平成26年度 長崎県美容専門学校 学校関係者評価報告書 【評価 適切・・・4 ほぼ適切・・・3 やや適切・・・2 不適切・・・1】 (1)教育理念・目標・人材育成像 評価項目 自己評価 (1)学校の理念・目的・育成人材像は定められているか。 4 (2)学校における職業教育その他の教育指導等の特色は何か。 4 (3)社会経済のニーズなどを踏まえた学校の将来構想を抱いているか。 4 (4)理念・目的・育成人材像・特色・将来構想などが学生保護者等に周知されているか。 2 (5)各学科の教育目標、育成人材像は、学科等に対応する業界のニーズに向けて方向づけられているか。 3 【現状】 ・「建学の精神」「教育方針」「スローガン」などは、教職員の毎朝の朝礼で唱和し徹底が図られているが保護者に対しての 伝達が徹底できていない。 【改善のための方策】 ・「建学の精神」を各教室に提示を行った。 ・入学時や進級時に保護者や学生に説明を加えながら周知徹底する。 【関係者評価】 ・特にありません。 (2)学校運営 設 問 自己評価 (1)目的に沿った運営方針が策定されているか。 4 (2)運営方針に沿った事業計画が策定されているか。 4 (3)運営組織や意思決定機能は、規則的に明確化されているか、また有効に機能しているか。 4 (4)人事、給与に関する規程等は整備されているか。 4 (5)教務・財務などの組織整備など意思決定システムは整備されているか。 4 (6)業界や地域社会などに対するコンプライアンス体制が整備されているか。 4 (7)教育活動などに関する情報公開が適切になされているか。 4 (8)情報システム化などによる業務の効率化が図られているか。 4 【現状】 ・学校運営面では特に大きな問題はありません。 【改善のための方策】 ・特にありません。 【関係者評価】 ・特にありません。 (3)教育活動 設 問 自己評価 (1)教育理念等に沿った教育課程の編成・実施方針などが策定されているか。 4 (2)教育理念、育成人材像や業界のニーズを踏まえた学科の就業年限に対応した教育到達レベルや学習時 間の確保は明確にされているか。 4 (3)学科等のカリキュラムは体系的に編成されているか。 4 (4)キャリア教育・実践的な職業教育の視点に立ったカリキュラムや教育方法の工夫・開発などが実施されて いるか。 4 (5)関連分野の企業・関係施設、業界団体等との連携により、カリキュラムの作成・見直しなどが行われている か。 4 (6)関連分野における実践的な職業教育(産学連携による職業体験・インターンシップ、実技・実習等)が体系 的に位置づけられているか。 3 (7)授業評価の実施・評価体制はあるか。 4 (8)職業教育等に対する外部関係者から評価を取り入れているか。 3 (9)成績評価・単位認定、進級・卒業判定の基準は明確になっているか。 4 (10)資格取得等に関する指導体制、カリキュラムの中での体系的な位置づけはあるか。 4 (11)人材育成目標に向け授業を行うことができる要件を備えた教員を確保しているか。 4 (12)関連分野における業界等との連携において優れた教員(本務・兼務を含む)を確保するなどマネジメント が行われているか。 4 (13)関連分野における先端的な知識・技能等を習得する為の研修や教員の指導力育成などの資質向上の ための取り組みが行われているか。 4 【現状】 ・(6)については一流美容師による実践美容技術の講習を行い、最新の技術を学ぶプログラムを実施している。 ・(8)美容所経営者を招き、学生に対し講話を開催している。 【改善のための方策】 ・(6)(8)については、関連業界と連携を深め、更にカリキュラムに反映させる。 【関係者評価】 ・技術的な面は、サロンによって習得する内容が違うので難しいと思うが、接遇面で、「笑顔で挨拶ができる」 「お客様と話しができる」など、最低限できてほしい。 (4)学生指導等 設 問 自己評価 (1)基本的生活習慣の確立のため取り組みが行われているか。 4 (2)学生の完全管理のための取り組み等(災害共済保険、スクールカウンセラー発達障害のある学生等への 支援が行われているか。 3 (3)学生・保護者からの相談体制が整備されているか。 3 (4)進学・就職指導にかかる支援体制は整備されているか。 4 【現状】 ・(2)については、支援が行われていることを知らない学生も少なくない。 ・(3)については、各担任から必要に応じて電話連絡を行っているが、保護者全員には行っていない。 【改善のための方策】 ・(2)については、学生に対して周知徹底、また、事務局に担当窓口を設ける予定。 ・(3)については、改めて始業式や全体集会保護者への文書作成を行い、周知徹底させる。 【関係者評価】 ・(3)について、親と子の関係が近いので、事前にアンケートを取るなどして、希望する保護者には三者面談を 準備する。今後、希望する保護者が増えるのでは・・・。 準備する。今後、希望する保護者が増えるのでは・・・。 (5)特別活動等 設 問 (1)クラブ活動等特別活動を推奨、支援しているか。 自己評価 2 【現状】 ・推奨しているが、支援体制が不十分である。 【改善のための方策】 ・支援体制の整備を強化する。 【関係者評価】 ・特にありません。 (6)学修成果 設 問 自己評価 (1)就職率の向上が図られているか。 4 (2)資格取得率の向上が図られているか。 4 (3)退学率の低減が図られているか。 4 (4)卒業生・在校生の社会的な活躍及び評価を把握しているか。 4 (5)卒業後のキャリア形成への効果を把握し学校の教育活動の改善に活用されているか。 3 【現状】 ・(5)については、卒業後の動向をあまり把握できていない。 【改善のための方策】 ・(5)については、今後同窓会を結成し、各学年より1名の幹事を配置し、名簿の作成や卒業生の動向の把握 を図っていく。 【関係者評価】 ・学校のFacebookを立ち上げて、卒業生を動向を把握する。 ・LINEなどのSNSを利用し、同窓会を開催する。 (7)学生支援 設 問 自己評価 (1)学生に対する経済的な支援体制は整備されているか。 4 (2)学生の健康管理を担う組織体制はあるか。 4 (3)課外活動を担う組織体制はあるか。 3 (4)学生の生活環境への支援は行われているか。 3 (5)保護者と適切に連携しているか。 3 (6)卒業生への支援体制はあるか。 3 (7)社会人のニーズを踏まえた教育環境が整備されているか。 3 (8)専門学校との連携によるキャリア教育・職業教育の段組が行われているか。 3 【現状】 ・(3)については、体制はあるが、強化されていない状況である。 ・(4)(5)については、一部の必要な保護者、学生に対してのみ行われており、全体的には行っていない。 ・(6)については、卒業生全員に対して支援体制を設けているが、周知されていない。 【改善のための方策】 ・ 該当する全ての項目について、支援体制を整備する。 【関係者評価】 ・(5)について、年に1回程度、授業参観(保護者にエステ、ネイルなどを行う)を開催する。授業参観終了後、 保護者会や懇談会などを開催する。(希望者には、三者面談、二者面談を準備) (8)教育環境 設 問 自己評価 (1)施設・設備は、教育上の必要性に十分対応できるように整備されているか。 3 (2)学内外の実習施設、インターシップ、海外研修などについて十分な教育体制を整備しているか。 3 (3)防災に対する体制は整備されているか。 4 【現状】 ・(2)については、インターンシップは春休みに行っているが、海外研修は検討中である。 【改善のための方策】 ・(2)については、希望者のみ参加を検討中。 【関係者評価】 ・特にありません。 (9)学生の受け入れ募集 設 問 自己評価 (1)学生募集活動は適正に行われているか。 4 (2)学生募集活動において、教育成果は正確に伝えられているか。 4 (3)学納金は妥当なものとなっているか。 4 【現状】 ・(1)、(2)については、パンフレット・募集要項を作成し、入学希望者に配布している。また、毎月オープンキャ ンパスを開催し、オープンキャンパスでは授業・実技体験を実施するなどして、弊校に対する理解を深めても らっている。 ・(3)については、理事会において、決定している。 【改善のための方策】 ・特にありません。 【関係者評価】 ・特にありません。 (10)財務 設 問 自己評価 (1)中長期的に学校の財務基盤は安定しているといえるか。 4 (2)予算・収支計画は有効かつ妥当なものとなっているか。 4 (3)財務について会計監査が適正に行われているか。 4 (4)財務情報公開の体制整備はできているか。 4 【現状】 ・財務について、適正に処理し、財産運用についても良好であることを、監事による監査も適正に行っており、 また、情報公開としてHP上に公開している。 また、情報公開としてHP上に公開している。 ・財務面では、特に大きな問題や意見はありません。 【改善のための方策】 ・特にありません。 【関係者評価】 ・特にありません。 (11)法令などの遵守 設 問 自己評価 (1)法令、専修学校設置基準等の遵守と適正な運営がなされているか。 4 (2)個人情報に関し、その保護の為の対策がとられているか。 4 (3)自己評価の実施と問題点の改善を行っているか。 3 (4)自己評価結果を公開しているか。 4 【現状】 ・美容師法及び関連法令、専修学校設置基準に基づいて適正に運営している。 【改善のための方策】 ・(3)については、問題点について、中長期的な計画を立て継続的な改善を行う。 【関係者評価】 ・特にありません。 (12)社会貢献・地域貢献 設 問 自己評価 (1)学校の教育資源や施設を活用した社会貢献・地域貢献を行っているか。 4 (2)学生のボランティア活動を推奨、支援しているか。 4 (3)地域に対する公開講座・教育訓練(公共職業訓練を含む)の受託などを積極的に実施しているか。 3 【現状】 ・(3)については、学園祭、ヘアショー等によって技術作品の展示やデモンストレーションなどは行っているが、 地域一般に対しては、公開講座などはおこなっていない。 【改善のための方策】 ・(3)については、今後の地域の現状を把握し、体制を整備する。 【関係者評価】 ・ネイル検定の練習を、地域住民にお願いする(接遇の練習にもなる)。また、同世代以外にも慣れる経験を積 む。 ・カット・パーマなどの技術を要するもの以外で、眉カット、ポイントメイクをしてあげる ・美容師向けのオープンキャンパスを開催する。 ・美容室側からの発信が少ないから、サロンとの関わりがあるとよい。 ・一般的に美容師になろうとする人が少なくなっており、もっと学校とサロンが密になる必要がある。
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