地域農業の魅力を 発信していきたい 岩渕高雄さん

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地域農
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き
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高
渕
岩
見附市鳥屋脇町で就農して 2 年目の岩渕高雄さ
んを紹介します。
岩渕さんは、それまで勤めていた会社を平成24
年に退職し、村上市の農業法人で 1 年間研修した
後、専業農家である自家に就農しました。
次男として生まれたこともあり、子供の頃は自
分が農業を継ぐとは考えておらず、一度は農業以
外の仕事に就いたのですが、休日等に農作業を手
伝う中で農業に魅力を感じ、自らが経営主として
やっていきたいと考え、就農を決断したそうです。
就農後は、指導農業士である父親から栽培技術
や経営管理について学び、現在では自らが経営主
として水稲約12ha の経営を行っています。ニュー
農業塾や農業ビジネス塾等普及指導センター主催
おいしいお米作りに取り組む岩渕さん
の研修会の他、農業大学校やJA等が開催する研
修会にも積極的に参加し、技術や知識の習得に大
今後の抱負を聞くと、「地域の農地を守りなが
変意欲的に取り組んでいます。
ら、雇用もできるような力強い経営を目指してが
また、岩渕さんも参加する鳥屋脇生産組合が取
んばっていきたい。」と語ってくれました。
り組む「コシヒカリオーナー制度」では、県内外
長岡農業普及指導センターは、岩渕さんが地域
の方を対象に、春夏秋の年 3 回、田植えや稲刈り、
の若手農業者のリーダーとして活躍されることを
野菜の収穫等の体験指導を行うとともに、収穫し
期待し、これからも関係機関と連携して支援を
た農産物を一緒に食べるなど、消費者との交流も
行っていきます。
積極的に行っています。
【長岡農業普及指導センター 小見 朋子】
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