活動記 - 女子カート部(JKB)

♦フジ86スタイルwithBRZ、〈86/BRZ Fuji Green CUP〉で優勝!
Vol.51
LOVE EARTH, LOVE SPEED.
活動記
♠ホームラン王、山﨑武司さん GR86/BRZレースでレーサーデビュー
8月3日、富士スピードウェイで開催された〈フジ86スタイルwithBRZ〉、来
周りからは「 エコドライブ、うまいね 」とお褒め頂きましたが、これはこれまでJ
場者数約1万人、現行86が2000台、BRZが800台、EA86が700台と、衰
えを知らぬ86人気と昨今の自動車業界の好調ぶりやモータースポーツ熱の高ま
りが相まって、大変熱気溢れるイベントになりました。私のGR86/BRZレース
をサポート頂いている京商さんのブースには〈KYOSHO JKB86〉
2014が展
示され、また同モデルの1/64、1/43スケールのダイキャストモデルの発売
KBで出場した4ストカート耐久レース〈K-TAI〉や非力なレンタルカートを走らせ
るために身についたもので、運転というものはどんなカテゴリーであっても応用
が出来るものだなぁと改めて感じました!このレースの模様はTV
「 モーターゲーム
ス」(Jスポーツ3、毎週月曜21時~)
でも紹介されますので、ぜひご覧下さい。
塚本奈々美
も発表されました。
そんな中、私は初開催の〈86/BRZ Fuji Green CUP〉に〈XaCAR86 &
BRZマガジン〉チームから出場、このレースは90分で4回のドライバー交代が求
大柄なホームラン王というイメージ
とはうらはらに、謙虚にモータース
ポーツに挑もうという姿勢、さすが
に野球界でトップを極めた器の大き
さを感じました。
7月26日、セパ両リーグホームラン王の山﨑武司さんが、私も参戦しているGR86/BRZ
レース第6戦でレーサーデビューを果されました。もともとメディア取材が多いこのシリーズ戦
ですが、今回はいつにも増してTV局のカメラが多く、その晩のスポーツニュースでも大きく取
り上げられていました。こうして、球界のトップスターが大人気の86レースに挑むことで、一
般の方々のモータースポーツへの関心が高まるのは大歓迎ですね。
山﨑選手はもともとクルマやラジコンがお好きとは伺っていましたが、そのデビュー戦は90
台ものエントリーがある中、走る度にタイムを更新され、B決勝で30位という結果、さすがにトッ
プアスリートだなと感心することしきりでした。
お疲れな中でも終始にこやかにインタビューに応
じて頂きました
められ、優勝チームを決める採点方法が非常に面白く、順位、周回数、燃費を
ポイント化し、総合ポイントを争うルールです。そこで、ピットイン・アウトを計
算に入れた1周のタイムと燃費、スムーズなドライバー交代のためにピットとドラ
イバーは常に無線で繋がり、走行中の状況や運転データを交信し合い、
ドライバー
交代直後から理想の燃費とペースを保つ作戦を取りました。私はシンプルで無駄
のない走行を心がけ、路面の僅かな傾斜を利用し最低限のブレーキング、少な
いアクセル量で加速する方法で燃費を稼ぎ、2番手とチェッカードライバーを務
めました。
参加25チームの中にはメディアチームも多く、またD1GPで86を駆る織戸学
選手、野村謙選手、日比野哲也選手などトップドライバー、そして86を開発さ
れたトヨタの技術チームをも抑えての総合優勝+特別賞( 優秀周回数賞 )のダブ
ル受賞は大変意義がある結果であり、大満足のレースでした。
私がGR86/BRZレースに
参戦する〈KYOSHO JKB
86〉2014実車が展示され、
1/64と1/43スケールの
ダイキャストカーの発売も発
表されました
同時に「 自分はドライバーとしては1年生なので、まずは業界のしきたりや礼儀・マナーを勉
強したい 」と真摯に新しい挑戦に向き合い、またデータを駆使したイメージトレーニングを取り
入れているなど、今後の山﨑選手の活躍に私も注目したいと思います。もちろん、同じシリー
ズ戦を走る私としても頑張って行きたいと思います。
♥K4-GP=JKBの4輪ステップアップに最適レース
今回紹介しているGR86/BRZレース第6戦、フジ86スタイルともに富士スピード
ウェイで開催されたレースですが、女子カート部(JKB)
としては毎年夏に富士で開催さ
れるK4-GP10時間耐久レースもJKBの4輪ステップアップに最適なレースとして注
目、今年は8月14日に開催され、JKB6期生の今橋彩佳が私と一緒に〈ビート773号 〉
を駆りました。
ドリフトからクルマに興味を持ち始めた19才の彩佳、JKB入部後はカートの練習にも
熱心で、今季は電動カートのERKカップジャパンにもシリーズ参戦中ですが、今回は
初の4輪での国際サーキット、100台を超える中で、決められた燃費を守りながら周回
を重ね、大変よい経験が出来たと思います。
今こうした軽耐久レースは日本全国のサーキットで繰り広げられ、大いに盛り上がりを
見せています。免許取り立てのカーターの皆さんも、こういったレースで経験を積んで
ステップアップに繋げるのも1つの手ではないでしょうか?是非挑戦してみては?
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ふたつの773マシン:
〈KYOSHO JKB86〉2014とK4-GP
出場マシン〈ビート773号 〉の2ショット、そして私と彩佳
(右)
グリーンカップには山﨑武司さんや織戸学さんら豪華なメンバーが参加、大変華やいだ雰囲気の中で行われました
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