平成２６年度　上半期の教育活動を振り返って福島県立湖南高等学校長　向暑の候、保護者の皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。また、日頃より本校の教育活動に対しましてご理解とご協力を賜り心より感謝申し上げます。今年度も「生徒一人一人を大切にし人間性の育成や能力の伸長のもと、地域社会から信頼される学校づくり」を重要努力目標に掲げ、教職員一同目標実現に向けて努力しているところです。さて、上半期の教育活動を振り返り、全校生徒及び教職員を対象にアンケート調査を行いました。つきましては、今回の調査結果を保護者の皆様にお知らせします。【上半期　学校評価アンケート結果】生徒（％）重点１教員（％）肯定的評価（Ａ＋Ｂ）昨年度上半期肯定的評価（Ａ＋Ｂ）昨年度上半期 1 学校生活に満足しているか 89.2 77.6 100.0 95.2 2 コース別少人数授業は分かりやすいか 91.7 80.8 95.2 90.5 3 朝の学習により学力が向上したか 77.5 62.4 90.5 81.0 4 授業は分かりやすいか 88.3 84.8 90.0 90.5 5 まじめな授業態度であったか 68.3 72.8 90.0 85.7 6 家庭学習に取り組んだか 61.7 76.8 25.0 9.5 7 個に応じた進路指導がなされたか 86.7 84.8 76.2 90.5 8 進路に関する行事がなされたか 91.7 81.0 90.5 9 きちんとした挨拶を行っているか 94.2 86.4 95.5 10 学校の決まりや社会のルールを守ったか 84.2 77.6 81.8 11 きちんとした服装や頭髪ができたか 81.7 77.6 81.8 85.7 12 部活動に熱心に取り組んだか 70.8 57.6 54.5 66.7 13 読書の習慣がついているか 35.8 20.0 66.7 57.1 14 毎日の清掃活動に努力したか 90.0 76.8 81.8 85.7 59.2 60.0 60.0 62.4 95.5 100.0 72.7 100.0 重点２重点３ 15 『湖南高校だより』『保健だより』を読んでいるか 16 保護者へ学校の連絡文書を渡しているか 17 『湖南高校だより』『保健だより』が学校の状況を伝えているか 18 学校ＨＰが学校の情報を伝えているか【アンケート結果分析】今回のアンケート結果から、次のようなことが読み取れました。 ① 生徒の学校生活の満足度が昨年度よりも大きく増加しています。 ② コース別少人数授業が分かりやすいという生徒が増加しています。 ③ 朝の学習によって学力向上したという生徒が増加しています。 ④ 授業が分かりやすいという生徒が増加しています。 ⑤ 授業態度・家庭学習が不十分という生徒が増加しています。 ⑥ 家庭学習がなされているという教員が増加したが、まだ２５％に過ぎません。 ⑦ きちんとした挨拶がなされているという生徒が増加しています。 ⑧ 学校に決まりを守り、きちんとした服装頭髪をしているという生徒が増加しています。 ⑨ 部活動に熱心に取り組んだという生徒が増加しています。 ⑩ 読書の習慣がついたという生徒が増加しています。 ⑪ 毎日の清掃活動に取り組んでいるという生徒が増加しています。 ⑫ 保護者への連絡文書を渡しているという生徒は６０％程度のままでした。【下半期に向けて】今回のアンケート結果を踏まえ、さらに次のような点を重点事項として取り組んでいくことを考えております。 ①分かりやすい授業の工夫と実践をめざして、授業研究週間などの公開授業を積極的に行っていく。 ②生徒の授業を受ける態度の育成をめざして、日頃からのチェック指導など継続して行っていく。 ③基礎学力テストなどの分析を丁寧に行い、家庭学習を定着させるような方策を検討し実践していく。 ④進路意識の高揚を図り、若い年齢層の湖南高校卒業生に来校してもらい、座談会を開くなどして在校生の啓発を促す。 ⑤様々な検定試験に積極的に取り組ませ、自信を持って進路決定の時期に進めていきたい。 ⑥毎月の登校指導を通して、きちんとした服装頭髪をして生活するように継続して促していく。 ⑦機会あるたびに、挨拶の大切さを呼びかけ、コミュニケーションの基本を定着させる。今年度も昨年度に続き、落ち着いて生活している生徒が多くなり、あいさつや服装、授業態度についても良くなっています。こうした点をさらに継続して、二学期以降の教育活動に取り組んで参りたいと思います。夏休みは課外学習・家庭学習や部活動において生徒達の飛躍が期待される重要な機会です。一方、生活リズムが崩れやすい時期でもあります。この休みが、有意義なものになるよう保護者の皆様のご協力を宜しくお願いします。