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内 容
学力格差は超えられるか ― 教育心理学からの挑戦 ―
日 時/2015年12月5日㈯ 13:30∼17:00(13:00受付開始)
会 場/東京大学経済学研究科棟 地下1階 第1教室
2000年前後に起こった学力低下論争においては,近年我が国において学力低下が進行して
いるというだけでなく,学力格差が広がっているという指摘がなされた。その後,教育行政や
学校では学力向上策がとられるようになっている。しかし,日本の教育はそれほどうまくいっ
ていると言えない。全国学力調査では,A問題(基礎基本)は比較的良好なものの,B問題(活
用力)の成績は低いと言われ続けている。日本の小中学生は暗記や習熟で解ける課題の成績は
よいが,あいかわらず文章題の成績は低く,論理力や表現力が欠如していることが明らかに
なっている。また,都道府県格差は縮小しているというが,どういうやり方で向上させるかに
大きな違いがあり,授業改善よりも,過去問対策やドリル中心の指導を強調している自治体も
あるようだ。さらに,教育社会学者からしばしば指摘されるような,保護者の社会階層,地域
の経済的・文化的条件に基づく学力格差については,十分な対策がとられておらず,将来の学
力基盤を築けるかどうか疑問である。このシンポジウムでは学力向上,さらには学力格差への
対処をめざす教育改革を例にとりながら,教育心理学の役割を考えていきたい。
参加方法
無料でどなたでも参加いただけます。直接会場までお越しください。
事前参加申込みもできます。参加を希望される方は,以下の申込みフォームまたはFAX
でお申込みください。
▼申込みフォームの場合
以下にアクセスしてお申し込みください。
https://goo.gl/qgrxjZ
▼FAXの場合
以下の内容を明記の上,お申し込みください。
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3)当日の連絡先(差し支えなければ)
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