슬라이드 1

箱庭栽培
栽培マニュアル
ご使用になる前に必ずこの栽培マニュアルをよくお読みになり
安全に正しくお使いください
箱庭栽培システム 使用時の注意事項
1. 清掃時は必ず電源コードを抜いてください。
2. 液肥タンクの水が濁りはじめたら水をすべて換えてください。
3. 栽培用ポットから流れ出る根による排水管(ホース)の目詰まり防止のため、
ウォーターウェイの掃除を随時行ってください。
掃除方法は本マニュアルの“箱庭栽培システムの掃除方法”を御参照ください。
4. 気温が高くなれば作物の徒長や枯死の原因となりますので適正温度(20~25℃)を
保つようにしてください。
5. 箱庭栽培システムで育てる苗は葉が5~10センチ位育ちスポンジの底から
根が生えはじめたものを定植してください。
根が伸びていない苗を箱庭栽培システムに定植した場合、徒長の原因となります。
6. 本製品を構成する LED及び電線、アダプターなど電気関連装置には水がつかないよう
注意してください。
また、濡れた手で触らないようにしてください。感電や事故の原因となります。
7. 液肥タンクに水を満たすとき、液肥タンク前面コントロール装置に水がかからないように
特に注意してください。電気系統の故障の原因となります。
8. 液肥タンクや電線、アダプター、コンセントなど電機関連装置にほこりが溜まらないよう、
定期的に掃除してください。
9. 本製品は必ず水平を保って設置してください。液肥が正常に流れない原因となります。
10. 水中モーターは必ず 液肥タンクの底に設置して作動させてください。
11. 液肥不足アラームが鳴ったらすぐに水を補充して下さい。
モーター作動が自動停止しますので、 必ずPUMP作動時間をセットし直してください。
(リセットしなければ、モーターは作動しません。)
なお、水枯れは生育不良の原因となりますので、アラームが鳴る前に給水してください。
(週に1~2回)
12. 病虫害が発生することがありますので、観察しながら予防に留意してください。
植物をさわるときは、必ず石鹸で手を洗ってからにしてください。
13. 本製品を構成する本体、液肥タンク、アダプターなど一切は任意に分解しないでください。
故障の原因となり正常のアフターサービスを受けられません。
14. 本製品に寄り掛かったり、力をかけたりしないようにしてください。
15. 水循環を止める場合には、液肥タンクの水を抜いてから電源を切り、
水漏れが起きていないかをポンプを止めてから1時間以上は様子を見てください。
水耕栽培が可能な植物
野菜
ロログリーン、水菜などのベビーリーフ、バジルなどのハーブ等
製品仕様
区分
箱庭栽培SQ24Hシステム
照明方式
植物栽培専用 LEDランプ
LED
パワーLED:レッド(red),ブルー(blue )
栽培方式
循環方式の液肥栽培
定格電圧
LED - DC/12V
構成品
本体、ポット、スポンジ、液肥、水中モーター、電源コード、アダプター、水平計
製品の構成
ポット
スポンジ
液体肥料
植物栽培用LEDランプ
ウォーターウェイ
電源コード
アダプター
液肥タンク
水中モーター
本体
水平計
箱庭栽培システムの作動ガイド
1.本体はなるべく日当たりと風通しのよい場所に設置してください。
2.液肥タンクに水を最大容量水位(12L)まで満たして、電気コード及びモーターホースを連結し電源コードを
コンセントに差し込んだ後、PUMP機能を「ON」に設定して、水中モーターが作動しているかを確認してください。
3.正常に水が循環して、ホース連結部分から水が漏れるところがないかを確認してください。
4.異常がなければ液体肥料を液肥タンクに入れてください。
5.苗を植えたポットをウォーターウェイのホールに入れてください。
6.植物は温度に敏感なので適正温度を保つようにしてください(20~25度)。
7.LED照明時間は一般的な室内栽培の場合、12時間に設定してください。
徒長の著しい場合は24時間(ON)に設定してください。
電気コードおよびモーターホースの連結
モーター、アダプター、電源コード
モーターホースの連結
ホースを写真のようにモーター上部の
差込口に挿入してください。 強く差し込
みすぎるとモーター差込口にひびが入
ることがありますので注意してください。
モーターコードの連結
アダプターの連結
アダプターと電源コードの連結
給水量調節バルブについて
給水量100%
給水量50%
モーター作動中、水の流れる音が気に
なる場合は給水量を50%程度に調節し
てください
給水ストップ(使用禁止時)
※循環を止める場合は、PUMP機能を「OFF」に
育苗方法
※ダニ感染防止および衛生面の観点から、
植物を触る前には必ず石鹸を使って手を洗うこと
1. 育苗容器、スポンジ、種を用意します。
2. スポンジによく水を吸わせて種を撒き、育苗版にセットしたら、本体のLEDライトの下もしくは日当たりの良い
場所に設置し、葉が4~5枚出て根っこが伸びてきたら、ポットにはめて本体のウォーターウェイに定植します。
3. 発芽したら温度を25度くらいに保ちます。
4. 本体の液肥を常に循環させ栽培します。
次のページにある栽培方法の具体例を御参照ください。
定植後
1. 1週間に3回程度、ポットを取り出しポットから流れ出た作物の根がウォーターウェイの底に
溜まっていないか確認して掃除を心がけ、排水管(ホース)の目詰まりを防止してください。
2.作物が成長するにつれて水の吸収が早くなります。1週間に1~2回、液肥タンクに水を補充してください。
水を循環させている状態で、液肥タンクに入っている水の量が8Lを超えないよう注意してください。
タンクに水を入れすぎると、停電などで循環が止まった際に水漏れする恐れがあります。
液体肥料を水1L当たりA,B液各々1mlずつ水に加えてください。
液肥タンクの水分が少なくなると、養液不足アラームが鳴りますが、アラームが鳴る前に給水をお願いします。
一度水枯れを起こすと、苗にとって大ダメージとなり育成が遅れる原因となります。
3.夏にかけて気温が高くなってくると、液肥タンクの中にコケが生え水が濁りやすくなります。水が濁ってきたら、
水の循環を止めて、すべての水を入れ替えるようにしてください。
4.長く伸びすぎた根がウォーターウェイ内の給水口、排水口をふさぎ流水の妨げになる場合があります。
この時は、根を4~5センチだけ残してはさみ等で切断してください。
収穫方法
ある程度育った外側の葉を摘めば、内側の葉の成長が早まります。食べ頃になった葉は早めに収穫してください。
大きくなった葉から順に摘んでいけば3回ほど収穫できます。
スポンジは使い捨てです。収穫後は古いスポンジを捨て、新しいスポンジに種を撒いてください。
種の保存方法
種の袋は開封口を折りたたんで閉め、ジップロックやタッパーなど密封できる袋に入れて、冷蔵庫などの冷暗所で保
管してください。なお、袋から一度出した種は袋に戻さないでください。取り出した種は湿気を吸っているため時間が経
つと発芽しにくくなり、近くの他の種の発芽率も低くなる可能性があります。種が余ってしまった場合には、スポンジに
撒くか、捨ててください。
スポンジによる播種及び苗の栽培方法
種とスポンジ(必要な場合
には楊枝またはピンセット
も)を準備。
円筒形スポンジの中心部
を分離。
種を入れた後スポンジの切
れ目を閉じて円筒形スポン
ジ中心部に挿入。
スポンジを水に浸し手で
よくもんで伸縮させなが
らスポンジ内の気泡をな
くし、十分に水を吸収さ
せる。
指(やりづらければ楊枝またはピンセット)の先を湿ら
せ種を付けて、円筒形スポンジ中心部の側面にある
切れ目を開き、上から2~5ミリ程度の位置に2~3個
種を入れ、スポンジの切れ目を閉じて種を挟み込む
ようにする。
育苗版にスポンジを入れ、スポンジが3/4くらい浸か
るように希釈した液肥 (水1リットルに対し、A・B液を
それぞれ1ml薄める) を加える。水枯れを起こさない
よう注意。
(育苗板はプラスチック容器でも代用可)
葉が4,5枚出て苗の大きさが5~10cmになり、スポ
ンジの底面や側面に根が出てきたら、本体のウォー
ターウェイに栽培用ポットをはめ、スポンジを移し育
てる(定植)。
発芽したら、元気な苗
を一つ残して、あとはピ
ンセットなどを利用して
間引きする。
定植後は、液肥を常に循環させる。LEDは12時間に設
定する。日当たりが悪かったり、室内が暗い場合は、O
N(常時点灯)に設定する。
Tip: 植物が育ちやすい温度は25度前後です。室温が28度を超えると、成長が遅くなったり、発芽率が下がったりし
ます。夏場はクーラーを入れたり、送風したりして温度が上がらないようにしてください。
液肥タンクの使用方法
LED照明
時間設定
-OFF : 照明off
-10 : 10時間 照明on (14時間後 10時間 照明on)
-12 : 12時間 照明on (12時間後 12時間 照明on)
-ON : 照明on (常時点灯)
養液不足アラーム
Nutrient Solution Lack
(モータ作動自動停止)
外部温度
表示機能
外部温度表示機能
Outdoor Temperature
-10℃~30℃ 表示
液肥供給
時間設定
-OFF : 液肥供給中断
-10 : 10分間液肥供給 (1時間後 10分間供給)
-30 : 30分間液肥供給(1時間後 30分間供給)
-ON : 液肥供給 (常時循環)
液肥タンクに
水を満たす方法
水と液肥A・Bの
希釈方法
1.水中モーターをタンクの底に置き、液肥タンクに水を最大容量水位
(12L)まで満たし、電源コードをコンセントに連結します。
2.Pump機能を ON に合わせ水をウォーターウェイに循環させ水漏れがない
かを確認します。.
3.水漏れがなければ、液肥タンクの水に液肥A・Bを加えてください。
4.栽培中に水を補充する場合、タンク内8リットル目盛り部分まで水を満たし、
液肥A・Bを加えます。
それ以上入れた場合、モーター停止中にウォーターウェイ内の水がタンク
に下りてあふれ出ることがあるのでご注意ください。
水道水1リットルに対して液肥A・Bをそれぞれ1mlずつスポイトでとり
希釈して使用します。
水12L(最大容量水位)なら、A液、B液を各12mlです。
水の交換時期
液肥タンクの水が濁りコケが生え始めたら、水を換えてください。入れ替える場合はPump機能を OFF にし、循環
している水をタンクに戻して水を取り出します。市販の給水ポンプなどがあると、水を取り出しやすいです。
新しい作物を定植するとき、作物の生育の調子が悪い時も、まずは水を取り替えてください。
箱庭栽培システムの掃除方法
1.箱庭栽培システムの掃除方法は、まず液肥の循環をとめて、栽培中の植物をウォーターウェイから
取り出し、液肥タンク後部に連結されている電気コードを分離し、次にモーターに差し込まれた
連結ホースを分離します。
電気コード接続
電気コード分離
モーター連結ホース分離
2.各段のウォーターウェイカバーを分離し、ウォーターウェイの中の水を最上段から下段に向けてハンカチや
雑巾などを使って水が流れる方向に押し流しながら液肥タンクの中に送っていきます。
3. ウォーターウェイの水を全て液タンクに下ろしたら、タンクに差し込まれた排水ホースを写真のように分離して
本体からタンクを取り外し、タンク内の水を捨て内部を掃除します。タンク前面のコントロールボタンや
後部の電気コード連結部分に水気がつかないように注意してください。
排水ホース接続
排水ホース分離
4. ウォーターウェイ及び液肥タンクの掃除が終わったら、液肥タンクを元通りに設置し、電気コード及びモータ連結
ホース、排水ホースを元通りに接続して、水を入れます。
5.箱庭栽培システムに植物を移し植え、液肥タンクに電源を連結し照明、ポンプ作動時間を設定します。
6.水中モーターに水垢がたまったりコケが生えたら、水で洗い流してください。
7.一つの作物栽培が終わり新しい苗を植える時は、上記のような方法で掃除することを推奨しています。
植物育成に関する注意点
害虫防除について
いったんダニ(ハダニ、スリップス、アブラムシ)が入ると、最悪の場合植物をすべて処分し、部材
を70度程度の湯をかけて殺菌・殺虫したうえ、栽培をやり直すことになります。そうならないため
には、種や植物に触る前に手を洗うこと、髪の毛や衣類を近づけないこと、床から距離を置くこと
等の注意が必要です。また、室内であれば侵入の可能性は低いものの、チョウやガなどの羽虫
にも注意してください。チョウやガに卵を産み付けられると、植物が一夜で全滅することもありま
す。
発生した後害虫を除くためには少なくとも3ヶ月がかかります。
(虫の侵入を防ぐために)
・高温を避ける
・室内に蛾や蝶が入らないよう注意する
・植物を触る際はよく手を洗い、袖をまくる(手・衣服から植物にダニが移ることがあります)
・生ごみを近くに置かない
・ニンニク、トウガラシ、ハッカなどのエキスを噴霧する
藻対策について
低級な植物である藻は高等植物(野菜)よりも繁殖力が強いため、植物の生育に適した環境で
は増えやすいです。また、藻を全滅させる方法は植物を枯らす方法となってしまいます。
余程大量の繁殖でない限り植物は生育しますが、あまり藻が多いと植物に必要な栄養を吸い
取ってしまいます。
藻の胞子は空気中に多数あるため、藻を完全に防ぐことはできません。しかし藻の量を減らした
り、見づらくすることはできます。
藻の量を減らすには、1作ごとに水を取り替え、装置を洗浄し、毎回藻の胞子を全滅させるのが
ポイントです。
EC、pHの
計測と調整
育苗期間は14日程度で、養液の量も少ないため、ECとpHの値はあまり気にしなくても問題ありま
せん。ただし、生育に異常がある場合はEC、pH、温度をチェックしてください。
pHが8以上など、大きく問題がある場合には、育苗期間中であれば液肥を作りなおして取り替え
てください。
ECメーターやpHメーターは定植後に本格的に活躍します。定植時には大量の液肥を使うため、
ECやpHに問題があるからといって液肥の全量を交換するのは容易ではありません。定植後に
おいては、pH上昇時にはpHダウン剤を使用して調整したり、ECが低下した場合には薄まった液
肥を箱庭栽培スーパー液肥の追加で調整したりしてください。
pH
・酸性、アルカリ性の程度を表す数値です。
・1ヶ月に1回程度確認してください。通常はpH6-6.8程度であることが理想的ですが、葉の色が黄
色っぽい、成長が悪いなど具体的な症状がなければ特に問題ありません。
・葉が黄色っぽいときは、pH値が高くなっている可能性があります。pHを測定し、pHダウン剤を
使用し、pH5.5-6.5程度になるよう調整してください。
・水は循環しているので、pHダウン剤は投入してから1時間後にpH値を測定するようにしてくださ
い。
EC
・液肥の濃度を表す数値です。
・植物が最もよく生長するのは、植物の種類によっても異なりますが、大よそ750~2000μS/cm
程度です。
・育苗中は1000μS/cm以下、定植後は1000~2000μS/cmにするのが望ましいです。
一般的な発芽条件
基本
発芽適温は20度です。
発芽後は温度を25度くらいに調節します。
バジルの場合
発芽するのに光はいりませんが、発芽したらすぐにLEDライトを当ててください。
発芽適温は20度ぐらいです。
バジルは高温に強い植物なので、温度が30度ぐらいでも生育します。
レタス類の場合
発芽条件は光と温度です。レタスは光発芽性種子(ひかりはつがせいしゅし)という発芽に光を
要する性質があるため、レタス種子は暗所では発芽しにくくなります。
また、温度が30度を超えても発芽率が低下するため、25度以上にならないようにしてください。
季節と温度
夏期
室温が30度を超えないようにしてください。
苗は30度を超えると弱り始め、35度を超えると全滅することがあります。
苗はデリケートなので、本来は20度程度に保つのが理想ですが、20度に保つには冷房コストが
かかってしまうので、25度程度を目安に調節してください。
レタス類は25度を超えると発芽率が悪化する傾向にあります。
冬季
室温が20度、最低15度を切らないようにしましょう。15度を切ると苗の生育が遅くなります。
春季・秋季
とても栽培しやすい季節です。害虫にご注意ください。
苗づくりについて
「苗半作」と呼ばれるほど苗づくりは重要です。期間にしてわずか2~3週間の苗づくりが、その後
の生育に最後まで著しい影響を及ぼすこと、加えて、良い苗は病気に強く、成長が早く、高品質
の作物をもたらすことから、そのように言われています。
いい苗を作れば、そこまでで栽培の半分を達成したも同然です。
作物栽培の成功は苗づくりにかかっています。