私の若い頃に道徳の授業で取り上げたこと
がある「おおきな木(原題は「THE GIVING TREE」。作者はシェル・シルヴァスタイ
ン)」という絵本です。村上春樹さんの新訳が図書館にあり、改めて読み返しました。
以下はものがたりのあらすじです。(旧約による大意)
あるところに、大きなりんごの木がありました。そこに小さな少年がやってきて、木
のぼりをしたり、枝にぶらさがったり、りんごを食べたりして、いつも遊んでいました。
その少年はその木が大好きでした。木も少年が大好きでした。
やがて少年は大きくなり、木と遊ぶことがなくなってしまいました。ある日、少年は
突然、木のところにやってきました。木はとても喜びました。木は「また、ここで遊び
なさい」と言いましたが、青年になった少年は、「もう遊ぶ年じゃないよ。それよりお
金がいるんだ」と言いました。「それなら、このりんごをとって、まちで売りなさい」
と木が言ったので、少年は、りんごを全部もぎ取って行ってしまいました。それでも木
はとても幸せでした。
長い間、少年は姿を見せませんでしたが、久しぶりにやってきたかつての少年は、い
い大人になっていました。少年は木に「家が欲しい」と言い、その木の枝をすべて切っ
て持って行きました。それでも木は幸せでした。
さらに月日が流れ、かつての少年は中年になり、この木のところにやってきました。
人生に良いことがなかったようで「遠くへ行きたいから船が欲しい」と言いだしました。
木は「私の幹を切って、船を造りなさい」と言ったので、少年は幹を切り倒しました。
それでも木は幸せでした。
そして、ずいぶん時間が流れ、かつての少年は、老人になっていました。そして、木
のそばにやってきて「もう欲しいものはない。ただ、座って休む場所があればいい」と
言ったので、切り株だけになった木は、思いっきり背伸びして自分を差し出しました。
それでも木は幸せでした。
どのように感じられましたか?本当に深いお話だと思います。木は母性の象徴として
心に迫ります!… 与えるだけでこの少年は本当に幸せになれるのかな?… 感動を覚え
たのか、それとも切なさを覚えたのか…様々な感じ方があると思います。
村上春樹さんは本書の後書きに「…あなたはこの木に似ているかもしれません。あな
たはこの少年に似ているかもしれません。それともひょっとして、両方に似ているかも
しれません。あなたは木であり、また少年であるかもしれません……物語は人の心を映
す自然の鏡のようなものなのです。」と記しています。
どう感じたかを親子で話題にしてみてはいかがでしょうか。
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