パートナーズ通信(H27.3月号) - 社会保険労務士法人 事業創造

はたらく人びとの絆を大切にするあなたへお届けするニュースレター
パートナーズ通信
2015 年 3 月 2 日
2015 年 3 月号
Vol.19
代表の渡辺です!
塚田です
4月からの対応がまだお済みでない企業様は、お早
目の対応をお願い致します。
※労働条件通知書の書式など、ご不明な点は弊社ま
でお問い合わせください。
迫る!マイナンバー対応
弊社で担当させていただいたインターンシップ生への研修風景。
今年 10 月から世帯ごとにマイナンバーの「通知カー
『持ち味カード』を使って、自分の持ち味を知る自己分析とインターン
ド」が発送されます。
中の実践目標の設定を行い、事後にどれくらい実践できたかを検証
してもらいました。カードを使用して「見える化」することで、より伝わり
企業の対応としては、この通知カードに記載されてい
易くなりました。配属後も、ぜひ活かしてほしいです。
る 12 ケタの個人番号を、従業員から収集する必要が
あります。(扶養家族分も必要)。通知カードの番号が
4月からの改正パートタイム労働法
~対応はお済みですか?~
改正パートタイム労働法が来月 4 月 1 日から施行されます。
改正により、パートタイム労働者からの相談に応じる体制の
正しいかどうかの確認とともに、本人のなりすましを
防止するために、合わせて本人確認書類(免許証等)
による身元確認もしなければなりません。(扶養家族
の本人確認は一部不要)
整備と、パートタイム労働者への相談窓口の明示が追加さ
れます。
通知カードが発送されるまで(10 月)までに、
☆マイナンバー制度に関する従業員への周知(教育)
① 「相談窓口の設置」とは
パートタイム労働者の雇用の改善に関する相談に対応す
る窓口です。組織として対応しても、個人として対応してもか
☆人事・総務部門では、マイナンバー収集方法、収集
業務の流れの作成
に対応しておく必要があります。
まいません。相談担当部署や相談担当者を定めたり、事業
主自身が窓口となることも可能です。外部に委託して窓口
を設けることもできます。
② 「相談窓口」の文書での明示
現行では、労働契約を結ぶときに文書で明示する事項と
して、「契約期間」「有期労働契約を更新する場合の基準」
「仕事をする場所と仕事の内容」「就業・終業の時刻や所定
時間外労働の有無、休憩・休日・休暇」「賃金」「退職に関す
・雇用保険取得等手続では平成 28 年 1 月から、社会
保険は平成 29 年 1 月から、また平成 28 年の年末調
整では全従業員および扶養家族のマイナンバーを各
書式に記載する必要があります。(書式も変更します)
・またマイナンバーについては、漏えい等の場合の罰
則が個人情報保護法よりも厳しく定められており、よ
り厳格な取扱いが必要となります。
る事項」等、通常の労働者にも労働条件の明示が義務付け
られている項目に加え、パートタイム労働法では「昇給の有
無」「退職手当の有無」「賞与の有無」を明示することが義務
となっていました。
※ご参考にしてください
「内閣官房 マイナンバー社会保障・税番号制度」HP
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/
改正後は、上記3つに加え、「相談窓口」が追加されます。
☆人事労務のご相談 ☆就業規則作成 ☆労働・社会保険手続代行
☆助成金申請代行
発行者: 社会保険労務士法人 事業創造パートナーズ 渡辺 稔・塚田 由起子 (毎月1回発行)
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