PRESS RELEASE 2015 年 10 月 8 日 ニュージーランド畜産団体 TPP 交渉妥結を歓迎 10 月 6 日、アトランタで、ティム・グローサー・ニュージーランド貿易大臣とその他の TPP 交渉参加国の閣僚により、環 太平洋経済提携協定(TPP)交渉が成功裏に妥結したと発表されました。 交渉妥結に対し、ビーフ アンド ラム ニュージーランドのジェームス・パーソンズ会長は以下のコメントを発表しました。 「私たちは、ニュージーランドの交渉担当官たちが我々の畜産農家にとって最良の条件を確保してくれたと確信しており ます。そして、TPP は今後環太平洋経済圏における我が国の輸出競争力に大きな影響を与えることでしょう。」 TPP 交渉参加国に対するニュージーランド牛肉・羊肉業界の 2014 年度の輸出額は、業界全体の輸出総額の 約三分の一にあたる 24 億ニュージーランドドル以上で、関税額は 9,400 万ニュージーランドドルに上りました。ニュージ ーランドは、昨年度もうすでに発動されている自由貿易協定(FTA)により 牛肉・羊肉業界の海外輸出にかかる関税を 1 億 6,100 万ニュージーランドドル抑えることができました。TPP 交渉の大筋合意は、この数字が今後もさらに伸びてい くことを意味しています。 「現在、ニュージーランドは日本、アメリカ、カナダ、メキシコ、ペルーとは FTA を締結しておりません。しかし、中には 我が国の食肉業界にとって非常に重要な輸出国でありながら、非常に高い関税を課す国が含まれており、それらの 国との関係において今回の取引は大変意義あるものなのです。」「TPP 交渉の妥結により、複雑で高額な非関税障壁 の問題に取り組む道も開かれることでしょう。」とミート インダストリー アソシエーション オブ ニュージーランド(食肉加工 業者の代表組織)のビル・フォクナー会長は述べています。 これを受け、ビーフ アンド ラム ニュージーランドの日本代表 ジョン・ハンドルビーは、「今回の TPP 合意は、日本の お客様にとってニュージーランドの牛肉・羊肉がより身近な食肉となる大きな一歩であると確信しています。 又、TPP が発動されれば、他の牛肉供給国と平等に競争することが可能になり、今後ニュージーランドから日本に供給される牛 肉の量が大幅に増加するものと期待しております。」と述べました。 ビーフ アンド ラム ニュージーランド (本部:ニュージーランド ウェリントン)はニュージーランド産食肉の振興を目的として 国内外 6 か所に拠点をおいて、市場の開拓や調査、販促、広報マーケティング活動を行っています。日本においては、1964 年 に事務所を開設し、ニュージーランドの生産者や食肉輸出業者と日本の食品業界との連携を強化することにより、牛肉および 羊肉の対日輸出増加に向けた活動を積極的に展開しています。 公式ウェブサイト:www.newzealand-beef.jp ニュージーランド牧草牛について: 自然豊かな大地で牧草だけを食べて育った、自然の摂理に合った方法で飼育された ヘルシーな赤身牛肉です。良質の脂肪酸やたんぱく質、鉄分、ビタミン B 類、亜鉛、その他のミネラルやビタミンをバランスよく 含んでいます。コエンザイム Q10、タウリン、カルノシン、オメガ 3 脂肪酸、共役リノール酸なども、穀物飼育の牛よりも多く含ま れています。食の安全面から見ても、BSE や口蹄疫などの深刻な病気の未発生国であること、優れたトレーサビリティ制度を 持っていること、抗生物質や成長ホルモンの日常的な投与が行なわれていない点など、高い安全性を誇ります。 ■本件に関するお問合せ ビーフ アンド ラム ニュージーランド 日本代表: ジョン・ハンドルビー TEL: 03-6277-4611(日英)|FAX: 03-6277-4613 | EMAIL: [email protected] ■取材に関するお問合せ キャンドルウィック株式会社 担当: 橋爪 TEL: 03-3498-2770 |FAX: 03-3498-2771|EMAIL: [email protected]
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