初等学校だより 2015年11月号

学校法人啓明学園
啓明学園初等学校
初等学校だより
KEIMEI GAKUEN ELEMENTARY SCHOOL
一人一人が輝き,共に生きる力をはぐくみ
元気で明るく礼儀正しい子を育てる
2015 年10月30日発行
学校法人啓明学園
啓明学園初等学校
校長 操 木
豊
〒196-0002 Kuriki Yutaka
東京都昭島市拝島町 5-11-15
TEL: 042-541-1003(代)
FAX: 042-546-6533
http://www.keimei.ac.jp/primary/
11月 の み こ と ば
自然のめぐみ
詩編
104:13
「主は天上の宮から山々に水を注ぎ,御業の実りをもって地を満たされる。」
「キ
リストの言葉があなたがたの内に豊かに宿るようにしなさい。」
言語を活用し,学習発表会でも感動を伝えます。校
長
くり
き
ゆたか
操
木
豊
運動会では「頑張れ!」
「ファイト!」と皆様方からたくさんのご声援をいただき有り難うござ
いました。おかげさまで子どもたちは,力を出し切り頑張ることができました。
さて,ホームページでもお知らせしましたように,2015 年度,第1回日本語検定個人表彰で,
3A の谷口莉子さんと3B の古山未麗さんの二人が『読売新聞社賞最優秀賞』を受賞しました。
また,啓明学園初等学校も,団体表彰で『日本語検定東京書籍賞優秀賞』を受賞
させていただきました。大変光栄に思います。
本校は,1940 年,イギリスから帰国した三井高維氏の「国際感覚を身につけた
子どもを育てたい」との思いから設立されました。
「母国語の上に,英語も大切である」といった
創設当時からのリベラルな考えは,海外の体験を大切にした学園の理念「広い視野のもと,豊か
な人間性と独自の見識を持ち,世界を心に入れた人を育てる」として受け継がれています。
そのため現在校内では,帰国子女や国籍の異なるお友達が仲良く一緒に学ぶと
いう素晴らしい姿が見られます。今,日本経済や日本文化が世界でも注目され,
諸外国でも日本語を学ぶ学生や子どもたちが増えてきていますが,本校のこの環
境のもと,異言語習得や異文化体験に取り組む中で,日本語の必要性や日本語を
学ぶ楽しさを一人一人の児童が実感しています。これからも国際人として日本語を大切にし,英
語と共にしっかりと身につけていって欲しいと願っております。
その日本語を学ぶ機会として,各学年での国語科の授業は勿論のこと,特に6年生の『表現』
の分野では『日本語検定ドリル』を教材として活用しています。更に,昨年度より3年生~6年
生全員が『日本語検定ドリル』を購入し,朝学習等の自主的な学習の場で取り入れています。
その結果,
「自分でやり遂げられる力が付いてきた」
「国語が大好きになった」
「日本語検定の上
級にチャレンジしたい」といった子どもの感想もたくさん聞かれるようになってきました。
6歳から12歳までの多感の時期に,子どものイメージを広げ,思考力・判断力・表現力を育
成し,個の学びが見える教育を充実させる。そのためにも,これからも日本語を大切にした言語
教育を基本におき,一人一人が輝き,共に生きる力をはぐくんで参ります。
さて,11 月 27 日(金)・28 日(土)は, 啓明学園初等学校の学習発表会 です。1年生と2年
生は,舞台での発表と図工展示。3年生以上は,図工展示と総合学習の時間で学習してきたもの
を言語を活用して,まとめ,発表し,そして,感動を伝えます。ご期待してください。
11 月も,一人一人が輝き共に生きる,元気で明るく礼儀正しい啓明学園初等学校の
子どもたちへ,皆様方のご支援を,どうぞよろしくお願いいたします。