2014JRC 2014年全日本ラリー選手権ダイジェスト

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第7戦ラリー北海道/10.大ベテランJN6クラスの大嶋治夫組は堅実な走りを見せてサバイバルな一戦を2位でフィニッシュ。
11.期待の若手の一人、JN3クラスの石川昌平組は2位でフィニッシュ。12.21.JN5クラスは鎌田卓麻組BRZが4連勝を飾って
タイトルをたしかなものに。13.14.開幕から無敵の強さを見せているJN3クラスの天野智之/井上裕紀子組は7連勝でタイト
ルを確定。次戦からはヴィッツターボを駆る予定だ。15.昨年は勝利を目前にしながらタイヤバーストに泣いた奴田原文雄だっ
たが1年ぶりにリベンジを達成。16.17.サービスやスタート&ゴールの会場となった帯広市の北愛国交流広場は今年も大勢の
ギャラリーが詰めかけた。18.くまモンカラーで走るJN1の高篠孝介組は2戦連続で2位を獲得。19.20.九州の大ベテラン中西
昌人/美野友紀組はすっかりお馴染みとなったくまモンカラーのイエローのストーリアでシーズン2勝めをマーク。
でもポイントの稼ぎどころとなるラリーで
の2WDのRN, RJ, RF, AE車両(RX-8、ス
もあるのだ。
トーリア)
今年の全日本ラリー選手権は以下の6ク
RN、RJ、RFというのは車両の改造範囲
ラスに分かれる(※車名は主な参加車種)
。
を示すもので、年式の制限が加わることも
JN6クラス=3,001cc 〜のRN, RJ車両
ある。RPN車両は今年から新設された車両
(ランサーエボリューション、インプレッサ
区分で、比較的ノーマルに近い車両を対
WRX)
、JN5クラス=1,501 〜 3,000ccの
21
アジ・パシでも日本勢が大活躍!
APRC 通称アジパシの一戦でもラリー北海道
は国内唯一の国際格式ラリーイベントでもある。
インプレッサの後継モデル WRX S4をデビュー
させた柳澤宏至組(写真 23)は APRC 部門2 位
に入り、同じキャロッセチームのチームメイトで
ある炭山裕矢組(写真 22)もGRBインプレッ
サで同部門3 位に入った。また今年も4ドアイ
22
ンプレッサでスポット参戦した新井敏弘組は見
事に総合 2 位を獲得した(写真 26)
。
総合とAPRC 両部門でトップに輝いたのは昨
年のヨーロッパラリー選手権(ERC)のチャン
ピオン、ヤン・コペッキーがドライブしたシュコ
ダ・ファビアS2000(写真 24, 25)
。その圧倒
的なスピードを日本のファンの前で見せつけた。
24
25
象としたクラス。
RN, RJ車両(86/BRZ、ブーンX4、カロー
ランサー、インプレッサといった海外の
ラレビン)
、JN4クラス=1,601〜 2,000cc
ラリー選手権で活躍中の2リッターターボ
の2WDのRPN車両(86/BRZ)
、JN3クラ
4WDが競うJN6クラスは全日本最速のク
ス=1,401〜1,500ccの2WDのRN, RJ, RF,
ラス。ここ数年は、インプレッサマイスター
AE車両(ヴィッツ、デミオ、スイフト)
、JN2
として知られる勝田範彦が、ランエボマイ
ク ラ ス= 〜 1,600ccの2WDのRPN車 両
スター奴田原文雄との熾烈な戦いを制し
(ヴィッツ、スイフト)
、
JN1クラス=〜1,400cc
て4連覇中だが、今年はPWRC(プロダク
26
23
サーキットトライアルを知ってますか?
〜 B ライモータースポーツの基礎知識① B ライ競技のカテゴリー〜
Bライセンスで参加できるモータース
ポーツというと、本誌でも紹介しているラ
リー、ジムカーナ、ダートトライアルがそ
の代表格だが、他にもBライで楽しめる競
技がある。
「サーキットトライアル」
(写真左)はその
名の通り、レーシングコースで行われるタ
イムトライアル。1回15 〜 20分のタイムア
タックを2回行って、そのベストタイムを競
う。レースの予選をイメージしてもらうと分
かりやすい。サーキットが舞台だがレース
をするわけではないのでBライセンスで
ドライビングとセッティングが求められる。
走行会だけではもの足りない、同じよう
な性能のクルマに乗るドライバー達と腕試
ししたい、またレースに出るためにサー
キット走行に慣れておきたいという人には
オススメの競技だ。今年からJAFの地方選
手権もかけられるようになった。
「オートクロス」
(写真右)はダートコー
スで抜きつ抜かれつのバトルを楽しめる競
技。国内唯一のオートクロス公認コースで
ある長野県のモーターランド野沢でシリー
ズ戦が行われている。改造範囲も広く、参
OKなのだ。
通常はクルマの性能差がつかないように、
クラス分けがなされており、イコールコン
ディションのもとで、自分のサーキットドラ
イビングテクニックを存分に発揮できる。
同じサーキットでも季節が違えば路面温度
やグリップも変化するため、上級者となれ
ば、それぞれのコンディションに合わせた
加者達はナンバーの切れた競技車両をオー
トクロス仕様に仕立てて競技を楽しんでい
る。安い中古車両を見つけられればリーズ
ナブルに楽しめる競技だ。
またドリフト競技も昨年からJAF公認競
技となった。従来のタイムトライアル競技に
はなかった、技を競うというスタイルはモー
タースポーツ界に新風を送り込んでいる。
ションカー世界ラリー選手権)を2度制し
イヤを得た勝田が序盤から奴田原に食ら
ている新井敏弘が全日本に復帰。開幕戦
いついてシーソーゲームを展開。決着は最
から三つ巴のバトルを展開してきた。
終日日曜にもつれ込むかと思われたが、土
第5戦モントレーを制した勝田が、得意
曜夕方のステージで、勝田のインプレッサ
とする舗装の第6戦丹後半島ラリーにもそ
は石をホイールが噛んだことからタイヤ
の勢いを持ち込むかと思われたが、ドライ、
バースト、ブレーキトラブルを招いてコース
セミウェット、ウェットと目まぐるしく変わる
オフ。脱出に手間取り、致命的なロスを喫
コンディションにADVANタイヤがマッチし
してしまい、奴田原が2連勝。5年ぶりの王
た奴田原が序盤からラリーをリード。その
座奪回が見えてきている。
まま逃げ切って今季3勝めをマークした。
その他のクラスではJN5クラスの鎌田卓
注目の新井は1日めにウェット路面でコース
麻(BRZ)
、JN3クラスの天野智之(ヴィッ
オフ。クルマを痛め、リタイヤとなるが、続
ツ)
、
JN1クラスの中西昌人(ストーリア)が
くラリー北海道はAPRCへのエントリーと
2戦を残してチャンピオン確定という見通
なるため、チャンピオンの可能性は事実
しとなったが、新設のJN4、JN2の2クラス
上、消滅した形となった。
は、舗装が続く終盤2戦に雌雄を決する形
そのラリー北海道は奴田原が得意とす
となっている。最後まで目が離せない展開
る一戦。しかし今年はDUNLOPのNEWタ
となりそうだ。
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