6・7 月 合併号 平成 28 年 No.423 左) 杏林大学案内 (2017 年度版)、 右上) 選挙権年齢引下げを受け、 井の頭キャンパスで 1・2 年生が模擬投票 (6 月 29 日) を実施、 右下) 井の頭キャンパスで開催された 「国際交流の集い」(7 月 6 日) 2 ● 救急医学教室 加藤聡一郎助教の論文が 3 日本熱傷学会総会学術集会で学術奨励賞受賞 ●甲能直幸前付属病院長を理事に選出 8 ●高齢医学教室 小原聡将医員が ●高校教員対象大学説明会を開催 9 日本老年医学会優秀論文賞を受賞 15 ・ 多摩地区高等学校進路指導協議会の教員が井の頭キャンパスを訪問 9 ● 第 14 回杏林大学病院ボランティア総会を開催 15 ● 平 成 27 年 度 事 業 報 告 ● 平 成 27 年 度 決 算 14 ● 平 成 28 年 度 優 秀 学 生 に 69 名 が 選 ば れ る 10 黒木奈津子さん、 土橋理沙さん ○教職員紹介(36) 16 ● 第 6 回 杏 林 AP ラ ウ ン ド テ ー ブ ル を 開 催 11 ● 4 学部で授業評価をもとにした教員・教室表彰行われる 12 ○文化・スポーツ ● 第 69 回 桐 朋 学 園 院 内 コ ン サ ー ト を 開 催 17 ●自衛消防訓練審査会で ○井の頭だより ● 総 合 政 策 学 部 で 「馬 田 啓 一 賞」 を 創 設 ~学部生・高校生の書評・エッセイを表彰~ 13 ● 第 3 回 高 校 と 大 学 を つ な ぐ FD/SD を 開 催 13 ○三鷹だより 17 ●防災週間 18 ・井の頭キャンパス開設募金 寄付者芳名 ・5 月 ,6 月 の 理 事 会 ・ 評 議 員 会 ・学園関係著作物の紹介 ● ギラン・バレー症候群に関する内科学Ⅰ千葉厚郎教授の 論文が 世界の論文中引用回数 3 位にランク 本 学 園 男 子 隊 が 優 勝、 女 子 隊 準 優 勝 14 ・寄付金寄付者芳名 ・教職員メディア情報 平成 27 年度 事業報告 学園事務局 平成 27 年度は、学園創立 50 周年を迎える平成 28 年に向け「井の頭キャンパス開設」の計画を推進した。平 成 28 年 4 月に八王子キャンパスから保健学部(既に三鷹キャンパスにある看護学専攻を除く)、 総合政策学部、 外国語学部の 3 学部を移転し、 新しい杏林大学の拠点となる「井の頭キャンパス」 を開設するため、 平成 27 年 度は全ての開設準備を最重要課題として取り組んだ。移転により杏林大学は医学部を含んだ 4 学部の連携により、 全学の新教育方針の下、新たな教育の展開を目指していくことになる。 平成 24 年に採択を受けた「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」、 「 グローバル人材育成推進事業(現: 経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援事業)」、また平成 25 年に採択を受けた「地(知)の拠点整備事業(現: 地 ( 知 ) の拠点大学による地方創生推進事業)」、更に平成 26 年に採択を受けた「大学教育再生加速プログラム・テー マⅢ(高大接続)」、 並びに「女性研究者研究活動支援事業」 についてはそれぞれ積極的に事業を展開している。 また、第三次中期計画も移転準備を最大の課題として中心的に位置づけ、事業の強化促進を図ってきた。 平成 27 年 4 月 1 日からは学則を改正し、 大学組織及び運営体制を整備し学長のリーダーシップ確立等の促進 を目的とした学校教育法の改正を受けて、 現行学則の副学長の職務と教授会の役割について明確化した。 また、 本学は学校教育法第 109 条第 2 項に定められている認証評価の適合期間が平成 28 年 3 月 31 日に期限を迎える ことから、 平成 27 年度に評価機関による認証評価の再受審準備を進め、 評価機関による書面評価及び実地調査 を受審した。その結果、新たな認証評価及び認証評価期間を得ることができた。 医学部付属病院においては、日本の医療を支える病院づくりを進めていった。病院においては健全な経営の維 持と運営の効率化も実現でき、医療の質の向上に寄与した。 本部においては、重点事業として財務体質の強化に取り組み、併せて移転後を見据えた学園運営体制を検討した。 大学・病院及びそれぞれの部署が事業計画に積極的に取り組み、 活動した結果、 平成 27 年度においても学園 全体の経営状況は帰属収入が消費支出を上回ることができた。 【事業の概要・主要実施事業】 事業計画 八王子キャンパスから井の頭キャンパスへの移転により全学の新教育方針の下、4 学部の連携による新たな教 育の展開のための準備を行った。第三次中期計画も移転準備を最大の課題として中心的に位置づけ、事業の強化 促進を図ってきた。 教育・研究活動 平成 24 年度に採択された「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」 を始めとする 5 つの補助事業につ いてそれぞれ積極的に事業を展開した。 また、新カリキュラムの編成、国際基準に対応したカリキュラムの編成、地域との連携、FD 活動に取り組んだ。 付属病院 医学部付属病院においては、「日本の医療を支える病院づくり」を目指し、医療安全の推進と院内感染対策の強 化、地域医療部門の整備、勤務環境の改善、職員教育、患者サービス活動の強化、手術部の充実、臨床試験の推進、 初期臨床研修の充実等に取り組んだ。また、施設整備のために病棟、外来の再編を実施した。 病院における健全な経営の維持と更なる運営の効率化のために経営状況の分析を行い、経営基盤の強化を図った。 入試状況 優秀な学生の確保のために説明会や入学試験方法を検討した上で実施した。大学における入学志願者数は過去 最多の人数となった。 就職状況 キャリア教育の体系化や学部と連携した個別支援の実施等、支援の向上に精力的に取り組んだ。また、地域企 業との産学連携強化(インターンシップ)や学内合同企業説明会を開催する等に取り組んだ。卒業者の就職率に ついては、近年来大きく改善しているが、結果、昨年度を更に上回ることができた。 経営状況 大学、病院及びそれぞれの部署が事業計画に積極的に取り組み、活動した結果、学園全体の経営状況は引き続 き事業収入が事業支出を上回ることができた。 各部署の事業報告等、平成 27 年度事業報告書全文は大学公式ホームページに掲載しています。 2 KYORIN GAKUEN 平成 27 年度 決算 経理部経理課 本学校法人の平成 27 年度決算が平成 28 年 5 月 27 日に開催された理事会・評議員会において承認されました ので学校法人会計基準に定めている計算書類(資金収支計算書総括表、事業活動収支総括表、貸借対照表)の概 要をご説明いたします。 1. 結論 ①資金収支の状況(表 1:資金収支計算書総括表) 学 納 金 収 入 は、 主 に 医 学 部 の 入 学 定 員 増、 八 王 子 3 学 部(保 健 学 部、 総 合 政 策 学 部、 外 国 語 学 部) の 学 部 改 組の学年進行中により前年度比 3.2%(3.09 億円) の増加になった。 寄付金収入は、 井の頭キャンパス建設募金 等により、 前年度比 43.8%(1.77 億円) の増加となった。 補助金収入の国庫補助金は、 井の頭キャンパス開設 に伴う機器備品の補助金(私立学校等研究整備等補助金)の採択により、前年度比 4.0%(0.85 億円)の増加となっ た。 地方公共団体補助金は、 災害拠点強靭化緊急促進事業補助金の採択等により、 前年度比 1.42 億円の増加と なり、 補助金収入全体で前年度比 9.4%(2.28 億円) の増加となった。 医療収入は、 収支改善に向けて取り組ん でいる『プロジェクト 10 - 2015』等により、前年度比 0.9%(3.05 億円)の増加となった。結果、総資金収入 は 637.54 億円となった。 人件費支出は定期昇給、 共済掛金の学園負担分などにより、 教職員人件費が前年度比 1.8%(3.57 億円) 増加 とな っ た。 退 職 金支出は前年度比で 1.65 億円 が 減 少 し た も の の、 全 体 で は 前 年 度 比 0.9%(1.91 億 円) の 増 加 となった。教育研究経費支出は、井の頭キャンパス開設に伴う消耗品費、委託費等で前年度比 15.6%(4.25 億円) の増加となった。 医療経費支出は、 主に修繕費、 委託費(ネットワーク保守料等)、 医療収入の直接経費である 診療材料費等の増加により、 前年度比 1.5%(2.46 億円) の増加となった。 施設関係支出及び設備関係支出は井 の頭キャンパス建設工事等で前年度比 171.61 億円の大幅な増加となった。結果、総資金支出は前年度比 162.10 億円の増加となったが、井の頭キャンパス建築費(最終支払分)等を未払金計上(前年度比 92.49 億円増)した ことにより、27 年度の翌年度繰越支払資金は 29.84 億円減少の 109.78 億円となった。 ②事業活動収支の状況(表 2:事業活動収支計算書総括表) 事業活動収入は、教育活動収入の多くを占める学納金、医療収入等が前年度比で 5.14 億円の増加。特別収入は、 施設設備取得の為の補助金、 寄付金が増加したことにより、5.51 億円の増加となり、 事業活動収入計は前年度 比 2.2%(10.76 億円)の増加となり 492.06 億円となった。 事業活動支出は、教育活動支出の人件費が前年度比 1.7%(3.43 億円)の増加。一般経費(教育・医療・管理) の消耗品、 診療材料費、 委託費等の増加により、 前年度比 2.6%(12.04 億円) の増加となった。 資産処分差額 は 経 年 に よ る 図 書 と 病 棟 改 修 工 事 に 伴 う 除 却 損 等 に よ り 前 年 度 比 62.6%(1.63 億 円) の 増 加 と な っ た。 結 果、 事業活動支出合計は前年度比 2.9%(13.83 億円)の増加となり 479.97 億円となった。 以 上 に よ り 基 本 金 組 入 前 当 年 度 収 支 差 額 は 12.09 億 円 の 収 入 超 過 と な っ た が、 基 本 金 組 入 額 が 前 年 度 比 37.3%(16.62 億円) の増加となり、 基本金組入後の当年度収支差額では 49.06 億円の支出超過となる厳しい収 支結果となった。 ③貸借対照表の状況(表 3:貸借対照表) 資産の部は、 井の頭キャンパス完成により固定資産が前年度比 19.9%(160.98 億円) の増加、 流動資産は建 設資金の支払い等により 13.3%(24.09 億円)の減少となった。負債の部は、借入金、未払金の増加などで合計 が前年度比 43.4%(124.79 億円) の増加となった。 結果、 純資産の部は基本金組入前当年度収支差額が収入超 過となったことで、前年度比 12.09 億円増加の 737.45 億円となった。 KYORIN GAKUEN 3 (表 1) 資金収支計算書総括表 収入の部 科 目 (単位:百万円) 27 年度 26 年度 支出の部 (単位:百万円) 科 目 差 異 27 年度 26 年度 差 異 学生生徒等納付金収入 9,884 9,575 309 人 件 費 支 出 20,771 20,580 191 手 数 料 収 入 532 493 39 教育研究経費支出 3,140 2,715 425 寄 付 金 収 入 581 404 177 医 療 経 費 支 出 16,017 15,771 246 補 助 金 収 入 2,653 2,425 228 管 理 経 費 支 出 2,861 2,672 189 資 産 売 却 収 入 4 0 4 借入金等利息支出 260 248 12 付 随 事 業・収 益 事 業 収 入 医 療 収 入 受 取 利 息・配 当 金 収 入 545 34,428 48 490 34,123 36 55 305 12 借入金等返済支出 1,577 3,257 △ 1,680 施 設 関 係 支 出 17,987 2,145 15,842 設 備 関 係 支 出 2,864 1,545 1,319 雑 収 入 495 532 △ 37 資 産 運 用 支 出 1,834 2,091 △ 257 そ の 他 の 支 出 借 入 金 等 収 入 5,000 1,200 3,800 前 受 金 収 入 1,774 1,687 87 7,804 8,197 △ 393 63,754 59,163 4,591 △ 8,045 △ 7,493 △ 552 そ の 他 の 収 入 小 計 資 金 収 入 調 整 勘 定 前 年 度 繰 越 支 払 資 金 13,961 14,024 △ 63 収 入 の 部 合 計 69,670 65,694 3,976 26 年度 差 異 手 数 料 532 267 493 315 39 △ 48 経 常 費 等 補 助 金 2,033 2,144 △ 111 付 随 事 業 収 入 545 490 55 医 療 収 入 34,428 34,123 305 雑 収 入 教育活動収入計 科 目 人 件 費 492 532 △ 40 別 48,185 47,671 27 年度 26 年度 21,002 20,659 514 差 異 343 収 4,139 3,704 435 医 療 経 費 18,974 18,677 297 事業活動支出の部 教 育 活 動 外 収 支 事業活動収入の部 管 理 経 費 3,188 3,048 140 5 19 △ 14 教 育 活 動 支 出 計 教育活動収支差額 科 目 47,310 46,106 1,204 874 1,564 27 年度 26 年度 △ 690 差 異 受 取 利 息・配 当 金 48 36 12 その他の教育活動外収 0 0 0 教 育 活 動 外 収 入 計 48 36 12 金 等 27 年度 利 26 年度 入 事業活動支出の部 教 育 研 究 経 費 徴 収 不 能 額 等 入 △ 13,378 △ 4,129 △ 9,249 翌年度繰越支払資金 10,978 13,962 △ 2,984 支 出 の 部 合 計 69,670 65,694 3,976 事業活動支出の部 309 特 9,575 事業活動収入の部 教 育 活 動 収 支 9,884 借 資金支出調整勘定 事業活動収入の部 27 年度 科 目 △ 82 16,210 (単位:百万円) 学生生徒等納付金 寄 付 金 4,837 55,861 (単位:百万円) (表 2) 事業活動収支計算書総括表 科 目 4,755 72,071 小 計 科 目 27 年度 息 260 248 12 その他の教育活動外支出 0 0 0 0 0 0 その他の特別収入 973 422 551 特 973 422 551 27 年度 26 年度 差 異 資 産 処 分 差 額 423 260 163 その他の特別支出 2 0 2 計 426 260 166 特 別 収 支 差 額 547 162 385 別 収 入 計 科 目 特 別 支 出 基本金組入前当年度収支差額 基本金組入額合計 当 年 度 収 支 差 額 前年度繰越収支差額 翌年度繰越収支差額 260 248 12 教育活動外収支差額 △ 212 △ 211 △1 662 1,353 △ 691 経 常 4 KYORIN GAKUEN 収 支 差 額 1,209 1,516 △ 307 △ 6,116 △ 4,454 △ 1,662 △ 4,906 △ 2,938 △ 1,968 △ 64,845 △ 61,933 △ 2,912 0 25 △ 25 △ 69,75 △ 64,846 △ 4,906 事業活動収入計 492.06 48,130 △ 47,638 事業活動支出計 47,997 46,614 1,383 1,209 1,516 △ 307 基本金組入前当年度収支差額 教 育 活 動 外 支 出 計 差 異 資 産 売 却 差 額 基 本 金 取 崩 額 差 異 26 年度 (表 3) 貸借対照表 科 目 (単位:百万円) 27 年度 資産の部 固定資産 有形固定資産 特定資産 資産の部 合 計 負債の部 固定負債 流動負債 負債の部 合 計 (単位:百万円) 増 減 科 目 27 年度 26 年度 増 減 純資産の部 基本金 143,497 137,381 6,116 第 1 号基本金 139,366 133,367 5,999 96,888 89,791 80,790 73,587 16,098 16,204 6,658 6,670 △ 12 第 3 号基本金 700 700 0 438 532 △ 94 第 4 号基本金 3,431 3,314 117 18,045 20,454 △ 2,409 繰越収支差額 △ 69,752 △ 64,845 △ 4,907 114,934 101,244 13,690 翌年度繰越収支差額 △ 69,752 △ 64,845 △ 4,907 73,745 114,934 72,535 101,244 1,210 13,690 その他の資産 流動資産 26 年度 0 23,613 17,575 20,394 8,314 3,219 9,261 41,188 28,709 12,479 純資産の部 合 計 負債及び純資産の部 合 計 ※ 1 百万円未満を切り捨てており、 合計額においては差異を生じる場合がある。 ※ 2 学校法人会計基準の一部を改正する省令(平成 25 年 4 月 22 日 文部科学省令第 15 号)に基づき、科目を組み替えて 表示している。 (表 4) 事業活動収支計算書 (企業会計的に経営分析) (単位:百万円) 科 目 ①売上総収入 学生生徒等納付金 手 数 料 寄 付 金 補 助 金 付 随 事 業 収 入 医 療 収 入 ②一般管理費 人 件 費 教育研究経費(償却額含む) 医療経費(償却額含む) 管理経費(償却額含む) ③営業利益(①-②) ④営業外収入 受取利息・配当金 雑収入 その他の特別収入 資産売却差額 ⑤営業外費用 借 入 金 等 利 息 資産処分差額 徴収不能引当繰入額 徴収不能額(貸倒金) ⑥営業外費用(④-⑤) ⑦経常利益(③+⑥) 23 年度 45,147 9,288 454 385 2,988 482 31,550 41,589 19,565 3,455 15,393 3,176 3,558 661 55 606 0 0 423 310 105 8 0 238 3,796 24 年度 46,703 9,379 469 470 3,075 435 32,875 42,638 19,839 3,571 16,023 3,205 4,065 627 51 576 0 0 569 333 231 5 0 58 4,123 25 年度 46,653 9,483 499 442 2,625 430 33,174 44,419 20,343 3,718 17,308 3,050 2,234 662 29 633 0 0 941 295 641 5 0 △ 279 1,955 26 年度 47,563 9,575 493 457 2,425 490 34,123 46,088 20,659 3,704 18,677 3,048 1,475 568 36 532 0 0 527 248 260 19 0 41 1,516 27 年度 48,662 9,884 532 617 2,654 546 34,429 47,307 21,003 4,139 18,974 3,191 1,355 544 48 496 0 0 690 261 424 5 0 146 1,209 キャッシュフロー ⑧減価償却額(教育・医療・管理) ⑨資金余剰額(⑦+⑧) 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 3,630 7,426 3,299 7,422 4,103 6,058 4,279 5,795 4,246 5,455 (注 1) ⑦経常利益…プラスであれば運転資金の増加、 借入金の返済資金、 新たな固定資産取得等に充てる。 (注 2) ⑨資金余剰額…経常利益+減価償却(一般管理費に含まれてが現金支出はない)プラスであれば資金体力は十分と判断。 KYORIN GAKUEN 5 その他の特別収入 1.1% 雑収入 1.0% 学生生徒納付金 20.1% 手数料収入 1.1% 寄付金 1.0% 経常費等補助金 4.1% 医療収入 70% 付随事業収入 1.1% 平 成 27 年 度 決 算 で の 事 業 活 動 収 入 の 内 訳 は、 学 生 生 徒 納 付 金 (20.1%)、 医 療 収 入 (70%)、 経 常 費 等 補 助 金 (4.1%) で 学 園 の 収入の大部分を占め、 前年度比 2.2%(10.76 億円) 増加の 492.06 億円となった。 借入金等利息 0.5% 管理経費 6.6% 資産処分差額 0.9% 人件費 43.8% 医療経費 39.5% 教育研究費 8.6% 事 業 活 動 支 出 の 内 訳 は、 人 件 費 (43.8%)、 医 療 経 費 (39.5%)、 教 育 研 究 経 費 (8.6%)、 管 理 経 費 (6.6%) 等 で 支 出 の 大 部 分 を 占 め て お り、 前 年 度 比 2.9%(13.83 億 円 ) 増 加 の 479.97 億 円 と な り、 基 本 金 組 入 前 当 年 度 収 支 差 額 ( 収 入 - 支 出 ) は 12.09 億円となった。 6 KYORIN GAKUEN 流動資産 流動資産 固定資産 固定資産 資産の部は、 井の頭キャンパス完成により固定資産が前年度比 19.9%(160.98 億円) の増加、 流動資産は建設費 の支払い等により 13.3%(24.09 億円 ) の減少となった。 27 年度 26 年度 基本金+繰越収支差額 基本金+繰越収支差額 27 年度 26 年度 27 年度 26 年度 負債の部は、 借入金、 未払金の増加などで合計が前年度比 43.4%(124.79 億円) の増加となった。 結果、 純資産の部 は基本金組入前当年度収支差額が収入超過となったことで、 前年度比 12.09 億円の増加の 737.45 億円となった。 KYORIN GAKUEN 7 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 人件費比率 事業活動収支 差額比率 純資産構成比率 総負債比率 負債比率 流動比率 平成 23 年度 43.4% 8.3% 67.9% 32.1% 47.3% 369.6% 平成 24 年度 42.6% 8.7% 68.3% 31.7% 46.4% 217.4% 平成 25 年度 43.3% 4.1% 69.4% 30.6% 44.0% 206.4% 平成 26 年度 43.3% 3.1% 71.6% 28.4% 39.6% 246.0% 平成 27 年度 43.5% 2.5% 64.2% 35.8% 55.9% 102.7% ○ 人件費比率 … 人件費の経常収入に対する割合。 低いことが望ましい。 ○ 事業活動収支差額比率 … 事業活動収入の基本金組入前当年度収支差額に対する割合。 財政の安定させるには高い方が望ましい。 ○ 純資産構成比率 … 負債及び総資産の部に占める純資産の構成比率です。 ○ 総負債比率 … 負債及び純資産の部に占める負債の構成比率です。 ○ 負債比率 … 他人資金が純資産を上回っていないかどうかを示し、100% 以下が望ましい。 ○ 流動比率 … 流動負債に対する流動資産の割合です。 高い方が望ましい。 甲能直幸前付属病院長を理事に選出 6 月 20 日(月) 臨 時 の 理 事 会 が 三 鷹 キ ャ ン パ ス で 3 月 31 日となっています。 開かれ、新しい理事に当院前病院長で立正佼成会附属 またこの日は大学役職者の選任も行われ、井の頭図 佼成病院長の甲能直幸氏を選出しました。 書館副分館長に総合政策学部の知原信良教授と外国語 これは 30 余年理事を務めた辻岡昭慶應義塾大学名 学部の詹満江教授が選ばれました。両氏の任期は平成 誉教授からこのほど辞任の申し出があったことに伴う 30 年 3 月 31 日までです。 もので、 甲能新理事の任期は 7 月 1 日から平成 30 年 8 KYORIN GAKUEN 高校教員対象大学説明会を開催 部のカリキュラムや特色について説明がありました。 医学部は、国際基準に沿った臨床実習時間増加等の カリキュラム改訂について、保健学部は、チーム医療 教育の充実や人文社会科学分野の科目を学ぶことによ り人間性を育む教育について、総合政策学部は、入学 時点ではまだ「なりたい自分」が見つからない学生向 け に 1 年 次 に 経 済、 政 治 等 基 礎 の 7 分 野 を 学 び 2 年 生徒への進路指導に役立ててもらおうと高校の教員 次 に 専 攻 を 決 め る と い う カ リ キ ュ ラ ム 構 成 に つ い て、 を 対 象 に し た 大 学 説 明 会 が 5 月 26 日(木)、5 月 31 外国語学部は、今年度から開始した「英語学科英語ビ 日(火)に井の頭キャンパス医学部・共用棟で開催し、 ジネスコース」などの主専攻に加え「観光交流文化グ 東京、埼玉、千葉など関東地域を中心に 90 校、94 名 ローバル教養」といった副専攻が学べるプログラム制 の高校教員が参加しました。 度などを説明しました。 2 部 構 成 の 説 明 会 の 第 1 部 で は、 跡 見 裕 学 長、 松 第 2 部 で は、 キ ャ リ ア サ ポ ー ト セ ン タ ー に よ る 就 田剛明副理事長、ポール・スノードン副学長が、井の 職状況の説明、学部別個別相談、学生支援課による奨 頭キャンパスの開設やグローバル人材育成の取り組み 学金などの経済的支援に関する説明や情報交換が行わ など本学の教育方針を紹介しました。この中で松田副 れました。 理事長は、緑豊かな武蔵野の地を活かした学びの社と 学部別個別相談では、各学部から複数の教員が出席 なる井の頭キャンパスの概要や三鷹市に 4 学部のキャ し、高校の教員から寄せられる質問に答えました。医 ンパスが集結し、学部間連携を深めた教育を行ってい 学部では地域枠入試について、保健学部では就職状況 くことなどを説明し、「2016 年度入試では志願者数が や専門職での活躍について、総合政策学部では英語に 大幅に増え、優秀な学生に来ていただきました。これ 関心のある学生向けに今年度から開始したグローバル から、新しく整えた環境でどのように素晴らしい学生 キャリアプログラムのカリキュラムについて、外国語 を育てていくか注力していきたい。ぜひ意欲ある生徒 学部では留学を含めた 4 年間のカリキュラムについ の皆さんに本学を薦めていただきたい」と高校教員へ てなど、様々な質問が寄せられ、活発な情報交換が行 呼びかけました。 われました。 続いて入学センターから来年度入試の変更点につい その後希望者は、井の頭キャンパスの施設見学を行 て 説 明 が あ っ た 後、 第 2 部 と し て、 各 学 部 長 か ら 学 いました。 ■多摩地区高等学校進路指導協議会の教員が井の頭キャンパスを訪問 C 棟 5 階 の 会 議 室 で 開 か れ た 会 合 で は 跡 見 裕 学 長 の挨拶のあと、入学センターの野口眞哉課長から次年 度 入 試 の 変 更 点 等 に つ い て、 キ ャ リ ア サ ポ ー ト セ ン ターの米津哲也課長から昨年度の就職状況等の説明が ありました。続いて大川昌利総合政策学部長、坂本ロ ビン外国語学部長そして田口晴彦保健学部教務部長 6 月 3 日(金) 午後、 多摩地区高等学校進路指導協 が、各学部の特色や教育内容、求める学生像等につい 議会(通称 多摩高進)の高校教員 14 名が井の頭キャ て話しました。 ンパスを訪れ、総合政策学部、外国語学部、保健学部 そ の 後 井 の 頭 教 職 員 の 案 内 に よ り、 図 書 館 を は じ の学部説明を受けたあと、同キャンパス内の施設を見 め、保健学部の実習施設、英語サロン、中国語サロン、 学しました。 同時通訳演習室、学生食堂などを見学しました。 KYORIN GAKUEN 9 平成 28 年度優秀学生に 69 名が選ばれる 井の頭キャンパス表彰式 三鷹キャンパス表彰式 平成 28 年度優秀学生表彰式が 7 月 6 日(水) 井の たことを、ここで満足して終わりにしてしまうのでは 頭キャンパスで行われ、成績優秀学生、特別奨励学生 なく、これからも伸ばしてください。本学はグローバ として、 二重表彰の 2 名を含む 69 名が表彰されまし ル人材育成や地(知)の拠点整備事業など様々な事業 た。 を展開しています。これらの活動に積極的に参加する 今 回 は、 各 学 科 の 2 年 生 か ら 4 年 生 を 対 象 と し、 な ど、 皆 さ ん の 力 を 様 々 な と こ ろ で 発 揮 し て く だ さ 前年度の学業成績が最も優れていた学生を表彰する成 い」と激励の言葉を贈りました。 績優秀学生に 44 名、 学部が設定した難関資格や課外 続いて、学生を代表して総合政策学部総合政策学科 活動で顕著な業績をおさめた学生を表彰する特別奨励 4 年の時田祥子さんは「日々の努力の積み重ねを評価 学生には 27 名が選ばれました。 していただき嬉しく思います。残りの学生生活も気を 式では一人ひとりの名前が読み上げられたあと、成 緩めることなく、目標を高く持って努力します」と感 績 優 秀 学 生 と 特 別 奨 励 学 生 の 代 表 者 に、 跡 見 裕 学 長 謝の言葉を述べました。 から奨励金受給者決定通知書が手渡されました。 医 学 部 の 優 秀 学 生 表 彰 式 は、7 月 14 日(木) に 三 跡見学長は、 杏林学園 50 周年という記念すべき年 鷹キャンパスで行われました。 に 表 彰 さ れ た こ と を 祝 福 し、「こ れ ま で 取 り 組 ん で き ○成 績優秀学生奨励金授 与 者 学部 医 保健 学科 医 臨床検査技術 健康福祉 看護 臨床工 救急救命 理学療法 10 KYORIN GAKUEN 学年 2 3 4 5 6 2 3 4 2 3 4 2 3 4 2 3 4 2 3 4 2 3 4 氏名 深谷 一勤 髙桑千絵子 相澤 陽太 藤野 真樹 村上 諄 摂津 黎 織田 桃子 森谷 貴美子 村井 美友 井出 知輝 岡部 朱夏 岡部 芙美 中村 祐紀 鈴木 彩香 影山 和瑚 酒井 明日香 澤田 祐紀 北田 尚輝 岡田 和樹 稲葉 通友 小山 よしみ 佐島 茉友 岸 将大 出身学校名 きのくに国際高等専修学校 高等学校卒業程度認定取得 宝仙学園高等学校 徳島県立脇町高等学校 暁星高等学校 富山県立水橋高等学校 富士学苑高等学校 正智深谷高等学校 國學院高等学校 山梨県立甲府南高等学校 長野県屋代高等学校 桐光学園高等学校 桐光学園高等学校 茨城県立竹園高等学校 静岡県立富士東高等学校 和洋国府台女子高等学校 京華高等学校 日本大学第二高等学校 茗渓学園高等学校 東京都立つばさ総合高等学校 東京都立小平高等学校 聖望学園高等学校 東京都立調布南高等学校 保健 作業療法 診療放射線技術 総合政策 総合政策 企業経営 外国語 英語 中国語 観光交流文化 2 3 4 2 3 4 2 3 4 2 3 4 2 3 4 2 3 4 2 3 4 和泉 杏香 森田 真季 菅野 里菜 矢嶋 竜征 千田 真緒 小林 愛理 池上 理紗子 久保 海典 時田 祥子 吉村 芽吹 菊地 央里子 WU QI ONG 鈴木 友莉 織井 彩美 萩原 美月 鵜川 真実 野口 明日香 侯 昭康 鬼村 愛香 土屋 佳奈 小林 千華 秋田県立能代高等学校 松栄学園高等学校 聖望学園高等学校 茨城県立水戸桜ノ牧高等学校 岩手県立黒沢尻北高等学校 長野県野沢北高等学校 和歌山県立田辺高等学校 神奈川県立湘南台高等学校 東京家政大学附属女子中学校高等学校 上溝南高等学校 愛媛県立松山東高等学校 海外の学校 長野県飯田風越高等学校 埼玉県立志木高等学校 神奈川県立秦野曽屋高等学校 新潟県立巻高等学校 山村国際高等学校 海外の学校 東京都立杉並総合高等学校 日本放送協会学園高等学校 山梨県立巨摩高等学校 ○特 別奨励金授与者 学 部 保健 総合政策 学 科 学年 氏 名 診療放射線技術 3 堀田 真慧 総合政策 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 川村 竜太郎 菅野 司 小林 愛理 小林 里紗 坂本 将規 杉山 智哉 髙橋 諒 塚本 雄貴 中山 晏澄 松本 紗貴 山本 祐樹 企業経営 3 愛川 智仁 資格・検定等の名称・得点 外国語 又は課外活動・ボランティア等実績 第 1 種放射線取扱主任者試験 合格 第 1 種放射線取扱主任者試験 合格 第 1 種放射線取扱主任者試験 合格 第 1 種放射線取扱主任者試験 合格 第 1 種放射線取扱主任者試験 合格 第 1 種放射線取扱主任者試験 合格 第 1 種放射線取扱主任者試験 合格 第 1 種放射線取扱主任者試験 合格 第 1 種放射線取扱主任者試験 合格 第 1 種放射線取扱主任者試験 合格 第 1 種放射線取扱主任者試験 合格 第 45 回少林寺拳法関東学生医歯薬ブ ロック大会 男子単独演武有段の部、 男子演武二段以上の部で最優秀賞 全経簿記 1 級合格 中国語 中国語 中国語 中国語 中国語 中国語 中国語 中国語 中国語 中国語 中国語 英語 英語 観光交流文化 4 4 4 4 3 4 2 4 4 3 4 4 4 4 侯 昭康 陳 昊揚 肖 月 髙木 慧莉奈 今川 忠対勲 小林 惠 甲斐 里奈 田村 優 大類 健吾 呂 力陽 花田 悟 平 悠人 金子 奈央 平山 將成 TOEIC 800 点以上 TOEIC 800 点以上 TOEIC 800 点以上 HSK 5 級以上 HSK 5 級以上 HSK 5 級以上 中国語検定 2 級以上 中国語検定 2 級以上 HSK 5 級以上 HSK 5 級以上 HSK 5 級以上 TOEIC 800 点以上 TOEIC 800 点以上 八王子、羽村、三鷹市で開催された複 数の地域イベント等で活動 第 6 回杏林 AP ラウンドテーブルを開催 第 6 回杏林 AP ラウンドテーブルが、5 月 9 日(月) ブリックで計られた能力がどのように伸びていくかの 井の頭キャンパス 5 階会議室で開催されました。 事後調査も重要」などの意見があがりました。 今回は聖徳学園高等学校、順天高等学校、関東国際 次に今年度実施するライティング指導・スピーチコ 高等学校、都立三鷹中等教育学校、都立青梅総合高等 ンテスト・英語キャンプ・日英中トライリンガルキャ 学校、大成高等学校、県立神奈川総合高等学校、日出 ンプ・同時通訳ブースのデモンストレーションなどの 学 園 高 等 学 校(千 葉 県 市 川 市)、 都 立 武 蔵 村 山 高 等 学 イベント紹介が行われました。 校の 9 校から 13 名の教員が、本学からは跡見 裕学長、 また、外国語学部の科目を中心にした高校生への授 ポール・スノードン副学長以下、関係者 14 名が参加し、 業 開 放 に つ い て 説 明 し た と こ ろ、 高 校 側 か ら、「単 位 活発な意見交換が行われました。 を認定する方向で早めに確定してほしい」「WEB 上で 跡見学長の挨拶の後、稲垣大輔高大接続推進室長が の授業公開を考えてはどうか」などの意見が出されま まず「大学教育再生加速プログラム(AP) 高大接続」 した。 の趣旨、目的を説明し、重ねて高校への協力を依頼し 次に、スノードン副学長より、近隣6大学等による ました。 アドバンスト・プレイスメントに関するラウンドテー 続いて、同室長より新ルーブリック試行に協力して ブルの報告と制度導入のために必要な手続き等が説明 もらった関東国際高校と順天高校に対するお礼ととも されました。 に、高校生からの意見を反映し、ルーブリックの改良 その他高校からは、新キャンパス開設に伴う大学図 を進めていくことを伝えました。 書館の高校生利用の可否や職場見学・職場体験の依頼 高 校 か ら は、「複 数 の 生 徒 の 回 答 を 開 示 し て も ら い 等が出されました。 共有したい」 「 生徒がルーブリックを到達点としてポー 次 回 杏 林 AP ラ ウ ン ド テ ー ブ ル は、11 月 に 開 催 予 トフォリオを構成していくためにも、ルーブリックを 定です。 早く完成してもらいたい」「大学へ進学した後も、ルー (高大接続推進室) KYORIN GAKUEN 11 4 学部で授業評価をもとにした教員・教室表彰行われる 医学部 Best Teaching Department of the Year 2015 授賞式が行われる of the Year 2015」の授賞式が、6 月 15 日(水)の医 学部教授会で行われました。 こ の 賞 は、 学 生 に よ る BSL 授 業 評 価 ア ン ケ ー ト を 行い、上位 3 位に選出された診療科を表彰するもので、 2007 年に制定されてから今回で 9 回目となります。 今回は小児科、皮膚科、神経内科学・脳卒中医学の 楊教授 大山教授 平野教授 千葉教授 4 診療科が選ばれ、渡邊 卓医学部長から、楊 國昌教授、 大 山 学 教 授、 千 葉 厚 郎 教 授、 平 野 照 之 教 授 に 表 彰 状 医 学 部 生 が 5 年 次 に 行 う 臨 床 実 習(BSL:Bed Side が贈られ、評価が最も高かった小児科、皮膚科には記 Learning) について、 その指導を通じて学生教育に貢 念の盾が授与されました。 献 し た 診 療 科 を 表 彰 す る、「Best Teaching Department 保健学部 Teacher of the Year 2015 保健学部の Teacher of the Year 2015 が 6 月 15 日発 表されました。これは、学生授業評価アンケートに基 づ き 表 彰 さ れ る も の で、 今 回 は、 看 護 学 科 岩 楯 桜 子 准 教 授、 救 急 救 命 学 科 阪 本 奈 美 子 教 授、 理 学 療 法 学 科 中野尚子教授、 作業療法学科 齋藤利恵助教の 4 名 でした。 前列左から阪本教授、 中野教授、 齋藤助教 岩楯准教授 2015 年度後期 総合政策学部ベストティーチャー賞 総 合 政 策 学 部 FD 委 員 会 は、 学 期 末 の 学 生 授 業 評 価 ア ンケートに基づきベストティーチャーを表彰しています。 2015 年度秋学期の「満足度部門」、 「総合部門」、 「学 際演習部門」の受賞者は、満足度部門 木村有里准教 授(経営組織論 II)、 総 合 部 門 久 野 新 准 教 授(経済原 論 演 習 )、 半 田 英 俊 准 教 授( 政 策 過 程 論 )、 学 際 演 習 部 左から半田准教授、木村准教授、久野准教授 内藤教授 門 内藤高雄教授でした。 外国語学部 Teacher of the Year 2015 外 国 語 学 部 Teacher of the Year 2015 に 中 国 語 学 科 塚 本 尋 教 授(講 義 部 門) と 英 語 学 科 英 語 ビ ジ ネ ス コ ミュニケーションコース 倉林秀男准教授(語学・演習 系部門)が選ばれました。 賞 は、2015 年 度 の 学 生 に よ る 授 業 評 価 で 大 規 模 授 業の講義部門、小規模授業の語学部門で高い評価を受 倉林准教授(左)、坂本学部長 12 KYORIN GAKUEN 塚本教授 けた教員が選出されます。 表彰式は 5 月 18 日の外国 語学部専任者会議で行われました。 井の頭だより 総合政策学部で「馬田啓一賞」を創設 ~ 学部生・高校生の書評・エッセイを表彰 ~ 総合政策学部は馬田啓一名 時事その他自身の見解等に関するエッセイ」で、各部 誉教授からの寄付を基金にし 門において優秀と認められた者を表彰します。 て、同学部生と国内外の高校 部門ごとに最優秀賞 1 名および優秀賞 3 名を表彰 生を対象にした、社会科学分 し、受賞者には表彰状とともに最優秀賞には 10 万円、 野に関する書評やエッセイを 優秀賞には 5 万円の賞金が贈られます。 表彰する「馬田啓一賞」を制 第 1 回 目 の 本 年 度 は、「総 合 政 策 学 部 生 の 部」 に つ 定しました。 い て は、 ロ バ ー ト・C・ ア レ ン の 著 書『な ぜ 豊 か な 国 国 際 経 済 の 専 門 家 で 24 年 と貧しい国が生まれたのか』 (NTT 出 版 2012 年 ) を 間総合政策学部の教授を務め今春定年を迎えた馬田啓 読んだ上での 4,000 字~ 5,000 字の書評(感想、批評 一名誉教授から、学生の勉学の奨励や学部の発展に活 等 ) を、「 高 校 生 の 部 」 は『 大 学 で 学 ぶ “ 学 問 ” に 期 かしてほしいと総合政策学部に寄付の申し出がありま 待することは?』をテーマとした 2,000 字程度のエッ した。これを受けて総合政策学部では寄付金を基金に セイが課題です。 して馬田氏の名前を冠した表彰制度を設けることにし 応 募 期 間 は 7 月 1 日 か ら 8 月 31 日 ま で。11 月 下 ました。 旬 頃 に 選 考 結 果 を 発 表、12 月 中 旬 頃 授 賞 式 を 行 い 表 創設された馬田啓一賞は、総合政策学部に在籍する 彰します。 学生を対象とした「総合政策学部生の部」と国内外の 表彰制度創設について馬田名誉教授は「この賞が多 高校生を対象とする「高校生の部」の 2 部門からなり、 くの若者たちに世界のこと、未来のことを考えてもら 同学部生の応募課題は「社会科学分野をテーマとした う機会となればうれしい」と話しています。 書籍または論文の書評」、高校生の課題は「社会問題、 第 3 回 高校と大学をつなぐ FD / SD を開催 ビ ス「Padlet」 を 使 っ た 情 報 共 有 も ア ク テ ィ ブ ラ ー ニ ングのツールの一つであることなどが紹介されまし た。 ま た、“ 紙 芝 居 プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン ” と い う KP 法を用いた自身の授業の特徴や意義などを紹介しまし た。 さ ら に、1 学 期 の 最 初 の オ リ エ ン テ ー シ ョ ン で、 生 徒 と 先 生、 生 徒 同 士 が 互 い を 知 り、 ク ラ ス に 多 様 性(異文化)があることを理解することはアクティブ ラーニングにも非常に大切だと話しました。 7 月 4 日(月)、 井 の 頭 キ ャ ン パ ス で「第 3 回 高 最 後 に、 ア ク テ ィ ブ ラ ー ナ ー と は、 自 分 で 物 事 の 校 と 大 学 を つ な ぐ FD/SD」 が 開 催 さ れ、 講 師 に 専 修 PDCA(プ ラ ン・ ド ゥ ー・ チ ェ ッ ク・ ア ク シ ョ ン) を 大学附属高等学校の英語科教諭 米元洋次先生を迎え、 回せる人のことであり、まず、教師がアクティブラー 「 ア ク テ ィ ブ ラ ー ニ ン グ と は 何 か - 高 等 学 校 の 教 育 ナーである必要があると語り、また、同僚教師との会 現場から - 」と題する講演が行われました。 議や刺激の与え合い、外部でのファリシテーションス 講演では、高校でのアクティブラーニングの事例や キルの研修などがアクティブラーニングの教育を行う 教 師 の 対 応 な ど が 紹 介 さ れ る と と も に、 ア ク テ ィ ブ 上で大変役に立っていることから、教員の学びが大切 ラ ー ニ ン グ が 登 場 し て き た 背 景 や、 ア ク テ ィ ブ ラ ー であると伝えました。 ナー育成のための教育を行うことの必要性、WEB サー (高大接続推進室) KYORIN GAKUEN 13 三鷹だより ギラン・バレー症候群に関する内科学Ⅰ 千葉厚郎教授の論文が 世界の論文中引用回数 3 位にランク 特定疾患のギラン・バレー症候 中で、 千葉教授が 1993 年に出した論文が、 全論文の 群 (Guillain-Barré syndrome; GBS) 中 で は 7 番 目、 総 説 な ど を 除 い た 原 著 研 究 論 文 と し に関して、これまでに世界で発 ては 3 番目にランクされていることがわかりました。 表された 9,000 以上の論文の中 千 葉 教 授 の 論 文 は、 ギ ラ ン・ バ レ ー 症 候 群 の 亜 型 で、医学部内科学Ⅰ・神経内科 の フ ィ ッ シ ャ ー 症 候 群 に お け る 病 因 的 自 己 抗 体( 抗 学 の 千 葉 厚 郎 教 授 が 1993 年 に GQ1b 抗体)の発見に関するものです。この論文は、 「ギ 出した論文が、原著論文の引用 ラン・バレー症候群の臨床病型は、出現する抗体の種 回数では 3 番目にランクされていることが明らかに 類とその抗体が認識する抗原の神経組織における分布 なりました。 の組み合わせによって規定される」という発症メカニ 6 月 21 日 ~ 24 日 イ ギ リ ス・ グ ラ ス ゴ ー で 開 催 さ ズムの中心的仮説を支持する根拠を、臨床的・生化学 れ た 国 際 末 梢 神 経 学 会・ 炎 症 性 ニ ュ ー ロ パ チ ー 会 議 的に明確に示したという点で特異性があり、世界の研 において、 本年が 1916 年のギラン・バレー症候群の 究 者 の 注 目 を 集 め た も の と 見 ら れ ま す。2011 年 に は 原著論文発表から 100 年目にあたることを記念して、 掲載された Neurology 誌で、「Historical Abstract」とし 『GBS100: Celebrating a Century of Progress in Guillain- ても取り上げられています。 Barré syndrome』が出版されました。 引用回数が上位にランクされたことについて千葉教 この本はギラン・バレー症候群に関する臨床・研究 授 は、「 こ れ ま で 多 く の 方 々 の 目 に 留 め て い た だ き、 の 業 績 を、 様 々 な 視 点 か ら お よ そ 560 ペ ー ジ に わ た その研究の参考となったこと、また、論文が発表後の りまとめたもので、その一章でこれまで全世界でギラ 時間的検証に耐えるものであったことを大変嬉しく ン・バレー症候群に関して書かれた論文について、そ 思っています」と話しています。 の 引 用 回 数 か ら み た Top 10 が 示 さ れ て い ま す。 こ の 救急医学教室 加藤聡一郎助教の論文が 平成 27 年度日本熱傷学会学術奨励賞受賞 6 月 2 日~ 3 日、 わせて、比較的症例数の少ない重症疾患にどう準備・対 千葉・浦安市で開 応すべきか、国内の実例で示した数少ない論文とされて 催 さ れ た 第 42 回 います。既存の医療圏を超えた日常的な広域連携体制は 日本熱傷学会総 喫緊の課題のひとつであり、その矢面に立つ日本熱傷学 会・ 学 術 集 会 で、 会から高い評価を受けて今回の受賞となりました。 医学部救急医学教 受 賞 に つ い て 加 藤 助 教 は「 当 院 高 度 救 命 救 急 セ ン 室の加藤聡一郎助 ターの、全人的医療に裏打ちされた高い救命率と機能 教は、学会誌「熱 予後が根底にあり、関係する全ての職種・スタッフに 傷」に掲載された 感 謝 し て お り ま す。 大 規 模 災 害 と そ れ に 伴 う 多 数 熱 論文「新たな重症熱傷患者広域医療連携システムの構 傷 患 者 発 生 は 蓋 然 性 が 高 く、 日 常 的 な 救 急 医 療 体 制 築:Burn Injury Transportation Team System」で学術奨 の 維 持 も 全 国 各 地 の 重 要 課 題 で す。 引 き 続 き clinical 励賞を受賞し、表彰状が授与されました。 question に基づいた広い視野で、 これらの解決に向け 加藤助教は全国的な重症熱傷診療の脆弱性を解消す た活動を継続してまいります」と話しています。 るため、基幹拠点施設を中心に円で地域のネットワー 指導にあたっている山口芳裕教授は「この論文は全 ク化を推進し、エリア内外の連携を高めるシステムを 国を俯瞰した報告であり、救急システムや災害対応を 提唱しました。本論文ではさらに、システムの試験運 検討していくなかで、今後の良い材料になると考えま 用について現状と課題を明らかにし、重症熱傷診療の す。加藤助教にはこれからも、先進性や公共性に満ち 問題点や基幹拠点施設の役割等をまとめています。 た社会貢献を続けるよう望みます」と更なる研究活動 この研究は、人口減少や地域過疎化等の社会背景に合 に期待を寄せています。 (救急医学教室) 表彰状を受け取る加藤助教 (左) 14 KYORIN GAKUEN 高齢医学教室 小原聡将医員が日本老年医学会優秀論文賞を受賞 高齢医学教室の小原聡 存 在 が 身 体 的、 精 神 心 理 的 に ど の よ う な 特 徴 を 示 す の 将医員が日本老年医学会 か、また、その介護者の介護負担感の特徴を明らかにし、 に発表した論文「大脳白 患者やその介護者への介入の可能性を提言した論文で 質病変を伴う軽度認知機 す。(日本老年医学会雑誌.52:399-410, 2015) 能障害患者の高齢者総合 小原医員は「日常診療の疑問から出発した研究論文 機能評価における特徴」 に対して、このような名誉ある賞を頂き、大変嬉しく が、第 23 回 一般社団法 思っております。この研究論文の作成にあたり、神﨑 人 老年医学会優秀論文 恒一教授をはじめとする高齢医学教室、およびもの忘 表彰状を手にする小原医員 (右) 賞に選ばれ、6 月 8 日~ れセンターの全ての皆様にお世話になりましたことに 10 日 に 金 沢 で 開 催 さ れ た 第 58 回 日 本 老 年 医 学 会 学 心より感謝申し上げます。本研究が軽度認知機能障害 術総会で表彰されました。 患者の理解を深めることにつながり、認知症診療の質 本 論 文 は、 認 知 症 の 前 段 階 の 病 態 と 考 え ら れ る 軽 度 の向上に役立ち、患者さんやそのご家族のためになれ 認知機能障害(mild cognitive impairment:MCI)の患者 ば幸いです」と受賞の喜びを話しています。 (高齢医学教室) に お い て、 脳 の MRI 画 像 で 認 め ら れ る 大 脳 白 質 病 変 の 第 14 回杏林大学病院ボランティア総会を開催 広げていきたいと考えていますので、活動員の方々の 益々のご協力をお願いします」と挨拶がありました。 外来案内ボランティア代表の髙橋景市さんは「三鷹 市老人クラブ連合会が杏林大学病院のボランティア活 動 を 開 始 し て か ら 6 年 に な り、 最 近 は 患 者 さ ん に 挨 拶をするとほとんどの方が挨拶を返してくれるように なりました。今後も、患者さんのために役に立てるよ う精神の高揚を図りながら頑張っていきたいと思いま 6 月 29 日( 水 ) に 第 14 回 杏 林 大 学 医 学 部 付 属 病 す」と抱負を述べました。 院ボランティア総会を外来棟会議室で開催し、多くの 続いて、 平成 27 年度の活動状況の報告があったあ ボランティアの方が出席しました。 と、吉野委員長からボランティアの方々へ感謝状と記 総会では、岩下光利病院長が日頃の活動への感謝を 念品が贈られました。 伝 え、「地 域 密 着 型 の 病 院 を 目 指 し て お り、 こ れ か ら 最後に、 出席した 14 名のボランティア活動員から も改善できるところは、活動員の皆さんと一緒に改善 日頃の活動の感想等が語られました。 し、進めていきたいのでご協力をお願いします」と挨 現在、病院内でのボランティア活動は、「外来案内」 拶しました。 「図書貸し出し」「小児病棟での本の読み聞かせ」など ボランティア委員会吉野秀朗委員長(循環器内科 があり、 現在 76 名のボランティア活動員の方々が活 診 療 科 長) か ら は、「ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 員 の 皆 さ ん の 動しています。 活動により院内で患者さんがほっとできる場を提供で (患者サービス室) きています。今後は、院内のボランティア活動の幅を KYORIN GAKUEN 15 職 員 紹 介 教 第 36 回 杏林学園で働いている様々な職種の皆さんを紹介していきます。 実はこんな人だった…!など、 新しく教職員の輪 が広がる、 そんなコーナーです。 (つ● ち は し り さ) ろ き な つ こ● ) ●看護専門学校事務課 土橋 理沙 ●公的資金企画管理課 黒木奈津子 ● ● ● ● ● (く ● ● ● ● ● 同期入職の医療安全管理部 仁科 寛さんからご紹介いた だきました、公的資金企画管 理課の黒木奈津子です。 2014 年 4 月 に 入 職 し、 早 いものでもう 2 年が過ぎま した。公的資金企画管理課で は、主にそれぞれの先生方が 獲得する公的研究費に係る管 理を行っています。 文部科学省や厚生労働省管轄の公的研究費を獲得し ている先生方が多くいらっしゃいますが、それぞれが 適正に公的研究費を執行できるよう、伝票とにらめっ こするのが私の業務です。伝票の品目名が分からない 物品を時々インターネットで検索するのですが、一見 食べ物のような名前がれっきとした薬剤だったり、実 は実験動物名であることが分かると研究を少しは理解 した気になり勝手に嬉しくなります。 公的研究費に係る報告書や計画調書等を拝見するこ とも多いのですが、忙しそうな先生にかぎってしっか り 書 類 を 纏 め て い て、「一 体 い つ こ ん な に し っ か り 作 成 す る 時 間 が あ る の だ ろ う 」 と、1 日 が 皆 平 等 に 24 時間与えられていることが信じられなくなることも 多々あります。同じ部署の方々はとても優しく仕事が しやすいので、毎日が充実している気がします。 趣味について書こうと思ったのですが、英語の勉強 や料理教室や読書などなど、興味を持って始めてはみ ても長続きするものがあまりないのが難点です。唯一 ちゃんと続いているのは睡眠と食事ぐらいです。 仲 良 く お 菓 子 を 分 け あ う 部 署 内 で は、 最近塩 せ ん べ い が 流 行 っ て い ま す 特技は、何でもすぐ忘れることとすぐ道に迷うこと です。ちょうどこの前、他大学のキャンパスに向かう 途中、目の前に見えるはずの建物から何故か離れてい く自分にがっかりしました。 次 回 は、 女 性 研 究 者 研 究 支 援 活 動 事 業 で ご 一 緒 し、 様々なアドバイスをくださる男女共同参画推進室の江 頭説子先生をご紹介します。 16 KYORIN GAKUEN 外国語学部野口洋平先生か らご紹介いただきました、看 護専門学校事務課の土橋(旧 姓 今岡)理沙です。 2013 年 4 月 に 入 職 し、 丸 3 年が経ちました。 杏林大学 外国語学部応用コミュニケー ション学科の出身なので大学 時代から考えると、7 年間杏 林 に お 世 話 に な っ て い ま す。 大 学 の 頃 は、 野 口 先 生 の ゼ ミ ナ ー ル で 観 光 マ ー ケ テ ィ ングの勉強をしていました。 とてもメリハリのあるゼミ ナ ー ル で、 勉 強 を す る と き は 勉 強 を し、 遊 ぶ と き は 一 生懸命遊んでいました。ゼミ合宿では台湾などに行き ましたが、どこに行ってもひたすら食べ歩いたことが いい思い出です。 看護専門学校では、学生・教務・庶務など全ての業 務に携わることができるので様々な経験をさせていた だいています。また、学生さんとの関わりの中で学ぶ ことも多く、やりがいを感じています。 私事なのですが、最近結婚をして新しい生活が始ま りました。実家では、今まで家事を全くせずに過ごし ていたので、慣れない結婚生活を始めて一週間で体調 を崩しました。親のありがたさが身に染みているとこ ろです。 休日の過ごし方 は、家にいる時間 がもったいないと 思ってしまうので 比較的外に出かけ ています。滝やダ ムなどを見るのが 好きで、先日は奥 多摩湖の小河内ダ ムを見て来まし た。都内にこんな に大きなダムがあ きれいな自然が広がる奥多摩湖の るのかと思い、雄 「小 河 内 ダ ム」 大な景色に感心し ました。 趣 味 は ゴ ル フ で(あ く ま で 趣 味 で す) 週 末 な ど は、 打ちっぱなしに行き練習をしています。コースに出る と、 ボ ー ル を 追 っ て ひ と り で 走 り ま わ っ て ば か り で、 ス コ ア は ビ リ な の に 1 番 疲 れ て い ま す。 今 度 コ ー ス に出る予定があるので、それまでにあまり走らないゴ ルフが出来るよう、頑張って練習をしているところで す。 次回は、看護専門学校専任教員の藤森京子先生をご 紹介します。 文化・スポーツ 第 69 回桐朋学園院内コンサートを開催 が演奏されました。 中 盤 に は 馴 染 み の あ る「見 上 げ て ご ら ん 夜 の 星 を」 や「川の流れのように」なども演奏されました。そし て、イタリア民謡と日本の童謡が織り交ざった夏の歌 メドレーとして「オー・ソレ・ミオ」「シャボン玉」「お お 牧 場 は み ど り」「サ ン タ・ ル チ ア」 が 演 奏 さ れ る と 会場は一気に盛り上がりました。 松田博青理事長のリクエストを受けて「夏の思い出」 桐朋学園大学音楽学部による院内コンサートが 7 「花は咲く」が奏でられました。 月 9 日(土)、外来棟待合ホールで開催されました。 終 演 に 当 た り 松 田 理 事 長 は、 桐 朋 学 園 村 上 弦 一 郎 今 回 は ク ラ リ ネ ッ ト 専 攻 の 加 藤 亜 希 子 さ ん、 中 村 学部長や事務局演奏課小野 潔氏をはじめ関係者へ謝 菫 さ ん、 藤 澤 舞 さ ん、 星 野 春 佳 さ ん に よ る 演 奏 が 行 辞を述べました。これを受けて村上学部長からは「オー わ れ、 入 院 患 者 や 付 添 い の 家 族 な ど 約 100 名 が 美 し ケストラのクラリネットとは違ったアンサンブルの魅 い音色に耳を傾けました。 力を感じていただけたでしょうか。このような機会を クラリネットのかわいい音色が楽しいグランドマン いただき、大変感謝しています」とお礼の言葉があり の「バ ガ テ ル」、 し っ と り と し た 曲 調 の「亜 麻 色 の 髪 ました。 の乙女」、軽やかな「ハンガリー舞曲第5番」に続き、 来場者からは、「すばらしい演奏だった」「皆さんと バスクラリネットの低温が温かく響く、フランセの「小 一緒に歌えて感動した」などの声が聞かれました。 四重奏曲」、ウールの「ディベルティメント第3楽章」 (病院庶務課) 自衛消防訓練審査会で本学園男子隊が優勝、女子隊準優勝 審 査 会 に 先 立 ち、 三 鷹 消 防 署 秋 葉 洋 一 署 長 と 三 鷹 防火管理研究会 佐藤文典会長から挨拶がありました。 訓練は「多数の人が院内にいる時に内部で火災が発 生し、消火器での消火が不能」という想定で、指揮者 1 名と隊員 2 名の計 3 名でチームを組み、火災発生時 の火の元等確認及び情報伝達要領や 119 番通報要領、 消 火 器・ 屋 内 消 火 栓 に よ る 初 期 消 火 要 領 な ど 7 項 目 について、活動内容とタイム測定により審査が行われ 前列左から坂口さん、 松本さん、 佐伯さん、 後列左から大坂さ ん、 岩澤さん、 宇川さん ました。 学 園 の 隊 員 は、 約 2 ヶ 月 間 に 及 ぶ 訓 練 の 成 果 を 発 6 月 24 日(金) 、三鷹消防署・三鷹防火管理研究会主 揮し、チームワークのとれた気迫溢れる操法を披露し 催による「平成 28 年度 自衛消防訓練審査会」が三鷹市 ました。審査の結果、男子隊が優勝、女子隊は優勝し 大沢の富士重工業(株)東京事業所内で行われました。 た富士重工(株)東京事業所女子隊にわずかに及ばず、 今 年 度 の 大 会 に は 市 内 の 27 事 業 所 か ら 全 31 隊 が 準優勝となりました。 出場しました。本学園からはセントラル警備保障株式 学園自衛消防隊の指導にあたった総務部 吉田勝美 会社杏林学園派遣隊の警務士 3 名で編成された男子隊 副部長は「隊員各自が高い意識を持って熱心に取り組 〔指 揮 者: 岩 澤 祥 明 さ ん、1 番 員: 宇 川 健 さ ん、2 番 ん だ 結 果 で あ り、 今 後 の 業 務 の 中 で 役 立 て て ほ し い」 員:大坂真司さん〕と、各部署から選抜された女子隊 と話しています。また、今回出場した女子隊員の一人 〔指揮者:松本優香さん ( 医事課外来 )、1 番員:坂口 は「1 位を取れなかったのは悔しいですが、 この訓練 花菜さん ( 診療情報管理室 )、2 番員:佐伯杏奈さん ( 医 の経験を活かして、いざという時に動けるようになり 療安全管理部 )〕の男女計 2 隊 6 名が参加しました。 たいと思います」と話していました。 KYORIN GAKUEN 17 8月30日から9月5日まで 防災週間 9月1日は「防災の日」 「防災」 と い う 言 葉は、 火災などよりも地震や津 波、 台 風 と い っ た 自 然 災 害 を 意 識 し て 使 わ れ る 言 葉 で す。 平 成 23 年 に発生した東日本大震災は、東北地方に地震や津波で甚大な被害を与えました。 学園では、建物の損壊、スプリンクラー 消 火 設 備 の 破 損 に よ る 水 損 等 の 二 次 的 被 害 を う け、 ま た、 首 都 圏 で の 帰 宅 困 難 者 に よ る 大 混 乱 等 を 教 訓 と し て、 減 災 に 向 け 各 種 の 災 害 対 策 や 計 画 の 見 直 し を 進 め て き ま し た。 必 ず や っ て く る 首 都 直 下 地 震 に 備 え、 地 震 や そ の 後 に 発 生 す る 火災から、 大学と病院の安全性を確保し、 医療等の機能を維持しなければなりません。 防災週間をとらえ、「自分達の大 学 (病院) は自分達で守る」 という意識を持ち、 各部署や個々ができる減災の備えを万全なものにしていきましょう。 職場の防火・防災態勢を再点検し、事前に対策をしておきましょう 1 自分の建物のことをよく知る □ 複数方向の避難経路を知っていますか □ 消火設備 (消火器、 屋内消火栓、 スプリンクラー設備、 消火用散水栓) を理解し、 使用できますか □ 避難施設等 (防火戸、 防排煙設備、 救助袋) を理解し、 使用できますか □ 電源コンセントの色分けを知っていますか (一般用電源、 発電機電源、 無停電電源に色分けしています) 2 火災等、 災害時の自分の役割と基本的な行動を知る □ 火災発見時の初動対応はできますか、 特に夜間の勤務者が少ないときに、 どんな方法で知らせますか □ 自 分 の 役 割 を 把 握 し て い ま す か、 す ぐ に 消 火 器 を 使 え ま す か、 み ん な の 協 力 が 必 要 で す (昼 間 勤 務 と 夜 間 勤 務 で 異なる場合もあります) □ 火災の発生や逃げ遅れ者の情報は、 警備室 (三鷹キャンパス、 井の頭キャンパスともに内線 6000 番) に簡潔に通 報できますか 3 ゆれから身を守る対策 □ 防 災 点 検 に よ り、 職 場 の オ フ ィ ス 家 具 類 の 転 倒・ 落 下・ 移 動 防 止 の 固 定 措 置 は 実 施 済 み で す。 キ ャ ビ ネ ッ ト の 高 い位置に物を置かないようにし、 キャスター付の棚等のストッパーは掛けましょう □ 地 震 に 気 づ い た と き、 自 分 自 身 の 身 の 安 全 を 守 る た め、 机 の 下 な ど 身 を 隠 す ス ペ ー ス や、 ガ ラ ス 扉 や 天 窓 が 壊 れ 飛 散 し て も 安 全 な ス ペ ー ス を 確 認 し て お き ま し ょ う。 地 震 の ゆ れ で ケ ガ を す る と、 ゆ れ の 後 に 必 要 な 手 助 け が で きず、 逆に助けられる側になってしまいます 4 ゆれの後、 危険に気づく □ むやみに屋外に飛び出すのは危険です。 落ち着いて避難通路を確保し、 館内放送の指示等を聞きましょう □ 火災の心配は?火災が発生し初期消火もできない場合には、 煙を避ける場所にすぐに避難しましょう □ 壊 れ た 壁 や 割 れ た ガ ラ ス が 落 ち て い な い で す か、 ケ ガ を し な い 対 策 は? 懐 中 電 灯、 ヘ ル メ ッ ト、 底 の 厚 い 靴、 軍 手などを備えておきましょう 防災週間中の訓練予定 三鷹キャンパス 平成 28 年 9 月 1 日(木)14 時から 15 時まで(予定) ◆各部署で実施する訓練 ◆自衛消防隊員 (本部隊・地区隊) 等の訓練 ①地震発生時の初動措置 (身体、 病棟等の安全確保) ①緊急招集 (本部の設置、 任務分担等) ②避難誘導 (避難経路の確認等) ②初期消火(消火器、消火用散水栓の放水<センター プラザ>) ③被害状況の報告 (病院災害対策本部に提出する) ④給食 〔炊き出し〕(自由参加 <センター プラザ>) 井の頭キャンパス 平成 28 年 9 月 1 日(木)10 時から 11 時まで(予定) ◆教職員、 自衛消防隊員等の訓練 ①地震発生時の初動措置 (身体、 校舎等の安全確保) ②避難誘導(各校舎等の避難経路の確認等、非常放送等) ③初期消火 (消火器、 屋内消火栓の放水) 災害に備える力を高めましょう 18 KYORIN GAKUEN (総務部 防火・防災管理者) 井の頭キャンパス建設募金 寄付者ご芳名一覧 杏林学園 50 周年記念 平 成 26 年 6 月 1 日 か ら 始 ま っ た 募 金 は、 平 成 28 年 6 月 30 日 現 在 ま で に 1,288 件 478,818,128 円 の 寄 付 を いただきました。 平成 28 年 5 月 1 日から 6 月 30 日までにご寄付いただいた個人、 企業・法人の皆様のご芳名 を掲載いたします。ご協力誠に有難うございます。 なお、ご芳名一覧は冊子のみの公表とさせていただいております。 井の頭キャンパス建設募金事務局 TEL :0120-50-1665(フリーダイヤル) 平日(月~金)9:00 ~ 17:00 mail:[email protected] KYORIN GAKUEN 19 5 月の理事会・評議員会 日 時 平 成 28 年 5 月 27 日 (金) 場 所 帝国ホテル 本館 2 階 牡丹の間 理事会 議案・報告 1 校舎面積の変更について 4 杏林学園職員就業規則の一部改正について 2 杏林大学学則の一部改正について 5 杏林学園職員賃金規程の一部改正について 3 杏林学園組織及び処務規程の一部改正について 6 会計監査人の委嘱について 理事会 議案・報告 1 平成 27 年度事業報告について 9 就職内定率について [報告] 2 平成 27 年度決算について 10 学事報告 (入学者数・国家試験結果) について [報告] 3 第 1 病棟 5 階改修工事について 11 大学認証評価の受審結果について [報告] 4 X線テレビシステムの更新について 12 国有地 (公務員宿舎跡地) の取得について [報告] 5 受水槽更新工事について 13 大学・各学部・各研究科の Policy の発表について [報告] 6 補助金の一部返還 (2 件) について 14 八王子杏会の処理について [報告] 7 井の頭キャンパス開設費用について [報告] 15 平成 29 年度の医師国家試験の対策と合格目標値 [報告] 8 八王子キャンパスの査定額と今後の同キャンパスについて[報告] 評議員会 議案・報告 1 平成 27 年度事業報告について 9 就職内定率について [報告] 2 平成 27 年度決算について 10 学事報告 (入学者数・国家試験結果) について [報告] 3 第 1 病棟 5 階改修工事について 11 大学認証評価の受審結果について [報告] 4 X線テレビシステムの更新について 12 国有地 (公務員宿舎跡地) の取得について [報告] 5 受水槽更新工事について 13 大学・各学部・各研究科の Policy の発表について [報告] 6 補助金の一部返還 (2 件) について 14 八王子杏会の処理について [報告] 7 井の頭キャンパス開設費用について [報告] 15 平成 29 年度の医師国家試験の対策と合格目標値 [報告] 8 八王子キャンパスの査定額と今後の同キャンパスについて[報告] 6 月の理事会 日 時 平 成 28 年 6 月 20 日 (月) 場 所 杏林大学三鷹キャンパス 図書館棟 6 階大会議室 理事会 議案・報告 1 寄 附 行 為 第 6 条 第 1 項 第 7 号 理 事 の 辞 任 に 伴 う 後 任 者 の 選 2 役職規程等に基づく大学役職者の選任について 任について 寄付金申込者芳名 5 月分 このたびは本学園の募金事業等にご理解をいただき、多大なるご支援を賜り誠にありがとう ございます。皆様からのご寄付はご芳志に沿って、有効に活用させていただきます。 ◆寄付金寄付者芳名 研究寄付講座 金 15,000,000 円 バイオトロニックジャパン㈱ 様 医学部 奨学寄付金 匿名寄付 7 件 12,400,000 円 泌尿器科学、 多発性嚢胞腎研究講座、 衛生学公衆衛生学、 皮膚科学、 整形外科学、 脳神経外科学、 産科婦人科学 20 KYORIN GAKUEN 学園関係著作物の紹介 ◆ ◆ ◆ レッドチーム思考 組織の中に「最後の反対者」を飼う 翻訳者 関 美和 杏林大学外国語学部英語学科 准教授 出 版 文藝春秋 定 価 2,052 円 発 行 2016 年 6 月 23 日 頁 数 380 ページ TED TALKS スーパープレゼンを学ぶ TED 公式ガイド 翻訳者 関 美和 杏林大学外国語学部英語学科 准教授 出 版 日経 BP 定 価 1,995 円 発 行 2016 年 7 月 15 日 頁 数 352 ページ 新 聞 ・ 雑 誌 ・ テ レ ビ な ど マ ス コ ミ の 取 材 を 受 け、 テ レ ビ に 出 演 し た り あ る い は 記 事 に 掲 載 さ れ た 教 職 員 の 皆 さ ま を ご 紹 介 し ま す。(広 報 ・ 企 画 調 査 室 で 把 握 し た も の を 掲 載 し て い ま す) 教職員メディア情報 上野景文 ミカ ゼンコ著、関美和翻訳のビジネス書。会社、組織、トップの意向、昇進・ 人事など組織を運営するにあたりアメリカの諜報機関や軍で採り入れられて いる「レッドチーム」と呼ばれる考え方を紹介。 目次 ■はじめに 組織には「悪魔の代弁者」が必要だ ■第 1 章 組織の硬直化を打ち破る六つのルール ■第 2 章 軍がレッドチームを制度化した ■第 3 章 前提条件を逆転させる ■第 4 章 もし自分がテロリストだったらどう考えるか ? ■第 5 章 会社の中にレッドチームを持つ ■第 6 章 レッドチームの誤った使い方 クリス・アンダーソン著、関美和翻訳のビジネス書。ケリー・マクゴニガル、 ビル・ゲイツ、アル・ゴア、ケン・ロビンソンなどが登場し、世界中が注目 するカンファレンス「TED」の代表者クリス・アンダーソン氏が、忘れられ ないプレゼンを生み出す舞台裏とノウハウを解説する初の公式ガイドブック。 ■ TED のノウハウを代表自ら解説 ! プレゼンの天才のように見える TED 登壇者も、実は TED スタッフからのアド バイスをもとにリハーサルを重ねている。具体的な 21 のノウハウを解説。 ■絶対に失敗する「やってはいけない NG」も教えます 著者がプレゼンの途中で割って入った TED トーク、酷評を受けてネットで公 開しなかった TED トークの例も登場する。プレゼンで絶対にしてはいけない ことも紹介。 雑誌 「星座」 2016 年 4 月号の連載 「ことばを巡る四方山話」 で、 漢字に対する日韓の姿勢の違いについて随筆 特任教授(外国語学部)かまくら春秋社 2016 年 7 月号の連載 「ことばを巡る四方山話」 で、「思う」 という表現について随筆 金田一秀穂 企画コーナー 「父の教え」 で、 父が物事を知ることの楽しさを教えてくれたと思い出を振り返る 外国語学部教授 5 月 25 日 産経新聞 5 月 26 日 読売新聞夕刊 コラム 「オトコの別腹」 で、 おいしい水羊羹について語る 田久保忠衛 5 月 23 日 杏林大学名誉教授 国家基本問題研究所 Web サイト て論説 「JINF 今 週 の 直 言」 で、 台 湾 新 総 統 就 任 に 関 し て “ 自 然 体 で い な し た 「92 年 合 意」” と 題 し 5 月 30 日 産経新聞 6 月 9 日 時事通信社 オピニオンコラム「正論」の中で、“ 同盟不要論に日本は耐えうるか ” と題して論説 「コメントライナー」 で、“ 最大の 「孤立主義」 は日本 ” と題して論説 6 月 9 日 朝雲新聞 7月4日 コラム 「春夏秋冬」 で、“ 米全体が 「内向き」” と題して論説 「JINF 今週の直言」 で、“ 米欧の社会不安がもたらす国際秩序の新局面 ” と題して論説 国家基本問題研究所 Web サイト 7 月 11 日 「JINF 今週の直言」 で、“ 大政治家か否かは改憲姿勢で分かる ” と題して論説 国家基本問題研究所 Web サイト 7 月 13 日 産経新聞 オピニオンコラム 「正論」 の中で、“ 日本が警戒すべき 「米欧の病」” と題して論説 月刊 Hanada 8 月号 緊急寄稿 “ 日本会議への誹謗・曲解を正す ” と題して、 日本会議への批判に反論 月刊 Will 緊 急 特 集 「無 礼 千 万、 中 国 軍 艦!」 で、“ 中 国 の 野 望 を 砕 く 日 米 同 盟 ” と 題 し た 対 談 が 掲 載 8 月号 される 7 月 15 日 交詢社主催の第 8 回フォーラムで、 「 東アジアの安全保障と日本」をテーマにした対談で、“ 一 産経新聞 国主義 改めるべきだ ” などと発言 KYORIN GAKUEN 21 東原英二 5 月 27 日 連載コーナー「医療ルネサンス」で、多発性嚢胞腎を患う男性に新薬の治験を勧め、その治療の様 医学部特任教授 読売新聞 子が全 5 回に渡って掲載される 木暮健太郎 広報はちおうじ 6 月号 特集 18 歳選挙権「一票に未来を託して」で、好奇心と決断する勇気をもって投票に臨んでもらいた 総合政策学部准教授 いと語る 6 月 29 日 選挙権年齢が 18 歳以上に引き下げられたことを受け、選挙啓発の動画を木暮ゼミの学生と羽村市選 読売新聞 挙管理委員会が共同で制作したことが紹介される 6 月 30 日 毎日新聞 木暮ゼミの学生が主体となり、1 ~ 2 年生を対象に学内で模擬投票を行った様子が紹介される テレビはむら 羽村市 Web 杏林大学 6 月 8 日 教育學術新聞 第 6 回 AP ラ ウ ン ド テ ー ブ ル が 井 の 頭 キ ャ ン パ ス で 開 催 さ れ、 連 携 高 校 と 活 発 な 意 見 交 換 さ れた様子が紹介される 6 月 23 日 読売新聞 総合政策学部の学生 2 名が、18 歳選挙権に関するインタビューに答えた内容が掲載される 古賀良彦 6 月 11 日 “ 大流行 「大人のぬりえ」 の癒やし効果 ” と題して解説 杏林大学名誉教授 PRESIDENT Web 版 神﨑恒一 7月8日 生 活 実 用 番 組 「団 塊 ス タ イ ル」 で、“ 認 知 症 チ ェ ッ ク リ ス ト を 活 用 ” と 題 し て、 も の 忘 れ や 医学部教授 NHK E テレ 認知症の可能性を推測できるチェックリストを、 家庭で賢く活用する方法について解説 山口芳裕 6 月 15 日 2020 年の東京五輪では高温多湿の気象により救急搬送される観客が激増し、消防の負荷が 3%増加 医学部教授 産経新聞 するという推計をまとめたことが取り上げられる 宮崎 泰 7 月 11 日~ 15 日 医学部講師 ラジオ日本 皿谷 健 6 月 20 日 名古屋恵美子 患者支援センター係長 医学部講師 マイナビ DOCTOR 松村讓兒 5 月 31 日 医学部教授 YOMIURI ONLINE 杏林大学病院 7月3日 丸山啓介 7 月 17 日 「健康 知りたい話」で、パーキンソン病の治療等について解説 ドクター紹介のインタビューを受け、掲載される 「終活」ブームの中の誤解により増え続ける献体の実態について解説 「病院の実力」で、大人の心臓病治療実績が掲載 読売新聞 認知症のような症状を呈する慢性硬膜下血腫について解説 医学部学内講師 日本経済新聞 馬田啓一 7 月 19 日 杏林大学名誉教授 WEB コラム「世界経済評論インパクト」 ” 世界の「鉄冷え」の元凶は中国 ” と題して、鉄鋼の過剰生産問題をめぐる米中摩擦について解説 月刊「国際問題」 ” ポスト TPP とアジア太平洋の新秩序:日本の役割 ” と題して、新たな通商秩序の構築をめぐる米中 6 月号 の対立と日本の役割について論説 菊池俊暁 7 月 11 日~ 14 日 医学部講師 NHK E テレ 「きょうの健康」で、うつ病の症状や治療法などについて解説 跡見 裕 7 月 22 日 対談番組「こんにちは!鶴蒔靖夫です」で、井の頭キャンパス開設に伴う新しい教育方針やグロー 杏林大学学長 ラジオ日本 バル教育と地域貢献、2018 年問題など未来を見据えて、本学の進むべき道などについて語る ◇ お 願 い◇ 広報・企画調査室を経由せずに、 取材や出演を直接受けられた場合は、 広報 ([email protected]) までご連絡下さい。 発 行 平 成 28 年 7 月 29 日 あんず編集委員会 東 京 都 三 鷹 市 新 川 6-20-2 連 絡 先 ℡ 0422-44-0611 杏林大学広報・企画調査室 22 KYORIN GAKUEN
© Copyright 2024 ExpyDoc